出典(トップ画像):NTTドコモ
NTTドコモの「dポイント」はドコモ携帯(スマホ)の利用で貯められるほか、街やネットでの買い物などでも貯めることができます。
年々その貯め方は増えている状態で、一度ここでその貯め方をおさらいするのがより多くのポイントを貯める秘訣であります。
毎月の携帯料金の支払いで貯まるポイントや、買物等のタイミングで獲得できるポイント、何もしなくても勝手に貯まるものや特別なアクションを起こさないと得られないものまで、実に様々な貯め方があります。
そこでここでは、dポイントの貯め方について、まずはどんな方でも把握しておきたい基本的な獲得方法をご紹介していきます。
dポイントとは?
出典:NTTドコモ
「dポイント」は(株)NTTドコモが運営しているポイントサービスで、これからご紹介します様々なシーンでポイントを獲得することができます。
dポイントを利用するには、dポイントカードを手に入れてから「dポイントクラブ」サイトで「dアカウント」を登録することで可能となります。登録において入会金・年会費は無料です。
dポイントは1ポイント=1円で使うことができます。逆に買い物等から得られるポイントの還元率は基本的には1%ですが、様々な条件やキャンペーンによってもっと高い還元率(またはその逆)にもなります。
dポイントカードの入手
ローソンや街のdポイント加盟店、またはドコモショップでdポイントカードを手に入れ、その後登録手続きを行うようにします。
・dポイントカード配布場所
出典:NTTドコモ
また2019年3月31までdポイントカードを郵送してくれるキャンペーンもやっております。
出典:NTTドコモ
dポイントカードにはスマホアプリも用意されています。
日常の買い物時や後でご紹介しますゲーム・くじなどの参加には非常に便利です。筆者もローソンなどの買い物を始め、ゲームやキャンペーンの参加もアプリ経由で行っています。
出典:NTTドコモ
出典:NTTドコモ
・アプリのダウンロード
dアカウントの登録
dアカウントの作成は以下のページから行います(利用者情報登録)。
「おサイフケータイ」もできます。アプリトップ画面の左上の「3本の横棒」のマークをタップし、「設定」→「おサイフケータイ設定」→「さっそく設定する」から行います。
「dポイントカード」と「dカード」
念のためご説明します。dポイントカードはいわゆるポイントを管理するためのカードのことですが、「dカード」はクレジットカードになります。
ネーミングが似ていますが、全く異なる存在です。dポイントカードはポイント管理専用で、「dカード」はクレジットカード機能とdポイント管理の両方を行うことができるカードです。
買い物で貯める
街のdポイント加盟店
街のお店での買い物でdポイントを貯めることができます。これは知っている方も多いでしょう。おなじみの店としては、以下のお店があります。
「dポイントが貯められる店(例)」
ペッパーランチ、マツモトキヨシ、やまや、タワーレコード、ドトールコーヒー(dカードのみ対応)、AOKI、Nojima、ローソン、マクドナルド、和民(d払いアプリのみ対応)、アート引越センター、オリックスレンタカーなど
全体としては上記の店舗を含め、300社以上のお店(店舗数3万軒以上)がdポイント加盟店となっています。
出典:NTTドコモ
(dポイント加盟店一覧)
dポイントの獲得方法
支払いの際にdポイントカードをお金といっしょに提示したり、クレジット払いに対応している店であれば、dカードやdカードゴールドをお店の人に渡すことで支払いと同時にポイントを獲得することができます。
上記dポイント加盟店一覧は必ずチェックするようにしてください。
ネットでの買い物
ネットショッピングでのdポイント獲得方法です。NTTグループ以外の他社ネットストアでもdポイント加盟店であればポイントを貯めることができます。
「dポイントが貯まるオンラインショップ(例)」
ショップジャパン、SHOPLIST.com by CROOZ、無印良品ネットストア、メルカリ、ニッセンオンライン、マツモトキヨシオンラインストア、ABC-MARTオンラインストア、レオパレス21(独自条件あり)、日本郵便(ゆうパックの郵便局受取で60ポイント獲得など)
出典:NTTドコモ
(dポイント対応ネットサービス一覧)
dマーケットで貯める方法
ネットでの貯め方にはドコモが運営する「dマーケット」で、商品購入やサービスを利用して貯める方法もあります。
dマーケットは、食品・飲料、書籍(紙の本)、電化製品、CD/DVD、家具などの物品が買える「dショッピング」、電子書籍の本・マンガなどを扱う「dブック」、楽曲のDLなら「dミュージック」、月額定額制でアニメ見放題の「dアニメストア」など21のサービスサイトの総称です。
