みんせつ【みんなの節約】

電気料金・電気代を「手間なく」かつ「数万円単位」で節約する節約術

「電気料金って節約するの大変でしょ?」
「電気代を節約する仕組みがわからず、なかなか手を付けられない」
「家電を省エネ家電に変えるのは、お金がかかるから、やれない」

女性

電気料金・電気代は、実は簡単に節約することができます。その方法をお教えします。

電気代の節約方法って、すぐにできないものも多い!

よくある電気料金・電気代の節約方法には

などが挙げられます。

しかし、これらの方法は

「省エネ家電に買い替えるのには、まとまったお金がかかるのでできない。」
「冷蔵庫、照明、エアコン、テレビの節電方法を実践するのには、手間がかかる」
「生活習慣を変えたくない」
「こまめな節電がどれだけ効果があるのか、見えないのでやる気が出ない」
「エアコンの温度を下げて、快適な生活が送れなくなる」
「テレビが見にくくなって、快適な生活が送れなくなる」

男性

と、実際になかなか実行に移せないものが多いのです。

しかし、電気料金・電気代というのは、毎月一定の金額が必ず発生します。

電気料金・電気代の平均額

世帯数 1カ月 年間
単身世帯 5,392円 64,704円
2人世帯 9,176円 110,112円
3人世帯 10,485円 125,820円
4人世帯 11,239円 134,868円
5人世帯 12,610円 151,320円
6人以上世帯 15,127円 181,524円

専門家
この毎月必ず、発生するコストを「手間なく」簡単に削減できれば、家計の負担を大きく下げることができます。その方法をお教えします。

「契約アンペア数の見直し」と「新電力(電力会社)への切り替え」を同時に行う!

契約アンペア数の見直し

電気料金というのは、「契約アンペア数」に応じて、基本料金が決まっているのです。

契約アンペア数と電気料金の基本料金との関係

東京電力エナジーパートナー
従量電灯B
1契約

アンペア数 料金単価(税込)
10A 286円
15A 429円
20A 572円
30A 858円
40A 1144円
50A 1430円
60A 1716円

※60Aを上回るご契約は従量電灯Cになる
※契約アンペア別の料金は地域によって異なる

シンプルに契約アンペア数を50Aから30Aに落とすだけでも、毎月572円の節約になるのです。

「でも、アンペア数って落とすと停電しやすくなるんじゃないの?」

女性

専門家
その通りです。

基本的に契約アンペア値を超えた電気が流れた時にブレーカーが落ちる仕組みになっており、ブレーカーが落ちると家庭全体の電気が遮断されて停電します。

つまり、ご家庭で必要なアンペア数をある程度正確に把握する必要があるのです。

東京電力エナジーパートナーの主な電気機器のアンペアの目安

インバータエアコン
(冷房時おもに10畳用平均)
(立ち上がり時など)
冷房5.8A(14A)
暖房6.6A(20A)
冷蔵庫
(450Lクラス)
2.5A
電気カーペット
(3畳用)
1/2面 4A
全 面 8A
電子レンジ
(30Lクラス)
15A
テレビ 液晶42型 2.1A
プラズマ42型 4.9A
IHジャー炊飯器
(5.5合・炊飯時)
13A
掃除機 弱 2A
強 10A
IHクッキングヒーター
(200V)
20A~30A
(最大使用時58A)
アイロン 14A 食器洗い乾燥機
(100V卓上タイプ)
13A
ヘアードライヤー 12A ドラム式洗濯乾燥機
(洗濯・脱水容量9kg)
洗濯時 2A
乾燥時 13A
契約アンペア数が40アンペアの家庭の場合

20.4A → ブレーカーは大丈夫

これに

41.2A → ブレーカーが切れる。停電に

となるのです。

注意
アンペア数は、落としすぎてはいけないのです。
その家庭で同時に使う電気の量を推定して、その範囲内で少ないアンペア数にすることで電気料金・電気代が安くなるのです。

新電力(電力会社)への切り替え

新電力とは

2016年の電力自由化によって、一般家庭向けの電力供給(電気の販売)が自由化されました。今までは、大手の電力会社(北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、四国電力、中国電力、九州電力、沖縄電力)に販売は独占されていましたが、これによって、小規模な事業者も、電力の小売りに参入することができるようになったのです。

この「小売電気事業者」のことを「新電力会社」と呼びます。

新電力の中には、太陽光発電システムのようなクリーンな発電方法(再生可能エネルギー)を採用し、自社で発電している会社もありますし、日本卸電力取引所(JPEX)からも電源供給してもらう会社もあります。

また、電力を届ける「送配電」は、大手電力会社が「新電力」の代わりに行います。大手電力会社は、その代わり、「新電力」から「託送料金」を受け取る仕組みになっています。

新電力の特徴
つまり、大手電力会社よりも、安い料金で、同じ品質で電気を使えるのが「新電力」なのです。

電気料金・電気代が安くなって、品質が変わらない「新電力」を使わない手はないのです。

実際に、電力の契約先を新電力に切り替えた家庭(低圧)の件数が、2018年3月末に約622万件に達し、はじめて件数ベースで10%を超えています。

新電力の普及状況

「新電力会社」への切り替えであれば、契約手続きの変更だけで、生活習慣や家電製品を変えずに、大幅な電気料金・電気代の節約が可能になるのです。

電気料金・電気代の節約の例:Looopでんき

従量電灯B
40A
520kWh/月
東京電力利用

節約効果
月間:1,293円
年間:15,516円

まとめ

は、同じ契約手続き1回で済みますので、これを同時に行うことで

一度の契約手続きだけで
生活習慣や家電を変えることなく
年間数万円単位での電気料金・電気代の節約ができる

ということになります。

専門家
しかも、電気自体の品質は変わらないのですから、やらない理由はない電気料金・電気代の節約方法なのです。

電気料金・電気代がもっとも安くなる新電力会社の選び方

電気料金の比較サイトを利用する

電気料金の比較サイトを利用すると、簡単に電気料金のシミュレーションができれて、節約額が大きい新電力会社を見つけることができます。

電気料金比較サイト「エネチェンジ」での電気料金の比較手順

手順その1.ウェブサイトに行く

手順その2.今のお住まいでの切り替えを選ぶ

手順その3.地域と世帯人数を入力する

※このままでも簡易的な見積もりができますが「条件を変更する」ボタンをクリックすると、より詳細な設定画面になります。

ご自身の家庭の条件を入力します。

今回採用した条件

手順その4.結果表示

注意
そのままの表示では「節約額の大きい順」になっています。これには特典金額なども含まれているため、特典を考えずに節約額を知りたい場合には「電気代の安い順」に変えます。

専門家
特典は、初年度だけですが、電気料金の割引は、何年も効果があるため、電気代が安い新電力をおすすめします。
「節約額の大きい順」

「電気代の安い順」

一番電気代が安くなるのは「シン・エナジー(旧洸陽電機)【昼】生活フィットプラン」

電気代は

現在のプラン:年間172,952円
切り替え後:年間144,415円

節約額:28,537円

となります。

おすすめの電気料金の比較サイト

電気代見直しNo.1サイト「エネチェンジ」

電気の比較インズウェブ