プロ2人が選んだ「おすすめ定期保険ランキング」7選。プロが教える「定期保険の選び方」

プロが教える「定期保険の選び方」

FP キムラミキ
定期保険を選ぶときには、損得ではなく、目的に合わせて選ぶという観点が大切

定期保険のイメージとして、「掛け捨ての保険だから損」と考えている方も多いのではないでしょうか。確かに、定期保険は、保障期間が一定期間であり、保障期間が満了すると保障を受けることができません。しかし定期保険は、一定期間しか保障期間がない代わりに、一生涯保障を受けられる終身保険よりも割安な保険料で加入することができます。損得ではなく、目的に合わせて選ぶという観点が大切です。賢く定期保険を活用することで、保険料負担の軽減につなげられる可能性があります。

鳥取・女性・43歳
業務歴:11年
得意分野:住宅ローン相談、家計相談、保険相談、ライフプランニング、教育資金相談、老後資金相談
資格:AFP、宅地建物取引士、社会福祉士

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賢い選び方

必要な死亡保障は、ライフスタイルや世帯構成、保障の目的などによって異なります。定期保険は、例えば、教育費に対する保障など、一定期間だけ保障が必要であるものに対して適しています。

まずは、ご自身の状況に合わせて、どのような目的でどれくらいの期間、保障を準備する必要があるのかを考えることが大切です。

例えば、一般的な定期保険で死亡保障を準備するのが適しているものの一例として、以下のようなものが考えられます。

・教育費に対する保障

お子さんの誕生から社会人として独立するまでの期間中に想定される教育費総額、または大きく費用がかかるといわれる高校卒業後の進学費用

・カーローンなどの借入金に対する保障

団体信用生命保険による保障のない借入金

定期保険の保険期間

保険期間には、「年満了」と「歳満了」があります。

「年満了」は、10年、15年といった年単位で保険期間を設定します。

「歳満了」は60歳、65歳までなど、被保険者(保険の対象となる方)の年齢で保険期間を設定します。保険会社によって、設定できる保険期間は異なりますが、目的や保障が必要な期間に合わせて、保険期間を年単位で細かく設定できる商品もあります。

定期保険の貯蓄性

定期保険は、貯蓄性が低いという面があります。ただし、冒頭でもお話しした通り、定期保険を選ぶ際、損得ではなく、目的に合わせて選ぶという観点が大切なので貯蓄性に着目する必要性は低いでしょう。

ちなみに、保険会社によっては、100歳満了など、長期の保険期間を設定できる定期保険を扱っている場合もあります。長期の保険期間の定期保険であれば、貯蓄性を有している場合もあります。

定期保険の種類

定期保険は、更新型と全期型に大別されます。

・更新型

更新型は、契約時に保障期間を設定し、原則として一定年齢まで同一の保障内容が自動更新されます。更新時の年齢で保険料が再計算されるため、更新ごとに保険料負担は重くなります。また更新可能年齢は、保険会社によって決められており、その年齢以降の更新はできません

保障が必要な期間が不明であるという場合には、更新型を活用するのもよいでしょう。注意したいのは、先述のとおり、同一内容のまま自動更新をすると、更新ごとに保険料負担は重くなる点です。ただし、必要に応じて保険金額の見直し(減額)を行うメンテナンスを行えば、保険料負担の増大を抑えることは可能です。

 ・全期型

全期型は、契約時に設定した保障期間満了後の自動更新はされません。なお保障期間中の保険料は一定です。そのため更新型よりも、全期型の方が保険料総額は低くなります。

また、全期型には、逓減(ていげん)型(逓減定期保険・収入保障保険)もあります。文字通り、保険期間中、保険金額が逓減(次第に減少)する定期保険です。

逓減定期保険は、被保険者(保険の対象者)の死亡時に対応する保険金額が一時金で支払われます。一方、収入保障保険は、契約時に決めた一定額が毎月または毎年、保険金として支払われます。

※収入保障保険の活用例

夫婦と長男3歳(妻は専業主婦)の世帯で、夫が死亡した場合、長男が18歳になるまでの15年間、毎月10万円の生活費の保障が必要であるケースを考えてみましょう。

長男3歳時点での必要保障総額は1,800万円です。しかし、1年間夫が保険金の支払事由に該当しなければ、長男4歳時には1年分の保障額(120万円)が不要となり、必要保障額は1,680万円となります。つまり、必要保障額は年々減少していきます。

