FXのデイトレードについて、関連ワードを中心に見出しを構成し解説していきます。

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FXのデイトレードってどうやるの?具体的な戦略が知りたい!

こんな気持ちを持っていませんか?

FXには代表的なトレードスタイルが4つありますが、デイトレードはその中でも多くのトレーダーが利用する手法です。いっぽうで、具体的にどのような戦略でトレードを行えば良いのか、悩んでいる方も多いでしょう。

そこで今回の記事では、デイトレードの取引のコツや戦略について初心者向けにわかりやすく解説していきます。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

FXのデイトレードとは?

FXのデイトレードは、1日で取引を完結させるトレードスタイルです。ポジションを翌日に持ち越さずに、その日のうちにすべての取引を完結させることから、「デイ(日)」という名前がついています。

代表的なトレードスタイルは超短期のスキャルピング、中長期のスウィングトレードなどがありますが、デイトレードはちょうど中間くらいの立ち位置にいると考えればOKです。

デイトレードで稼ぐための戦略

ここからは、具体的にデイトレードで稼ぐ戦略を考えていきたいと思います。

①大きなトレンドを狙う

デイトレードでは、大きなトレンドの波を狙うことが重要です。これによって、効率的に大きな利益を狙っていくことができるからです。そのためには、トレンドの正しい定義を覚えておく必要があります。

多くの人がトレンドを知ったつもりになっていますが、その正しい定義を明確に説明できる人は意外と少ないものです。そこで今回は、相場の世界で長年に渡って使われているダウ理論を基にして、トレンドの正しい定義を紹介していきます。

上昇トレンドの定義とトレード方法

ダウ理論における上昇トレンドは、高値も底値も切り上がっている状態のことを指しています。上記の画像は、ある日のドル円チャートです。青い線で囲ったところをみると、高値も底値も切り上がっている状態となっていることがわかりますね。つまり、この部分では上昇トレンドが発生していることがわかります。

上昇トレンド中は、ショートで入るのは得策ではありません。なぜなら、トレンドの流れは非常に強く、損失方向に価格が推移する可能性が高いからです。こうしたトレンドと逆の方向にポジションを持つことを、逆張りと呼びますが、基本的にはトレンドに従った順張りを行うようにしましょう。

また、上記の上昇トレンドをみると、ところどころで下落していることがわかりますね。こうした下落のタイミングは、エントリーポイントの1つでもあります。上昇トレンド中であっても、高値で手を出してしまうのは危険です。調整を狙いながら、下落したタイミングでエントリーをするよう心がけていきましょう。

下降トレンドの定義とトレード方法

ダウ理論における下降トレンドとは、高値も底値も切り下がっている状態のことを指しています。上記はドル円のチャート画像です。青色の線で囲ったところをみると、高値も底値も切り下がっており、価格が下落していることがわかります。つまり、このタイミングでは下降トレンドが発生していることがわかりますね。

上昇トレンドと同じく、下降トレンドでも逆張りではなく順張りでエントリーすることをおすすめします。また、エントリーポイントに関しても下降トレンドと同じで、トレンドの中で上昇したタイミングを狙ってエントリーを行います。これによって、より大きな値幅を狙ってトレードをすることができ、利益も大きくすることができるのです。

②テクニカル分析を行う

デイトレードを行う場合には、テクニカル分析を徹底しましょう。まずは長期のトレンドがどうなっているのかを分析して把握し、そこから現在の価格がどのような位置にいるのかを考えます。

たとえば、長期の上昇トレンド中でも、その日は価格が調整で下落しそうであれば、トレードを行わないことも1つの戦略として考えられますし、逆に底値となりそうなポイントでロングでエントリーできるよう指値注文を入れておいても良いでしょう。このように、トレード戦略もその時の価格の立ち位置に応じて変化させます。

また、インジケーターや理論を合わせて分析を行うと、さらに精度の高いトレードを行うことが可能です。下記では、おすすめのインジケーターや理論を紹介していきます。

エリオット波動論

エリオット波動論は、トレンドの中に5つの波とその後の3つの調整波があるという理論です。たとえば、上記のドル円のチャート画像では、先に5つの上昇の波が出ており、その後に3つの調整の波が出ています。

