値引きやクーポンで賢く使える!即時払いのQRコード決済「Origami Pay」について解説

最近、注目を集めているQRコード決済。

サービスに参入する事業者も多く乱立している状況ですが、そんなQRコード決済の中でも、2016年に誕生したキャッシュレス決済サービスがOrigami Payです。

アプリをインストールすることで、支払い時に会計金額がお得になる「クーポン」が随時配布されるメリットがあったり、上手に特典やキャンペーンを利用したりすれば、現金払いよりもはるかにお得になることもあるでしょう。

そこで、QRコード決済を使ってみたい方やOrigami Payに興味がある方であれば、Origami Payの内容について知りたいのではないでしょうか。

そこで今回は、Origami Payのサービスの内容全般を解説します。記事を最後までチェックすることでOrigami Payのサービスについて理解できるようになるはずです。

Origami Payのサービス概要

Origami Payはアプリを入れることで無料使用が可能なQRコード決済サービスです。会員登録料や手数料などは一切かかりません。

こちらでは、Origami Payの概要を紹介します。

・チャージ
・支払い
・ポイント
・割引
・クーポン
・キャンペーン

詳しく解説するのでチェックしていきましょう。

支払いは即時決済

QRコード決済では、多くがチャージされた金額の範囲内で支払いをします。ただし、
Origami Payはチャージ不要で、支払いたい金額が即時決済される流れです。

なお、Origami Payで選べる決済方法は以下のようになっています。

・クレジットカード決済
・金融機関口座

どちらを選ぶかで上限額と値引き額に違いが出ますが、即時決済である点は同じです。

決済方法1.クレジットカード決済

Origami Payはクレジットカードによる即時決済を選べます。特定のクレジットカードでの優遇措置はないので、どのクレジットカードを使っても条件は同じです。

また、Origami Payのクレジットカード決済には以下のような特徴があります。

・値引き:なし(キャンペーン開催期間中を除く)
・1回あたりの決済上限額:100万円

クレジットカードのように暗証番号や署名の入力をしなくても、QRコードを見せるだけでクレジットカード決済ができるので利便性は高いでしょう。

決済方法2.金融機関口座

Origami Payの決済方法に金融機関口座決済を選ぶと、使った金額がその場で引き落とされます。銀行にお金を引き出しに行く必要はないですし、少額でも手数料は発生しません。

なお、Origami Payの金融機関口座決済には以下のような特徴が挙げられます。

・値引き:常に1%OFF(キャンペーン開催等でさらに値引きされる場合あり)
・1回あたりの決済上限額:10万円

金融機関口座決済を選んでOrigami Payで支払いをすれば常に値引きされるので、普段の買い物がお得にできるでしょう。

支払いはレジでスマホをかざすだけ

Origami Payの支払いに必要なのがスマホアプリです。利用時にはアプリを起動し、スマホをかざせば支払いができます。

支払い方法は以下の2種類があります。

・店頭のQRコードをスキャン
・スマホのバーコードを提示して読み取ってもらう

特に難しい操作や手間がかかることはないので、簡単に支払いができます。

ポイント付与はない

Origami Payをお店の支払いに使っても、Origami Pay独自のポイント付与はありまません。ただし、お店のポイントやクレジットカードのポイントの付与はあります。

たとえば、クレジットカード決済を選び、Origami Payを使ってローソンで支払いをしたとします。そのときはローソンのPontaポイントやクレジットカード会社のポイントが付与されるということです。

独自のポイントはありませんが、その他のポイントは付与されるのでその点は安心して使えるでしょう。

その場で割引を受けられる

Origami Payの値引きは後からではなく、その場でおこなわれます。値引き率は支払い方法やキャンペーンの内容で異なるものの、どの場合も同じタイミングです。

お店のレシートに記載された金額は値引き前の価格となり、後で値引き後の金額請求があります。

利用額と請求額はアプリとメールで通知

Origami Payの利用額と請求額は決済した直後にアプリの通知やメールで確認できまます。どのくらいの値引きがあったのかが、支払いをしたその場で確認できるということです。

通知される内容は以下のとおりです。

小計;お店のレシートに記載されている金額
Origami割引;値引きされた額
合計:実際に請求される額

値引きされた金額がすぐにわかるので、お得さを実感しやすくなったと言えるでしょう。

不定期でクーポン発行がある

Origami Payはクーポンで割引を受けられることがありますが、それらのクーポンは期間や条件が限られていることがほとんどでしょう。

クーポンは以下のような方法で手に入ります。

・アプリのメッセージ
・店頭などのQRコードをスキャン
・キャンペーンコードを入手

クーポンは短期間のものもありますが、通常時よりも割引や値引きを受けられるのでお得です。

キャンペーンを不定期で開催

Origami Payはクーポン発行だけでなく、不定期で開催されるキャンペーンを利用するとよりお得に利用可能です。キャンペーンはお店や条件が限定的なこともありますが、無条件で特典利用可能な場合もあるので見逃さないようにしてください。

