プロ7人が選んだ「おすすめ医療保険ランキング」20選。プロが教える「医療保険の選び方」

目次

プロが教える「医療保険の選び方」

FP 内山貴博
まとまった医療費が必要なのは主にリタイアした後。お守りとして心強い医療保険選びを

「死亡保険と医療保険には必ず入っておきたい」という人が非常に多いのですが、大切な家族のためにお葬式代程度、あるいは遺族の生活費として死亡保険に加入しておきたい気持ちはよく分かります。一方、医療保険はどうでしょうか?ここ10年、一度も入院していないという人も多いでしょうし、70代や80代でも元気な人が増えています。そんな中、長きにわたって保険料を払い、付き合っていくことになるのです。医療保険は損得勘定で考えるのではなく、長い人生を安心して歩んでいけるお守りのような存在として考えるのが合理的です。いざという時のために社会保険制度もありますし、貯蓄もあれば安心です。それに加えての医療保険であるということを前提に、それぞれに適したものを選んでほしいです。

福岡・男性・41歳
業務歴:14年
得意分野:住宅ローン相談、家計相談、保険相談、ライフプランニング、教育資金相談、老後資金相談
資格:1級FP技能士、CFP®、MBA(九州大学経営修士課程)

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損得で考えないことが大切

医療保険を選ぶ際に多くの方が「入っていてトクをするかどうか?」ということを意識し、今後の入院回数を予想して、指折り数える人もいます。確かに、30歳の方が終身払いの医療保険に入り80歳過ぎまで月々3,000円の保険料を払うとなると、総支払額は200万円程度となります。

このように計算すると、多くの人が支払った保険料以上の給付額を受取るのは難しいでしょう。合理的に考えると、その分を貯蓄や投資に回し、いざという時に備えるというのも賢明なプランといえるでしょう。

ただし、実際に大きな病気などで入院したことがある人は分かると思いますが、体調面はもちろんのこと、これからの生活のことや仕事のことなど、病院のベッドの上で様々な不安に襲われることもあります。さらに医療費まで心配しなければならないとう状況を想定してみてください。そんな時に、「あっ、あの医療保険があった」となれば、これは大きな安心感につながりますよね。

入院には至らなくても、日々の生活の中でケガや病気のリスクを意識することも多いと思います。出張で移動をしている時の事故、運動をしている時のケガ、そして、「ちょっと体調が悪いな」と不調を感じた時などに医療保険の存在が、そういった不安を和らげてくれます。

医療保険に限らず保険商品は、

日々の生活や将来の不安を軽減する

という役割を担っているのです。

みなさんはカラオケやボーリングなど楽しい時間を過ごして3,000円を払っても、きっとその金額で損得は計算しないハズです。買い物をした後は当然買ったモノが残りますが、カラオケなどは何も残りません。その瞬間が楽しく、そしてストレス発散になるという人もいるでしょう。それに対するお金なので、損得勘定はせず、そしてたまに行きたくなるのです。

医療保険も同じように考えるのも1つです。「いくら給付金がもらえるか?」ということも重要ですが、冷静に考えれば健康でいられることに越したことはありません。日々や将来の安心感、いざという時の不安解消。こういった役割にも目を向け、医療保険選びを心がけてください。

では、こういった考え方に沿った場合、保険選びの際に最も優先すべきなのは「保険料」です。

今度はランチに例えお伝えします。例えば仕事中のお昼に毎日、会社近くの飲食店で昼食を取っているとします。午前の業務が終わり、飲食店を探しながら、「今日は麺がいいかな?」と考えながらも、おおよその予算は決まっていると思います。800円は出せる、500円に抑えたいなど、お財布事情と相談しながら、その範囲内でより美味しいランチを食べたいものです。

医療保険も同様で、入院、通院、ガン、各種一時金や女性特約など全て充実している“豪華なフルコース”が理想ではありますが、それでは保険料が高額になってしまうことも。

おそらく多くの人はランチのメニューを選ぶ際に、「10食限定特別ランチ2,500円」が目に入ると、予算オーバーということから、必然的に選択肢から外すと思います。予算内で、どれが一番美味しそうか?そんな順番でランチを注文すると思います。

なぜか医療保険の場合は、様々な“メニュー”から決めはじめ、そしてそれがいくらになるか?と最後に保険料を確認しがちです。

先に予算を決めることで、スマートに、効率的に保険を選ぶことができます。損得勘定ではなく、上で紹介した保険の役割を踏まえ、いくらぐらいだったら払うことができるか収入や家計の状況を踏まえ、決めてください。すると、予算の範囲内で最も自分に適した、より充実した医療保険を選ぶことができます。

予算オーバーで例えば入院日額を下げなければならない場合、付けるかどうか悩んだ特約を外さなけれなならない場合もあるでしょう。でも、こういう時は、「毎日、フランス料理のフルコースを食べることはできない」と割り切った考え方も重要です。

人生で払う医療費は主に亡くなる前

以下は年齢層別の年間平均医療費です。あくまで平均であるため、病状等によって大きく乖離することもありますが、私たちは何らかの健康保険制度に加入していますので、負担するのは以下の金額の3割(原則)です。

年齢を重ねるほど医療費が高くなっているのが分かります。ただし、現役世代ともいえる50代前半までそれほど高額ではないことが分かります。50代前半の場合、22.9万円の3割は68,700円です。

参考:医療保険に関する基礎資料 厚生労働省保険局調査課(令和元年12月)より一部抜粋

70代や80代になるとやはり年間医療費はかなり高くなります。亡くなる直前に生涯の医療費の大半を払うことになると言われてます。ただし、一定額以上の医療費がかかった場合に還付される高額療養費制度や年間の医療費と介護費用を合算して一定額以上の場合に還付される制度もあります。

さらには75歳以上は後期高齢者となり、医療費負担は原則1割です。私たちは国民皆保険制度の下、最後まで社会保険(医療保険)があることも覚えておきたいです。

平均値をベースにした合理的な考え方であれば、ある程度貯蓄があれば十分な医療サービスを受けることができそうです。ただし、私たちはお金のことに関して、合理的に考えることができないことが行動経済学という学問でも指摘されています。

やはり、「自分の場合はどれだけ医療費がかかるか分からない」、「仕事に影響して収入が減ったら大変」といった将来への漠然とした不安を解消するために、適した保険料で1つ医療保険に入っておくと良さそうですね。

FP 菅田芳恵
「医療保険の選び方」のポイントは、主契約(基本プラン)の「保険料」と「保障内容」」で、特約(オプション)ははずして比較検討しましょう。

医療保険の仕組みは、主契約(基本プラン)と特約(オプション)から成り立っています。保障内容を充実させたければ、特約を追加する必要があり、その分保険料は高くなります。しかし、本当にそんな高い保障が必要なのでしょうか?保険は貯蓄ではないこと、公的な保障(健康保険の高額療養費制度や傷病手当金)があることも考慮すべきです。そこで、まずは各医療保険の主契約の内容を比較し、保険料に見合う保障内容かどうか検討し、特約については貯蓄で補うのか公的保障で補うのかそれとも保険で補うのかを考えることが重要です。

愛知・女性・64歳
業務歴:13年
得意分野:家計相談、保険相談、ライフプランニング、教育資金相談、老後資金相談
資格:1級FP技能士、CFP®、社会保険労務士、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー、証券外務員I種、DCプランナー

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もしもの時(病気になる、入院する)の確率は、低い

医療保険の「保険料」と「保障内容」は、正比例になっていて、保険料が高ければ保障内容が充実し、保険料が安ければ保障内容はシンプルになります。どの保険を選ぶかは、人それぞれの考え方や健康状態、家族や家計状況等によって異なります。

そしてその基準は、もしもの時の確率ではないでしょうか?任意の自動車保険には、ほとんどの人が加入していますが、それは自動車事故が多いからです。反対に家財保険には、賃貸でない限り加入しな人が多いのが現状でしょう。

そこで、医療保険のメインとなる入院について考えてみたいと思います。

①過去5年間の入院経験

出典:生命保険文化センター「令和元年度生活保障に対する調査」

②直近の入院時の入院日数(過去5年間に入院した人)

出典:生命保険文化センター「令和元年度生活保障に対する調査」

①の表から、60歳代で19.8%と年齢が高くなるにしたがって入院経験が高くなっています。反対に若い年代では、10%前後で、入院した経験は10人に1人と言えます。

さらに入院日数ですが、入院経験のある人の直近の入院日数は、平均で15.7日となっています。しかし、入院日数の分布を見ると「5~14日」が多く、半数以上がその入院日数となっています。さらに入院経験は高年齢者が高いため、どうしても日数が長くなる傾向があり、それを加味すると、半月以上にわたる長期の入院はそれほどないと言えるでしょう。

医療保険の仕組み

医療保険は、

  • 主契約(基本タイプ)
  • 特約(オプション)

の組み合わせです。

どの保険も基本は、「入院給付金」と「手術給付金」で、この基本に各種特約(先進医療給付金、三大疾病給付金、通院給付金等)をプラスします。

特約をつければそれだけ保障内容は充実しますが、その分保険料は高くなります。

高額療養費制度と傷病手当金の保障について

高額療養費制度とは、医療機関での自己負担分(3割)には、上限が設けられていて、上限を超えると申請することで後からお金が戻ってくる制度です。年収約370万円から約770万円の一般の場合、1ヶ月80,100円強の上限となり、それ以上は払う必要はありません。

また、傷病手当金は、国民健康保険以外の会社員や公務員等が加入する健康保険にある制度です。私傷病等で会社を休んだ場合に、4日目から標準報酬月額(ほぼ給料額)の3分の2が最大1年半支払われます。

このような公的な医療保険の保障制度がありますので、特に会社員や公務員等の方は、それほど民間の保険を充実させる必要はないと言えるでしょう。

医療保険を選ぶポイント

医療保険を選ぶポイントは、次の6つになります。

①保険は高額な買い物なので慎重に

保険は長い期間保険料を支払い続けるため、安い保険料でも高額になってしまいます。

毎月2,000円または6,000円の保険料を30歳から80歳までの50年間支払った場合

・2,000円×12ヶ月×50年=120万円
・6,000円×12ヶ月×50年=360万円

この差額は、なんと240万円にもなります。6,000円の保険に加入したつもりで差額の4,000円を貯蓄にまわし、もしもの時には、この貯蓄から使えば、安心ではないでしょうか。