日常の買い物でしたらdショッピングを利用するケースが多くなると思われます。
出典:dマーケット(スマホ)
dマーケットには他にもメリットが
一般のオンライン加盟店とdマーケットは同じネットストアなのですが、dマーケットには後述します「dマーケットマスターチャレンジ」という会員ランク制度があり、買い物状況によってdポイントの還元率が上昇することがあります。
そういった理由ではdマーケットで買い物した方が有利となりますが、商品の品質や価格、送料等の違いもありますので、どちらで買い物した方が得になるかは、総合的な判断が必要となってきます。
「dマーケットマスターチャレンジ」について
出典:NTTドコモ
dポイントをより多く貯めることができる会員ランク制度
「dマーケットマスターチャレンジ」とは、dマーケットでの買い物具合に応じて会員ランクを4つに分け、ランクに応じて特典が得られるランク制度のことです。
基本的には会員ランクが高くなるほどdポイントの還元率がアップしていきます。
「4つのランクの基本特典」
- dマーケットマスター・・・最大プラス4%のdポイント還元
- トリプルマスター・・・最大プラス2%のdポイント還元
- ダブルマスター・・・最大プラス1%のdポイント還元
- シングルマスター・・・0%のdポイント還元(通常の1%還元は残る)
マスターチャレンジへの参加にはエントリーが必要で、上記リンク(マスターチャレンジ)のトップページにある「マスターチャレンジパスポート」をクリックすればエントリーが完了します。1度エントリーするだけで以降ずっと有効となります。
他の会員ランク特典
毎月抽選で2,000ポイントが当たる
特典については上記の他に、毎月1,000名に2,000ポイントが当たる抽選(要エントリー)において、その当選確率に差が設けられています。
- dマーケットマスター・・・当選確率3倍
- トリプルマスター・・・当選確率2倍
- ダブルマスター・・・当選確率1倍
- シングルマスター・・・エントリー不可
ゲームで有利になる
また「どうぶつ図鑑」(スマホのみ)というゲームがあるのですが、そこでの1日のプレイ回数がdマーケットマスターなら4回、シングルマスターなら1回といった具合に差がつけられています。
プレイ回数が多ければ多いほどゲーム内で手に入るメダル数が多くなります。
プレイにより獲得したメダル数に応じてその日のランキングが決定され、1位の200ポイントを最高に10,000位までに入ればポイントをもらうことができます。
さらに週間でのランキングもあり、1位になると2,000ポイント、2位~9位でも1,000ポイントをもらうことができます。
会員ランクの決定
各ランクが適用される条件は、以下の通りとなります。また、ミッション1か2のどちらか一方に該当するだけで適用されます(両ミッションに同時に該当する必要はありません)。
会員ランク | ミッション1(利用料金) | ミッション2(利用月数) |
---|---|---|
dマーケットマスター | 直近3カ月で11,000円~ | 直近3カ月継続して利用 |
トリプルマスター | 直近3カ月で5,000~9,999円 | 直近3カ月中2カ月の利用 |
ダブルマスター | 直近3カ月で2,000~4,999円 | 直近3カ月中1カ月の利用 |
シングルマスター | 直近3カ月で~1,999円 | 直近3カ月中の利用なし |
支払い方法から工夫して貯める
街の店、ネットストア、いずれにおきましても商品代金等の支払い方法にも気を配ることでポイントをより多く貯めることができます。
街のdポイント加盟店での支払い
出典:NTTドコモ
(dポイント加盟店一覧)
クレジットカード払い
ドコモが発行しているクレジットカード「dカード」「dカード GOLD」での支払いが当然ながら有利です。
上記加盟店での買い物の場合、通常の1%還元が2%へと還元率がアップ。また、ローソンでの買い物では3%割引き(ポイント還元ではない)が追加で適用となります。つまり、ローソン限定で言えば5%お得となるわけです。
クレジットカードの年会費について
年会費があるのですが、dカードは最初は無料で2年目からは利用がなければ1,375円(税込)かかります。GOLDの方は年会費免除の規定はなく、毎年11,000円(税込)もかかってしまいます。
しかし、ドコモの携帯利用やドコモが運営するネットの光接続サービス「ドコモ光」を契約していれば、利用料金1,000円につきdカードは10ポイント、GOLDの方は100ポイント(10%)の還元を得ることができます。
特にGOLDの場合は、スマホとドコモ光のセットで毎月11,000円(税込11,000円)払っていますと、1,000ポイントが付与されますので、12カ月で12,000ポイントになり、年会費分がもはや気にならない程のポイント還元となるのです!