無条件で特典利用できるキャンペーンとして、以下のような割引があります。

■金融機関口座決済
割引率:3%
最大割引額:3,000円

■クレジットカード決済
割引率:2%
最大割引額:2,000円

割引率を見ると口座引き落としの方がお得に見えますが、クレジットカードのポイント還元率しだいで、カード決済の方がお得になることがあります。

キャンペーンやクレジットカードの良い部分を利用したうえで、自分にプラスとなる使い方をしてください。

こちらでは、Origami Payの概要を紹介しました。次に、Origami Payを使える店舗をご紹介します。

Origami Payを使える店舗

Origami Payは、日本全国にある加盟店で使用できます。現在、加盟店は増え続けている状況で、詳しくはアプリから確認可能です。

主な加盟店は以下のようになります。

■コンビニエンスストア
ローソン、ミニストップ、ポプラ、セイコーマート

■百貨店
LOFT、パルコ、阪神百貨店、阪急百貨店、サンシャインシティ、なんばパークス

■ファストフード
吉野家、松屋、ケンタッキーフライドチキン

■家電量販店
ケーズデンキ、ヤマダ電機、エディオン、ベスト電器

■飲食店
サーティワンアイスクリーム、魚民、和民、DEAN&DELUCA

■販売店
つるやゴルフ、靴下屋、AOKI、Right-on、ウエルシア薬局、自遊空間

上記のほかにも、個人商店で使えるなど幅広いです。

コンビニエンスストアなどの普段の買い物に使うお店、家電量販店などの高額商品を購入するお店で即時決済や即時割引を受けられるOrigami Payが使えるのは大きなメリットと言えるでしょう。

現在地から利用できるお店も検索可能

Origami Payはコンビニエンスストアやファストフードなどのチェーン店以外に、個人経営のお店にも導入されていることがあります。そのため、利用できる店を前もって探すのではなく、現在地から利用可能なお店を検索したほうが良い場合があるでしょう。

現在地から利用可能なお店を探す場合、ホーム画面の「地図からお店を探す」を開いてください。そして、地図上に現在地の近隣にあるOrigami Pay利用可能店舗が表示されます。

さらに右上のボタンをタップすれば地図上で表示されたお店はリスト形式にすることも可能なので、後から行きたい場所を調べることもできます。

Origami Payのメリット

ほかのQRコード決済と異なる即時決済型のOrigami Payには、使うことで得られるメリットがあります。こちらでは、Origami Payを使うにあたってのメリットをご紹介していきましょう。

・即時決済
・海外で使えるようになる
・マーケット機能でアプリ上から買い物ができる
・クーポンやキャンペーン
・値引き額のわかりやすさ

詳しく解説していきます。

即時決済でわかりやすい

Origami Payで支払いをした場合、値引き後の金額がその場で決済。チャージした金額に左右されることなく、現金を持っていなくても支払いが済みます。

クレジットカードのような後払い方式が苦手という現金主義の方も、その場で引き落としされるので使いやすでしょう。

ただし、以下のポイントに気を付ける必要があるので注意してください。

・決済上限額
・銀行口座残高
・クレジットカードの利用限度額

基本的に支払い額はすぐに決済されますから、家計簿をつけている方も記録しやすくてわかりやすくなっています。

海外で使えるようになる

Origami Payは国内の利用にとどまらず、世界中で使えるキャッシュレス決済サービスになります。

まず、Origami Payは海外渡航者へ向けたアウトバウンドサービスとして活躍。訪日外国人向けインバウンドサービスの充実度も高いです。

その一例となるのが、中国で最も使われているクレジットカードブランド「銀聯(ぎんれん)QR決済」のネットワークを利用して、アジア圏を中心に展開してきたことでしょう。

そして、2019年の上半期に、世界29の国と地域における1,000万を超える店舗で利用可能となりました。さらに、今後も海外で利用可能な店舗は拡大していますから、世界中で使えるサービスとして期待されています。

国内だけでなく海外でもキャッシュレス決済サービスを利用したい方には、とても便利なサービスになるのではないでしょうか。

マーケット機能でアプリ上から買い物ができる

Origami Payのアプリ内に「Origamiマーケットプレイス」というオンラインショッピングモールがあります。これを使えば、実際にお店に行ったときに使うだけでなく、アプリ上から買い物をすることも可能です。

アプリ上からの買い物なので、いつでもどこでも好きなタイミングでショッピングを楽しめるメリットがあります。さらに、支払いもクリックするだけでできる利便性があります。

また、注文状況のステータスが「未発送」になっている場合、アプリ上から商品キャンセルも可能です。一度注文してしまうとその後は自分の都合によるキャンセルができないことも多いので、このようなサービスは利用者にとって便利でしょう。

クーポンやキャンペーンを利用するとさらにお得

Origami Payはクーポンを不定期で発行したり、キャンペーンを開催していたりします。クーポンやキャンペーンを利用することで、会計からの値引きをはじめ特定商品の値引きなど、お得になることが多くあります。

これまでにおこなわれたキャンペーン内容は以下をチェックしてください。

・大分県内のOrigami Pay導入店舗各店で、初めての支払いが5%OFF
・テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭り会場内限定でだれでも使える200円OFFクーポンを配布
・Origamiアプリに信用金庫口座を登録して300円分のクーポン配布

