プロ1人が選んだ「おすすめ学資保険ランキング」5選。プロが教える「学資保険の選び方」

プロが教える「学資保険の選び方」

FP 大野翠
一番教育費のかかる大学進学を見据え、学資保険の満期は「22歳」ではなく「18歳」がオススメ。もちろん、月々の保険料を抑えることも大切です。

大学進学時、一番お金がかかるのは「大学入学前」です。入学金、学費、買いそろえなければいけない物品購入・・・大きなお金が必要になる時期です。このことから、学資保険の中で一番大きな金額をもらえる時期は必ず「18歳(高校卒業時)」にしましょう。「22歳」では間に合いません。22歳満期にすることのメリットは、払込期間が長いため、月々の保険料を抑えることができます。しかし22歳で一時金を受け取っても、すでに教育費の出費の多い時期は過ぎています。なるべく月々の保険料も抑えながら、より合理的に満期金を活用できる18歳満期プランでの学資保険加入をおすすめします。

長崎・女性・40歳
業務歴:10年
得意分野:住宅ローン相談、家計相談、保険相談、ライフプランニング、教育資金相談、老後資金相談
資格:2級FP技能士、宅地建物取引士

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学資保険は18歳満期!加入に一工夫で保険料も節約

大切なお子様のために学資保険の加入を検討される親御様が、比較検討をする際に、よく悩むポイントとして「満期年齢の設定」があります。

保険会社が違っても、学資保険の仕組みはほとんど業界共通です。

なかでも満期時期に関しては、細かく設定できる会社もありますが、よくあるのは「18歳ごろ(高校卒業時)を満期にする場合」「22歳を満期にする場合」の2つから選ぶ場合です。

22歳満期を選んだ場合のメリットとして、以下のことが挙げられます。

  • 保険料払込期間が長いため、月々の保険料負担が少ない
  • 医療特約を付けている場合、22歳大学卒業時まで保障される

22歳満期のデメリットはこちらです。

  • 一番お金が必要な大学入学時(18歳ごろ)に満期金がもらえない
  • 大学進学しなかった場合、22歳という年齢に意味がない

私がお勧めする18歳満期プランは、22歳満期のデメリットを全てカバーし、なおかつ加入内容によっては22歳満期のメリットはそのままで学資保険加入も可能です。

18歳満期プランをおすすめする理由

私が18歳満期をお勧めする理由として「大学進学前、または就職前に満期金を受け取ることで使い道が広がる」ことが挙げられます。

生まれたばかりの赤ちゃんが、大学に行くかどうかは誰にもわかりません。たとえ子どもがどのような進路を選んだとしても、18歳に学資保険の満期金を受け取ることができれば使い道はさまざまです。

大学や専門学校の入学資金に充てることはもちろん、高校卒業後希望の職業に就職した場合は、社会人1年目のお祝いに何か買いそろえることもできます。

一方、22歳満期にした場合、おおよそ大学卒業の頃に満期金を受け取ることになります。大学卒業後、社会人となる方がほとんどですので、22歳満期で受け取った満期金の使い道はかなり限定的になります。

たとえば大学に進学しなかった場合などは、満期金受け取り後に貯蓄に回し、別の用途(例えば結婚資金など)にスライドすることもできますが、教育資金の積み立てを目的として加入する場合は、少々タイミングを逃すことになってしまいます。

実際に加入する際の節約ポイント

ここからは、実際に加入する際のポイントについてご紹介します。

まずは、保険料についてです。

冒頭にも少し書きましたが、同じ満期金額を設定した場合、保険期間が18年間か22年間であれば、22年間で払い込む方が、月々の保険料は安く抑えられます。

例えば満期金300万円とした場合、18年で積み立てるとすると、単純計算で月額・約13,889円です。一方22年間では月額・約11,364円となり、月額の差は約2,500円です。

2,500円の差は、決して小さくありません。ましてや学資保険は長期間に渡って加入するものですから、あまり負担にならない保険料である必要があります。さらに、他にもお子様が居る場合は、他のお子様の学資保険の掛け金の支払いもありますので、慎重に検討したほうがよいでしょう。

保険料の負担を減らすポイントとしては、

  1. 節目のお祝い金がもらえる特約は付けない(満期金のみを貯蓄するイメージ)
  2. 医療特約など、貯蓄以外の特約を付けない(純粋な貯蓄を優先する)

学資保険に付加できる医療保険特約についてですが、私は付加しないことをお勧めしています。

なぜなら、日本国内ほとんどの市町村で、子どもに対して何かしらかの医療費支援を行っています。義務教育期間中は1か月の医療費上限が数百円程度で済む市町村などもあり、ある程度の年齢までは医療費の心配が不要の場合も多いです。

したがって、学資保険は「子どものための純粋な貯蓄」と割り切って考え、医療保険特約は付けずに、月々の学資保険料=貯金である、と考えて継続していくことをおすすめします。