このような場合に、保険期間15年、年金月額10万円と設定した収入保障保険に加入すれば、妻は夫死亡時から保険期間満了時まで毎月10万円を受け取ることができます。以下は、ある保険会社の保険料例(30歳男性)ですが、保険の種類によって、同じ保険金額でも保険料が大きく異なります。目的や保障が必要な期間に合わせて、定期保険を活用する必要性を感じていただけるのではないでしょうか。

定期保険の保険料

定期保険は、一定期間に保険金支払事由が生じたら、保険金が支払われるといったシンプルなものです。商品ごとに保障内容は大きく変わりません。

しかし、保険料は、同じ保険金額でも保険会社によって様々です。同条件で比較して、保険料の低い商品を選択するとよいでしょう。

おすすめ定期保険ランキング上位5社について

おすすめ定期保険の上位5社は、以下の通りです。

今回は、平準定期保険にスポットを当ててランキングしています。ランキングを考慮するにあたり、保険料は30歳男性、保険金額1,000万円で比較し、設定バリエーション、保険料に重点を置いています。

1位:SBI生命死亡保険/クリック定期!Neo
2位:SBI生命定期保険/今いる保険
3位:チューリッヒ生命/定期保険プレミアムDX
4位:オリックス生命/FineSave(ファインセーブ)
5位:ライフネット生命/かぞくへの保険
FP 渡辺知光
ここ数年の間に保険料が下がった定期保険はとってもシンプルな保険。だからこそ「選び方」がとても重要。3つのポイントからご自身にぴったりな定期保険を見つけましょう。

「定期保険の選び方」は次の3つのポイントに集約されます。第一に「保険金額と保険期間」を決めること、第二にご自身の「健康状態」を確認すること、第三に「ネット申し込み」か「コンサルティング希望」なのかを選択します。この順番で検討していくとご自身にぴったりな定期保険が見つかります。CMなどで見たことのある会社だけで選択するのではなくご自身が必要と思う保障をきちんと提供してくれる保険会社で決めてください。ただ、その前に本当に大事なことは人生100年時代を見越したご自身のライフプランをきちんと考えることです。その結果必要な商品であれば購入すべきです。

東京・男性・48歳
業務歴:20年
得意分野:住宅ローン相談、家計相談、保険相談、ライフプランニング、教育資金相談、老後資金相談
資格:1級FP技能士、CFP®

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定期保険って?

定期保険とは、保険の対象となっている人(被保険者)が一定の期間中に万が一の時や高度障害になってしまった時に支払われる保険です。

死亡時は、ご遺族など保険受取人が保険金を受け取り、高度障害時には一般的に被保険者ご本人が受け取ります。

死亡保障は「亡くなった時に受け取れる保障」です。高度障害保障は生存中に高度障害状態になった時に受け取れる保障ですが、保険会社によって定義が異なります。よくある条件では、「両目の視力を全く永久に失った状態」や「言語または咀嚼機能を全く永久に失った状態」などです。

死亡保険は基本的に「一定期間の保障に対して割安な保険料で加入できる」ことが最大のメリットになりますが、保険料は「掛け捨て」なことが多く、満期になっても「死亡」や「高度障害」に該当しない場合支払った保険料は戻りませんし、途中で解約した場合も支払った保険料は戻りません。

ただ立ち止まって考えてください。そもそも「定期保険」をなぜ選ぶのかということです。

万が一になった時の保険は「定期保険」以外に「終身保険」や「収入保障保険」もあります。

それぞれ特徴がありますが、定期保険は一定の期間に一定の大きな保障を確保し、保険料を抑えたいという目的には一番ぴったりな保険です。

2018年4月に標準生命表が11年ぶりに改定されました。平均寿命が延びた結果、死亡保障のリスクの減少により各保険会社が一斉に保険料の見直しに入りました。ここ数年以前に加入している方は保険料が下がる可能性があります。

定期保険を選ぶ前にすべきこと

では、何を基準に定期保険を選べば良いのでしょうか?

まずはライフプランをきちんと考えてみましょう。

今後どんなライフイベントがあるか、結婚、出産、転職、住宅購入、教育費、子供独立、老後等どの程度のリスク(支出)があるのかを把握します。そのうえで、公的な保障(遺族年金)がどの程度支払われるのかを確認しましょう。

保険の対象となっている人が亡くなったら(高度障害になったら)遺族年金は「幾らくらいの年金額」そして「どの程度の期間」受け取れるのか把握することです(障害年金も確認出来ればなお良いですね)。インターネット上にも簡易的に計算できるサイトがありますので色々試算してみてください。

そして最後に公的保障で足りない時期や足りないと予想される金額を定期保険でカバーします。なお年金給付内容は自営業なのか会社員なのかにもよりますし、家族構成や年収にもよります。

また、住宅購入した場合、銀行のローンに「団体信用生命保険」が付加されているケースが多いので確認しておきましょう。

定期保険の具体的な選び方は?

