あなたがせどりで儲からない原因とは?5つの原因と5つの解決方法について解説する!

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せどりって儲からないと思っていませんか?

 

今やWEB上でせどりを行っている人のブログは多く、様々な人がこぞってせどりのやり方や仕入れるべき商品などについて解説しています。そのためそういった情報をもとにせどりを行ってみたというせどり初心者の方も多いのではないでしょうか。

しかし実際にせどりをしてみたけれど思うように儲からなかった、大損してしまったという方も多いはずです。僕はせどりを始めて3年以上が経過しましたが、せどりを始めた当初はいきなり3万円以上を損したことがあります。儲かると言われて始めたせどりで、いきなり大きな損失を出してしまうともうこれ以上やりたいとは思わないですよね。

 

でも本当は、儲からない原因はある程度決まっていて、それを解決する方法も存在するのです…

 

という訳で今回は、せどりで儲からない5つの理由と、それを改善するための5つの方法について紹介します。

せどりが儲からない原因の9割は仕入れ。

あなたは、せどりで儲からない原因は何だと思いますか?

 

せどりというのは皆さんご存知の通り「商品を安く仕入れて、仕入れ値よりも高い値段で売却する」ことで利益を上げるビジネスモデルです。それゆえ、せどりで儲けるためには基本的に仕入れ値を下げる努力をするか、高値で販売する努力をするしかありません。

しかし相場というのはある程度決まっているため、高値で販売する努力には限界があります。そのため仕入れを工夫することが大切なのです。つまり、せどりが儲からない原因の9割は仕入れに問題があると言っても過言ではないでしょう。

 

また後述しますが、そもそも売れない商品を仕入れてしまっている場合も思うように結果を上げることができません。せどりで成功するためには、「売れる商品を、安く」仕入れなければならないのです。

 

「とりあえずざっくりとしたリサーチをすれば儲かる」「売れそうな商品を仕入れれば大丈夫」といった軽い気持ちの方は、正しい仕入れができなければせどりは儲からないという現実を受け入れるところから始めるようにしましょう。仕入れができれば、せどりは成功します。

せどりで結果が出せない5つの原因

せどりで儲からない理由は仕入れがうまくいっていないからです。そこで今回は具体的にせどりで結果を出せない5つの原因について解説します。これらの原因は全て仕入れに関するものばかりです。1つずつ解説していきます。

 

値段設定を誤っている

まず一つ目は価格設定を誤っているという点です。基本的に商品を販売する際には市場価格を見て値段を決定します。そしてその価格をもとに仕入れ値を決定するのです。

 

販売価格は安く見積もりすぎると仕入れるべき商品を見つけることができなかったり、薄利多売になり思うように利益を上げられない状況に陥ってしまいます。逆に高く見積もりすぎた場合には仕入れ値を高くしてしまい売れ残ってしまうか、値下げを強いられ結果的に利益が残らない状況になってしまいます。

 

商品を仕入れる前に適正価格はどのぐらいかを確認できなければせどりは儲からないと言えるでしょう。

 

検索数が少ない商品を扱っている

検索数が少ない商品を扱っている場合も失敗しやすい傾向にあります。コアな人には有名な名前だけど、一般的な人は知らないワードなどで出品しなければならない商品は基本的に扱っても利益にならないのです。

 

例えば、革靴で有名なパラブーツなどでは、ミカエルというモデル名は比較的有名なのですが、ほとんど似ている形で販売されているモジーンというのは大半の人が知りません。

 

このように検索数が少ない商品を取り扱っても認知される可能性が低く売れる機会が少ないので、有名な商品を取り扱う際と比べて売り上げは下がってしまう傾向にあります。

 

ノーブランド品を扱っている

安いという理由でノーブランド品を仕入れるのはせどり初心者にとってかなり危険な行為です。メルカリやヤフオクのユーザーは商品を検索する際に「商品名+ブランド名」を入れる傾向にあります。例えば、「スキーウェア デサント」といった具合です。

 

このようにしてブランドを絞り込まれてしまうとノーブランド品は表示されなくなってしまうため、認知されずに売れ残る可能性が高くなります。

 

また、ノーブランド品が売れる理由としてはブランド品に比べ値段が圧倒的に安く、デザインもそれほど悪くないことであるため、よほど安い価格で仕入れを行わない限り赤字になると言えます。

 

自分の感覚で仕入れを行っている

何となく自分の感覚で仕入れてしまうこともせどりで儲からない理由の一つです。せどり初心者のみならず、ある程度せどりに慣れている方でも陥りやすいミスになります。

自分の経験やブランドに対するイメージをもとに仕入れると正しい相場や売れる頻度を確認しないまま仕入れてしまうことにつながります。結果的にそれほど需要が無い商品を仕入れてしまうことにつながるのです。

 