②保険料は、掛け捨てにする

保険は、安心感という形のないものを買っているので、病気などにならなければお金を捨てていることと同じです。貯蓄性のある保険もありますが、その分保険料は高くなります。貯蓄は貯蓄で貯めた方が確実にお金を増やすことができますので、掛け捨てで保険料の安いものを選び、その安くなった分を貯蓄に回すとよいでしょう。

③保険は、主契約(基本タイプ)で安い保険料にする

確率の低いもしもの時に高い保険料を支払うのはお金を捨てているようなもの。ただし、確率がゼロではないので、主契約だけの安い保険料にします。

④入院給付金日額は5,000円で十分

入院した場合、公的な医療の保障がありますので、それほど高い給付金は必要ないでしょう。ただし、自営やフリーランスの方は、傷病手当金がありません。したがって長期で入院すると生活費の心配が出てくるかもしれませんので、安心したいのならば日額をもう少し高くしてもいいかしれません。

⑤払込期間と保険期間は終身に

高齢になるほど病気になる可能性が高くなるため、保険期間は終身とします。そして、保険料の払い込み期間は、60歳までとか期間を選ぶことができますが、そうすると保険料が高くなりますので、教育費等がかかる時には大変となります。保険料が安ければ、年金暮らしでも難しくないでしょう。

⑥特約(オプション)はよく考えて加入する

主契約だけでは、内容が不安なので特約を考える場合、内容と特約保険料のバランスから選びましょう。「先進医療給付金」や「七大疾病給付金」などの上乗せの特約は、健康を考えてそこまで必要かどうか検討します。

もし特約をつけるのであれば、健康保険が使えず全額自費となる「先進医療給付金」ではないでしょうか。安い特約保険料でプラスすることができる保険もあります。

まとめ

保険は、もしもの時のためのもの。そのもしもの時に備えるには保険と貯蓄があります。そこで保険は、主契約(基本プラン)で保険料を安くし、その分貯蓄に回していざという時に備えましょう

保険を選ぶ時は、まず同じ「入院給付金」の主契約(基本タイプ)の保障内容とその保険料を比べます。その場合、特約を初めから付加して保障内容が充実しているように見せかけているケースもありますので、選ぶ場合は特約を除いてください。そうすると、医療保険の基本的な保障内容が見えて選びやすくなります。

FP 上山由紀子
あなたは医療保険、必要だと思いますか?それとも必要ない?あなたの医療保険の決めるポイントは?何でしょうか?いま、そんな、あなたの疑問を解決!!

本来、保険に加入する意味は「万が一のとき、自分の経済力ではカバーできない損失が考えられる場合」です。医療保険を選ぶポイントは、1.「あなたの家庭が万が一のとき、どれくらいの不足金が出るのかを考えること」、2.「保険料は月額ではなく、支払総額で考えること」、3.「同じ保障内容なら保険料の安いほうを選ぶ、しっかりと比べることが大切」、4.「180日ルールはどうなっているのか確認すること」、5.「医療費を貯蓄でカバーすることも考えてみる」。5つの項目について、お話ししていきます。

宮崎・女性・63歳
業務歴:3年
得意分野:住宅ローン相談、家計相談、保険相談、ライフプランニング、教育資金相談、老後資金相談
資格:1級FP技能士、CFP®

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1.「あなたの家庭が万が一のとき、どれくらいの不足金が出るのかを考えること」

まず、あなたに知っていただきたいことは、国の社会保障制度です。その中に「高額療養費制度」があります。

高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払った負担割合分が月初めから月末までの1ヶ月間で高額療養費制度を利用する人の年収に応じて上限を超えた場合に、超えた金額を支給する制度です。

表1

出典:厚生労働省/高額療養費制度

【表1】を見てみると年収によって5段階に分かれています。また、69歳以下の方と70歳以上の方では適用区分が違います。今回は69歳以下の方の上限額でお話します。

たとえば、会社員 年齢30歳(医療費負担割合は3割負担)年収が500万円の方で計算してみます。【表1】で確認すると適用区分「ウ」の年収約370~約770万円のところにあてはまります。

ひと月の上限額の計算式は「8万100円+(医療費―26万7,000)×1%」です。

ひと月の医療費が100万円で、窓口負担(3割)が30万円かかる場合で計算をしてみます。

図2

出典:厚生労働省/高額療養費制度

【図2】を見てください。

自己負担の上限額の式に医療費100万円を入れて計算してみると実際、自分が手出しするお金は「8万7,430円」となります。

高額療養費制度を利用するにはあなたの保険証に書かれている健保組合等に申請する必要があります。

手続きをすると、あとから高額療養費として21万2,570円が返ってきます。もし、前もって医療費がたくさんかかることが分かっていれば、病院の窓口で支払う前に手続きすることで「限度額適用認定証」を交付してもらい、限度額適用認定証を持って窓口に支払いに行くと「8万7,430円」だけの支払いで済むことになります。

そして、融通が利くなら、入院は月初めに入院できるのがベストです。なぜなら、高額療養費制度の期間は「ひと月の月初めから月末まで」となっているからです。しかし、緊急では難しいですね。

もう一つ確認したほうが良いことは、あなたがお勤めの会社の健康保険で「付加給付」がないかです。付加給付のあるところにお勤めの場合、最終的に必要となる金額は2万円くらいの手出しで済むこともあります。まずは、自分の勤めている会社に「付加給付」があるかを確認してください。

二つの確認することを記しましたが、保険診療でかかる費用以外にもかかる費用があります。差額ベッド代や食事代、身の回り品です。これらは自費で賄う必要があります。

会社員の方はその他に「傷病手当金」があります。病気やけがで働けずに賃金や給料を受けられないときに給付されるものです。4日以上仕事を休んだら4日目から最長で1年6カ月間、お給料の3分の2相当額が支給されます。

残念ながら、自営業者の方には傷病手当金はありません。自営業者の方はいざというときの貯蓄をしっかり考えておく必要があります。

手順まとめ

  1. 高額療養費制度を利用すると幾らくらいの支出でいいのかを把握します。(支出)
  2. そのほかに給付金はないのかを調べます。(収入)
  3. 仕事を休んで収入はいくら位になるのかを把握します。(収入)
  4. 生活費はいくらかかるかを把握します。(支出)
  5. 収入と支出の差を確認し、足りない分を保険で補いましょう。

不足する金額が貯蓄で賄える方は保険での保障は要らないでしょう。もし、賄えないときは不足する金額を保障で備えるようにしましょう。

社会保障制度を知ることから始めると、ご自分の保障はそんなにたくさんは必要ないのではないでしょうか。まず、ご自分で調べてみてください。

2.「保険料は月額ではなく、支払総額で考えること」

保険料はどこの保険会社もパンフレットには「月額」で書いてあります。皆さんは最終的にいくら位の支払総額になるのかを計算したことがありますか?

毎月の支払い額が少ないとこれ位なら払っていけると思いますが、やはり、トータルで保険料をいくら支払うのかを計算し、把握します。そして、この保険の保障でいくらの給付金が受け取れるのかを確認することが大切になります。

たとえば、30歳で加入して90歳まで生きたとします。

終身医療保険 入院給付金が1日につき5000円

1入院の限度日数が60日(日帰り入院から)通算最高1,000日

手術給付金種類に応じて(20万円、10万円)

支払保険料2600円/月

  • 1入院の限度日数が60日です。
  • 5000円(1日の入院給付金)×60日=30万円
  • 支払保険料は2600円/月です。

終身医療保険ですから、90歳まで生きたとして60年間支払うことになります。

2600円×12ヶ月×60年間=187万2,000円・・・支払保険料総額

30万円(入院給付金)÷187万2,000円(60年間の支払保険料)×100=16%

支払保険料総額の16%の給付金を受け取ることになります。

もし、1入院が120日だったら、どうでしょう?

5000円(1日の入院給付金)×120日=60万円

60万円(入院給付金)÷187万2,000円(60年間の支払保険料)×100=32%

支払保険料総額の32%の給付金を受け取ることになります。

もし、1入院が180日だったら、どうでしょう?

5,000円(1日の入院給付金)×180日=90万円

90万円(入院給付金)÷187万2,000円(60年間の支払保険料)×100=48%

支払保険料総額の48%の給付金を受け取ることになります。

入院限度日数が多いほど、多くの給付金を受け取ることができます。

現代では随分、入院日数が少なくなってきています。しかし、長患いしたときなどに役にたたないのでは何のために保険料を支払っているかわかりません。

終身保険だと生きている間ということですね。若いうちは短期の入院が多いのかもしれません。年を重ねるごとに入院日数は長くなっています。また、厚生労働省のデータ「傷病分類別」でみてみると、精神及び行動の障害277.1日、神経系の疾患81.2日、循環器系の疾患38.1日となっています。

出典:厚生労働省/傷病分類別にみた年齢階級別退院患者の平均在院日数(平成29年9月)

3.「同じ保障内容なら保険料の安いほうを選ぶ、しっかりと比べることが大切」

今までお話ししてきた中で、自分は5,000円くらいの入院給付金で、大丈夫だとわかったら、たとえば、入院給付金が5,000円で1入院の限度日数が60日だった場合、保険会社を調べ、比べることです。

ある保険会社は月額2,598円、別の保険会社は1,683円とするとやはり、1,683円を選んだ方が得になりますね。同じ保障内容だったらということが前提となります。

お金のことを考えるとき、やはり、比べるということが大切です。

4.「180日ルールはどうなっているのか確認すること」

皆さん、「180日ルール」をご存知でしょうか。

たとえば、病気で入院したとします。そして、退院しました。その後、また体調を崩し、同じ病気で再入院しました。

退院して180日以内に同じ病気で再入院した場合、最初の入院と合わせて1回の入院とみなされます。これが「180日ルール」です。

1入院の限度日数が60日の場合(同じ病気だったら)、1回目の入院が40日(5月)、2回目の入院が30日(9月)、合計すると70日になりますが、限度日数が60日なので60日分の給付金を受け取ることになります。

