ゴルフ保険とは
ゴルフ保険とは、ゴルフ場及び練習場、自宅などでのプレー・練習・指導中に起きたトラブルに関する費用を補償する保険のことです。具体例としては
- ゴルフ場内で周囲を確認しないで素振りをしたら他の人に当たって大ケガをさせた
- 自宅の庭で練習中に誤って隣家のガラスを割った
- ゴルフプレー中に後ろの組のボールが当たってケガをした
- ゴルフ練習場でゴルフバッグが盗難にあった
などが考えられます。
ゴルフ保険の必要性とは
ゴルフ保険はなぜ必要なのか、3つの側面から考えてみましょう。
1.比較的危険性の高いスポーツである
実際にゴルフをやったことがなくても、多くの人が「一体どんなことをするスポーツなのか」くらいは知っているはずです。
問題はここからです。ゴルフのボールは小さいですが、硬い材質でできているので、急速なスピードで飛んできた場合、当たるとほぼ確実にケガをします。そして、ゴルフの技術がまだ未熟な人だった場合、スイングしたと同時に、クラブも飛んで行ってしまうことがあり得ます。誰にも当たらなければいいのですが、誰かに当たってしまった場合、大ケガは免れません。
もちろん、自分が人にケガをさせるだけでなく、逆にケガをさせられることもあり得ます。打ちどころが悪ければ万が一、ということもあり得るでしょう。自分がケガをさせた場合にも、した場合にも備えるために、ゴルフ保険が必要になるのです。
2.高額な機材も使う
ゴルフをするには、ゴルフウェアやクラブ一式を揃えなくてはいけません。そして、メーカーや年代、型番によっても異なりますが、クラブ一式はかなり高価です。それにも関わらず
- プレー中に無理な力がかかり曲がってしまう
- クラブハウスで目を離したすきに盗まれる
など、破損・盗難のリスクにしょっちゅうさらされています。
3.特殊な習慣がある
ゴルフ場でプレーをし、ホールインワン(1打でカップに入れること)やアルバトロス(パー5(基準の打数)から数えて3打少なくそのホールを終了すること)を達成した場合
- 祝賀パーティーや祝賀コンペを行う
- ゴルフ場に対して記念植樹をする
- 記念品を配布する
などの習慣があります。「幸せのおすそ分け」という意味があるそうですが、いずれにしてもお金がかかることには変わりません。
ホールインワンやアルバトロスを達成した場合、急にお金が必要になることに備え、ゴルフ保険ではお祝いにかかる費用の補償も受けられるのです。
ゴルフ保険の補償内容
ゴルフ保険では、ゴルフというスポーツ自体が持つ特殊な事情に配慮し、補償内容が決められています。細かい部分については、保険会社によって差があるので割愛しますが、一般的な補償内容として設けられているものをまとめました。
補償内容 | 説明・具体例 |
---|---|
賠償責任補償 | ゴルフプレー中・練習中に、他人の生命または身体を害したり、他人の財物を壊したりして、賠償責任が生じ、治療費や修理費等を負担した場合に保険金が給付される。 【具体例】 ゴルフ場のティーグラウンドでまわりを確認しないで素振りをしたら、クラブがパートナーに当たり、大ケガをさせた。 |
ゴルファー傷害補償 | 自身がゴルフ場、ゴルフ練習場敷地内でゴルフの練習・競技・指導中にケガをした場合に保険金が給付される。 【具体例】 ゴルフプレー中、くぼみに足を取られて転倒し、腕を骨折した。 |
ゴルフ用品補償 | ゴルフ場やゴルフ練習場敷地内でゴルフ用品が盗まれたり、ゴルフクラブの破損・曲損事故が起きたりした場合に、被害物の損害額が保険金として給付される。 【具体例】 ゴルフ場でプレー中に誤ってクラブを折ってしまった。 |
ホールインワン・アルバトロス費用補償 | ホールインワンまたはアルバトロスを達成した場合、パーティーや記念品の配布などの行事を開催するのにかかる費用が保険金として給付される。 【具体例】 ホールインワンを達成したので、記念パーティーをすることになった。 |
ゴルフ保険の加入方法は?
