プロ1人が選んだ「普通預金おすすめ銀行ランキング」5選。プロが教える「普通預金の銀行の選び方」

プロが教える「普通預金の選び方」

FP 大西勝士
普通預金の銀行を選ぶときに確認したい4つのポイントとおすすめの銀行ランキング

普通預金は、いつでも自由にお金の預け入れ、引き出しができる口座です。公共料金の自動振替や給与・年金の受け取り、日常生活に必要なお金の預け先などで利用できます。銀行によって普通預金のサービス内容や金利は異なるので、特徴を比較したうえで、ご自身に合った銀行を選びましょう。普通預金の銀行を選ぶときに確認しておきたいポイントは、「振込手数料・ATM手数料」「利便性」「金利の高さ」「ポイントサービス」の4つです。金利の高さだけに注目しがちですが、普通預金は利用頻度が高いので、手数料や利便性も重視して選ぶことが大切です。それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

千葉・男性・41歳
業務歴:2年
得意分野:家計相談、ライフプランニング、老後資金相談
資格:2級FP技能士、AFP

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振込手数料、ATM手数料

普通預金の銀行を選ぶときは、振込手数料やATM手数料の無料回数を確認しましょう。

普通預金から他の口座に振込をしたり、ATMを使って現金を引き出したりするときは、通常は1回あたり数百円の手数料がかかります。

大した金額ではないと感じるかもしれませんが、回数が増えるとまとまった金額になります。

たとえば、ATM手数料が1回300円で、月2回現金を引き出す場合にかかる手数料は以下の通りです。

  • 1か月:600円(300円×2回)
  • 1年:7,200円(600円×12か月)

金利については後述しますが、普通預金金利が高い銀行を選んでも、受取利息を上回る振込手数料やATM手数料を支払っていては意味がありません。

一部の銀行では、口座残高や給与振込、住宅ローンの利用など、取引状況に応じて振込手数料やATM手数料の無料回数が増えるサービスが用意されています。

予定外の支払いが発生したり、急に現金が必要になったりしても対応できるように、振込手数料やATM手数料の無料回数が多い銀行を選びましょう。

利便性

普通預金の銀行を選ぶときは、利便性も確認しておきたいポイントのひとつです。

具体的には、以下の内容について確認します。

  • 利用できるATMが多いこと
  • パソコンやスマホから取引できること
  • 相談したいときに訪問できる店舗があること

普通預金は日常生活に必要なお金を出し入れするので、生活圏に利用できるATMがないと不便です。

仕事帰りや買い物に出かけたときなどに、気軽に立ち寄ることができる場所にATMがあるか確認しておきましょう。

また、パソコンやスマホから取引できるかどうかも重要なポイントです。

インターネットバンキングに対応していれば、空いた時間にパソコンやスマホから口座照会や振込、入金確認ができます。

最近は店舗を持たないネット銀行が増えていますが、対面で直接相談したい場合もあるのではないでしょうか。

店舗を持つ銀行であれば、手続きが必要になったときや相談したいことがあるときは、窓口で直接対応してもらえるので安心感があります。

金利の高さ

普通預金の銀行を選ぶときに、手数料や利便性と合わせて確認しておきたいのが金利の高さです。

日本は低金利が続いており、2020年5月現在、一般的な銀行の普通預金金利は年率0.001%しかありません。

100万円預け入れたとしても、1年にもらえる利息はわずか10円(100万円×0.001%)、実際には税金が差し引かれるので手取りは8円程度になります。

しかし、一部の銀行では、普通預金に年率0.1%以上の高金利が適用されています。

金利0.1%で100万円預け入れた場合、1年にもらえる利息は1,000円(1,000円×0.1%)で、一般的な銀行に比べると990円(1,000円-10円)もの差があります。

普通預金に預けるだけで利息にこれだけの差が出るなら、少しでも金利が高い銀行に預けたいと思うのではないでしょうか。

ただし、いくら金利が高くても、受取利息を上回る手数料がかかり、利便性がよくなければ意味がありません。

あくまでも手数料の安さや利便性を優先し、そのうえで金利が高い銀行を選ぶのがおすすめです。

ポイントサービス

独自のサービスとして、ポイントサービスを提供している銀行もあります。

ポイントサービスは、給与や年金の受け取り、口座振替など、取引状況に応じてポイントが貯まる仕組みです。

貯まったポイントはマイルや電子マネー、現金などに交換でき、振込手数料の支払いに充当できる銀行もあります。

ポイントサービスは手数料や利便性、金利ほど重要性は高くありませんが、うまく活用できればお得なサービスです。

手数料や利便性、金利にそれほど差がない場合、ポイントサービスが銀行を選ぶ決め手になるかもしれません。

普通預金の銀行を選ぶときは、ポイントサービスがあるか、どんなポイントが貯まるのかも確認しておきましょう。

普通預金の銀行を選ぶときに確認したいポイントのまとめ

最後に、普通預金の銀行を選ぶときに確認したいポイントをまとめました。

  • 振込手数料やATM手数料の無料回数が多い
  • 利用できるATMが多く、スマホやパソコンから取引できるなど利便性が高い
  • 手数料や利便性に大きな差がなければ、普通預金の金利が高い銀行を選ぶ
  • 手数料・利便性・金利に差がなければ、ポイントサービスも考慮する