もし、限度日数が180日ならば、70日分の給付金を受け取ることになるわけです。

上記にあげた「180日ルール」は原則、別の病気ならば180日ルールは適用されないのですが、保険会社によっては別の病気でも180日ルールが適用されるところがあります。しっかりと保険内容を確認することが大事です。

文言としては、「同一の病気であるか否かにかかわらず」「入院の原因を問わず」などと記載してあるときは要注意です。

5.「医療費を貯蓄でカバーすることも考えてみる」

保険のメリットはいざというとき、家計を揺るがすような経済的な損失を補てんすることができるということです。デメリットは、流動性がないということでしょうか。貯蓄だと普通預金や定期預金と考えると流動性があります。

医療費の場合、この家計を揺るがすような経済的損失の金額を把握することができれば、その金額を貯蓄で貯めてみたらどうでしょう。

家庭の状況や収入により、そのいざというときの金額は変わってくると思いますが、検討してみる価値はあると思います。

なぜ、貯蓄でカバーすることをお話しするかというと、限度額日数60日で1日5,000円給付だと給付額は30万円でした。30万円という金額を貯蓄できると思うからです。

また繰り返しになりますが、「家計を揺るがすような経済的な損失」、ご自分の金額はいくらなのかを知ることが最初で、そこから医療保険が必要なのか、必要ではないかを考えるという順番で決めてみてください。

FP 平田純子
医療保険を選ぶときに重要なことは、『自分の必要度に適しているか』、『シンプルでわかりやすいか』、そして『総払込保険料はいくらになるか』です。

医療保険は、各社たくさんの商品があります。保険金(給付金)が支払われる要件も各社様々でわかりにくいことが私たちを悩ませます。もちろん、将来のことですからどんな病気になるかも想像できません。あんな病気もこんな病気も心配になるあまり、ひとつひとつの病気に対し保険で安心を得ようとすると保険料がどんどん高額になります。月々は数千円でも、保障期間トータルでは数百万円の負担になります。しかし、保険料をいくら払っても、保険会社が指定する支払い要件に該当しなければ給付金は受け取れません。必要度と総払込保険料を吟味すること、そして保障内容はシンプルで分かりやすことが重要です。

埼玉・女性・49歳
業務歴:3年
保険相談、ライフプランニング、老後資金相談
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病気を治すためにかかる費用

病気やけがにより医療機関で医療サービスを受けた場合、公的医療保険に加入しているおかげで医療機関の窓口に支払う費用は実際かかった医療費の2~3割です。75歳以上の人の場合は1割となります。

たとえば、高額な医療費がかかると言われているがん(悪性新生物)という病気でその医療費と自己負担費をみてみましょう。

厚生労働省の医療給付実態調査(平成29年度)によると、悪性新生物(腫瘍)1件当たりの平均診療費は入院・入院外合計で70~90万円です。一方、私たちが実際窓口で支払う金額は、3割負担対象者で20~30万円となります。

自分の医療保険の必要度を知る

日本の公的な医療保険には高額医療費制度という手厚い保障があります。ひと月(同じ月の1日~末日)に支払う自己負担額が限度額を超えた場合に超えた分が払い戻されるというものです。

出典:全国健康保険協会

たとえば、健康保険に加入している35歳で年収450万円(標準報酬月額 28万円)の人が、病気で入院し手術を受けたとします。その月の総医療費が80万円だった場合の自己負担額は3割負担の24万円ですが、高額医療費制度のおかげで自己負担額は8万5,430円で済みます。

なお、自己負担の上限額は年齢や所得によって変わってきます。詳しくは全国健康保険協会のHPをご確認ください。

また、勤務先の健康保険組合によっては、さらに自己負担が軽減できるケースもありますので、加入している健康保険組合の保障内容をまず確認しましょう。

以上のことからわかるように、日本の公的な医療保険は非常に手厚い保障内容となっています。自分の預貯金額などで賄えない部分(金額)について、民間の医療保険で補うという考え方が大切です。

それでは、具体的な医療保険の選び方で押さえてほしいポイントを確認してきましょう。

1.主契約の決め方

どんな医療保険もまず主契約を決める必要があります。主契約とは、入院に対しての保障のことです。これまで入院1日につきいくらという日額タイプが主流でしたが、近ごろは1回入院したら一時金が支払われるタイプが増えてきました。

一時金とは、1日でも入院をしたら5万円や10万円といったまとまった給付金が支払われるというものです。

入院する際、身の回りの準備等ある程度の初期費用がかかることや手続き面のことを考えると、一時金で支払われるタイプが使い勝手がよいでしょう。

先述したとおり、高額医療費制度を利用すると自己負担の上限額は8~9万円ですので、一時金で10万円が支払われるタイプであれば自己負担分が補えます。日額タイプにするなら、自己負担額9万円/月の1日分として、日額3,000円~5,000円で十分でしょう。

2.付加するなら、3つの特約

主契約を決めたら特約の付加を検討します。各社様々な特約が用意されていて、その内容を見ていくとどれも付加しておいた方が安心な気持ちになります。もちろん安心にはお金がかかりますので、特約の付けすぎは保険料がとんでもなく高額になります。そこで、付加を検討したい3つの特約を紹介します。

・先進医療特約

罹患した疾病に対して有効な治療法があったとしても、健康保険適用外、つまり全額自己負担という治療法があります。中でも高額で知られているのが、陽子線治療や重粒子線治療(いずれもがんの治療方法で治療費は約300万円)です。

すべての人のがん治療に有効なわけではないそうですが、もし仮にこの治療方法が有効だと診断を受けた場合に、お金がないからという理由で治療を受けることを諦めるということにならないよう、先進医療特約は付加しておきましょう。保険料はわずか100円強です。

・三大疾病一時金特約/がん診断一時金特約

三大疾病とは、脳疾患、心疾患、がんです。これらの病気は、状態によっては仕事復帰までに時間を要したり、入院の長期化、高額な手術代や投薬代、がんにおいては転移・再発など、経済面で負担が大きくなることも想定されます。

所定の状態になった場合に、主契約に追加して50~100万円など一時金が受け取れると経済的リスクが緩和されるでしょう。

だたし、支払い要件は各社違いがあることと、当特約の保険料は高めなので注意が必要です。

・保険料払込み免除特約

指定の疾病に罹患し所定の状態になった場合、以降の保険料を払わなくとも保険は継続できるという内容です。

指定の疾病とは、こちらも三大疾病です。上記でも説明した通り、三大疾病は状態によっては経済的負担が大きいことから、保険を続けながらも保険料が免除されるというのはとても有難い特約と言えます。

ただし、もちろん特約には保険料がかかります。保険会社によって、保険料が免除される所定の状態に各社違いがあることや特約保険料にもかなりの差がありますので比較検討を必ず行いましょう。

3.保障期間の決め方

主契約と特約と併せて、保障期間も保険料を決定する重要な要素となりますので、安易に「終身」と決めてしまうのはあまり望ましくありません。

保険は預貯金で賄えない部分を補うことが目的なので、十分な預貯金ができれば保険は必要ありません。保険は保険会社が決めた所定の状況にならなければお金はもらえません

もらえるかどうかわからないものに保険料を払うのなら、その保険料をさらに貯金していった方が将来自由に使えるお金がふえます。あくまでも必要な期間を考えて、保障期間を決めましょう。

ただし、保障期間を「終身」とすると保険料はずっと変わりませんが、「限定期間」とした場合、その限定期間以降も保障を継続するとなると保険料は当初より上がるので注意しましょう。

まとめ 医療保険は低コストで掛け捨てがおすすめ

人生には様々な場面でお金がかかります。安定的な収入と健康で平穏な暮らしが続けば保険は必要ありません。しかし、何が起こるかわからないのも人生です。保険はそんな万が一の事態が起こった時の経済的リスクから生活を守るためのものです。

貴重なお金を保険料として払込むわけですから、必要な保障を必要な期間分、低コストで準備するという考え方がとても大切だと考えます。

FP 杉本隆子
賢い医療保険の選択にあたり、できるだけシンプルに無駄な保険料を支出しないことをじっくり考えたいものです。ご自分のライフデザイン、家計の把握も大切です。

保険選びは何の保険であれ、万が一の際のリスクに備えようとするものですが、ご自身のライフスタイルが変わるときにはリスクに対応できる必要とする保障も変わりがちです。また、日々新しい保険商品も登場しています。医療保険では公的な健康保険、社会保険、また会社員であるならその福利厚生、そして民間が販売している医療保険がありますが、公的な医療保険、福利厚生などの中で補いきれない保障を保険料、補償内容とのバランスを検討して、慎重にまた、ライフスタイルが変わった時にはいつでも見直しができるように現状把握と情報収集の習慣を身につけたいものです。

愛知・女性・60代
業務歴:15年
得意分野:住宅ローン相談、家計相談、保険相談、ライフプランニング、教育資金(奨学金)相談、老後資金相談、相続相談
資格:1級FP技能士、CFP®、宅地建物取引士、不動産コンサルマスター、マンション管理士、証券外務員内部管理責任者、証券外務員1種

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医療保険の選び方のポイント

医療保険の保険料は一部を除き、解約返戻金のないものとなります。

まさに万が一の場合に備えるため、ほとんどの人が必要であると思っていても家計の都合などによりその保険料の負担の重さを考えると、どの保険にするのかの判断は本当に悩ましい問題です。

医療保険のパンフレットは基本プラン+特約プランで列記されていて、自分に本当に必要なプランなのかは誰にもわかりません。特約はつければつけるほど安心はできるかもしれませんが、その重大な万が一のために長い間、保険商品によっては終身で高い保険料を払うことになってしまいます。

各社の比較をするときは、基本プランと特約プランの保険料それぞれできる限り比較できるようにご自身の安心できる基本プランなり、特約プランなりを絞り、しっかりとご検討ください。

保険販売窓口なり、外交訪問員と面談の上で商品選択しようとするときは、必ず自宅に持ち帰り再度、内容を読み返し本当に必要なものか、支払い保険料が負担にならないか、ご家族などとお話し合いをしてみてください。