期間や場所が決まっていることも多いですが、上手に活用することでOrigami Payがよりお得に利用可能です。

その場で値引きがわかる

Origami Payで支払いをすると支払い額や値引き額がアプリ、メールなどによって、その場で通知が届きます。値引きがどのくらいされたのかをその場でチェックすることが可能です。

なお、値引きされるかどうか、詳しい値引き額いついては、どの支払い方法を選択しているのかにキャンペーン内容などで異なりますから、事前にチェックしておいてください。

こちらでは、Origami Payを使うにあたってのメリットをご紹介しました。次では、あらかじめ知っておきたいデメリットについてまとめています。

Origami Payの2つのデメリット

即時決済されるなど、Origami Payにはいくつかのメリットがありますが、ほかのQRコード決済の方が優れている点もあるのが正直なところです。

こちらでは、Origami Payにどんなデメリットがあるのかをまとめています。

・個人間送金
・使える店の多さ

あらかじめ知っておくことで、事前の対策方法などもわかるようになります。

個人間送金に非対応

Origami Payで支払えるのは加盟店のみです。個人間送金の対応はしていないので、飲み会や食事会などの割り勘には利用できません。

LINE PayやPayPayでは、メールやLINEなどを使った個人間送金はできますが、Origami Payはお店での支払いのみに使えます。

これから先、個人間送金に対応予定はあるとされていますが、未だに未対応なことは残念なポイントかもしれません。

他のQRコード決済に比べて使えない店が多い

 

Origami Payは全国のチェーン店などを中心に利用できますし、今後も加盟店は増えていく予定です。しかし、現状ではほかのQRコード決済サービスよりも使用できないお店が多いのはたしかです。

なお、コンビニエンスストアだけで比べても以下のように違いがあります。

Origami Payが利用可能:ローソン、ミニストップ、ポプラ、セイコーマート
PayPay、LINE PAYが利用可能:上記以外にセブン-イレブン、ファミリーマート

Origami Payはスーパーマーケットにも対応していないことが多く、毎日の買い物に使えません。全国展開するお店でも使えないことがあるので、支払いをまとめにくい弱点もあります。

こちらでは、Origami Payにどんなデメリットがあるのかをまとめました。次に、Origami Payがどんな方におすすめなのかを解説します。

Origami Payがおすすめなのはこんな方

Origami Payは即時決済型のため、チャージ型のほかのQRコード決済サービスと異なる特徴も多いです。

それでは、Origami Payがおすすめなのはどんな方なのでしょうか。

・チャージしたくない方
・複数のポイントをためるのが面倒な方
・割引を受けたい方

確認しておきましょう。

チャージをしないでQRコード決済を使いたい

チャージした金額の範囲内で支払いをおこなうのが、多くのQRコード決済サービスに共通します。

使い過ぎを防げますが、不正使用時の対応内容が不十分だったり、チャージした金額以上の支払いがしにくかったりする点がチャージ式のデメリットです。

そこで、Origami Payならばチャージせずに使えますから、金額が足りるかにチャージしたお金を奪われないかなどといった心配をしなくて済むでしょう。

チャージ式のQRコード決済サービスのデメリットを避けて、チャージすることなくQRコード決済したい方におすすめです。

複数のポイントをためるのが面倒な方

Origami PayはほかのQRコード決済サービスのような、利用金額に応じたポイント付与がありません。しかし、チャージするクレジットカードのポイント、利用するお店のポイント付与はほかの支払い方法と同様にあります。

こう言われると損しているように思えますが、キャンペーンで値引きされることもあるので、タイミングしだいではお得に利用できます。

ポイント付与がないので管理する必要がないことは、さまざまなポイント管理をするのが面倒な方にはメリットでしょう。

割引利用をしたい方

Origami Payは決済方法やキャンペーン内容で割引されることがあり、支払いの際に割引された金額が直接請求されるようになります。なお、普段割引対象になることのないタバコなども一律で割引対象です。

他社もポイント付与はありますが、値引きされないことがほとんどでしょう。そのため、ポイントを貯めて値引きに使おうとしている方にとって、直接値引きしてくれるOrigami Payは手間がかからないのでメリットが大きくなります。

まとめ

当記事では、Origami Payのサービス内容全般について詳しく解説しました。また、メリットにデメリット、どんな方におすすめなのかもまとめています。

支払いする金額が即時決済されることが、Origami Payと他社の大きな違いです。さらに銀行口座から即時決済を選べば必ず値引きされますから、お得さを感じやすい点は大きなポイントと言えるでしょう。

そのほかに、キャンペーンやクーポンで期間限定値引きをおこなうこともあるので、ぜひチェックしておきたいところです。

Origami Payについて理解は深まりましたか。記事を参考にOrigami Payのサービスを導入して使いこなしてみてください。

また、チャージするのに使いやすいクレジットカードを探している人は、還元率が高いクレジットカードをぜひ申し込んでみてください。

 

コメントを残す