また、よく売れるブランド商品だからという理由で仕入れるのも良くありません。有名ブランド=売れるという訳ではないからです。有名ブランドの商品であっても、人気でない形の商品はあまり売れてくれないものです。例えば、アップル製品は比較的高値で売買されるにもかかわらず、iphone5cはほとんど価格がつかないのと同じ理由になります。

 

自分の感覚で仕入れを行うことは儲からないせどらーの特徴です。

 

商品の状態が悪いものを仕入れている

せどりで儲けられない原因として、「商品の状態が悪いものを仕入れている」というケースがあります。状態の悪い商品は仕入れ値が安く抑えられてお買い得なのですが、「穴あき」「破損あり」といった商品は極めて回転率が悪くなります。つまり売れ残りやすくなるということです。

 

また、状態があまりにも悪い商品の販売を行うことは悪評価につながります。メルカリやヤフオクでの評価を気にするという方は多く、状態の悪い商品が届く出品者であると認識されてしまうとそれ以降の商品販売が難しくなります。

 

もし現在、状態の悪い商品を狙って仕入れているのであれば仕入れ方を見直したほうが良いでしょう。

 

せどりで結果を出すための5つの対策

せどりで儲からない原因がわかっていただけたところで、次はせどりで結果を出すための5つの対策について説明していきます。

せどりで結果出すにあたって大切なことは次の3点です

  • 正しい仕入れを行う
  • 高値、高回転率で売却できるよう工夫する
  • 不良在庫を残さない

では具体的にどのようにすればよいのか、一つ一つ確認していきましょう。

 

仕入れは利幅と回転率で見る!

仕入れを行う際に確認しなければならないのは「利幅」と「回転率」になります。利幅とは一つ当たりの利益がどの程度発生するかということで、回転率は商品が売れる頻度のことを指します。

 

仕入れを行う前にまず利幅をどの程度にするかを決めなければなりません。「販売価格―仕入れ値―発送費用―手数料」で余ったお金が利幅となります。つまり逆算すれば仕入れるべき値段がわかるということです。

 

この利幅というのは高すぎても低すぎても良くないのですが、私はこの利幅を20%以上取れる場合のみ仕入れるようにしています。販路がメルカリなので、手数料と発送費用を上乗せると30~35%程度。つまり、相場よりも30~35%安い商品を見つけて仕入れることになります。

 

次に回転率についてです。仕入れ値が安い場合でも仕入れた商品を売却できなければせどりは成立しません。せどりの大前提は「売れる商品を仕入れる」ことなのです。

 

基本的にせどりでの商品仕入れはクレジットカードを使って行います。理由としてはクレジットカードを利用して仕入れを行うことで手元に資金が無くても始めることができるからです。また副次的なメリットとしてポイントがたまる、確定申告の際のレシートなどを取っておかなくて良いなどが挙げられます。

 

クレジットカードの支払いは基本的に1か月単位で行われるため、それ以内に売却できない商品を仕入れてしまうと仕入れに困ってしまいます。そのため、仕入れる商品は必ず1か月以内に売却できる商品以外は仕入れてはいけません。(圧倒的に利幅が大きな商品であっても、すぐに売却できない場合は仕入れるべきではありません。)

 

仕入れ前に市場環境を確認する

仕入れの前に大切なのは市場環境を確認することです。市場環境とは「競合の数や月間販売数、競合の製品状況」などが挙げられます。

競合の数とは、つまり出品者数の事です。競合が多いと販売が難しいイメージがあるかもしれませんがそういう訳ではないのです。競合が多い=人気のある商品とも考えられるからです。周囲よりも安い価格で販売すれば簡単に売却できるほか、仕入れやすいという意味でもあります。周囲がどのような価格で販売しているのかを含めて確認しておくようにしましょう。

 

次に、月間販売数を確認することです。メルカリなどでは並び替え→新しい順にした状態で、売り切れ状態の商品に絞り込めば月間販売数を確認することができます。(スマホ画面では商品詳細画面で〇日前というのが表示されるためそこで確認が可能です)

 

つまり、月間販売数が多ければ多いほど商品は売れやすいということになります。逆に売り切れの数が少ない場合には売れにくい商品であるということになります。競合の数が多いにもかかわらず、月間販売数が少ない商品は売れ残る可能性が高いので仕入れてはいけません。そのような商品の多くはトレンドを過ぎた商品です。(過去に爆発的に人気が出たが、急激に人気がなくなり物はあるが需要が無い商品)

 

最後は競合の製品状況についてです。競合が出品している商品の状態が新品なのか、中古品なのか、不良品なのかによっても値段は大きく変わってきます。また、付属品が付属している商品のみ売れていることもあります。

 

価格や売れ行きを確認する際には競合の製品がどのような状態であるのかを含めて確認する必要があると言えます。

 