そこで、万が一の場合に民間医療保険以外に給付される可能性のものを書き出してみます。

まず、企業にお勤めの方。

医療保険制度で傷病手当金が請求できます。

  1. 業務外の病気やけがのための療養のための休業
  2. 仕事に就くことができない状態
  3. 4日以上休んでいる(3日連続で休んだ)後の4日目以降の休業日が支給対象となります。
  4. 待機期間3日間には土日祝日有給休暇を含めることができます。
  5. 支給が開始されてから1年6か月が限度となります。
  6. 支給額→支給開始日以前の12か月の各月の標準月額の平均÷30日×2/3

年金制度で障害基礎年金、労災保険で療養補償・休業補償などが考えられます。

そして自営業の方は年金制度で障害基礎年金が考えられます(年金保険料を納付している場合)。

以上のように、会社員、自営業の差はありますが何かしらの収入を各々計算してみることも判断材料となります。

高額医療費制度は70歳未満で標準報酬月額28万円から50万円の人で1か月(1日から終わりまで)に100万円の医療費がかかった場合自己負担額は約9万円で済みます(1日約3,000円)。

ただし、月をまたがった金額ではありません。毎月1日から30日までの医療費での計算です。

がん保険・就業不能保険・収入保障保険

ここからは医療保険のパンフレットに書いてある保険の特徴を解説します。医療保険以外にこうした病気やケガなどに備えた保険が必要かどうかを考えることが大切と言えるでしょう。

がん保険

悪性新生物、上皮内新生物などの保障に特化した保険です。補償内容は診断給付金、入院給付金、手術給付金、通院給付金、さらにほとんどが100万円・200万円などといった診断給付金が一時金で支払われます。(それぞれ商品によって違いはあります)

入院給付金にもほとんどが無制限といった商品もあります。また、がんという病気の特徴である通院も入院を条件としないで通院給付金が支払われることも多くあります。また、ほとんど責任開始日からの免責期間が設けられています。

就業不能保険

病気やケガの治療による長期間働けない(就業不能)状態になったときの収入減少を保障する保険です。

「就業困難状態に該当したら・・・」「またその状態が何日か続いていれば・・・」などと就労困難状態については各保険会社の契約のしおり・約款・契約概要などを必ず確認するようにしてください。

認知症・要介護保険なども同様です。

収入保障保険

被保険者が死亡したときに遺族が保険金を受け取ります。(公的保障が充実していない人など)

また、住宅ローンを組んでおられる方について、団体信用生命保険もあるかと思いますがその契約の中で、特約として3大疾病とか6大疾病が入っていると医療保険とか生命保険と重複してしまうこともよくあります。

いずれにしても、家計、ライフサイクルとよく検討してできるだけ無駄な保険料を支出することがないように十分に検討されることをお勧めします。

選択した保険商品の全払い込み金額をまず計算しそれほどの費用対効果がないと思われるものを省いていく作業も試してください、人生一番高い買い物は家と保険といわれる所以がわかります。

先進医療保険は掛金もあまり高額でなく、ほとんどの保険会社につけられます。先進医療といわれるものが日々更新され、保険適用になっている治療も出てきています。どの保険にも特約としてつけて置いた方がよいと考えます。

以下の表は厚生労働省の病院調査による、傷病別と年齢別の入院日数の平均です。平均で判断できることとは思いませんがご参考にしてください。

出典:厚生労働省HPより病院報告(平成29年調査)抜粋

※傷病患者分類別にみた年齢階級別退院患者の平均在院日数(平成29年9月1日~30日に退院したものを対象)

FP 菊井千恵子
医療保険を選ぶポイントは、医療の現状を知ることと費用対効果を考えることに加えて損得勘定を外した考え方の両面からアプローチすること

医療保険については、現代は「本当に必要なのか」と加入の是非から問われることも多くなってきました。だからこそ費用対効果で考えることはとても重要なポイントです。そのためにもまずは入院・手術についての現状を知ること、その上で自分の貯蓄や社会保障制度での給付を知ることです。そして自分にとって補うべき保障や金額をはじめ、不安や心配事は何なのかということが明確になると加入する保険も明確になってきます。そして、逆行するようではありますが、費用対効果の損得勘定を外して考えることも、医療保険を考える上のもうひとつのポイントです。

滋賀・女性・57歳
業務歴:10年
得意分野:住宅ローン相談、家計相談、保険相談、ライフプランニング、教育資金相談、老後資金相談
資格:2級FP技能士、AFP、住宅ローンアドバイザー・終活アドバイザー

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入院・手術の現状から考えるポイント

医療保険の基本は入院・手術に対してになります、実際自分が入院するとなったとき、どんな病気でどれくらいの日数になるのか、そしてその時に必要な費用がどれくらいなのかをデータから見ていきましょう。

2017年の患者調査から入院した人全体の平均入院日数は29.3日となっていますが傷病名から分析すると、精神疾患が100日以上になり、3大疾病と言われるがんや心疾患の場合で15日〜20日、脳血管疾患の場合は78.2日となっています。このことから、2週間から1ヶ月の入院の想定をしながら脳血管疾患の場合2カ月以上はかかるということも想定することが、保険の内容を決めるポイントになります。

現在販売されている医療保険の、多くは支払い日数に関して3大疾病や8大疾病などの場合は入院日数延長や無制限の特約がありますので、その特約を付加しておくことが長期入院をカバーできます。

<入院患者の主な傷病名と平均入院日数>

出典:厚生労働省2017年「患者調査」

入院時にかかるお金の現状から考えるポイント

入院時にかかるお金として、医療費はもちろんですがそれ以外にかかる費用も気になります。差額ベッド代をはじめ、病院までの家族の交通費、その期間の生活費等思いもよらないお金が出ていくものです。

差額ベッドは当初不要と思っていても、いざ入院となった時に、静かな部屋でゆっくり療養させてあげたい、まわりの人を気にしないで過ごさせてあげたい、などと家族は療養中の環境を整えてあげたくなるものです。同室の人の寝言やいびきなど気になることは多いものです。家族のお見舞い時にも気兼ねなく過ごせることにもなります。

そして、家族が病院へ通うことで入院中の家庭の生活費もかさんでしまうものです。その間の生活は簡単で手軽にとれるお惣菜やお弁当になってしまったり、主婦が長期入院になった場合は家事サービスを依頼したりと生活への支障も出てきます。

入院に際しての身の回り用品のお金もかかります。医療費だけではすまないのが現実です。

入院時の医療費も含めた自己負担費用の平均が20.8万円というデータがあります。この金額の全てを医療保険でまかなうとなると、先述の入院平均日数29.3日で割ると、1日あたり7,172円となり、入院日額7,000円の医療保険への加入が必要となってきます。それを基本に自分の場合の入院日額の設定をしてください。会社勤めで健康保険組合からの保障も厚い場合はもう少し下げることも可能ですし、逆に自営業の場合はもう少し上乗せしてもいいでしょう。

人によって状況は様々ですので、入院にかかる費用の全てを医療保険でまかなうのではなく、せめて差額ベッド代だけでも、とか医療費の自己負担分だけでも、という考え方をすることで、やみくもに保険料が高くならない加入の仕方ができます。

医療保険は基本的に掛け捨てですので、かけたお金の費用対効果を感じられるかどうかをポイントにして保険料が生活を圧迫するようにならないように入院日額設定や、支払い保険料も考えた上での加入は大事なことです。

<入院時の自己負担費用>

  • 注1:過去5年間に入院し、自己負担を支払った人をベースに集計。
  • 注2:高額療養費制度を利用した場合は利用後の金額。
  • 注3:治療費・食事代・差額ベッド代に加え、交通費(見舞いに来る家族の交通費も含む)や衣類、日用品費などを含む。

出典:生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/令和元年度

<差額ベッド代>

出典:厚生労働省「中央社会保険医療協議会」主な選定療養に係る報告状況(2014年7月1日)

損得勘定だけでない医療保険の必要性を考える

入院する可能性、医療保険を使う可能性と支払い保険料のことを考えると、つい無駄ではないか、という思考も生まれます。全て自分が資産形成したお金から医療への支出を抵抗なくできるのであればそれもひとつの考え方ですが、急な入院時に今まで大切に資産形成したお金を使うことへの気分的な抵抗がうまれるのも事実です。子育て期間であればできるだけ貯蓄を切り崩したくないという心理も働きますし、貯蓄の少ない若い間はなおさらです。

そこで保険から給付されるお金があることが安心につながるのです。特に、3大疾病と言われるがん、心疾患、脳血管疾患、これが働き盛りに起きた場合の損失はとても大きいことになります。

医療費だけでなく、収入減という面からも響いてきますし今後の資産形成への影響も出てきます。そんなときに、一時金をはじめとして入院給付金があることは経済的な面だけではなく精神的にも大きな助けになるものです。

保険会社のコンセプトも大切に

今の医療保険は、内容的にはほぼ各社横並び状態になってきています。各社の違いが年々なくなりつつある部分もあります。

そんな時、各保険会社の社会貢献であったり、会社のコンセプトなどをHPを通してみてみるのもいいでしょう。小児がん患者やその家族を応援している、スポーツを応援している、文化をサポートしている、シニアの暮らしを応援している等いろんな面がみられます。

またHPを見ることで、その使いやすさやわかりやすさが顧客のためになっているか、情報提供をどのようにしているかということもわかると思います。どれだけ顧客目線で、あるのかどこが自分にあった保険会社なのかということも感じられるでしょう。

保険料を支払うことが自分のためだけでなく、保険会社を通しての社会貢献につながっているという視点も保険加入を考えるというのも新しい考え方ではないでしょうか。

FP 渡辺一江
必要な保障は人それぞれ。大切なのは保険料と保障内容のバランスです。特にどんな保障があるのか、自分に必要な保障を組み合わせることができるのかが選ぶポイントです。

必要な保障は人それぞれですが、例えば通院保障特約が必要、三大疾病一時金特約が必要など、自分に必要な特約を自由に組み合わせすることができる医療保険がおすすめです。ただ、複雑でよくわからない場合は、複数の保険会社の商品を比較し、保障内容をしっかり説明してくれる人がいれば、ムダな保険料を払わず自分にあった保障を設計できます。もちろん保険料は安いに越したことはありませんが、安くすることで保障が薄くなり、役に立たないのであれば、加入する意味はありません。大切なのは保障内容と保険料のバランス、そして誰に相談するかです。がん拠点病院で患者さんのお金の相談を受けていると強く感じます。