保険商品の選び方のポイントは大きく分けて3つあります。

1.保険金額と保険期間を考える

保険会社によって選択できる内容が異なります。結婚や出産、住宅購入、子供の独立、老後等ライフプランの、見直しの時期は色々あります。いつまでどのくらいの保障が必要か考えた上で検討していきます。

また保険期間の選び方として「歳満了」と「年満了」があります。

一般的に「歳満了」タイプを選択しますと、その年齢に到達するまで保険料が変わらず保障を得ることが出来ます。

「年満了」の場合、当初定めた期間中は保険料が変わらず保障を得ることが出来ます。期間到達時には、多くの保険会社がその時の健康状態に関わらず自動更新で80歳や90歳まで継続出来ます。

まだ先々のライフプランが決まってない場合は「10年更新」など選んでおいて状況に応じてその都度見直すという考え方もあります。ただし保険料は更新時のご年齢によって決まりますので今までの保険料よりは上がります。

2.健康に自信があるか?

保険会社によっては「健康優良体」という保険料割引を持っています。

適用条件は各社様々ですが、「過去1年以内の喫煙の有無」、「身長、体重、血圧の数値が所定の数値内」の場合に割安な保険料を受けられます。

加入時に優良体を受けることが出来なくても数年後に健康であれば他社への切り替えや同じ保険会社でも見直すことによって保険料が安くなるケースがあります。

「年満了」の定期保険を選択した場合には、加入後の健康状態に関わらず保険を自動更新することが出来ます。

3.インターネットで加入するか、相談して加入するか?

定期保険はシンプルな保険ですので、ご自身で必要な保険金額や保険期間を考えてインターネットですぐに告知のみで手続きが出来るケースが多いです。高額な保険金額で加入したい場合は健康診断書の写しや病院での診査が必要になります。

ご自身のライフプランを第三者と打ち合わせしながら必要な保障内容を決めたい方は保険会社や保険代理店の方と打ち合わせると安心です。

1位:オリックス生命/FineSave(ファインセーブ)
2位:メットライフ生命/スーパー割引定期保険
3位:チューリッヒ生命/定期保険プレミアムDX
4位:オリックス生命/Bridge(ブリッジ)
5位:ライフネット生命/かぞくへの保険

プロが教える「おすすめ定期保険ランキング」

チューリッヒ生命/定期保険プレミアムDX 100点(2名/2名中)

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「3位」におすすめする理由
保険期間設定の選択肢は保険料が割安な商品の中では比較的多く、年満了(10年)、歳満了(55歳・60歳・65歳・70歳・90歳)の6パターンから選ぶことができます。保険金額は少額の200万円から1億円まで100万円単位で設定できますが、契約年齢、保険期間によって保険金額設定に制限があることには注意が必要です。

なお、非喫煙者、血圧等が所定の基準値を満たす方は、保険料の割引を受けることができます。

※設定バリエーション、保険料に注目してランキングを考えています。

FP キムラミキ

「3位」におすすめする理由
健康な方の保険料が安くなる保険です。保険金額は200万円から設定可能で、喫煙の有無と最高血圧と最低血圧の数値に応じて「非喫煙優良体」と「標準体」に区分されます。20歳から69歳まで申し込み可能です。「歳満了」は55歳、60歳、65歳、70歳、90歳と選択可能です。「年満了」は10年のみですが、90歳まで更新可能となります。

オプションとして「ストレス性疾病保障付就業不能保障特約」と「就業不能状態保険料払込免除特約」があります。所定の就労不能状態になった場合でも、働き盛りの方が安心して治療に専念できる保障です。

FP 渡辺知光

オリックス生命/FineSave(ファインセーブ) 100点(2名/2名中)

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「4位」におすすめする理由
保険期間は年満了(10年・15年・20年・25年・30年・35年満了)、歳満了(60歳・65歳・70歳・75歳・80歳・85歳・90歳満了)から選ぶことができ、契約年齢も15歳~75歳と幅広いです。

ただし、保険料がやや高いのが難点です。保険期間のバリエーションは少なくなりますが、同社で扱っているインターネット申込専用定期保険、定期保険Bridgeは保険料が割安になっていますので比較されてみることをお勧めします。

※設定バリエーション、保険料に注目してランキングを考えています。

FP キムラミキ

「1位」におすすめする理由
設計自由度が非常に高い商品です。対面販売になりますが、保険金額は200万円から設定できます。15歳から75歳まで申し込み可能です。「歳満了」と「年満了」から選択可能です。

