1人でできる!ネットショップを運営して成功するための5つのルール

年々増加する「ネットショップ」の利用率

数年前までは、ネット通販で商品を購入したことがないという人も周囲にたくさんいましたが、今はむしろ少数派になりました。

事実、総務省「社会課題解決のための新たなICTサービス・技術への人々の意識に関する調査研究」(平成27年)ではネット通販を利用したことがない人は3割以下に留まっています。


出典:総務省「社会課題解決のための新たなICTサービス・技術への人々の意識に関する調査研究」(平成27年)

あなたも楽天やAmazonなら、何度か利用したこともあるのではないでしょうか?このように年々生活に浸透してきているネット通販市場ですが、自分もネットショップを運営して何かの商品を販売してみたいという人も多いと思います。

そこで、今回はネットショップを始める前に知っておいて欲しい「成功するための5つのルール」をご紹介します。ネットショップは小さな規模なら1人で運営することもできますので、副業として始めたい、小さな規模からリスクなく事業を始めたいという人にも最適です。

ルール1.適切なマーケットを選ぶ

「成功するための5つのルール」の1つ目は「適切なマーケットを選ぶ」というものです。ネットショップを始めようという際、どういった市場を選ぶのかということは非常に大切です。

例えば「自分は車が好きだから、車をつくってネットショップで販売しよう」と思っても、まず成功することは不可能です。トヨタや日産など、既に大手メーカーが多数存在していて、参入できる余地がほとんど残されていないからです。

個人でネットショップを始めるのであれば、大手がまず手を出さないような「スキマ市場」「未熟な市場」を狙う必要があります。

例えば「地元産果物のネットショップ」なら扱う店舗は少ない上、他店もそこまでネット販売に力を注いでいない可能性があります。あるいは「ハンドメイド市場」であれば、量産できないので大手が参入する事もありません。

このように大手が狙わない「スキマ市場」や市場全体が個人ばかりの「未熟な市場」であれば、今からでもネットショップを始めて成功する事ができます。逆に、競争が激しくライバルも大手が多いという市場は、個人が太刀打ちできない状況になっていることが多いので手を出さない方が無難です。

ルール2.集客方法を考えてからはじめる

以前は、ネットショップを始めると言えば、楽天などに出店するというのが一般的でした。こういったモールに出店すれば、初期費用や毎月の利用料はかかりますが、その分、個人では到底できないような集客・宣伝活動を行ってくれます。

そのため、今日始めたばかりのネットショップであっても、出店後はある程度の集客が見込めることになります。

ただ、個人でネットショップを立ち上げる場合、最初からモールへ出店することはお勧めできません。というのも、モールに出店するには初期費用もかかる上、毎月の利用料も発生するからです。まだ販売する商品が売れるかどうかも分からない内に、これだけのコストを負担することは大きなリスクになります。

そこで、リスクを最小限に抑えてネットショップを始めるには、自身でWebサイトを用意し、集客もできる限り自分で行っていくようにします。モールに出店することと比較すれば時間はかかるかも知れませんが、これならリスクを大きく抑えてネットショップを始めることが出来ます

ここで「自身でWEBサイトを用意するのはハードルが高いのでは?」と思う人も多いと思います。

しかし現在は、WordPressやMakeshop、カラーミーショップなど多くのWEBサイト構築システムが登場し、コストを抑えて簡単にネットショップをつくることができるようになりました。ネットショップを始めようと思っている人にとって、これは大きな利点です。


出典:GMOメイクショップ株式会社

あとは自身でつくったネットショップに、アクセスを集めるための集客・宣伝活動を行えば良いのです。しかも現在は、YouTubeやFacebookなど無料で利用できる様々な媒体があり、やる気さえあれば誰でも集客・宣伝活動を行うことが出来ます。

そこで、ここではネット集客の方法について代表的なものを3つ取り上げます。

その1.ブログの利用

昔からある方法で、今も確実に集客ができる方法の1つはブログです。しかも、ほとんど無料で始めることもできるため、ネットショップを立ち上げたばかりの人にとっては、ほぼ必須の集客方法と言えます。

ただ、闇雲にブログを立ち上げてもなかなかアクセス数を集めることはできません。きちんと計画を練って始める必要があります。

ブログを始める前に考える事は「どのような人にお客様になって欲しいのか」という点です。性別は男性なのか、女性なのか。年齢はどれくらいの人を対象にしていて、どういう悩みや不安を持っている人なのかなど、お客様の人物像をできる限り具体的に考えるようにしてください。

このように、お店の対象になるお客様が明確になったら、次にそのお客様が喜んでくれるコンテンツはどのようなものなのかを考えます。

例えば、自分のお店が美容サプリを販売しているのであれば、女性向けに「お金をかけないで肌年齢を若返らせる方法」や「アンチエイジングに効く5つの方法」などの記事を中心としてブログを立ち上げることが効果的だと考えられます。