手数料や利便性よりも金利やポイントサービスを重視したければ、それでも問題ありません。

全ての条件を満たす銀行は少ないので、自分なりに優先順位をつけて、自分に合った銀行を選んでみてください。

1位:イオン銀行
2位:住信SBIネット銀行
3位:楽天銀行
4位:あおぞら銀行BANK支店
5位:東京スター銀行

プロが教える「おすすめ普通預金ランキング」

イオン銀行 100点(1名/1名中)

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「1位」におすすめする理由
イオン銀行には、取引状況に応じて決定したステージごとの特典を受けられる「イオン銀行Myステージ」というサービスがあり、手数料や金利の優遇を受けられます。ステージが最上位のゴールドになると、他行宛振込手数料とATM手数料が月5回無料になり、普通預金に年0.1%の優遇金利が適用されます(2020年5月現在)。

イオンやミニストップなど全国に6,000台以上のATMが設置されており、365日24時間手数料無料で利用できます。また、みずほ銀行やゆうちょ銀行など一部の提携金融機関ATMでも、手数料無料で入出金ができて便利です。

給与受取や口座振替でWAONポイントが貯まるサービスもありますし、わからないことがあれば、全国のイオンの中に設置されている店舗で直接相談も可能です。

FP 大西勝士

住信SBIネット銀行 100点(1名/1名中)

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「2位」におすすめする理由
住信SBIネット銀行は、ネット専業銀行で預金残高No.1の実績があります。金利はそれほど高くありませんが、利便性が高いのが強みです。取引状況に応じて決まるランクごとの特典を受けられる「スマートプログラム」というサービスがあり、振込手数料とATM手数料はそれぞれ最大月15回まで無料になります。ATMは全国のコンビニやスーパー、駅構内、ゆうちょ銀行など、日常生活でよく訪れる場所で利用できて便利です。

また、スマホアプリが使いやすく、スマホから簡単に残高照会や振込が可能です。給与受取や口座振替などで毎月ポイントが貯まる仕組みもあり、貯まったポイントは現金やJALマイルと交換できます。

FP 大西勝士

楽天銀行 100点(1名/1名中)

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「3位」におすすめする理由
楽天銀行は、楽天サービスをよく利用する方におすすめの銀行です。取引状況に応じて特典が受けられる「ハッピープログラム」にエントリーすると、ATM手数料は最大月7回、振込手数料は最大月3回まで無料になります。コンビニATMのほか、ゆうちょ銀行や都市銀行のATMも利用可能です。

また、給与受取や振込、ATMでの入出金で楽天スーパーポイントが貯まり、ステージが上がるとポイント獲得倍率がアップするなど、ポイントプログラムが充実しています。楽天証券との口座連携サービス「マネーブリッジ」を利用すると、普通預金に年0.1%の優遇金利が適用されます(2020年5月現在)。

FP 大西勝士

あおぞら銀行BANK支店 100点(1名/1名中)

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「4位」におすすめする理由
あおぞら銀行BANK支店は、普通預金金利の高さが魅力の銀行です。他の銀行では取引条件が付くことが多いですが、あおぞら銀行BANK支店では取引条件がなく、口座開設するだけで年0.2%の高金利が適用されます(2020年5月現在)。

ゆうちょ銀行ATMを利用すれば入出金手数料は無料で、こちらも取引条件や回数などの制限はありません。また、キャッシュカードと一体になったVisaデビットの利用回数、口座残高などの条件を満たすと、他行宛振込手数料が最大月3回まで無料になる優遇サービスもあります。

FP 大西勝士

東京スター銀行 100点(1名/1名中)

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「5位」におすすめする理由
東京スター銀行は給与振込先に指定すると、普通預金に年0.1%の優遇金利が適用されます(2020年5月現在)。コンビニATMやゆうちょ銀行、都市銀行のATMは、月8回までは実質無料で利用可能です。利用時には1回110円のATM手数料がかかりますが、翌月にキャッシュバックされます。

また、インターネットバンキングに登録し、口座取引明細書を「郵送しない」に設定すると、他行宛振込手数料も月3回まで実質無料になります。こちらも、実際にかかった振込手数料が翌月にキャッシュバックされる仕組みです。

首都圏を中心に店舗も展開しているので、勤務先や自宅の近くに店舗があれば対面で相談することも可能です。

FP 大西勝士

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