マイニングマシン(ASIC)を買ってみた!イーサリアム(ETH)の運用実績は1か月○○円!?

今回はASICというマイニング専用マシンに関する情報や、イーサリアム(Ethereum)のマイニング実績について解説していきます。ひと昔前と違って、誰でもマイニングに参加できる環境が整ったことで、ビットコインのマイニングは競争者が激しくなっています。マイニングで受け取れる報酬は参加者の数が増えるほど、1人辺りの金額が減っていく仕組みです。そのため、ビットコイン以外のマイニングに注目が集まり始めています。

この記事では、実際にASICとGPU、そしてイーサリアムという組み合わせでマイニング結果をお伝えしていきます。イーサリアムは時価総額2位の人気銘柄なので、一体どれくらいの収益性があるのか気になるところです。「最近ビットコインマイニングで利益を出しにくくなってきた」という方は、一度イーサリアムマイニングをご検討してみてはいかがでしょうか。

マイニングでがっつり稼ぐならイーサリアム(ETH)がおすすめ

イーサリアム(Ethereum)とは、仮想通貨の中でもひときわ注目度が高く、2018年10月29日時点の時価総額は2位に付けています。この記録はしばらくの間破られておらず、常にビットコインに次ぐ人気の高さを誇ります。

一方、マイニングとはパソコンやスマートフォンの演算処理システムを利用して、仮想通貨の報酬を受け取る仕組みです。専用のマイニングソフトをインストールすれば、後はパソコンやスマホが自動的に計算処理を行ってくれます。コンピュータの処理速度に応じて報酬が高くなるので、よりスペックの高いパソコンや、コンピュータを複数設置する方法で報酬額を上乗せしていけるのです。

マイニングには一般的なパソコンに搭載されているCPUのほか、高度なグラフィック処理を行えるGPU、マイニング専用に開発されたASICなどの選択肢があります。ASICほど処理速度が速く、たくさんの報酬が期待できますが、機器の値段は10万円以上もするため初期投資額がかさみます。

CPUを利用すると、家庭用のパソコンからでもマイニングに参加できますが、どうしても計算処理速度で劣ってしまいます。GPUはCPUとASICの中間と考えると良いでしょう。

どの機器を使ってもマイニングは自動的に行われますが、24時間コンピュータを動かしていると膨大な電気代も発生します。マイニングを行う際は、報酬金額とコストとの兼ね合いが非常に重要です。

ちなみにマイニングによって受け取れる報酬はビットコインで12.5BTC、イーサリアムで3ETHとなります。2018年10月29日の価格を参考にすると、ビットコインは約900,000円、イーサリアムは約66,000円で、その中からより貢献度の高い(処理の速い)参加者から順に報酬が配られていく仕組みです。

仮想通貨イーサリアム(Ethereum)を掘るメリット

マイニングを行うにはビットコインよりもイーサリアムをおすすめします。確かに報酬金額だけ見れば、一度に900,000円近くを分配するビットコインの方がメリットが多いような気がしますが、実はビットコインには半減期という仕様が存在するのです。

半減期とは約4年ごとにマイニング報酬を半分にしてしまいます。なぜ、半減期が行われるのかというと、報酬となる12.5BTCは市場に流通していない新規発行分のコインだからです。ビットコインの発行量は最大2,100万枚と決められています。そのため、半減期を設けずに好きなだけコインを発行しているとすぐに上限に達してしまうでしょう。そこで4年に1度、通貨の新規発行量(マイニング報酬額)を下げ、市場に流通する通貨量をコントロールしているのです。

ビットコインが初めて世に出た2009年のマイニング報酬は50BTCもありました。しかし、そこから2度の半減期があり、現在は12.5BTCにまで報酬が減っています。今後も6.25BTC、3.125BTCへと半減期を迎えるごとに報酬が減っていくので、ビットコインのマイニングに参加し続ける旨味も減少していくのです。

一方、イーサリアムには通貨の発行量上限がありません。そのため、半減期を設定する必要がなく、主にコミュニティの議論によって報酬額の増減を決めています。

また、マイニングが行われるペースにも差があります。ビットコインのマイニングは約10分に1度行われますが、イーサリアムは15~30秒に1度マイニングが発生します。つまり、ビットコインは10分間隔で12.5BTCずつ発行され、イーサリアムは15~30秒ごとに3ETHが発行されるわけです。

マイニングの発生間隔が短いほど、参加者は多くの通貨を獲得できます。仮にイーサリアムの平均マイニング間隔を20秒とすると、ビットコインが1回マイニングする間にイーサリアムは30回のマイニングを行っていることになります。報酬にしてみると、ビットコインは10分に900,000円分、イーサリアムは10分で約2,000,000円分を配分することになるのです。