エリオット波動は、相場のさまざまな場所で見かけることができ、上昇でも下降でもカウントすることができます。そのため、トレンドの最中などに、現在はエリオット波動のどの位置に価格があるのかなどを考えることで、エントリーや決済のポイントを考えることができるのです。

デイトレードでもエリオット波動論は使いやすく、トレードを効率的に行うことに役立ちます。ぜひ活用してみてくださいね。

RSIのダイバージェンス

RSIは、相場の心理状況を表したインジケータです。上記のように価格の動きと組み合わせることで、特定のパターンが出現した時にトレンドの転換点を探ることに役立ちます。

画像の左側は、強気相場への転換が伺える形です。逆に右側は、弱気相場への転換が伺える形です。デイトレードであれば、これらの指標が出たタイミングでその方向にエントリーをすることで、効率的に利益を狙っていくことが可能となります。

もちろん、絶対的なものではないので、形と反して相場は逆の動きになる可能性もあります。あくまでも目安にはなりますが、トレード判断の1つの材料として活用していきましょう。

FXデイトレードでよくある質問

ここまで、デイトレードに関することを具体的な取引のコツを中心に確認してきました。

ここからは、デイトレードに関して初心者の方でよくある質問を確認していきます。

①取引回数は何回にすれば良い?

取引回数を何回にすれば良いかは、デイトレードでよくある質問の1つです。はっきりいうと、デイトレードの取引回数に明確な決まりはありません。取引回数を決めるには、あなたが目標としている利益の金額から逆算して考えます。

たとえば、自己資金が10万円のトレーダーが、1月に10万円の利益が欲しいとした場合、たった1度の取引でこの金額を稼ぐのはほとんど不可能です。1度の取引の利益の目安を5,000円だと考えた場合、単純計算をすると20回の取引をすることで目標金額の10万円まで稼ぐことができます。

このように、デイトレードの取引回数には決まりがなくあなたの目標金額に応じて変化します。自分がいくら毎月稼ぎたいのかを決めて、そこから逆算して取引回数を導き出しましょう。

②デイトレードで使う時間足は?

デイトレードで使う時間足も、初心者の方から多く聞かれる質問の1つです。取引回数と同様に、こちらも明確な決まりはありませんが、基本的には1時間足や4時間足が使われています。

ローソク足は、長ければ長いほど分析の信頼性を高めてくれます。デイトレードは1日のスパンで取引を行うため、5分や10分などの短い足はあまり適していません。そのため、1時間足や4時間足など、比較的長めの時間足がデイトレードではよく使われています。

また、移動平均線に関してはできるだけ日足の表示で確認するようにしましょう。移動平均線は日足での表示がもっとも意識されてトレードで使われています。トレード時にもサポートやレジスタンスとして機能する可能性が高いので、意識的に取り組んでいきましょう。

デイトレードにおすすめのFX業者TOP3

ここまでで、デイトレードで稼ぐコツや疑問点は大方解決できたかと思います。

ここからは、デイトレードにおすすめのFX業者を確認していきましょう。今回紹介するのは、初心者でも始めやすい業者ばかりです。まだ登録が済んでいない人は、この機会にぜひ登録してみてくださいね。

第1位 SBI FXトレード

SBI FXトレードは、大手企業であるSBIホールディングスが運営するFXサービスです。国内でも長年に渡って事業を手がけてきたことから、その信頼性は非常に高く、確かなノウハウと実績を持っています。初心者の方でも、安心して自分の資産を任せることができるでしょう。

SBI FXトレードの最大の魅力は、超小額取引ができる点です。1通貨単位から取引可能なため、ドル円であれば最小4円から取引をすることができます。資金面が少なくてトレードを諦めてしまう人も多いですが、4円であればどれだけ資金が少ない人でも準備できる金額なので、こうした悩みもせずに済みます。

加えて、スプレッドが狭い点もSBI FXトレードの魅力の1つです。SBI FXトレードでは0.27銭という非常に狭いスプレッドで取引ができるので、取引コストを抑えてお得にトレードをすることができます。信頼性が高い業者を使いたい方や、小額投資でコストを抑えてFXを始めたい人は、SBI FXトレードをぜひ使ってみてくださいね。