「歳満了」は60歳。65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳と長期間の保障含めて幅広い選択が可能です。「年満了」は10年、15年、20年、25年、30年、35年と選択可能で、健康状態に関わらず、同一の保障期間で最長90歳まで契約自体の更新が可能になります。

また「特定疾病保険料払込免除特則」を歳満了の場合オプションで付加出来ます。またライフステージに合わせて、将来「定期保険」から「終身保険」に変更可能です。

FP 渡辺知光

ライフネット生命/かぞくへの保険 100点(2名/2名中)

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「5位」におすすめする理由
保険期間設定の選択肢は保険料が割安な商品の中では比較的多く、年満了(10年、20年、30年)、歳満了(65歳・80歳・90歳)の6パターンの中から選ぶことができます。保険金額は、500万円~1億円の範囲で100万円単位の設定ができます。なお、51歳以上の場合は、300万円から保険金額を設定できます。

パソコンやスマートフォンで手軽に契約申し込みができるのも嬉しいポイントです。

※設定バリエーション、保険料に注目してランキングを考えています。

FP キムラミキ

「5位」におすすめする理由
インターネットで申し込み可能なシンプル保障で保険料がお手頃な商品です。保険金額は500万円(51歳以上は300万円)から最高1億円まで設定可能ですが、契約時の年齢によって告知のみで申し込み可能な保険金額が設定されています。

20歳から70歳まで申し込み可能です。「歳満了」は65歳、80歳、90歳の選択が出来、「年満了」は10年、20年、30年の選択となります。「年満了」は加入後の健康状態に関わらず90歳まで自動更新が可能です。

余命6ヶ月と宣告された場合に受け取れるリビングニーズ特約は取り扱ってませんが、約款に定めた障害状態になった時に「高度障害保険金」が受け取れます。

FP 渡辺知光

SBI生命死亡保険/クリック定期!Neo 50点(1名/2名中)

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「1位」におすすめする理由
インターネット申込専用定期保険です。設定できる保険期間が、年満了(10年・15年・20年・25年・30年)、歳満了(55歳・60歳・65歳・70歳・75歳・80歳)から選べます。

また、保険金額も300万円から1億円まで選べるため、目的や保障が必要な期間に合わせて柔軟に保障設計することができます。その上に保険料も割安になっているので、コストパフォーマンスは断トツです。最短で、請求日当日に死亡保険金を受け取ることができるので万一の際にも安心です。

※設定バリエーション、保険料に注目してランキングを考えています。

FP キムラミキ

SBI生命定期保険/今いる保険 50点(1名/2名中)

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「2位」におすすめする理由
設定できる保険期間が、年満了:10年~35年(5年きざみ)、歳満了:50歳~90歳(5歳きざみ)と幅広く、保険金額も300万円から3億円まで100万円単位で選べるため、目的や保障が必要な期間に合わせて柔軟に保障設計することができます。契約年齢も15~75歳となっています。ただし、その分保険料が他の商品に比べると割高になっていることに注意が必要です。

※設定バリエーション、保険料に注目してランキングを考えています。

FP キムラミキ

メットライフ生命/スーパー割引定期保険 50点(1名/2名中)

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「2位」におすすめする理由
健康状態に自信のある方はまず検討すべき商品です。保険金額は500万円から設定可能で、喫煙の有無や血圧、体格に応じて4段階の保険料率「非喫煙優良体、非喫煙標準体、喫煙優良体、標準体」に分かれます。割引率は最大約54%になります。

「歳満了」と「年満了」から選択可能で、「歳満了」は60歳と65歳、「年満了」は10年と20年からの選択となります。「年満了」を契約は最長80歳まで更新可能になります。契約時の保険料率は以後の健康状態に関わらずそのまま維持され更新可能となります。加入して2年経過しますと契約している保険金額の範囲内で他の個人保険に切り替え可能となります。

FP 渡辺知光

オリックス生命/Bridge(ブリッジ) 50点(1名/2名中)

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「4位」におすすめする理由
インターネット販売専用商品です。即日保障開始が可能で、告知のみで申し込み手続きが完了します。契約年齢によりますが、保険金額は500万円から100万円単位で最高3000万円まで設定可能です。

20歳から65歳まで申し込み可能です。「年満了」は10年から30年まで5年ごとに選択出来、「歳満了」は60歳から80歳まで5歳ごとに選択可能です。対面販売の同じオリックス生命の商品(ファインセーブ)とは異なり「年満了」の自動更新は80歳までとなります。ご自身で保障金額や保険期間を決めた方には割安で加入しやすい商品です。

FP 渡辺知光

定期保険比較