銀行カードローンの商品を徹底比較!消費者金融系カードローンとの違いや、メリットデメリットについても解説

カードローンは、金融機関とあらかじめ借入限度額を設定し、その範囲内でCD(キャッシュディスペンサー)や銀行ATMやコンビニATMなどで資金を借入できるローンの一種です。限度額の範囲内であれば簡単に資金を借入できるため、便利でとても人気があります。

カードローンは、担保をつけない無担保のカードローンと担保をつける有担保のカードローンがありますが、無担保のカードローンの方が圧倒的に多いです。カードローンの資金使途は、基本的には自由ですが、個人向けのカードローンは事業資金に利用することはできません。

ただし、事業資金に利用できる個人事業者向けのカードローンや法人向けのカードローンを発売している金融機関もあります。カードローンは基本的には保証人は不要ですが、保証会社の保証を受けることになります。

銀行カードローンとは

銀行カードローンとは、カードローンの中でも銀行が提供するカードローンのことです。カードローンの中には、消費者金融が提供するものや、信販会社が提供するものなどがありますが、商品性については銀行カードローンについてもほとんど変わりません。借入限度額の範囲までATMなどで簡単に借入ができるところは、銀行カードローンであろうとも消費者金融系カードローンでも同様なのです。

カードローンは個人向け融資の中でも収益が大きいため、ほとんどの銀行や信用金庫などで提供している商品です。信用金庫のカードローンも、銀行カードローンの中に含まれます。そして、メインとして取引していたりする場合などは銀行よりも審査が通りやすい場合がありますので、カードローンを申し込みをするときの参考にすると良いでしょう。

銀行カードローンの特徴

銀行カードローンの金利について

銀行カードローンの金利は、銀行によって違ってきます。カードローンの金利は、基本的には借入限度額によって段階的分かれていて、借入限度額が高いほど低くなっています。

銀行カードローンは、他の種類のカードローンに比べて金利が低いのが特徴です。例えば、住信SBIネット銀行のミスターカードローンの最低金利は、0.99%です。また、銀行の中には、その銀行での取引状況によって金利の優遇を行っているカードローンもあります。

ネット銀行のカードローンの特徴

銀行カードローンの中には、ネット銀行のカードローンもあります。ネット銀行のカードローンの特徴は、インターネットだけで申し込みから審査まですべて完結できることが挙げられます。ネット銀行のカードローンによっては、銀行ATMやコンビニATMで24時間365日いつでも手数料無料で資金の借入や返済できるものもあるのです。

また、ネット銀行のカードローンの中の多くは、収入が少ないパートやアルバイトでも申し込みができるのが特徴です。さらに、ネット銀行の一部のカードローンでは、専業主婦の人でも申し込めるものもあります。

銀行カードローンの借入限度額

カードローンにはそれぞれ借入限度額が決まっていて、その限度額内まで借入ができます。銀行カードローンの特徴として、借入限度額が比較的高く設定できます。例えば、住信SBIネット銀行のミスターカードローンの最大の借入限度額は、1,200万円です。(平成30年7月現在)

銀行カードローンの審査

カードローンの中でも銀行カードローンは、比較的審査が厳しいです。貸金業法の総量規制が始まってから、貸金業法の対象外である銀行カードローンに人気が集まり過剰な借入が増えていったのです。

その結果、多重債務者が増えたことが社会問題になって、最近では銀行も自主規制を行ってカードローンの審査が厳しくなりました。そのため、現在の銀行カードローンの審査基準としては、きちんと返済できるかどうかを重視しているようです。

消費者金融系カードローンとの違い

貸金業法の総量規制

貸金業法の総量規制とは、原則として消費者金融などの貸金業からの借入が年収の3分の1を越えてはならないという決まりのことをいいます。消費者金融系カードローンは、総量規制の対象のため年収の3分の1を越える借入はできません。銀行カードローンは、総量規制の対象外のため年収の3分の1以上の借入も可能です。

例えば、専業主婦がカードローンを開設しようとした場合、年収が0円として計算されるため消費者金融系カードローンは基本的には作れません。ただし、例外として配偶者が保証人になる場合は、配偶者貸付といって総量規制の対象外になります。しかし、いろいろな手続き等が必要なため、かえって収入のある配偶者が申し込みをした方が簡単です。そのため 、専業主婦がカードローンを作りたい場合は、専業主婦でも申し込める銀行のカードローンが良いでしょう。

金利と借入限度額

全体的に見て、銀行カードローンの方が消費者金融系カードローンよりも金利が低くなっています。また、借入限度額も全体的に見て銀行カードローンの方が高く設定できます。

審査について

銀行カードローンは、きちんと返済ができる人を対象にしている商品が多いため審査は厳しめです。一方、消費者金融系カードローンは、貸金業法の総量規制内の借入であれば、審査は割りと通りやすくなっています。

