低所得でも年間50万円貯金するぞ!誰にでも簡単にできるおすすめ節約思考法

半年で50万円貯金するという目標を持ちましょう。

マイホーム購入のための頭金、旅行、買い物、資格取得など具体的な使い道を決めると、さらに貯めるモチベーションが上がります。使い道が決まっていなくても、いつまでに貯めるか期限だけは決めましょう。いつか貯まればいいやと思っていてはいつまでたっても貯まりません。また、期限を決めることによって一ヶ月の目標額も決まってきます。

一ヶ月に使えるお金はいくらか、まずはこれを決めましょう

貯まらない人は、出て行くお金に無頓着なだけではなく、入って来るお金にも無頓着なものです。額面給与とは、基本給、残業代、特別手当、交通費など雇い主から支払われる賃金のこと。そこから税金、健康保険や年金、雇用保険などの社会保険料が差し引かれたものが手取り給与です。銀行口座に振り込まれるのはこの手取り給与です。両者の違いがわからない人は今一度自分の源泉徴収票をみて確認しましょう。

そして、口座に振り込まれたお金があなたが使えるお金です。でも、そこからさらに家賃や住宅ローンなどの住居費用、水道光熱費、固定電話、携帯電話料金、プロバイダー料金、生命保険料など毎月決まって出て行くお金が差し引かれます。そして、残ったお金があなたが本当の意味で使えるお金ということです。

いつか、では貯まらない。まず、目標、期限、額を決める

貯めるには、目的や目標が必要です。目標が明確なほど決意が硬くなり、モチベーションもアップします。例えば、夏休みに旅行に行くために30万円貯める。結婚資金のために100万円の資金を貯めるなど、具体的な目標を持てば、目標貯蓄額も自ずと決まってきます。大事なことは、貯める目標、貯める金額、貯める期限です。

この3つが決まると、貯める金額÷貯める期限=毎月の貯蓄額が算出できます。

毎月の貯蓄額がわかると、目標までの達成が身近に感じられるはずです。

貯金ができない人の共通点

お金を大切にしない人は貯金できない

お金を大事だと思っていない人は、貯金ができません。それは当然のことでしょう。働けばお金が手に入る、じゃあお金が無くなったらまた働けばいいや、と思っています。このようにお金を大切に思わない方は、給料日にお金を全て使ってしまうこともあります。

貯金できない人の場合、貯金するという考え方自体も無いため、宵越しの金は持たない精神で生活をしています。お金を大切だと思わないのには理由があり、このような人は年収が高く単身者である傾向があります。そのため、貯金はないものの、お金はある人が多いです。このような特徴の方は、考え方を変えるだけですぐに貯金額を増やすことができます。将来を考えること、自分中心の生活を改めることが貯金をするポイントとなります。

借金癖がある人も貯蓄できない

借金をする方は、貯金ができません。貯金がないから借金をすると言う考えもあるのですが、そうではなく借金が癖になっているのです。借金が癖になると、貯金がなくても大丈夫と感じます。結婚はおろか、老後についても全く関心がありません。

「お金が無くなったら借金をすればいいや」と言う考えは、簡単には取り除けません。借金を返すために借金をすることの繰り返しで、貯金どころではないのが現実です。借金癖を直すには一度債務整理をし、お金を借りられない状態にします。その上でお金を渡さないこと、お金の管理をさせないことです。

そこから初めて貯金する大切さが理解できます。このような特徴の方が貯金ができないのは、自業自得と言えるでしょう。お金がなくなると、つい借金で生活費をまかなってしまう方は要注意です。

ものぐさな人も貯蓄できません

面倒くさがりの人は貯金ができません。それは、「節約するくらいならお金を払えばいいや」と考えているからです。例えば、買い物は全て近所のコンビニで済ませていては、お金は当然たまりません。少し足を伸ばしてスーパーや量販店で購入すると、食費や雑費が大幅に節約できます。

面倒くさがりの人は、会社やプライベートの飲み会の帰りも駅まで歩くのが面倒で、ついついタクシーを使ってしまいます。タクシー代は余計なお金なので、面倒がらずに歩くとタクシー代を丸々節約することができます。とにかく面倒なことが嫌いなため、貯金できないということになります。

しかし、このような方は今まで節約を意識していなかったため一度節約を覚えると、倹約家になるという特徴もあります。経験したことのない節約を経験すると、お金が溜まるのが楽しく感じます。そのため、節約した途端にハマってしまいます。面倒くさがりの方は、節約を覚えることで貯金することができます。