また、ブログを立ち上げる前には、検索エンジン対策に関して勉強することも必要です。ブログを活用して集客するには、検索エンジンからのアクセスは欠かせません。そのためには、検索エンジンできちんと評価される方法を知っておく必要があるのです。

ただ、あなたは検索エンジン対策の専門家ではないので、過度に難しい事を勉強する必要はありません。検索エンジンが正しくあなたのブログの価値を評価するための基礎知識だけ備えておくようにしてください。

例えば、ブログ記事のタイトルにはキーワードを含める必要があることや、それを過剰にやり過ぎるとペナルティになってしまうことなど、基本的なことでかまいません。こういった検索エンジン対策の基礎知識を学んだ後で、ブログを立ち上げた方がスムーズに集客できるようになります。

Expert
私はネットショップを始めた初期の頃のブログを今も継続して運営しています。しかし、当時は検索エンジンのための対策をほとんど施さず記事を投稿していました。そのため、今になって昔の記事を修正する事態になっています。こうなると二度手間なので、必ず最低限の知識は備えた上でブログを始めてください。

その2.SNSの利用

FacebookやTwitterなど、今はたくさんのSNSが登場しました。こういったSNSを利用して、ネットショップの集客につなげることができます。

ただ、すべてのSNSに個性があるため、自身のネットショップのカラーや扱っている商品の相性などを見極めて、活用するSNSをいくつか絞り込む必要があります

あらゆるSNSを全て運用するのは、私の経験上、やめた方が良いです。無料だからと言ってあらゆるSNSに手を出してしまうと、それを管理していくだけでも相当な時間を取られてしまいます。さらに自分のネットショップのカラーに合わないSNSだと、いくら時間を使って運用をしてもほとんど集客に役立ちません。

ですので、SNSも無数にありますが無計画に始めるのではなく、その中から自分のお店に合うものを絞り込むようにしてください。

例えば、ケーキや雑貨などの販売を行うのであれば、写真でアピールすることは効果的だと考えられるのでInstagramやFacebookなどは、とても相性の良いSNSです。一方、コスメなどを販売しているのであれば、動画を使ってアピールすると効果的なので、動画共有サイトなどが相性のよい媒体と言えます。

このように、自身の仕事内容、扱っている商品に応じて適切なSNSを選択して集客に活用するようにしてください。

その3.広告を利用する

少しお金に余裕があれば、WEB広告を利用して集客することができます。

例えば、Google広告・Facebook広告・Yahoo!プロモーション広告などがあります。こういったWEB広告は、お金がかかりますがその分、手軽に集客をすることができます

出典:Yahoo!株式会社

多くの人は集客が難しいと言っていますが、それは「全ての集客を無料でしようとする」ことに原因があります。

無料で集客できる方法はたくさんありますし、利用した方が良いのは言うまでもありませんが、それだけで集客を完結させようとすると大変です。というのも、無料で集客するためには、お金がかからない代わりに多くの時間と手間がかかるからです。

つまり、必然的に無料集客は「できる量」に限界が生じてしまうのです。一方、WEB広告の場合はわずかな時間で、予算が許す限りの宣伝活動を自動で行ってくれます。そのため、個人のネットショップが売上を拡大させていこうとするのなら、いずれWEB広告を利用することを考えてください。

また、どの広告媒体を使うのかによって、設定の手間や難易度、費用対効果が大きく変わってきます。事前によく調べた上で自身のネットショップで扱う商品やサービスと相性の良いものを選択するようにしてください。

Expert
以前、比較的評判の良かったWEB広告を信じて、初回からいきなり10万円の予算を投じたことがあります。しかし、これが評判に反して全く反応がありませんでした。このように、世間一般的に評判の良い広告媒体であっても、自身の扱っている商品と相性が良いとは限りません。必ず良さそうな広告媒体をみつけても、最初は少額でテストするようにしてください。

ルール3.利益額の高い商品を選ぶ

ネットショップを始める際に、よくある間違いの1つが「薄利多売」で成功しようとすることです。あなたが1人でネットショップを運営するのであれば、このやり方をしてはいけません。

仮に薄利多売でネットビジネスを始めたら、あなたが収益を得るためには「より多くの人」に販売する必要が生じます。

しかし、ネットショップは意外に手間もかかるビジネスです。1つの取引だけでも、商品撮影・説明文作成・アップロード・在庫管理・注文確認・入金確認・梱包・発送・アフターフォローメールなど、やることが山積みです。これを薄利多売で多数のお客様を相手にすれば、瞬く間に1日の大半をこういった作業に費やすことになります。

こういった事態を避けるためには、ある程度、高額商品であったり利益額の高い商品を扱う必要があります。一概に言えませんが、利益額が最低でも50%を超えるような商品・サービスを扱うようにしてください。また、利益額がいくら50%以上あっても販売額が2、3千円では薄利多売になってしまいます。できれば1万円以上の商品を扱うようにしてください。