ゴルフ保険も、保険の一部であるため、他の保険と加入方法にそんなに差はありません。代表的な例として
- 保険会社のホームぺージ
- 保険代理店の窓口
- コンビニ
などから加入できます。基本的にはどこから加入しても構いませんが、重要なのは「いつ加入するか」ということです。実際にゴルフ場でプレーする前日までに加入手続きを済ませておかないと、補償は受けられないので気を付けてください。
また、一部のクレジットカードには、付帯保険の一部にゴルフ保険が組み込まれていることがあります。例えば、JALカードCLUB-Aゴールドカードの場合、以下の内容のゴルフ保険が自動付帯しているのです。
補償内容 | 保険金額 |
---|---|
賠償責任(1事故の限度額) | 1億円 |
傷害死亡 | 300万円 |
傷害後遺障害 | 最高300万円 |
入院日額(最高180日) | 4,500円 |
通院日額(最高90日) | 3,000円 |
ホールインワン、アルバトロスへの補償やゴルフ用品の盗難・破損に備える補償はありませんが、比較的安い値段で追加することができるので、検討の余地はあるでしょう。
ゴルフ保険を選ぶポイント
次に、ゴルフ保険を選ぶポイントについて考えてみましょう。
ポイントその1.補償期間はどのくらいか
他の保険と同様、ゴルフ保険を選ぶ際も「いつからいつまで補償が受けたいか」を決め、その上で商品を絞り込んでいくことになります。まずは、自分はどのくらいの補償期間が必要なのかを考えてみましょう。補償期間に関する扱いは保険会社によってもまちまちですが、一般的に用意されていることが多いパターンとして
- 1日
- 1週間
- 1年
が考えられます。「たまのお付き合い程度で」ということなら1日や1週間でも十分ですし「もはや趣味の域に達している」「それなりにお誘いはある」ということであれば、1年の方が無難でしょう。
ポイントその2.保険料はいくらくらいか
補償期間を決めたら「いくらまでなら保険料を支払えるか」を考えてみましょう。もちろん、補償期間や補償内容が多ければ多いほど、保険料は高くなります。決して安いものではないので、慎重に考えてください。
ポイントその3.保険適用範囲はどこまでか、他の商品を活用する余地はないか
保険料を節約するには
- その保険による補償が及ぶ範囲がどこまでかを正確に把握する
- 既に加入している医療保険や個人賠償責任保険で備える余地はないか検討する
のが効果的です。
ポイントその4.保険料は積立か掛け捨てか
ゴルフ保険を「支払った保険料の扱いはどうなるか」で分けると、積立型と掛け捨て型に分かれます。
- 積立型:毎月の掛金のうち一部が積み立てられ、満期時・解約時には返戻金を受け取ることができる。
- 掛け捨て型:毎月の掛金は、保険金を受け取らない限りは戻ってこない。
積立型と掛け捨て型のメリット・デメリットについてまとめました。
積立型 | 掛け捨て型 | |
---|---|---|
メリット | 貯蓄をしながら補償を受ける手段を確保できる 掛け捨て型と比べてプランの種類・補償の選択肢が幅広い |
保険料が安い 1日、1週間など短期から加入できる |
デメリット | 保険料が高い 1年など長期で加入することが前提である |
積立型に比べると、プランの種類・補償が少ない |
ポイントその5.ファミリータイプの設定があるか
夫婦、親子など家族でゴルフを楽しんでいる場合は、ファミリータイプなど「被保険者の家族も補償が受けられる」前提のプランを選ぶといいでしょう。家族それぞれが別に入るより保険料も節約できます。
ポイントその6.海外でのプレー時に補償は受けられるか
近年は、ハワイやオーストラリアなど、海外のコースでもゴルフをする人が増えてきました。しかし、ゴルフをするのがどこであろうと、事故はやはり起こります。しかも、海外でケガをしたり、盗難に巻き込まれたりしたら、日本で対応するよりはるかに面倒なことになるのは言うまでもないでしょう。そんな時、海外でも補償を受けられるゴルフ保険に入っていれば、少なくともお金のことは心配しないで帰国できるはずです。海外でコースを回る予定がある人は
- 自分が加入しているゴルフ保険では、海外でのプレー時の保険事故は補償されるか
- 補償される場合、何がどこまで補償されるか
を確認しましょう。
ホールインワン・アルバトロス補償が対象外の理由は?