仕入れない商品を決める

あまりこれを紹介している人は少ないのですが、仕入れない商品を決めておくというのも大切な要素です。

 

人によっては利益が出る商品であれば「一眼レフ」や「家電」「PC及びPC関連用品」などすべてを扱ってよいと進める場合がありますが、それははっきり言って間違いです。

 

せどり初心者はまず狙うべきジャンルを1つに決めて、それに関する仕入れ知識を深めるべきです。中途半端な仕入れを続けていくと、本当によく売れる商品と全く売れない商品を見抜けないままになるので成長できないでしょう。

 

また一つのジャンルに絞って仕入れを行うことで、リピーターを増やすことができます。メルカリでは少し前から新たにフォロー機能ができました。自分の気に入った出品者をフォローしておく機能で、フォローしている出品者が出品した場合には通知が来るようになっています。

 

そのため私はフォローしてもらった場合は値下げするようにしてフォロワーを増やす努力をするようにしています。その結果、リピーターとして繰り返し購入してもらうことに成功しています。もし一眼レフやアパレル用品といったようにバラバラのジャンルの製品を出品している場合は、出品している商品に一貫性がないのでリピートしてもらう事が難しいでしょう。

 

差別化をする

高い値段で商品を売却するために欠かせないのが差別化になります。差別化とは競合商品にはないメリットを作ることで、商品を購入してもらいやすくすることです。差別化として考えられる具体例としては次のようなものが挙げられます。

  • 付属品を付ける
  • おまけをつける
  • セット販売する
  • 値引きをする

 

まず、付属品を付けることについてです。家電や精密機器に多い差別化方法で、購入時の箱がついているかどうか、充電や使用にあたって必要なコードなどがそろっているかどうかが重要なポイントになります。購入時の箱が残っているだけでも、購入者からすれば大切に使われていたように感じるため価格は高くなりますし、コードなど使用に必要なアイテムがそろっていれば安心して使えるので購入者の購買意欲を高めることができます。

 

次に、おまけをつけることです。一眼レフの場合は掃除用品や予備のバッテリー、SDカードなどが挙げられますし、革靴であればシューズキーパーをおまけとして付けてあげると比較的高値で販売することができます。

 

使用するにあたっていずれ買いそろえなければならないアイテムがそろっている場合は多少高くとも購入してもらえる確率が高くなりますし、シューズキーパーのような別で購入すれば高い商品を一緒にすることで高値販売することができます。

 

おまけでつける商品はそれほど品質が良いものである必要はなく、最低限機能するものであれば大丈夫です。

 

3つ目はセット販売をすること。これは本などを販売する際に有効な販売方法です。漫画などは1冊ごとに別売りで販売するよりもまとめてセット販売を行うほうが高値で売却できる傾向にあります。また、ビジネス書などでもつながりがある場合はセット販売で売れる可能性があります。例えば、「夢をかなえるゾウ」などは1~3巻まであるのでセットにするとよく売れる傾向にあります。

 

4つ目は値引きをすること。これは高値で販売する施策ではありませんが、回転率を上げるうえで重要になります。メルカリではコメントで「値下げをしてもらえませんか?」と言われることがしばしばあります。その際には快く値下げに応じてあげると良いでしょう。

 

私の場合は10%程度の値下げを行うようにしています。また、値下げをしても利益が出せるよう、10%以上値段を上乗せした状態で販売するようにしています。

 

売れないものは売り切ってお金に戻す

最後は売れない商品は売り切ってお金に戻すということです。せどりで儲からない人の多くは回転率よりも利益率を重視してしまうため不良債権を抱えてしまいがちです。

しかし実際は売れない商品を売れるまで待つよりも、赤字であっても売り切ってしまって新たな商品を仕入れるほうが結果的にはプラスにつながる確率が高いのです。アパレル製品などの場合はシーズンが変わるまでに売り切ってお金に戻さなければ、次の商品を仕入れることが難しくなります。

 

売れない商品を売り切る方法としては

  • 競合の商品よりも格段に安い値段での出品を行う事
  • 買取サービスを利用して買い取ってもらう事
  • リユースショップなどに持ち込み買い取ってもらう

などが挙げられます。

 

前者ほどお金に戻す速度が遅く、後者ほどお金に戻す速度が速くなります。リユースショップなどはほとんどお金になりませんのでそのあたりも考慮に入れながら上手に売り切りましょう。

 

まとめ

今回はあなたがせどりで儲けることができない理由について解説しましたが、いかがだったでしょうか。せどりは仕入れさえきちんとできれば必ず利益を出すことができる副業方法ですので、儲からない場合には原因を分析してきちんと対処するようにしましょう。

 

あなたも今回の記事を参考にして、自分ができていなかったのはどのような点なのかを確認してみてくださいね。

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