貯金ができる人の習慣

お金を愛せば、お金に愛される

お金を愛するということは、お金を大切にするということです。では、具体的に大切にするとはどういうことなのかイマイチ想像がつきませんよね。お金を大切にするとは、ひたすら貯蓄をしてお金を使わないということではありません。お金は使わなければ、ただの紙切れであり、ただの金属の塊です。お金は何かと交換した時に初めて真価を発揮します。問題点はそのお金の使い方。お金をきちんと貯めている人はそのお金の使い方にメリハリがあります。自分にとって価値のあるものにしかお金を使わないといった、信念のようなものを感じさせます。

お金を貯めている人は、人生を楽しむ手段として、お金を使っているということです。そして、それがお金を愛することにつながると思います。さらにそのことを心得ている人は、その場限りの欲求を満たすためにお金を使いません。衝動買いでストレス発散とは無縁です。日々を節約して過ごしていてもその先には楽しいことが待っているとわかっているので、節約が苦行になりません。その結果、お金が貯まる=お金に愛されるということになるのです。

これはよく聞きますが、お金が貯まる人は財布にお金を揃えて入れています。お金の使い道を考えて、自分にとって大切なことにお金を使う、ということだけがお金を大切にする手段ではありません。お金そのものを大切に扱うということも含まれます。実際に貯蓄に成功した人や経済的に成功した人の財布の中をみると、お札を入れるスペースにお札の向きを揃え、上下正しくして、種類ごとに綺麗に仕舞ってある人が本当に多いのです。間違っても、上下バラバラ、端っこが折れたままということはありません。

お札を揃えて入れたからといってそれが何? と侮ってはいけません。お札を揃えて入れるということは、ATMからお金を下ろした時や買い物をしてお釣りを受け取った時にお金を確認する習慣がついているということです。また、外出前や帰宅後にお財布の中を見て、整理整頓をするという人もいます。つまり、今財布にいくらのお金が入っているか、手持ちの現金を把握していること。これはお金お貯める上でとても大切なことです。

また、お金の種類ごとに入れておくと、支払いの際に慌てることなくスムーズに支払いを済ませることができます。反対にお金の整理ができていない人は、手持ちのお金がいくらあるか把握しきれていないので、レジで会計をしている際にお金が足りなくて恥ずかしい思いをすることになる可能性もあります。

お札を揃えている人は小銭も上手に使えます。買い物をした時端数の小銭を出し、おつりで小銭入れが膨れないよにします。一方、お札の整理ができていない人は、小銭についても無頓着な場合が多いものです。お札で買い物をして、お釣りの小銭がどんどん増えていきます。また、数千円の買い物をした時でも、千円札を出すのが面倒だからと、一万円札をだしがちです。もし、お金がたまらなくて不思議に思っている人は、まず財布の中をチェックしましょう。

お金が貯まる人は、本当に欲しいものは我慢しない

貯まる人は、無駄なことにお金を使わない倹約家ですが、むやみやたらと支出を惜しむケチではありません。本当に欲しいものがある時には、使います。ただし、衝動買いはしません。よく精査し、他のお店とも比較して、この価格でこの値段なら買い、と判断したものだけを買います。これから、貯蓄をする人も欲しいものを我慢する必要はありません。買い物好きでも、工夫次第で貯めることはできます。

節約する人になるための思考法

まとめ買いが節約にならない3つの理由

1.買った瞬間に出ていくお金は単品買いより多い・・・確かに、飲み物を自販機で120円で買うのは高いです。私ならもう少し歩いて、コンビニに行って100円で買うでしょう。まとめ買いなら、コンビニに行く必要もないです。ネット通販で飲み物をまとめて買うと、お金も時間も買い物の手間もガソリン代も省けます。とても賢い買い物じゃないか。家計が助かる。

ですが、ジュースを飲むために出した120円と3024円を比べると、どう考えても3024円のほうが多いです。25倍です。このように、まとめて買うと、買ったとき出て行くお金は、必ず単品を買うより多いのです。この点に注目する人が少ないように思います。

お金がたくさん出ていけば、貯金するほうにまわす分は少なくなります。あたりまえすぎるシンプルな事実ですが、クレジットカードで買い物をしていると、お金が直接減るという感覚がないので、余分にお金を出していることに気づくことができません。

2.スペースを取られる・・・今、必要な分だけでなく、余計なものを買うとスペースを取られます。まとめ買いが好きな人は、冷蔵庫も大型のものを持ちたいと願うでしょう。冷蔵庫は物を冷やして保存期間を伸ばすための機械ですが、これを物を収納する物、つまりストーレージ代わりに使っている人もいます。電気代のかかるストーレージです。