また、このあとのゴルフ保険の紹介も併せて見てほしいのですが、ゴルフ保険の補償内容をよく読むと「海外でホールインワン・アルバトロスを達成したとしても、ホールインワン・アルバトロス補償による保険金の給付は受けられない」という旨のことが書いてあります。
そもそも、ホールインワンやアルバトロスを達成したからといって、パーティーやコンペをしたり、記念品を配ったりするのは日本独自の習慣です。諸外国ではそこまで大々的に何かをする、ということはありません。
現役FPがおすすめするゴルフ保険
ここから先は、現役FPがおすすめするゴルフ保険を紹介しましょう。
1位. ゴルフアシスト(傷害総合保険)/楽天損害保険
補償期間 | 1年 |
---|---|
保険料 | 年間3,250円~ |
賠償責任補償 | あり |
傷害補償 | あり |
用品補償 | あり |
ホールインワン・アルバトロス補償 | あり |
海外補償の有無 | あり(ただし、ホールインワン・アルバトロス補償は対象外) |
ゴルフアシスト(傷害総合保険)をおすすめする理由
ゴルフアシスト(傷害総合保険)は、楽天グループの損害保険会社である楽天損害保険が販売する商品です。この商品のメリットとして
- 商品設計がシンプルでわかりやすい
- 保険料は楽天ポイントでも支払ができる
の2点が挙げられます。まず「商品設計がシンプルでわかりやすい」についてですが、この商品は以下の3つのプランが用意されています。
ゴールド | プラチナ | ダイヤモンド | |
---|---|---|---|
賠償責任 | 1億円 | 1億円 | 1億円 |
ゴルフ用品 | 10万円 | 20万円 | 30万円 |
ホールインワン・アルバトロス費用 | 10万円 | 20万円 | 30万円 |
死亡・後遺障害 | 300万円 | 400万円 | 500万円 |
入院日額 | 3,000円 | 4,000円 | 5,000円 |
通院日額 | 1,000円 | 1,000円 | 2,000円 |
保険料 | 3,250円 | 5,260円 | 7,570円 |
どのプランを選んでも、保険料は年間で1万円を切るので、お財布にも優しいです。また、楽天グループの企業が販売する保険らしく、保険料は楽天ポイントで支払うこともできます。
一方、デメリットとしては
紙の保険証券が発行されない
ことが挙げられます。申込手続きをオンラインのみで受け付けるなど、徹底した経費削減を図っているため、紙の保険証券も発行されません。
2位.ゴルファー保険「ネットde保険@ごるふ」/三井住友海上
補償期間 | 1年 |
---|---|
保険料 | 年間3,000円~ |
賠償責任補償 | あり |
傷害補償 | あり |
用品補償 | あり |
ホールインワン・アルバトロス補償 | あり |
海外補償の有無 | あり(ホールインワン・アルバトロス補償) |
ゴルファー保険「ネットde保険@ごるふ」をおすすめする理由
ゴルファー保険「ネットde保険@ごるふ」は三井住友海上が販売するゴルフ保険です。この商品をおすすめする理由として
- 会社自体にネームバリューがある
- 対面販売のプランも含めれば、かなり広い範囲から選べる
が挙げられます。三井住友海上の前身である住友海上は、1893年に設立された日本でも有数の歴史を誇る保険会社です。ネット主体の保険会社であっても、厳しい規制のもと運営されている以上、保険としての機能になんら問題はありません。しかし「できれば昔からある会社の保険を申し込みたい」という人にとっては、三井住友海上の持つ歴史の長さは、やはり魅力的に映るでしょう。また、この商品は、インターネットで販売するプランに加え、対面で販売するプランも設定されています。
Aコース | Bコース | Cコース | |
---|---|---|---|
年間保険料 | 3,000円 | 6,000円 | 9,000円 |
賠償責任(支払限度額) | 5,000万円 | 1億円 | 1億2,000万円 |
ゴルファー傷害(保険金額) | 320万円 | 280万円 | 280万円 |
ゴルフ用品(保険金額) | 10万円 | 27万円 | 29万円 |
ホールインワン・アルバトロス(保険金額) | 10万円 | 20万円 | 40万円 |
1A | 2A | 3A | 4A | 5A | |
---|---|---|---|---|---|
年間保険料 | 6,000円 | 9,000円 | 11,000円 | 14,000円 | 18,000円 |
賠償責任(支払限度額) | 1億円 | 1億2,000万円 | 1億5,000万円 | 1億5,000万円 | 2億円 |