どうしてもお子さんに医療保険を掛けたい場合は、お住まいの地域の共済などを利用し、月額700円~1,000円程度で、最低限の保障を持つことも検討しましょう。

必ず付加すべき特約もある

ただし、必ず付加すべき特約があります。保険料払込免除特約です。保険会社によっては自動的に付加されている場合もありますが、オプションとして取り外せる保険会社の場合は、少々月額保険料が割高になったとしても付加しておくことをお勧めします。

保険料払込免除特約とは、保険契約者(学資保険の場合、一般的なのは親)が死亡した場合や、所定の高度障害状態になった場合、以降の保険料は全て免除されます。しかし、保険契約は保険期間満了まで有効ですので、加入時に設定した満期金なども当初の契約内容通りに受け取ることができます。

通常の貯金であれば、貯金する人(親など)に万が一のことがあって貯金ができなくなれば、そこで終わってしまいます。

しかし、学資保険では、この保険料払込免除特約を付加することで、保険料が払えなくなっても約束の満期金はきっちりもらえるのです。万が一の際の安心のために、必ず付加しましょう。

学資保険加入のポイント・まとめ

いかがでしたか。FPとして私がオススメするポイントは

  1. 満期時期の設定は、学資保険満期金の使い道が広い18歳満期
  2. 成長祝い金や医療保険などの特約は付加せず、純粋な貯蓄と考える
  3. 保険料払込免除特約は万が一に備えて必ず付加する

この3点をおさえ、よりご家族様の意向に沿った内容の学資保険と巡り合えますよう、心からお祈りしております。お役に立てますと幸いです。

1位:アフラック/夢みるこどもの学資保険
2位:フコク生命/みらいのつばさ
3位:三井住友海上あいおい生命保険/5年ごと利差配当付こども保険
4位:東京海上日動あんしん生命/5年ごと利差配当付こども保険
5位:日本生命/ニッセイ学資保険

プロが教える「おすすめ学資保険ランキング」

アフラック/夢みるこどもの学資保険 100点(1名/1名中)

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「1位」におすすめする理由
円建ての学資保険の中では解約返戻率が100%により近く、保険期間や保障内容を決める際の選択肢も多いところが特徴です。細分化されたプラン設計より、ご家族の意向に沿ったオリジナリティあふれる学資保険の設計が可能です。安心の「保険料払込免除特約」も付加でき、教育資金の準備に優れています。

また、保険料も比較的負担にならない金額から設定でき、第二子以降の学資保険加入を検討する場合でも、保険会社を変えずに統一することもできます。

FP 大野翠

フコク生命/みらいのつばさ 100点(1名/1名中)

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「2位」におすすめする理由
国内生命保険会社の中では、以前から学資保険で有名なフコク生命の学資保険「みらいのつばさ」は、保険料の払込満了期間を11歳、14歳、17歳から選ぶことができます。このことで、一番学費のかかる大学入学時に保険料負担をすることがないよう工夫されています。

また、節目の際にもらえる成長祝い金は、今すぐに必要がない場合は、据え置くことができ、据え置き金には所定の利息がつきます。据え置いた祝い金は、必要な時に、少し増えて取り出せるということで楽しみも増えますね

FP 大野翠

三井住友海上あいおい生命保険/5年ごと利差配当付こども保険 100点(1名/1名中)

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「3位」におすすめする理由
こちらの学資保険は、お子様の成長に合わせた節目のお祝い金(6歳、12歳、15歳、18歳)が主契約となっており、18歳の時の祝い金が基本保険金額の100%相当となります。

また、契約者に万が一のことがあった場合は、保険料の払い込みが不要になるだけでなく、「養育年金」として保険期間満了まで所定の金額を受け取ることができます。もちろん節目の祝い金についても契約通りに受け取ることができます。

より安心を追求した学資保険であると言えます。

FP 大野翠

東京海上日動あんしん生命/5年ごと利差配当付こども保険 100点(1名/1名中)

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「4位」におすすめする理由
保険料払込免除特約として、契約者が万が一の際には「養育年金」が支払われることや、成長の節目に祝い金がもらえることなどが本商品の特徴です。保障内容によっては保険料が安価から設定できるので、乳幼児の時に学資保険に加入していなかったお子様が加入する場合でも、保険料負担を抑えることができます。

東京海上日動あんしん生命では、契約者が無料で利用できる「メディカルアシスト」というサービスが付帯されており、24時間365日利用可能です。

FP 大野翠

日本生命/ニッセイ学資保険 100点(1名/1名中)

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「5位」におすすめする理由
国内最大手の生命保険会社である日本生命が発売している「ニッセイ学資保険」。

解約返戻率も、保障内容によっては100%を超える場合もあります。充実の返戻率ではありますが、その分、少々保険料が割高な印象は否めません。割高に感じる際は、あらゆる特約を外し、純粋な貯蓄として加入すると良いでしょう。、

何といっても安心の大手生命保険会社が販売している商品ですので、貯蓄性も保ちつつ安心して加入継続ができるところはポイントが高いです。

FP 大野翠

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