日本でも最近は、冷蔵庫を2台持ちする人がいます。1台は食品用、2台めは飲み物用です。キッチンに1台置き、もう1台は2階に置きたいと思う人がいるようです。私に言わせれば、キッチンの冷蔵庫に行くのが面倒であるほど、大きな家に住んでいるのなら、家そのものが、無駄に物を増やしてしまう危険な物件です。まとめ買いを頻繁にしていると、まとめて買ったものを置く場所が必要になるため、「我が家は狭い」「もっと収納スペースのある家に引っ越したい」と考えるようになるものです。

収納スペースが必要だと思うのは、3番で書いたように、今必要なもの以上を家に持ち込むからなのです。すぐそばに、スーパーやコンビニがあるのに、自分の家を食料品店みたいにしたいと願うのは、あまり健全な考え方ではありません。

3.すぐに必要ではない、いらないものにお金を使っている・・・まとめ買いとは、2つ買うと1つ安くなるといったものです。必要なのは1つだけなのに、2つも買うのは、支払ったお金の50%は、いらない物に費やされるということと同じです。使っている間に途中で飽きて、店で目についた新商品を買ってしまうかもしれません。すると家には使いかけの商品が残ります。

単価を抑えるために、業務用などを買っても、別の商品が気になってそちらを買えば、当然のことながらよけいな出費が増えています。まとめ買い商品には、「超お得」「ここだけの大特価」といった売り文句が添えられています。このような文字を見ると、人は、冷静な判断ができなくなり、むこう1年分ぐらい持ちそうな、ティッシュや歯磨き粉、歯ブラシを買ってしまうのです。

このようなショッピングをすることは、1年間にわたって、その商品を消費しなければならない義務を自分に強いることです。1年のあいだにいろいろなことが起きるでしょう。嗜好や生活習慣が変わることも多いと思います。しかし、まとめ買いした商品があるがゆえに、新しい環境に柔軟に対応することができません。多くのストックがガラクタ化してしまうのは、まとめ買いしたあと、生活が微妙に変わってしまうからではないでしょうか?

そもそも、自分がふだん使っているシャンプーがどれぐらいもつのか、正確に把握している人は、そんなに多くありません。なぜなら、ほとんどの人は、こうした日用品のストックを持ちすぎているので、「あ、もうすぐなくなる、買ってこなければ」と思う機会がないのです。なくなれば、無造作に次のボトルを開けるだけになってしまっているからです。自分がどれくらいで使い終わるのかを把握して必要な時に必要な分だけ購入するように心がけましょう。

収入を増やすより、支出を抑える方が大事

収入と支出には、3つの関係があります。

収入>支出  収入=支出  収入<支出

このうちお金が貯まるのは、収入>支出だけです。収入の方が消費するお金より多い場合、あるいは、消費するお金が消費より少ない場合のみ、残ったお金を貯蓄に回すことができます。

収入=支出は、あればあるだけ使ってしまうパターンです。

この場合にも貯蓄はできません。貯蓄はないが、借金をしているわけではないのでマシでは、と思っていては危ないです。病気や怪我、交通事故などのトラブルで予定外の出費があったり、リストラで職を失った場合には貯蓄がないので、途端に窮地に陥ることになります。ここまで大きなトラブルはそう起こりませんが、家賃の契約更新や知人の結婚披露宴など、日常的に十分起こり得るちょっとしたことで苦しくなってしまいます。また、支出が減った場合、例えば給料やボーナスがカットされたら、出費を切り詰めない限りたちまちピンチになってしまいます。

収入<支出は、もちろんお金が貯まりません。それどころか、支出が収入を超えている分を貯金から崩しているならまだマシですが、クレジットカードのキャッシングやカードローンなどで補填している場合は危険です。つまり借金があるということです。

現在、この2パターンに当てはまる人はがお金を貯めるには収入>支出にしなくてはなりません。つまり、支出を減らすか、収入を増やすかのどちらかです。収入を増やすのは簡単なことではありませんし、すぐに実行できることではありません。なら、支出を減らすしかありません。お金の管理の心構えは、入りを量りて、出ずるを制すると言います。入ってくるお金を計算して、それに見合った無理のない支出を心がけようということです。

これは、貯蓄に成功している人々が実証済みです。貯蓄に成功した人は皆、収入を増やす努力をするのではなく、支出を減らす工夫をして、お金を貯めています。

収入を増やすには、会社のなかで上司の評価を得て、または世の中の景気が良くなって昇級する。また、給料のより良い会社に転職する、アルバイトや在宅ワークで副業をするなどが考えられますが、なかなか容易なことではありません。でも、支出を減らすことはちょっとした工夫で簡単にできます。その気になれば誰でもできるのです。みなさんも自分の家計を見直して、貯蓄できる人になりましょう。

 

 

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