無利息サービス

消費者金融系カードローンには、30日間から180日間くらいまでの間、一定金額または借入限度額全額に対して無利息期間を設けている会社が多いです。この無利息サービスをうまく使うことで、一定期間利息を支払わずに返済をすることが可能です。

一方、銀行カードローンの中で、無利息サービスを行っている銀行はあまりありません。銀行カードローンの中では、ジャパンネット銀行のカードローンが、30日間の無利息サービスを行っています。(平成30年7月現在)

銀行カードローンのメリット

金利が低い

銀行カードローンのメリットの一つとして、消費者金融系カードローンや信販会社が提供するカードローンと比較して金利が低いことが挙げられます。金利は借入限度額が大きくなるほど低くなるため、実際に利用しなくても枠だけ広めにとっておくと金利の恩恵を受けられるでしょう。

借入限度額が大きい

銀行カードローンは、消費者金融系カードローンなどと比べて、借入限度額を高くしているところが多いのが特徴です。銀行カードローンの借入限度額は、だいたい800万円~1,200万円がベースになります。限度額が高ければ高いほど、多くの資金を借入することができることと、金利が低くなることがメリットになります。

貸金業法の総量規制対象外

銀行カードローンは、貸金業法の総量規制対象外のため、年収の3分の1を越える貸出をすることも可能です。そのため、年収の3分の1を越える金額を借入限度額とすることもできるのです。ただし、銀行によっては自主規制を行っているため、年収の3分の1を越える金額を借入限度額とするカードローンの審査を通さないようにしているところもあります。

自動融資機能がある

銀行カードローンの中には、同じ銀行の普通預金などと連動して自動融資機能が付いているものもあります。自動融資機能とは、公共料金などの自動引き落としが残高不足でできなかった時に、自動的にカードローンから足りない分だけ融資をしてくれる機能のことです。引き落とし日をついつい忘れてしまったりした時などは、とても便利な機能です。

安心感

消費者金融系カードローンというと、消費者金融が発行したカードローンのため、周りへのイメージがあまり良くない可能性があります。一方、銀行系カードローンは、銀行が発行したカードローンのためイメージも良く安心感を持つ人が多いでしょう。

資金使途が自由で簡単に借入できる

カードローン全体の話で、銀行カードローンに限ったことではありませんが、資金使途が自由なところがカードローンの特徴でありメリットです。お金が足りない時に銀行ATMやコンビニATMなとで簡単に借入できるところもメリットです。

銀行カードローンのデメリット

審査が厳しめで時間がかかる

銀行カードローンは、消費者金融系カードローンに比べると審査が厳しめです。また、申し込みをしてから審査結果がでるまで時間がかかることがデメリットになります。

無利息サービスを行っているところが少ない

消費者金融系カードローンのほとんどが、30日間から180日間くらいまでの間の無利息サービスを行っています。一定の期間ですがその期間だけお金が必要な人にとっては、利息をまったく払わずにお金を借りることができる魅力的なサービスです。しかし、銀行カードローンには、無利息サービスを行っている銀行がほとんどありません。

他のローンを借りる時に影響する

銀行カードローンの金利を安くするために、借入限度額を実際に利用する金額よりも高く設定することはよくあることです。しかし、自動車ローンや教育ローンなどの他の銀行ローンの借入の申し込みをする時に、カードローンの借入限度額まですべて借入していると判断される場合があります。そのため、借入過多と判断され他のローンの借入に影響する可能性があるのです。

銀行カードローンの商品比較

これまで銀行カードローンについて解説してきましたが、銀行ごとにそれぞれ特徴があります。ここでは、数ある銀行カードローンの内人気の高いカードローンについて、それぞれの特徴を比較していきます。

住信SBIネット銀行カードローン ミスターカードローン

・金利:年0.99%~年14.79%
・借入限度額:10万円以上最高1,200万円まで
・利用条件:申込時の年齢が満20歳以上満65歳以下、安定継続した収入がある、外国籍の場合は永住者、保証会社の保証を受けられる人、普通預金口座の保有(同時申込でも可)
住信SBIネット銀行のミスターカードローンは、金利が低く、借入限度額が高いのが特徴のカードローンです。審査結果によって、金利が年0.99%~年7.99%のプレミアムコースと金利が年8.39%~年14.79%のスタンダードコースに分かれます。
金利は、所定の条件を満たせば最大年0.6%の引き下げができます。また、仮審査の回答は、申し込みをしてから最短60分ととても速いです。さらに、ミスターカードローンを利用できるすべての提携ATMで、いつでも利用手数料無料で借入も返済もできるのです。
ミスターカードローンの増枠をしたい場合、利用者側から申し込むことはできません。住信SBIネット銀行から増枠の案内が届いた人のみが、増枠できる仕組みになっています。