ゴルファー傷害(保険金額) | 280万円 | 280万円 | 390万円 | 400万円 | 450万円 |
ゴルフ用品(保険金額) | 27万円 | 29万円 | 34万円 | 36万円 | 37万円 |
ホールインワン・アルバトロス(保険金額) | 20万円 | 40万円 | 50万円 | 70万円 | 100万円 |
一方、デメリットがあるとすれば
- オンラインでの申込ができない、問い合わせ対応ができない時間帯がある
ことでしょう。この商品にオンラインで申し込む場合は、月曜日の午前2時~4時はシステムメンテナンス中であるため、サービスを停止していることに注意しましょう。また、問い合わせ先になる三井住友海上インターネットデスクは、受付時間を月曜日から金曜日の9時から17時に設定しています。
3位.ネットでeジョー「eゴルファー保険」/東京海上日動火災保険
補償期間 | 1年 |
---|---|
保険料 | 年3,690円~ |
賠償責任補償 | あり |
傷害補償 | あり |
用品補償 | あり |
ホールインワン・アルバトロス補償 | あり |
海外補償の有無 | あり(ただし、ホールインワン・アルバトロス補償は対象外) |
ネットでeジョー「eゴルファー保険」をおすすめする理由
ネットでeジョー「eゴルファー保険」は、東京海上日動が販売するゴルフ保険です。この商品をおすすめする理由として
- 会社自体にネームバリューがある
- 商品設計がシンプルでわかりやすい
が挙げられます。東京海上日動も、先ほど紹介した三井住友海上と同じく日本でも有数の歴史を誇る損害保険会社です。ゴルフ保険も含め、損害保険の販売においては業界でもトップクラスの実績を誇るので、会社としての信用度は非常に高いでしょう。また、この商品には以下の3つのプランが用意されています。
プラン名 | Aプラン | Bプラン | Cプラン |
---|---|---|---|
死亡・後遺障害 | 500万円 | 300万円 | 300万円 |
入院保険金日額 | 5,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
通院保険金日額 | 2,000円 | 1,000円 | 1,000円 |
第三者に対する損害賠償 | 国内1億円、海外1億円 | 国内1億円、海外1億円 | 国内1億円、海外1億円 |
ゴルフ用品の補償 | 30万円 | 20万円 | 10万円 |
ホールインワン・アルバトロス費用 | 30万円 | 20万円 | 10万円 |
保険料(一時払) | 8,500円 | 5,830円 | 3,690円 |
保険料(月払(年間合計保険料)) | 740円(8,880円) | 530(6,360円) | 330円(3,960円) |
一方、デメリットとしては
- 保険料はやはり高い
ことが挙げられるでしょう。既に触れた通り、東京海上日動は非常に歴史のある会社です。近年はオンラインでの販売にも力を入れていますが、まだまだ店舗を構え、担当者を付けて販売するスタイルが主流であるのは事実です。そのため、オンラインでの販売を主力に行う会社の商品と比べると、総じて保険料が高くなっています。
例えば、この商品のAプランと同等の補償が受けられるのが、楽天損害保険のゴルフアシスト(傷害総合保険)のダイヤモンドプランですが、年間保険料は
- 東京海上日動「eゴルファー保険」:8,500円(一時払いの場合)
- 楽天損害保険「ゴルフアシスト(傷害総合保険)」:7,570円(一時払いのみ)
と930円の差があります。
4位. ゴルフの保険(国内旅行傷害保険)/au損害保険
補償期間 | 日帰り~3泊4日 |
---|---|
保険料 | 428円~ (日帰り・1泊2日の場合) |
賠償責任補償 | あり |
傷害補償 | あり |
用品補償 | あり |
ホールインワン・アルバトロス補償 | あり |
海外補償の有無 | なし |
ゴルフの保険(国内旅行傷害保険)をおすすめする理由
au損保は、通信大手のKDDIの関連会社であるauフィナンシャルホールディングスと大手損害保険会社のあいおいニッセイ同和損保が共同出資して設立された会社です。通信大手ならではのネットの活用と、歴史・実績は申し分ない日本でも有数の損害保険会社ならではのサービスを両立している保険会社としても注目されています。そのau損保が販売するゴルフ保険が「ゴルフの保険(国内旅行傷害保険)」です。この商品をおすすめする理由として
- 1日から加入できる
- 日帰り手術であっても保険金が下りる