千葉・女性・61歳
業務歴:7年
得意分野:住宅ローン相談、家計相談、保険相談、ライフプランニング、教育資金相談、老後資金相談
資格:1級FP技能士、CFP®、宅地建物取引士

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1.利用できる公的制度を考慮し、不足部分を医療保険で補うこと

一般的に「医療保険に加入する理由」は、1.健康への不安と医療費の負担増、2.病気による収入の減少などです。ただ、日本には公的社会保障制度がありますので、医療保険の加入を考えるとき、利用できる公的制度や、勤めている会社の社会保険制度を考慮し、不足部分を検討することになります。

1.について、利用できる公的制度は、「高額療養費制度」です。

これは治療に伴う自己負担が1か月間で一定額を超えると、超えた分、払い戻しが受けられる制度です。

例えば、標準報酬月額30万円の人の治療費が月額50万円だった場合、

80,100円+(500,000万円-267,000円)×1%=82,430円

つまり、治療費が月額50万円かかっても自己負担は約8万円で済む、自己負担には上限があるということです。

ただし、差額ベット代、食事代(一般の場合、1カ月間の食費は41,400円)など、先進医療(高度な医療技術を用いた治療のうち、厚生労働大臣から承認を受けたもの)や自由診療にかかる費用は全額自己負担となります。

さらに、入院生活で必要な雑費、通院のための交通費も病気になったことで必要な費用です。医療保険はこうした公的制度の対象外となるさまざまな費用への備えという役割もあります。

2.について利用できる公的保障は、「傷病手当金」です。

健康保険から支給される給付金のひとつで、治療のため連続して3日以上欠勤し給料が出ない場合、原則1日当たり標準報酬日額の2/3が4日目から1年6カ月を限度として支給される制度です。

ただし、傷病手当金を受け取っている間も社会保険料の負担はあります。そして、当然その間も家賃や住宅ローンの支払い、生活費などの費用がかかりますので、収入減少に対する備えもきちんと考えておく必要があります。

また、原則、国民健康保険には傷病手当金制度はありませんので、自営業者の場合、収入の減少に備え、医療保険の準備は会社員よりも必要です。

医療保険の加入を考えるとき、上記のように利用できる公的制度や、勤めている会社などの社会保険制度を考慮し、不足部分を検討しましょう。

また、医療保険だけが、入院の備えではなく、貯蓄も備えになります。保険と貯蓄の両輪で考えることをお勧めします。

どこまでを保険で備えるのかは、人それぞれの考え方や、環境、状況等によりますので、自分に合った医療保険を選びましょう。

2.保障と保険料のバランスが大切

では、商品の選び方ですが、医療保険は、「基本保障」と特約(オプション)」に分かれています。基本保障は入院日額、手術給付金などで、各社あまり違いはありませんので、特約の選び方が大切です。

そこで、性別や年齢に関係なく、必要だと思う特約を2つあげます。

1.通院保障特約

最近は医療技術の進歩により入院日数が短くなっています。がん治療は、手術・放射線治療・抗がん剤治療を組み合わせる治療が主流です。放射線治療と抗がん剤治療は、通院で行われることが多くなっています。

先ほど公的制度に触れましたが、実は、高齢化と医療技術の高度化などで公的健康保険の財政は厳しくなっており、入院は短く、外来治療を増やすようになりましたので、入院日額の基本保障だけでは、公的給付を補えなくなってきました。

ただし、医療保険の通院は病気やケガで入院することが支払い条件になっていますので、通院のみは支払い対象ではありません。

2.三大疾病一時金特約

がん、急性心筋梗塞、脳卒中の三大成人病で所定の疾病状態になった場合に一時金を受取れる特約です。

三大疾病は、他の病気と比べて重症化しやすく、日本人の死亡率の半分以上を占めています。特に脳卒中は治療が長引くことも多いです。

この三大疾病の支払い条件は、保険会社によって異なります。

  • 1年に1回、2年に1回、何度でも受取ることができるのか
  • 支払い条件の範囲が急性心筋梗塞、脳卒中なのか、支払範囲の広い心疾患(狭心症や心不全も含まれる)、脳血管疾患なのか

などです。

やはり、1年に1回何度でも受取ることができ、支払範囲は、「がん、心疾患、脳血管疾患」が安心です。

一時金としてまとまったお金を受取ることができれば、通院のためのタクシー代や家族の付き添い費用、生活費の補てんなど、自由に使うことができます。

特約を2つあげましたが、その他主な特約は、「女性疾病入院特約」「先進医療特約」「保険料払込免除特約」「介護保障特約」と各社様々な特約があります。

付加する特約が多ければ、保障は充実しますが、保険料が高くなってしまいます。そこで、どうしても譲れない保障は何なのかを決めて、保障と保険料のバランスを考えましょう。

3.誰に相談すればいいのか

あなたはシンプルで安い保険がいいですか?ネットで気軽に申込みのできる医療保険がいいですか?

また、保険選びになかなか興味がもてない方もいると思います。特約が多い医療保険は、複雑でよくわからないかもしれません。

でも、もし、医療保険について、複数の保険会社の商品を比較でき、保障内容をしっかり説明してくれる人がいれば、ムダな保険料を払わず自分にあった商品の設計ができるでしょう。

大切なのは誰に相談するかです。

がん拠点病院でお金の相談を受けていますと、保険に加入されていてもあまり役に立っていない人も見受けられます。医療保険は安ければいい訳ではありません。やはり保障が大切です。保障ありきで、そのあと保険料を比較検討しましょう。

プロが教える「おすすめ医療保険ランキング」

オリックス生命/新CURE 86点(6名/7名中)

おすすめしているプロ
評価コメント

「2位」におすすめする理由

保険料が安く、通院やがんなどの特約が充実。三大疾病や七大疾病の入院期間を長期に

入院短期化に伴い、1入院あたりの日数を短くする一方で、三大疾病や七大疾病の入院期間を長期(無制限)にするといった現在主流となっている医療保険の先駆け的な存在。保険料も安く通院やがんなどの特約も充実しています。

また、通院治療支援特約(退院時一時金給付型)は入院給付金が支払われた入院の後に退院した際に通院の有無や回数に関わらず一時金で支給されるため、退院後の生活や仕事への復帰をサポートしてくれます。

「介護・認知症サポートサービス」などの健康医療相談サービスが充実しており加入者は無料で利用できます。
FP 内山貴博「医療保険の選び方」

FP 内山貴博

「1位」におすすめする理由

特約が一般的な「先進医療」が基本で入っているのが特徴、「入院給付金」は三大疾病の保障が充実

主契約(基本プラン)は、「入院給付金」「手術給付金」「先進医療給付金」「先進医療一時金」で、特約が一般的な「先進医療」が基本で入っているのが特徴です。「先進医療」は技術料と同額が支払われるばかりか、別に一時金も支払われるので、病院が遠方の場合の交通費や宿泊費にあてることができます。

また、「入院給付金」では、三大疾病の保障が充実していて、入院した場合には、1入院あたりの支払日数が無制限に拡大されます。この基本プランの保険料は、他の保険の基本プランに先進医療の特約を付けた場合と比べて格段に安くなっています。
FP 菅田芳恵「医療保険の選び方」

FP 菅田芳恵

「5位」におすすめする理由

七大生活習慣病の入院限度日数が拡大、先進医療も2,000万までの保障+一時金は先進医療給付金の10%相当額を受給

オリックス生命の医療保険<新CURE>は、3つの特徴があります。

1.通常は1入院の限度日数が60日ですが七大生活習慣病になると入院の限度日数が拡大されます。七大生活習慣病のうち、糖尿病、高血圧症疾患、肝硬変、慢性腎不全で入院すると2倍の120日に拡大され、三大疾病のがん、心疾患、脳血管疾患で入院すると支払日数無制限になります。

2.先進医療も2000万円までの保障に加え、一時金も先進医療給付金の10%相当額が受給できます。

3.入院したときに手術を受けた場合、主契約の入院給付金日額の20倍、外来の場合は5倍の手術給付金が受給できます。

加入年齢は 終身払い 0歳~満80歳。

たとえば、0歳の女性が80歳まで生きたとします。生存年数は80年です。

終身払いとすると80年間、支払保険料を支払うことになります。

入院給付金日額5000円、終身払い支払保険料 月額1093円、1入院の限度日数60日

1,093円×12ヶ月×80年間=104万9,280円・・支払保険料総額

5,000円×60日=30万円・・入院給付金

30万円÷104万9,280円×100=28.59%

支払保険料総額の約29%の給付金を受給することができます。

これだけだとすすめたくないのですが、年齢を重ね、高齢者になると入院日数も多くなってきます。そして、七大生活習慣病になるリスクも高くなるでしょう。本文中の厚生労働省を参照してください。そのときに七大生活習慣病になって2倍の120日になったとします。

入院給付金日額5000円、終身払い支払保険料 月額1093円、1入院の限度日数120日

1,093円×12ヶ月×80年間=104万9,280円・・・支払保険料総額

5,000円×120日=60万円・・入院給付金

60万円÷104万9,280円×100=57.18%

支払保険料総額の約57%の給付金を受給することができます。
FP 上山由紀子「医療保険の選び方」

FP 上山由紀子

「1位」におすすめする理由

業界最安値の保険料、保障内容がシンプルで分かりやすい

特筆すべきは、保障内容のシンプルさと保険料の安さです。同レベルの保障内容で比較したときの保険料の安さは業界最安値と言っても過言ではありません。日額タイプですが、プラスで入院一時金が支払われる特約を追加することも可能です。

基本的に1入院につき60日が限度ですが、七大生活習慣病による入院の時は1入院の限度が120日となり、三大疾病のときは無制限になります。そして、これら重篤な病気入院に対する入院日数制限の緩和が追加保険料なしで保障される点はとても優れています。
FP 平田純子「医療保険の選び方」

FP 平田純子

「2位」におすすめする理由

保険料が安く、入院・手術を中心にシンプルな保障内容が大きなメリット

とにかくシンプルであること、そして保険料の安さが大きなメリットの商品です。入院・手術を中心にシンプルであるということは、加入者自身もわかりやすいということにつながっています。