今後はPoS(プルーフオブステーク)へ移行予定

イーサリアムは現在PoW(プルーフオブワーク)という方法でマイニングを行っており、今後のアップデートでPoS(プルーフオブステーク)に移行する予定です。

プルーフオブワークとは、先ほど紹介した通り、コンピュータの計算能力の高さに応じて報酬を配分する仕組みです。一方、プルーフオブステークでは計算能力は必要なく、イーサリアム通貨(ETH)を保有している量に応じて報酬を受け取れます。保有量が多いほど、マイニングに参加できる可能性も高くなり、報酬を受け取る金額も増えていくのです。

イーサリアムは合計4回のアップデートがあり、各段階で「フロンティア」、「ホームステッド」、「メトロポリス」、「セレニティ」と分かれます。2018年10月29日時点では、第3回目のメトロポリスの内、「ビザンチウム」というアップデートまで完了しました。メトロポリスには残る「コンスタンティノープル」と呼ばれるアップデートを残しています。コンスタンティノープルの実装予定は2018年中と言われていますが、実際にPoSへ移行されるのは4回目のセレニティと予定されています。

イーサリアムがPoSへと移行することで、今までのようにASICなどの高額な機器を用意する必要もなく、コンピュータの電気代も気にする必要はありません。また、PoSは通貨保有量が重要な要素となるので、今の内にマイニングによってETHを獲得しておくと、セレニティアップデートが終わった後もしっかりとPoSマイニングの報酬が受け取れるでしょう。

アップデートまでまだ時間があるので、今はPoWによるマイニングを行うメリットもあります。

マイニングマシン(ASIC)購入!その収益性は?

マイニングに最も向いているといわれるのがASICです。ASICはマイニング用に開発された専用機で、マイニング以外の用途では使えませんが、その高速処理を活かすことで収益性はCPUやGPUの比ではありません。

ただし、ASICは消費電力も大きいため月々の電気代には気をつける必要があります。また、ASICは価格が高く、安いものでも10万円、高くなると100万円近くの値段がつくので事前にしっかりと収益化のシミュレーションを行っておきましょう。

ちなみに2018年4月にはイーサリアム専用のASIC機が発売されました。名称は「Antminer E3」といい、性能は800ワットに対してハッシュレートが180MH/sとなっています。従来はイーサリアム用にAMD製の「Radeon RX Vega64」というGPUを使用されることが多かったですが、Antminer E3はRadeon RX Vega64の約1.5倍の性能を誇るなど、イーサリアムマイニングを行うには是非とも手に入れておきたいです。

サブマイニングGPUもおすすめ!

メインのマイニングマシンは計算能力の高いASICがおすすめですが、どうしても初期投資額が高くなりがちです。また、ASICを動かしているときは騒動音が大きく、自宅で24時間フル稼働させるのは難しいと言えるでしょう。

そこでサブ機器として登場するのがGPUです。GPUはグラフィックボードのことで、パソコンで3Dゲームや高画質ゲームを楽しみたい方に愛用されています。CPUよりも処理能力が高いこともあり、マイニングマシンとしても申し分ありません。

GPU自体は3万円程度で購入できるため、ASICに比べて費用の面でも優遇されています。ただし、ASICほど計算能力が高くない点には注意しましょう。あくまでもメイン機器はASIC、サブとしてGPUがおすすめです。GPUはASICに比べて音が気にならないので、自宅でも24時間フルで動かせます。

【ASIC+GPU+イーサリアム】費用対効果は?

ASICのAntminer E3、サブGPUとしてRadeon RX Vega64を活用し、実際にイーサリアムマイニングを行った結果は1日辺り約0.05~0.08ETHが獲得できます。月産にすると約1.5~2.4ETHほどのイーサリアムを掘ることができました。

イーサリアムの時価22,000円を摘要すると、一か月のマイニング報酬は約33,000~50,000円といったところです。競争の激化しているビットコインのマイニングは一か月に数千円稼げれば良いほうで、それに比べると収益性は高いと言えるでしょう。

イーサリアムの価格は現在20,000円台と低迷していますが、過去には最高160,000円を記録したこともあり、これからは価格が上昇していく余地を残しています。仮にイーサリアムの価値が倍になったとしたらマイニング報酬の日本円価値も倍になるので、長期的にみればイーサリアムマイニングを続ける意義は大きいです。

今の内にしっかりとETHを確保しておくと、PoSへ移行したときに有利にマイニングを行えるでしょう。

マイニング工場(ファーム)を開設してみよう!