ことが挙げられます。この商品のプランは以下の通りです。
補償内容 | ブロンズ | シルバー | ゴールド |
---|---|---|---|
死亡・後遺障害 | 100万円 | 300万円 | 500万円 |
入院保険金日額(入院1日につき) | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 |
手術保険金 | 2万5千円または5万円 | 2万5千円または5万円 | 2万5千円または5万円 |
通院保険金日額(通院1日につき) | 500円 | 1,500円 | 3,000円 |
個人賠償責任(自己負担額なし) | 5,000万円 | 8,000万円 | 1億円 |
携行品損害(自己負担額3,000円) | 10万円 | 20万円 | 30万円 |
ホールインワン・アルバトロス費用 | 10万円 | 20万円 | 30万円 |
日帰り・1泊2日の場合の保険料 | 428円 | 693円 | 1,051円 |
2泊3日・3泊4日の場合の保険料 | 530円 | 857円 | 1,303円 |
どちらかといえば「ゴルフに行く頻度は高くないが、やはり補償はつけておきたい」という人向けの商品です。また、手術については、入院して受ける場合も、日帰りで受ける場合も保険金が出るのが大きなメリットでしょう。デメリットがあるとしたら
国内旅行傷害保険の1種類として設定されている保険であるため、海外でのプレーは対象外
ということです。もし、海外でプレーする想定でゴルフ保険を選ぶのなら、この商品は真っ先に候補から外しましょう。
5位.ゴルファー保険/損保ジャパン
補償期間 | 1年~3年 |
---|---|
保険料 | 年5,000円~ |
賠償責任補償 | あり |
傷害補償 | あり |
用品補償 | あり |
ホールインワン・アルバトロス補償 | あり |
海外補償の有無 | あり(ただし、ホールインワン・アルバトロス補償は対象外) |
ゴルファー保険をおすすめする理由ゴルファー保険は、損保ジャパンが販売するゴルフ保険です。この商品をおすすめする理由は
- ファミリータイプの設定がある
ことです。つまり
- 記名被保険者本人
- 記名被保険者の配偶者
- 記名被保険者の未婚の別居の子
- 記名被保険者の同居の親族
であれば、保険証券に記名することで補償が受けられるようになります。本人のみ加入する「パーソナルタイプ」と家族も含めて加入する「ファミリータイプ」の場合の保険料は、以下の通りです。
【パーソナルタイプの場合】
コース名 | P1 | P2 | P3 |
---|---|---|---|
保険料(一括払い、保険期間1年の場合) | 5,000円 | 7,000円 | 11,000円 |
第三者に対する賠償責任の補償 | 3,000万円 | 5,000万円 | |
ゴルファー自身のケガの補償 | 734.9万円 | 854.9万円 | 914.9万円 |
ゴルフ用品の補償 | 15万円 | 21万円 | 25万円 |
ホールインワン・アルバトロス費用 | 20万円 | 30万円 | 50万円 |
【ファミリータイプの場合】
コース名 | P1 | P2 | P3 |
---|---|---|---|
保険料(一括払い、保険期間1年の場合) | (本人)5,000円 (家族)1,000円 |
(本人)7,000円 (家族)2,590円 |
(本人)11,000円 (家族)3,470円 |
第三者に対する賠償責任の補償 | (本人)3,000万円 (家族)3,000万円 |
(本人)5,000万円 (家族)5,000万円 |
(本人)1億円 (家族)1億円 |
ゴルファー自身のケガの補償 | (本人)734.9万円 (家族)367.4万円 |
(本人)854.9万円 (家族)427.4万円 |
(本人)914.9万円 (家族)457.4万円 |
ゴルフ用品の補償 | (本人)15万円 (家族)7万円 |
(本人)21万円 (家族)10万円 |
(本人)25万円 (家族)12万円 |
ホールインワン・アルバトロス費用 | (本人)20万円 (家族)10万円 |
(本人)30万円 (家族)15万円 |
(本人)50万円 (家族)25万円 |
一方、デメリットがあるとしたら
- 対面での販売が基本であり、オンラインでの加入はできない
ことでしょう。今回紹介した他のゴルフ保険は、オンラインでの加入が前提の商品ばかりでしたが、この商品に限っては、販売代理店の担当者とのやり取りが必須になります。実際にプレーをする前日に加入しようとしてもまず不可能なことに気を付けてください。