支払い方法まとめ
その他にdカードmini(おサイフケータイのみ)、dカードプリペイド(チャージ式のカード)といった支払い方法も用意されておりますが、ここでドコモが提供している支払い方法を整理してみます。
「支払い方法別特徴」
dカードGOLD | dカード | dカードmini | dカードプリペイド | dポイントカードのみ | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
加盟店での提示による還元率 | 1%(加盟店による) | 1%(加盟店による) | なし | 加盟店による | 1% | |||||
決済還元率 | 1% | 1% | 0.50% | 0.50% | なし | |||||
ローソンでの特典 | 3%割引き | 3%割引き | 3%割引き | 3%チャージ(翌月) | なし | |||||
月額支払上限金額 | クレジットカード規定の金額 | クレジットカード規定の金額 | 5,000円、11,000円、30,000円 | なし(チャージ額は30万円まで) | なし | |||||
年会費 | 11,000円(税込) | 1,375円(税込)初年無料、2年目以降は1度でも利用があれば無料 | なし | なし | なし |
「決済還元率」は、例えばdカードであればクレジットカード対応の店でクレジット機能のみで得られるポイント還元率のことを指します。純粋なクレジットカードとしての機能は、当然dポイント加盟店などの区別なく有効なので、これはその部分の還元率を意味します。
d払い
実は街での買い物の支払い方法は上記の他に「d払い」というものがあります。
d払いはお金がないときの急な出費には便利ですが、使い過ぎには注意しなければなりません。
2018年9月11日よりローソンにてd払いが可能となりましたが、まだまだ使える店はdポイント加盟店ほど多くはありません。
dポイント加盟店とd払い加盟店は別扱いとなっており、2018年9月現在で両加盟店となっているところは、ローソン・高島屋・タワーレコード・メガネスーパーの4つのみとなっています。
出典:NTTドコモ
(d払いのみしか対応してない店もあることの説明)
d払いのポイント還元率
d払いのポイント還元率は0.5%(200円で1ポイント)です。d払い加盟店がまだ少ないことや、dカードなどの決済方法がとれる方にはd払いの存在感は薄いように思えるでしょう。
ただ、キャンペーンを頻繁に開催するドコモゆえに、このd払いでもキャンペーンを行っています。ポイント10倍キャンペーンなどもありますので、こういった場合はd払いにも選択の余地がでてきます。
(d払いキャンペーン)
「d払いの特徴」
d払い | |
---|---|
dポイント加盟店での提示による還元率 | なし |
決済還元率 | 0.50% |
ローソンでの特典 | なし(キャンペーン除く) |
月額支払上限金額 | 最大10万円(電話料金合算払いによる、又はクレジットカード登録による限度額まで) |
年会費 | なし |
ネットでの買い物
d払い、ドコモ払い
出典:NTTドコモ
(dポイント対応ネットサービス一覧)
上記dポイント加盟店で、街での買い物と同じくドコモが運営する決済方法が有利となりますが、ネットでの支払いには先ほどの「d払い」や、「ドコモ払い」という方法もあります。
d払いもドコモ払いも、ネットでの買物代金の支払いを携帯料金と合わせて翌月まとめて支払う方法です。
注意点
支払い方が同じ2つの方法ですが、ドコモ払いはドコモ携帯契約者のみが可能です。また、ドコモ払い自体からdポイントの還元はありません。
d払いについては、ドコモユーザーでない方の場合はクレジットカードの登録が必要となります。
毎日のアクションで貯める
出典:NTTドコモ