3大疾病一時金に関しては、がん、脳卒中、急性心筋梗塞と限定はされますが、入院のみでの支払要件は保険金を受け取りやすい仕組みになっています。また先進医療特約では先進医療の技術料に加えてその10%を一時金として受け取れるのも良いところです。

FP 菊井千恵子「医療保険の選び方」

FP 菊井千恵子

「4位」におすすめする理由

保険料と保障のバランスの取れた医療保険

この商品は、保険料と保障のバランスの取れた医療保険だと思います。

入院日額3,000円から選べるので、今の保障を解約せずに入院日額3,000円を追加加入することで、新しい特約に加入することができます。

三大疾病・七大疾病での入院に関しては支払日数無制限を選べるので手厚い保障が受けられます。通院に関しては、日額いくらではなく、無事退院された場合の一時金ですので、退院されれば、保険金を直ぐ請求できる利点があります。ただ金額が3万円か5万円ですので、通院日数が長引く場合は物足りないかも知れません。

重度三疾病一時金特約を付加することが可能ですが、「新キュア」の場合は、「がん・急性心筋梗塞・脳卒中」と保障範囲が狭いので、三大疾病に備えたい方には見劣りがします。

ネットで気軽に申込みができますが、対面での申込みでないと付加できない特約があります。例えば、「七大生活習慣病で入院した時の支払日数無制限の特約」「特定疾病保険料払込免除の特約(保障は一生涯続きます)で、これらの特約は対面でのみ契約できますので、ネットだけの情報で判断しないほうがよいでしょう。

新CURE(キュア)も「T-PEC」のサービスがあります。名医による診断が受けられるセカンドオピニオンサービスや24時間電話健康相談を受けることができます。

FP 渡辺一江「医療保険の選び方」

FP 渡辺一江

SOMPOひまわり生命/健康をサポートする医療保険「健康のお守り」 57点(4名/7名中)

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「4位」におすすめする理由

女性疾病入院給付金はすべてのがんや「女性に多い病気」も特約の対象。女性におすすめしたい商品。

特に女性の方にすすめたい商品です。女性疾病入院給付金(1入院60日が限度、通算は無制限)は子宮筋腫や切迫流産など女性特有の病気による入院給付金の上乗せはもちろん、すべてのがんや「女性にも多い病気」も特約の対象となるため、尿管結石や腎盂腎炎なども女性疾病入院給付金として上乗せで支給されます。

よって、女性疾病入院給付金が充実しているため、主契約である入院給付金の金額を下げることで、保険料全体の節約につなげることもできます。

※こちらは保険リニューアル前の内容です。現在の内容とは異なる場合がございます。
FP 内山貴博「医療保険の選び方」

FP 内山貴博

「2位」におすすめする理由

保険料が比較的割安、特約の選択肢も多く、長期の入院にも備えられる

比較的に保険料が割安な上に、特約の選択肢が多いことが特徴です。また、入院の主契約は日額タイプですが、入院時にまとまった一時金が支払われるという特約を付加することも可能です。入院時の初期費用に加えて長期入院にも備えられる点は安心です。

また、手術給付金が倍率型(手術レベルに応じて4段階)で、日額5,000円で契約すると手術給付金は最大20万円(他社は概ね10万円)支払われるというのも当保険の特徴的な点です。更に、介護一時金特約は要介護1で支払われるという点も他社ではあまり類がありません。

※こちらは保険リニューアル前の内容です。現在の内容とは異なる場合がございます。
FP 平田純子「医療保険の選び方」

FP 平田純子

「2位」におすすめする理由

特約をつける際の選択材料となる保険料が提示されていて、自分の病気などにあわせたオプションをつけやすい

パンフレットの保険料のオプションが見やすいです。他社と比較するときに参考になるよくできたパンフレットだと思います。

特約を付けるにあたり、ご自身に不安に思う病気があればそれを選ぶ際の材料となる保険料が提示されています。例えば、家族の間にがんを患う人が多ければ、遺伝的なものとして選択肢として医療用新がん診断給付特約をつければがん診断給付金50万円が受け取れます。2回目以降も1年経過後であれば診断給付金が受け取れます。

基本プランに含まれるもの

入院→新3大疾病(がん(上皮内がん含む)、(心疾患)(脳血管疾患)日帰り入院対応。

手術→所定の手術・放射線治療・造血幹細胞移植を目的とした骨髄幹細胞または末梢血管細胞の採取術を受けたとき。

健康回復支援→高血圧症、脂質異常症、高血糖のいずれかの治療を目的とする投薬治療を受けたとき1回限り5万円。

先進医療→先進医療技術料を通算2,000万円まで保障。

FP 杉本隆子「医療保険の選び方」

FP 杉本隆子

「1位」におすすめする理由

特約が多く自分にあった特約を付加することが可能、保険料も比較的割安

6月2日からの発売で、保障内容がリニューアルされ、すごく良くなっていると思います。

基本保障はシンプルですが、特約が多く、自分にあった特約を付加する自由度があります。付加する特約や年齢にもよりますが、保険料も割安と感じます。

入院日額3,000円から選べるので、見直しを考えている方は、今の保障を解約せず、入院日額3,000円と特約に加入することができます。手術給付金を無くして保険料を安くする(手術給付金不担保特則)こともできます。

保険料払込免除特約は2種類あり、特定疾病払込免除と七大疾病・障害等級2級以上などに該当した場合も免除になる特約があり、この七疾病保険料払込免除はこの商品の特徴といえます。

選べる特約は、介護、就業不能までと幅広く、三大疾病の範囲は以前の「がん、脳卒中、急性心筋梗塞」から、「がん、脳血管疾患、心疾患」と保障範囲が広くなりました。

抗がん剤治療給付特約は、患者申出療養などの自由診療で抗がん剤治療を受けた場合も保障対象になりますので、これはメリットといえます。

医療保険に加入される場合、健康状態によっては、部位不担保(給付金の支払い対象にならないもの)が付くこともありますが、この新商品では、部位不担保の適用対象が58種類から1種類(異常妊娠・異常分娩)のみへ大幅削減されました。今まで不担保にしていた契約の約82%の部位不担保条件がなくなるとのことで、より入りやすくなったといえます。現在、部位不担保の医療保険をお持ちの方などは、見直ししてみるのもいいと思います。

FP 渡辺一江「医療保険の選び方」

FP 渡辺一江

三井住友海上あいおい生命/&LIFE 新医療保険Aプレミア 43点(3名/7名中)

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「3位」におすすめする理由

保険料免除特約の対象範囲が幅広く、該当の病気になった場合保険料の負担なく保障が続けられる

保険料免除特約の対象範囲が幅広いことが大きな特徴です。保険料免除の対象範囲が幅広いということは、保険料免除に該当しやすいことを示し、該当の病気に罹患後、保険料の負担なく保障が続けられる点は家計に安心です。又、特約の種類が豊富で必要度に応じて細かくカスタマイズできる点もポイントが高いですね。

また、1日でも入院すると、まず一律5日分の一時金を受け取れる点や八大疾病での入院は日数無制限との特則も付加できるなど、きめ細かいのがポイントです。
FP 平田純子「医療保険の選び方」

FP 平田純子

「5位」におすすめする理由

5日以内の入院で一律5日分の入院給付金が支払われる、保険料払込免除の要件が緩い

5日以内の入院は、一律5日分の入院給付金が支払われます。短い入院のときにまとまったお金として受け取れるのはメリットです。また保険料払込免除の要件がゆるいこともメリットのひとつで、がんは診断確定、心疾患・脳血管疾患は入院日数・手術の有無を問われず入院のみとなっています。

通院特約は往診・訪問診療も含まれますので、こちらもこれからの時代に役立つ内容です。また先進医療特約には技術料の他に、交通費・宿泊費も支払われます。先進医療は、受けられる医療機関が決まっています。自分の住む地域で受けられるとは限りませんので、そんなときにもこころ強い内容です。

FP 菊井千恵子「医療保険の選び方」

FP 菊井千恵子

「2位」におすすめする理由

三大疾病や保険料払込免除の範囲が広く、生活習慣病やがんなど幅広い特約がある。

三大疾病や保険料払込免除の範囲が広く生活習慣病やがん、女性特有の疾病、介護、認知症など幅広い特約が用意されています。保障をシンプルにすることも、自分に必要な特約を付加することで保障を手厚くすることも可能な商品です。

この商品も入院日額3,000円から選べるので、見直しを考えている方は、今の保障を解約せずに入院日額3,000円を追加加入することで、新しい特約に加入することができます。

三大疾病一時金特約や保険料払込免除特約の範囲が、「がん、脳血管疾患、心疾患で入院したとき」と保障範囲は広く、三大疾病一時金特約は1年以上経過して入院した場合に何度でも受取ることが可能なので、三大疾病に備えたい方には役に立つ商品です。

その他、ガン治療通院給付特約があり、がんと診断されてから5年間は治療を目的とした通院であれば、入院の有無を問わず何日でも保障されます。5年間通院給付金を受取ることができるのはありがたいです。

女性向けの特約の中で、出産や特定不妊治療まで保障対象になる特約があり、これから出産を考えている女性には役に立つ保険でしょう。

FP 渡辺一江「医療保険の選び方」

FP 渡辺一江

国民共済/終身医療プラン 29点(2名/7名中)

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「4位」におすすめする理由

保険料が安くて保障もある程度欲しい人にはぴったりの保険

主契約(基本プラン)の保険料は安く、それに特約で「先進医療」を付けても他の保険会社の保険料と比べて安いのが特徴です。また、日帰り入院も保障されているのはうれしい限りです。主契約(基本プラン)の内容でも保険料は安いのに、共済金独自の制度である割戻金もあります。

医療タイプの場合、年間支払保険料の約20%が毎年戻ってきますので、安い保険料がさらに安くなることに。保険料が安くて保障もある程度欲しい人にはぴったりの保険です。
FP 菅田芳恵「医療保険の選び方」

FP 菅田芳恵

「3位」におすすめする理由

1入院1日目から180日分の給付金が受給でき、通院時の保障も充実

国民共済〈全労済〉終身医療プラン・総合タイプは、病気やけがで入院したとき、1入院1日目から180日分の給付金が受給でき、通算1000日、通院した時の給付金、通算750日、入院前(最高30日)、退院後(最高60日)、日額1,500円(入院日額5,000円の場合)ついています。手術、放射線治療共済金が付加されています。