三菱UFJ銀行カードローン バンクイック

・金利:年1.80%~年14.60%
・借入限度額:10万円以上最高500万円まで
・利用条件:年齢が満20歳以上65歳未満で国内に居住する個人、、保証会社の保証を受けられる人、原則安定した収入がある人
三菱UFJ銀行カードローンのバンクイックは、口座がなくても申し込みができ、WEBで申し込みをすれば来店の必要がありません。また、申し込み方法は、ニーズやライフスタイルに合わせて3つの方法から選ぶことができます。
1つ目は、来店しなくてもパソコンやスマートフォンから24時間申し込みができるWEBで申し込をする方法です。2つ目は、ATMコーナーなどに設置されたテレビ窓口でオペレータと話をすることにより、即時にカードを発行をする方法になります。この方法は、運転免許書を持参すれば平日15時以降でも土日祝日でも利用できますので、すぐにカードが欲しい人にとってはおすすめです。
3つ目は、オペレーターに問い合わせや相談をしながら、電話で申し込みをする方法です。返済方法は、 口座引き落としによる返済とATMからの返済と振込による返済の3つの方法から選ぶことができます。バンクイックは、金利が低く簡単に申し込みができるところが特徴です。

楽天銀行カードローン スーパーローン

・金利:年1.90%~年14.50%
・借入限度額:10万円以上最高800万円まで
・利用条件:年齢が満20歳以上62歳以下、日本国内に居住している人、勤めていて毎月安定した定期収入のある人または専業主婦、保証会社の保証を受けられる人
楽天銀行のカードローンのスーパーローンは、申込書の記入は不要でスマートフォンから申し込みができます。書類の提出はスマホアプリからの提出のため、自宅などからの手続きですべて完結します。
借入や返済は、ほとんどのコンビニATMから利用手数料無料で行うことができますのでとても便利です。返済方法は、口座自動引き落としによる返済と提携CDやATMからの返済や指定口座への振込ができます。
楽天銀行の口座を持っていなくても申し込みができ、返済口座は他行の口座を指定することもできます。スーパーローンの最大の特徴は、専業主婦の人でも申し込みができることです。もちろん、パートやアルバイトをしている人でも申し込みができます。

りそな銀行カードローン プレミアムカードローン

・金利:年3.500%~年12.475%
・借入限度額:10万円以上最高800万円まで
・利用条件:申込受付時に満20歳以上満60歳未満、継続安定した収入のある人,保証会社の保証が受けられる人
りそな銀行カードローンのプレミアムカードローンは、来店不要でWEBで24時間365日申し込みができます。また、提出書類不要で仮申し込みができるのです。
申込方法は、WEBで申し込む方法の他に郵送またはFAXでのメールオーダーサービスでの申込方法があります。全国のATMやコンビニATMから借入が可能で、りそな銀行のキャッシュカードを持っていれば、新しいカードを作らなくてもそのまま使えます。プレミアムカードローンの特徴は、りそな銀行の口座を持っていて住宅ローンを利用中の人には年3.50%~年12.475%の金利よりもさらに0.5%引き下げられることです。

オリックス銀行カードローン

・金利:年1.70%~年17.80%
・借入限度額:10万円以上最高800万円まで
・申込時の年齢が満20歳以上69歳未満、原則毎月安定した収入の人、日本国内に在住の人、保証会社の保証が受けられる人
オリックス銀行カードローンは、来店不要、口座開設不要、担保保証人不要で解説できるカードローンです。返済方法は、指定口座からの口座自動引き落としによる返済とATMからの返済と振込での返済を選択できます。
利用可能な提携ATMは全国で99,000台以上あり、すべてのATMで1,000円単位での借入が可能です。さらに、提携ATMでの利用手数料が、借入でも返済でも無料のため便利に利用できます。

まとめ

このように、銀行カードローンは、銀行ごとにいろいろな特徴があります。そして、金利が低くて借入限度額が大きいのは、共通点しているところです。

銀行カードローン自体が収入があってきちんと返済できる人を対象にしているため、審査が厳しい面もあります。しかし、銀行カードローンは、利便性が高い商品のため持っていると便利です。この機会に検討してみるのもいいのではないでしょうか。

aktkaktk
aktkaktk
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金融機関勤務歴8年ですが、金融機関歴は、信用金庫で営業や融資の窓口を経験して住宅ローンやカードローンなどの個人ローンに強みを持っています。

現在は、銀行のシステムを開発しながら、カードローンや、クレジットカードや、社会保険労務士の資格を活かした年金など金融機関のライティングをしています。

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