イーサリアムのマイニングには条件があり、基本的にビットコインよりも条件範囲が厳しく設定されています。たとえば、イーサリアムのマイニングではCPUは使えません。最低でもメモリ4GB以上のGPUを利用しなければならないのです。

コンピュータスペックの問題を考慮して、まずはイーサリアムに必要な物を用意してみましょう。

  • コンピュータ(メモリ4GB以上、GPU、Windows7以降の64bitOS)
  • イーサリアムウォレット(MyEtherWalletなど)
  • マイニングソフト(Claymore’s Dual Minerなど)

マイニング機材は家庭用のパソコンでも大丈夫ですが、メモリやGPUなどの条件を適用したものを探してください。

また、マイニングにはイーサリアムを保管するためのウォレットが必要ですが、MyEtherWalletがおすすめです。他にもMetamaskなどのウォレットがありますが、MyEtherWalletはオフライン状態で資産管理できるコールドウォレットにも対応しているので、ハッキングや不正アクセスなどのトラブルから守るうえでセキュリティ耐性が高いと言えるでしょう。

マイニングソフトはイーサリアムマイニングの参加者が多いClaymore’s Dual Minerが良いでしょう。設定方法も簡単なので、インストールしてすぐに使うことができます。

Claymore’s Dual Minerのダウンロード方法

Claymore’s Dual Minerはイーサリアムの他、Monero(モネロ)やZcash(ジーキャッシュ)など合計7種類のマイニングに対応しているソフトです。ダウンロードはNanopoolというサイトから行います。

サイトトップページには「Ethereum」という項目があるので、その中の「Quick Start」をクリックしましょう。

次に「How to connect」の中の「Download Claymore DualMiner」をクリックします。すると、ZIPファイルのダウンロードが表示されます。ウイルスチェックソフトによっては「悪意のあるファイル」と認識されてしまうこともありますが、その場合はウイルスチェックソフトを一時的に停止してみてください。ただし、ダウンロードが終わった後は、念のためウイルスチェックソフトで確認しておくことをおすすめします。

先ほどの画面に戻り、「How to connect」の中の「Generate your config」をクリックしてください。画面が移動して、こちらで設定を行っていきます。

Config generatorの設定は以下のように各項目を入力していきましょう。

項目名入力/選択内容
OSWindowsを選択
GPU vendorGPUのブランド名、もしくは企業名
Worker nameデフォルトで構いません
Emailメールアドレスを入力
Main serverAsiaを選択
First algorithmEthereumを選択
First algorithm addressイーサリアムのウォレットアドレスを入力
Second algorithmNoneを選択

入力が終われば「Generate」というボタンをクリックすると、またZIPファイルをダウンロードします。これでダウンロードは全て完了です。

Claymore’s Dual Minerの初期設定方法

先ほどConfig generatorでダウンロードしたZIPファイルを解凍すると、「epool.txt」と「start.bat」という2つのファイルが生まれます。

この2つのファイルをClaymore’s Dual Minerの本体が入っているフォルダへ上書きコピーしていきます。このClaymore’s Dual Minerのフォルダは、上記で説明した「How to connect」の中にあった「Download Claymore DualMiner」よりダウンロードしたファイルです。

このフォルダの中は上のような構造になっているはずです。この中へ、先ほど解凍した「epools.txt」と「start.bat」の2つのファイルを上書きコピーしてください。

これでClaymore’s Dual Minerの初期設定は完了し、マイニングの実行準備が整いました。

Claymore’s Dual Minerの開始

今度はClaymore’s Dual Minerでマイニングが実行されます。先ほど上書きコピーした「start.bat」ファイルをダブルクリックしてください。すると、Claymore’s Dual Minerが起動します。

この状態を維持していれば無事にイーサリアムをマイニングしているということです。

マイニング状況を確認する方法

イーサリアムのマイニング状況を確認するには、Claymore’s Dual Minerソフトをダウンロードしたnanopoolというサイトから行えます。トップページ右上にある入力欄に、ご自身のイーサリアムウォレットアドレスを入力し、右横の「Search」をクリックします。

すると画面上にマイニングの状況がグラフで表示されます。定期的に収益性などを確認しながら、イーサリアムのマイニングを行ってみましょう。

イーサリアムマイニングのまとめ

今回はイーサリアムのマイニングについて解説しました。マイニングは誰でも参加ができるようになり競争が激化しました。特に人気ナンバーワンのビットコインでは、CPUはもちろん、GPUを使ってすら収益を確保しにくくなっています。そこで注目されているのがイーサリアムです。

イーサリアムは今後のアップデートにてPoSへと移行していく予定なので、現在のマイニングでETHを確保しておけば、アップデート後に有利にマイニングを行えます。なぜなら、PoSはETHの保有量が多いほどマイニングの承認権を得られるからです。

また、イーサリアムのスマートコントラクトを利用して、現在も様々なトークンやアプリが開発されています。トークンやアプリにはETH決済が必要なので、今後アプリの数が増えてくるに従ってイーサリアムの需要が増加されることが予想できます。現在の価格は低迷していますが、マイニング報酬を保有しておけば将来的な値上がりで利益率が高くなるかもしれません。

ゆきひろ
ゆきひろ
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クラウドワークス・自社メディアサイトを中心にフリーのWEBライターとして活動しています。ネット記事やブログなど、約1年6か月で3,000記事を超える実績があります。執筆ジャンルは仮想通貨をメインに、投資・資産運用、副業、貯金・貯蓄、タイム/マネーなど金融系が得意です。

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