加入できる年齢は、満15歳~満80歳の健康な方、契約期間は終身、払込期間は短期払い満65歳までと終身払いで選べるようになっています。

たとえば、男性15歳で加入し、80歳まで生きたとします。

入院給付金日額5000円、終身払い支払保険料 月額2360円、1入院の限度日数180日

2,360円×12ヶ月×65年間=184万800円・・・支払保険料総額

5,000円×180日=90万円・・入院給付金

90万円÷184万800円×100=48.89%

支払保険料総額の約49%の給付金を受給することができます。
FP 上山由紀子「医療保険の選び方」

FP 上山由紀子

アクサダイレクト生命/終身医療 29点(2名/7名中)

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「2位」におすすめする理由

ネット専用のため保険料が安く、特約で先進医療給付金をつけても安い保険料で済む

ネット専用の会社なので、その分保険料が安くなっています。主契約(基本プラン)に特約で「先進医療給付金」をつけても、非常に安い保険料で、少しでも安くしたい人にはピッタリです。この先進医療の特約は、給付金と一時金で支給されます。

また、「掛け捨ては嫌だ」と言う人向けに特約で「健康祝い金」を付けることもできます。入院や手術の給付を受けなかったら3年ごとに5万円支給されます。特約保険料を考えた場合、なるべく若い時に入れば、3年で5万円はお釣りがきますので、それを利息と考えれば使いやすい保障かと思います。
FP 菅田芳恵「医療保険の選び方」

FP 菅田芳恵

「5位」におすすめする理由

保険料が格安であることが一番のポイント。特約も充実しており、長期入院にも備えられる

とにかく保険料が格安であることが一番のおすすめポイントです。基本的な保障も必要最小限といった内容で、通常他社の商品は主契約に手術給付金が保障として付随するのに対し、当保険は手術給付金でさえ要/不要を選択することができます。年齢・保障内容によっては月額1,000円以下の保険料も可能です(一生涯保険料は上がりません)。

もちろん、一般的な特約は用意されていますし、特徴的なものとして、長期入院一時金給付特約という入院日数が61日目に達したときに50万円が支払われるという特約があり、長期入院に対して備えることもできます。
FP 平田純子「医療保険の選び方」

FP 平田純子

アフラック/ちゃんと応える医療保険EVER 29点(2名/7名中)

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「3位」におすすめする理由

通院保障が基本プランに。入院給付金で日帰り入院も安心

この保険の特徴は、一般的には特約となる通院保障が主契約(基本プラン)になっていることです。また、通院保障は主に通院後が保障されるのが一般的ですが、入院前の通院も保障されます。病気で入院する場合は、その前から検査等で通院するのが普通ですので助かるでしょう。

また、主契約(基本プラン)の「入院給付金」には、日帰り入院も一律5日分支払われ、5日未満の入院でも5日支払われます。最近は、日帰り入院も多いので、特に若い方にはうれしい保障です。
FP 菅田芳恵「医療保険の選び方」

FP 菅田芳恵

「5位」におすすめする理由

ライフステージの変化や病気などにあわせて保障の見直しが可能

長生きの時代に合わせた、ライフステージの変化に合わせて、また病気になっても保障を見直すことができます。

現在、病気で通院し、薬も飲んでいる、持病・既往症がある・過去に入院・手術をしたことがあるなどもそれぞれの健康状態に合わせて、主契約・特約ごとに合理的な保険料が算定されます。その仕組みは、割増された保険料を支払い「特別保険料の関する督促」を付けて契約します。

また、介護のリスクの保障・認知症で要介護になった時の保障なども追加できます。

FP 杉本隆子「医療保険の選び方」

FP 杉本隆子

ネオファースト生命/ネオdeいりょう 29点(2名/7名中)

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「5位」におすすめする理由

入健康保険料率が適用され、喫煙者でない場合標準基本料が2,700円に

医療保険では珍しい「健康保険料率」割引が適用されます。過去5年以内に所定の入院歴がなく、過去1年以内にたばこを吸っていない場合、健康保険料率と見なされ、例えば40歳男性で標準保険料が4,136円のところ、2,700円となります。喫煙者であっても体格(BMI)が18以上27未満であっても健康保険料率が適用されます。

なお、たばこについては自己申告であるため面倒な検査などは不要となっています。三大疾病一時金給付金はがんに加え、心疾患と脳血管疾患をカバーしてくれるため、急性心筋梗塞や脳卒中のみの場合に比べ範囲が広く安心です。
FP 内山貴博「医療保険の選び方」

FP 内山貴博

「4位」におすすめする理由

入院直後に一時金の部分のみ先に給付を受け取れるサービス、保険料払込免除の要件の種類も多い

入院一時金特約を付加しておくと、入院治療を医療機関から告げられたら入院前に連絡をすることで事前エントリーが完了し、入院直後に一時金の部分のみ先に給付を受け取ることができるサービスがあります(契約後2年経過等の所定の条件は必要です)。

通常医療保険の請求は、退院後に診断書や領収書をもって請求することが基本ですが、一時金部分のみであっても入院と同時に受け取ることができるのが使える保険であるといえます。

あと、保険料払込免除の要件の種類も多I型~Ⅳ型までと種類も多く、特にⅣ型では心疾患・脳血管疾患で1日以上の入院で免除事由に該当します。

FP 菊井千恵子「医療保険の選び方」

FP 菊井千恵子

チューリッヒ生命/終身医療保険プレミアムDX 29点(2名/7名中)

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「3位」におすすめする理由

入院日数30日から365日と複数パターンから選べ、入院日数に関わらず「入院一時金」が給付される特約を選択可能

入院日数30日から365日と複数パターンから自身に合ったものを選ぶことができ、また、入院日数に関わらず「入院一時金」から入院1日でも5万円、10万円、20万円が給付される特約を選択できるのも嬉しい。また、入院が長期化しやすいストレス性疾病については支払限度日数が365日に拡大される特約も安心感があります。

なお、ガンや心筋梗塞など所定の就業不能状態が60日を超えて継続した場合に最大30万、10年間年金が支払われる特約もあり、プレミアムDX1本で様々なリスクへの備えが可能です。
FP 内山貴博「医療保険の選び方」

FP 内山貴博

「5位」におすすめする理由

保険料が比較的安く、特約も豊富

選ぶ特約によりますが保険料が比較的安く、特約も豊富です。働く世代には頼りになるストレス性疾病による就業不能保障にも備えることができます。

基本の入院日数の型を「30日型」「60日型」「120日型」から選べる自由度があり、入院日数が長引く可能性のあるストレス性疾病と7大疾病の入院は支払日数を延長できる特約を付加することができます。

三大疾病診断給付は、「がん、脳卒中、急性心筋梗塞」と保障範囲は狭く、2回目以降は、2年に1回、治療を目的に入院された場合なので、三大疾病に備えたい方には他社と比べると見劣りがします。

FP 渡辺一江「医療保険の選び方」

FP 渡辺一江

日本生命/NEW in 1 入院総合保険 14点(1名/7名中)

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「1位」におすすめする理由

保障内容がシンプルで分かりやすく、職業制限なく加入可能

非常にシンプルで分かりやすいのが特徴です。日帰り入院も含め、所定の入院の場合に一時金を受取ることができます。入院が長期化した場合、30日、60日、90日の各日数に達するごとに再度一時金がもらえるので、長期入院の経済的な不安も軽減されます。

また、先進医療給付あり型の場合、技術料のみならず交通費や宿泊費等に使える「先進医療サポート給付金」も受け取れます。先進医療を利用した治療の場合、遠方の病院を利用するケースも想定されますが、移動などに伴う費用も心配しなくて良さそうです。

なお、通常の医療保険は職業制限があり、リスクの高い職業の人は加入できない場合がありますが、NEW in 1は職業制限がないため、まさにお守りとして幅広い人の安心につながる保険です。
FP 内山貴博「医療保険の選び方」

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ライフネット生命/終身医療保険「じぶんへの保険3」 14点(1名/7名中)

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「5位」におすすめする理由

ネット専用の保険会社のため保険料が安く、「入院給付金」は日帰り入院でも受け取り可能

ネット専用の保険会社なので、保険料は安くなっています。「入院給付金」は、日帰り入院でも受け取ることができ、短期入院に手厚くなっているのが特徴です。

5日以内の入院の場合は、一律5日分の「入院給付金」が支払われます。「手術給付金」は、一律ではなく入院給付金日額の10倍か5倍で日額が高ければ高い保障を受けることができる内容になっています。手術の料金は、内容により異なり高額となる場合もありますので、手術の備えたい人には向いている保険です。
FP 菅田芳恵「医療保険の選び方」

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CO・OP共済/《ずっとあい》終身医療 14点(1名/7名中)

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「1位」におすすめする理由

一生涯つづく入院・手術を保障できる医療保険で、加入した年齢でずっと支払保険料が変わらない

CO・OP共済《ずっとあい終身医療》は一生涯つづく入院・手術を保障する医療保険です。生きている間保障し、加入した年齢でずっと支払保険料が変わりません。加入できる年齢は0歳~満70歳の方です。1入院1日目から180日の入院給付金が受給されます。重度障がい状態(両眼が失明したもの1級など)になった場合、それ以降は支払保険料の払い込みは免除され、保障は一生涯つづきます。(払込期間は60歳、65歳、70歳、終身の4種類から選べます。)手術給付金は手術の内容により金額が変わります。

たとえば、男性、入院日額5000円コースで0歳から80歳まで生存していたら

(終身払いの場合)

1,215円/月額×12ヶ月×80年間=116万6,400円・・・支払保険料総額

5,000円×180日=90万円・・・入院給付金

90万円÷116万6,400円×100=77%

支払保険料総額の約77%の給付金を受給することができます。

(65歳払込満了の場合)

1,395円/月額×12ヶ月×65年間=108万8,100円・・支払保険料総額

5,000円×180日=90万円・・入院給付金

90万円÷108万8,100円×100=82.71%

支払保険料総額の約83%の給付金を受給することができます。年払いにするともっと給付割合は増えることになります。
FP 上山由紀子「医療保険の選び方」

FP 上山由紀子

CO・OP共済/《たすけあい》女性コース 14点(1名/7名中)