この商品価格帯を間違ってしまうと、軌道に乗せるのは非常に大変ですので注意してください。

Expert
扱っている商品の価格帯がどうしても数千円になってしまうのであれば、セット販売をして高額にできないか検討してください。例えば、1つの商品の価格が3,000円なら、それを4つセットにして販売することで12,000円にすることが出来ます。このようにセット販売なら、扱う商品が元々低価格なものであっても、高額商品にすることができます。

ルール4.リピート率の高い商品を選ぶ

ネットショップを1人で運営する際、扱う商品をリピート販売できるものにしておくことが大切です。

例えば、ペットフードや化粧品などは消耗品ですから、お客様が気に入ればリピートしてくれます。このようにリピーターが増えてくれば、ネットショップとしては売上が安定して運営が楽になります

また、ネットショップの場合、リピーターの対応にコストがほとんどかからないことも利点です。例えば、リアル店舗であればリピーター向けにキャンペーンの案内をしようと思っても、ハガキ代や印刷代などいくらかの費用がかかってしまいます。

しかし、ネット販売の場合、郵送DMではなく、メルマガなどで新商品の案内やキャンペーンのお知らせをしていく事ができます。そのため、いつでもほとんど無料でセールスを行うことができるのです。

ネットショップの醍醐味はこのリピート販売のしやすさにあると言っても過言ではありません。ですから、ネットショップの利点を最大限引き出したいなら、リピート販売が見込める商品を扱うようにしてください。

ルール5.ネットだからこそ顧客対応に力を入れる

ネットショップを運営する際に多くの人が誤解している点は「顧客対応が適当でも良い」と考えていることです。少なくとも、リアル店舗を運営している人よりは、顧客対応に対して意識が低いのが一般的です。

商品を送れば送りっぱなし、問い合わせがあってもテンプレートで返答するだけ。ネットショップの多くがこのような状態です。

しかし、ルール4でも述べたとおり、ネットショップでもっとも大きな利点はリピート販売です。仮に、お店の顧客対応が弱ければ、お客様はあなたのお店でリピートしてくれません。それはつまり、ネットショップの最大の利点を失ってしまうということです。

ネットショップを運営していると、直接お客様と顔をあわせる訳ではないので、多くの人が手抜きをしてしまいます。しかし、顔が見えないからこそ、リアル店舗以上に顧客対応に力を入れなければいけないと意識を変えてください。

では具体的に、顧客対応のどのような点に注意すれば良いのでしょうか。

1つは「問い合せに対して早い返答」です。仮に、メールで問い合わせがあったとすれば、できる限り当日か翌日には返答したいものです。この返信が遅れれば遅れるほど、サービスが悪いお店として評価されてしまいます。

2つ目は「梱包を丁寧にする」ということです。梱包はできる限り安く済ませようとして、安物の梱包を使ってしまう人が多いです。しかしこれをすると、お客様が商品を受け取ったときの価値が下がってしまうので、リピートされにくくなるので注意してください。

3つ目は「メールやハガキでのフォローメッセージを送る」というものです。販売した後、それっきりで何もフォローしなければ、通常お客様はあなたのお店のことを忘れてしまいます。忘れると言うことは、二度とあなたのお店で購入してくれないということです。ですから、商品を送った後もハガキやメールで、商品に問題はないか?などアフターフォローのメッセージを送るようにしてください。

Expert
私も以前、極限までコストを下げようとして安いダンボールを梱包に使ったことがあります。そうすると、返品率が高くなりコスト削減以上に損害が多くなってしまいました。最高級の梱包にする必要はありませんが、お客様が商品を受け取ったときに安心できる程度の梱包になるようには目指しましょう。

まとめ

今回は、1人でネットショップを始めるための5つのルールについてお伝えしました。

    • ルール1.適切なマーケットを選ぶ
    • ルール2.集客方法を考えてはじめる
    • ルール3.利益額の高い商品を選ぶ
    • ルール4.リピート率の高い商品を選ぶ
    • ルール5.ネットだからこそ顧客対応に力を入れる

以上の5つです。どの点を外しても、ネットショップで成功することが難しくなります。必ず5つのルールを全てクリア出来るようにしてください。

Expert
今回ご紹介した5つのルールを守れば、ネットショップは1人で運営しても大きな収益を得ることが出来るビジネスになります。ぜひ今回の記事を参考にしてください。
Writer_MG
Writer_MG
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1976年生まれ。香川県在住。フリーライターとして活動する一方、これまで、ECショップ代理運用・HP制作業・学習塾講師など、様々な副業を10種類以上経験。無数の失敗を繰り返しながら、現在では年間1,000万円前後を副業だけで稼ぎ出す。現在はライター業・スクール業を通じて、自身の経験をもとにした「副業の始め方」を伝えている。「介護や精神疾患など、会社で働きたくても働けない人は年々増えている。そういう人たちの力になりたい」と時間に縛られない自由な働き方を伝えるために情熱を燃やしている。

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