これまでに買い物によるdポイントの効率的な貯め方を紹介してきましたが、買い物以外にも非常に簡単なアクションでポイントを貯める方法があります。
その多くは難しいものではなく(運の要素はありますが)スマホで十分できるものばかりです。実行するにはdポイントクラブのアプリが便利です。
「dポイントが貯まるくじなど(例)」
- dマーケットくじ
- あみだくじ
- ガラガラくじ
- すごろくなどのゲーム
- アンケート(チラシチェック・3拓ゲーム併設)
dマーケットくじ
スマホアプリの下の方の「ためる」ボタンをタップし、移動先のページの「くじ」ボタンからdマーケットくじのページに行けます。くじは1日1回ひくことができます。
抽選の結果はハズレ・1ポイントがほとんどですが、稀に100ポイントも出現します。
くじをひいたら終了かと思いきや、その終了画面を下へスクロースしますと、dマーケット内のサービス名を冠したくじが8つ出現します。
出典:NTTドコモ
無料でできますがメルマガ受信が条件です。また、「d fashionくじ」はポイントではなく割引クーポンがもらえ、「dゲームくじ」もポイントではなくゲームで使えるコインが景品となります。
あみだくじ・ガラガラくじ・すごろくなどのゲーム
スマホアプリの下の方の「ためる」ボタンをタップし、移動先のページの下の方にリンクボタンがあります。
毎週火曜日の午前10時~翌週火曜日の9:59までの1週間に30マスから成るすごろくでゴールを目指すものです。
ゴールした順に順位が決定され、上位入賞者は1位なら1,000ポイントといった高ポイントのプレゼントを獲得することができるのですが、ライバルも多く上位入賞は難しい状態です。
しかし、1週間以内にゴールすれば必ず5ポイントがもらえます。また100位から100番単位のキリ番でゴールすれば10ポイントも得ることができます(運によりますが)。
アンケート
こちらも、あみだくじやすごろくと同じ並びにリンクボタンがあります。
アンケートの件数は決して多いとは言えませんが、こちらも簡単・確実にdポイントを貯めることができる類です。
また、「基礎アンケート」の回答者の中から抽選により3,000ポイント程度が当たるキャンペーンを毎月やっております。1度基礎アンケートを済ませれば、以降は特に何もすることなく抽選対象者となります。ただし、当選は現実的なものではありませんが。
併設されているサービス
「dポイントクラブアンケート × Shufoo!」
ネットチラシ広告がアンケートページにあり、チラシの閲覧で1日1ポイント獲得できます。
さらにこのチラシでは、毎月別途ポイントが当たる抽選も行っております。2018年9月の例では200ポイントが2,000人に当たるといった内容で、そのポイント数や当選人数は抽選回号ごとに変化する場合があります。
「1日1回3拓ゲーム」
タイトルのままですが、単純に3つの選択肢から1つを選ぶもので、ハズレ・1ポイント・3ポイントのいずれかが抽選されます。
まとめ
出典:NTTドコモ
dポイントの貯め方として今回は基本的な項目を取り上げてみました。主に買い物でのポイント獲得の仕方をご説明しましたが、以下に内容を整理してみます。
- 街の店での買物は「dポイント加盟店」でドコモ発行の「カード類」による支払いがお得
- ネットでの買物においては、ポイント還元を最優先にする場合は「dマーケットマスターチャレンジ」からのポイント還元も期待できる「dマーケット」が有利
- 支払はドコモ発行の「カード類」を中心にする
- 買い物以外のアクションによる貯め方もマスターする
実は他にも様々なdポイントの貯め方があったり、dポイント加盟店独自のポイントキャンペーンなども存在します。
全ての貯め方を使いこなすのは難しいものですが、できる範囲内で少しずつその知識を増やし無理なくdポイントを貯めることができればいいのではないかと思います。