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「2位」におすすめする理由

保険料が安く、入院給付金や手術給付金、長期入院給付金などもついている

CO・OP共済共済《たすけあい》女性コース「L2000円コース」はコース名の通り、保険料も安く月額2,000円です。加入できる年齢は満18歳~満64歳までです。病気やけがで入院した場合、1日目から184日分の入院給付金が受給できます。

1日の入院給付金は5,000円です。女性特定の病気で入院すると日額3,000円がプラスされます。他にも、手術給付金、長期入院給付金などがついています。また、先進医療特約も月額100円で、支払限度額1,000万円、個人賠償責任保険も月額140円で最高3億円が追加できます。ただし、保障期間が満65歳の満期日となっています。引き続き、違うコースを選ぶことができます。若いときは割安の保険に加入して、並行して貯蓄をしていくことも良いのではないでしょうか。

たとえば、満18歳から64歳まで47年間かけ続けたとして

2,000円×12ヶ月×47年間=112万8,000円・・・支払保険料総額

5,000円×184日=92万円・・入院給付金

92万円÷112万8,000円×100=81.56%

支払保険料総額の約82%の給付金を受給することができます。
FP 上山由紀子「医療保険の選び方」

FP 上山由紀子

国民共済/終身医療プラン・女性疾病タイプ 14点(1名/7名中)

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「4位」におすすめする理由

女性限定で加入できる保険で、女性特有の病気やがんに手厚い

国民共済(全労済)終身医療プラン・女性疾病タイプは女性特有の病気・がんに手厚い保障です。

1入院の限度日数が1日目から最高180日、通算1000日となっています。入院日額が500円~5,000円まで500円単位で選べます。もちろん、女性疾病タイプなので加入できるのは女性です。がんで入院した場合は、入院給付金日額1万円で1入院・通算とも無制限となっています。がんと診断されたとき、2年に1回を限度に無制限100万円を受給(治療を受け完治し、再度がんと診断されたとき)できます。また、在宅療養(悪性新生物)も最高90万円となります。とても、女性・がんに手厚い保険ではないでしょうか。加入できる女性は満15歳~満80歳の健康な方です。契約期間は終身、支払保険料払込期間は終身払いと65歳までの短期払いが選べるようになっています。

たとえば、満15歳の女性が80歳まで生きたとします。生存年数は65年です。

・終身払いの場合

終身払いとすると65年間、支払保険料を支払うことになります。

入院給付金日額5,000円、終身払い支払保険料 月額2,830円、1入院の限度日数180日

2,830円×12ヶ月×65年間=220万7,400円・・・支払保険料総額

5,000円×180日=90万円・・入院給付金

90万円÷220万7,400円×100=40.77%

支払保険料総額の約41%の給付金を受給することができます。
FP 上山由紀子「医療保険の選び方」

FP 上山由紀子

FWD富士生命/医療ベスト・ゴールド 14点(1名/7名中)

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「4位」におすすめする理由

主契約が日額タイプではなく一時金タイプで、分かりやすくシンプルな保障内容がポイント

主契約が日額タイプでなく一時金タイプな点がわかりやすくシンプルです。1泊2日以上の入院で、10万円といったかたちで支払われます。20万円、30万円という契約もできます。高額医療費制度の自己負担がひと月8~9万円であることを考慮すると、当保険の10万円タイプでの契約が公的保険の不足部分をシンプルに補うことができますね。

もちろん、長期の入院に備えることやがんなど三大疾病に備えることも特約で可能です。また、富士生命のがんに対する保障は、2回目以降の支払い要件が『入院』だけでなく、『通院』で可能なことも他社にはあまりない特徴でおすすめポイントです。
FP 平田純子「医療保険の選び方」

FP 平田純子

都道府県民共済/生命共済総合保障型(特約コース) 14点(1名/7名中)

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「1位」におすすめする理由

基本コース、特約コースとあり、保障内容がシンプル。掛金の割戻金あり

基本コース・特約コースともに内容がシンプルです。掛金の「割戻金」があります。満18歳から満64歳までの健康な人が加入できます、85歳まで保障がありますが、60歳以降では補償内容が変わって自動継続になります。例えば、入院保障2型の場合、病気は日額10,000円、事故の通院90日まで日額1500円、手術2.5万円・5万円・10万円、先進医療10,000円から150万円まで、死亡10万円の保障が60歳まで、60歳以上はその半額になります。

40歳男性の場合、同じような保障で月額4,000円くらいと考えて60歳まで加入したとします。その差は2,000円×12か月×20年=480,000円の節約になり、この差額は家計の積立金として蓄えておきます。

一方で、病気で最高124日間入院して、手術も先進医療もない場合、10,000円(日額)×124日=1,240,000万円保障されます。

事故で最高90日通院の場合、1,500円(日額)×90日=135,000円保障されます。

また、保障内容の見直ししたい時にも掛け捨て部分はお守り代として十分納得のいくものと考えます。数ある保険商品の中で、特約の詳細を見ていると、心配が増えていつの間にか月額が多くなりがちですが、万が一の時のためという意味ではそれほどの病気のリスクを感じないという方は十分担保されます。

FP 杉本隆子「医療保険の選び方」

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ソニー損保/Zippi<ジッピ> 14点(1名/7名中)

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「3位」におすすめする理由

入院実費型で、かかった入院治療費に応じて保険金が受け取れる

入院実費型という、かかった入院治療費に応じて保険金が受け取れる保険です。満40歳、男性で月額1,574円です。インターネットでのみ申し込みが可能です。

基本保障のほか、オプションでは入院時諸費用195円、先進医療(2,000万円まで)112円のオプション料がかかります。健保や国保等の公的医療保険を使用した入院中の療養に係る診療報酬点数×3円が受け取れる保険金になります。診療報酬点数とは医療行為を点数化したものです。厚生労働省大臣が定めており、治療内容、病院の規模・入院日数などによって決まります。つまり、入院治療費の窓口負担分が保障されることになります。

ただし、保険金には限度があり、1カ月20万円まで、1入院につき120万円まで、保険期間を通じ720万円までとなります。高額療養費や他の保険会社で加入中の保険で支払われる保険金があっても、それが減額されることはありません。

FP 杉本隆子「医療保険の選び方」

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ソニー損保/SURE<シュア> 14点(1名/7名中)

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「4位」におすすめする理由

3大疾病、7大生活習慣病などの病気やけが、日帰り入院も保障

3大疾病(がん・脳卒中・心筋梗塞)・7大生活習慣病(がん・脳卒中・心筋梗塞・高血圧疾患・糖尿病・肝硬変・慢性腎不全)などの病気・けが、また日帰り入院も保障されます。公的医療保険制度の給付対象となる1,000種類以上の手術に対応します(何度でも給付されます)。

先進医療も2,000万円まで保障、給付されます。高額になりがちながん治療は入院の支払い日数は無制限とされ手術保険金も保障されます。がん再発も基本プランです。保険料は加入時から変わりません。インターネットからの申し込み割引があります。

FP 杉本隆子「医療保険の選び方」

FP 杉本隆子

メディケア生命/新メディフィットA 14点(1名/7名中)

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「1位」におすすめする理由

保険料の安さと保障内容の充実が魅力

保険料の安さと、内容がとても充実している保険です。

手術給付金に関して、3大疾病の大きな手術(開頭・開胸・開腹術)の場合は日額の40倍の給付が多い中、50倍の給付があることの安心があります。またその対象の手術に穿頭器・胸腔鏡・腹腔鏡の手術も含まれるのは他にはありません。

そして抗がん剤の経口投与が含まれるのもメリットです。この薬剤治療特約を支払対象薬剤1型とすることで抗がん剤だけでなく心疾患、脳血管疾患の抗血栓薬にも対応できます。手頃な保険料で大きな安心を得られる商品のひとつです。

FP 菊井千恵子「医療保険の選び方」

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はなさく生命/はなさく医療 14点(1名/7名中)

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「3位」におすすめする理由

往診・訪問診療も通院の対象に。ガン通院の場合退院後5年間は無制限給付を受けられる

メディケア生命のメディフィットAと同じく、3大疾病の開頭・開胸・開腹術の際に入院日額の50倍の手術給付があります(ただし、こちらは穿頭器・胸腔鏡・腹腔鏡の手術は含まれません)。

それでもおすすめする理由としては、そもそも簡単な術式の場合は医療費も大きな手術に比べると少なくて済むので、給付額の多さにこだわらなくてもよいという考え方もあります。

はなさく医療の特徴は、通院給付にガン通院の場合は退院後5年間は無制限給付をうけられるのでガン保険の補いにもなります。そして往診、訪問診療も通院の対象となるのがこれからの医療にも対応している保険であるといえます。

FP 菊井千恵子「医療保険の選び方」

FP 菊井千恵子

メットライフ生命/ 終身医療保険「フレキシィS」 14点(1名/7名中)

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「3位」におすすめする理由

三大疾病や保険料払込免除の範囲の広さと、保険料とのバランスが取れている点が魅力

三大疾病や保険料払込免除の範囲の広さと、保険料とのバランスが取れている商品で、健康祝金特則や認知症診断一時金特則など特約が豊富です。健康祝金特則では、継続10日以上の入院がなければ、5年ごとに最長90歳まで何度でも健康祝金が受け取れますので、掛捨てはちょっと?という方におすすめです。

三大疾病一時金や保険料払込免除の範囲が、「がん、脳血管疾患、心疾患」と保障範囲は広く、2回目以降は、1年に1回を限度に5回まで、手術をした場合あるいは20日以上の入院をした場合なので、20日以上の入院はちょっと長い気がします。

また、介護や認知症など高齢化社会によるリスクを保障する特約があります。終身介護保障一時金特約では、要介護2以上と認定されると介護一時金が、認知症と診断されると認知症一時金が受け取れる認知症診断特約もあります。

フレキシィSに加入すると自動的に「T-PEC」のサービスを受けることができます。個人で契約する場合には毎月1万円ほどの会費が必要ですが、保険加入者は無料で、名医による診断が受けられるセカンドオピニオンサービスや24時間電話健康相談を受けることができるので、いざという時に役にたつと思います。

FP 渡辺一江「医療保険の選び方」

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医療保険比較