第2位 DMM FX

DMM FXは大手企業であるDMM.comが運営するFX業者です。国内では動画配信の事業などで有名ですが、スポーツチームの運営など、多角的に事業を展開している企業でもあります。企業としての信頼性も非常に高く、資金力も豊富なので倒産の心配もありません。

加えて、DMM FXではデモトレードも行うことができます。デモトレードは最長で3ヶ月間利用することができ、FXの練習を無料で行うことができます。そのため、本番前にしっかりと準備をしてから取引を行いたい方にも、非常に適しているといえるでしょう。

また、DMM FXは国内の口座開設数第1位の実績を持っています。これは、多くの人が支持する使いやすさがあるということに他なりません。また、サポート体制も充実しているので、トラブルがあっても問い合わせですぐに解決することができます。SBI FXトレードと合わせて、練習用に登録しておくのも良いでしょう。

第3位 ヒロセ通商

ヒロセ通商は約定率99.9%という驚異的なスペックを持ったFX業者です。約定率が高ければ、スキャルピングのような超短期トレードの時に非常に重宝します。大事な買い時や売り時を逃したくない人は、ヒロセ通商がピッタリです。

加えて、ヒロセ通商ではDMM FXと同じくデモトレードを提供しています。ヒロセ通商のデモトレードの最大の特徴は、FXの市場が休みの土日にも練習ができる点です。本来であれば、土日は価格も動いていないため取引をすることができませんが、ヒロセ通商は仮想の取引レートを提供することで、土日にもデモトレードで練習をすることができます。

副業で取り組んでいる人が多いFXでは、土日は休みのタイミングである可能性が高いでしょう。ヒロセ通商なら、こうしたタイミングでも練習をしっかり行うことができます。SBI FXトレード、DMM FXと合わせて、練習用に登録しておいて損はないでしょう。

デイトレードで必ず意識しておきたい注意点

ここまで、デイトレードに関するさまざまなことを確認してきました。トレンドを生かすことで利益を出しやすい点や、おすすめの業者もわかりましたね。

いっぽうで、デイトレードには気をつけておきたいポイントがあります。ここからは、デイトレードで必ず意識しておきたい注意点を確認していきましょう。

①ハイレバレッジの取引は避けよう

デイトレードの注意点として、ハイレバレッジのトレードは避けた方が良い点が挙げられます。レバレッジはかけたらかけた分だけ利益が大きくなりますが、その分損失も非常に大きくなります。

たとえば、10万円の損失が出る取引内容であった場合には、レバレッジ10倍で取引をした場合には100万円もの損失が出てしまいます。国内では法律で最大25倍のレバレッジまで認められていますので、そうなると250万円もの損失が出ることになるのです。

このように、レバレッジの仕組みはシンプルなだけに強力です。初心者の場合、FX業者に登録するとすぐにハイレバレッジの取引をしたくなりがちですが、こうしたリスクがあることは常に意識してトレードをするようにしましょう。

②資金管理を徹底しよう

資金管理を徹底した方が良いことも、デイトレードの注意点として挙げられます。資金管理とは、1度の取引で利用する資金の上限を決めてトレードを行うことを指しています。

仮に資金量ギリギリで取引をすると、どのようなリスクがあるでしょうか。もし急激な価格変動が起こってしまった場合、強制ロスカットの対象になりかねません。そうなると、思わぬところで大きな損失が出てしまうことになります。

自分の大事な資産を守るためにも、資金管理はとにかく重要です。具体的に目安をいうのであれば、証拠金に対して10%ほどが1度の取引で利用できる資金量の目安となります。徹底的に守っていけるよう意識して取り組んでいきましょう。

③浅めの損切りを心がけよう

浅めの損切りを入れることも、トレードをするうえでは重要なポイントになります。FX業者では強制ロスカットが入る水準が設けられていますが、実際にはこの水準まで損失が膨らんでしまうと大きな損失になってしまいます。そのため、もっと浅めの段階で損切りを入れておくことで、損失を小さく抑えることができるのです。

具体的に目安をいうのであれば、証拠金に対して1%〜2%まで損失が出たら損切りが入るようにしておきましょう。逆指値注文や、決済と損切りを同時に入れることができるOCO注文などを活用していきましょう。機械的に損切りができるようになれば、損失を小さく抑えることができ、結果的にトータルのFXの勝率も向上するはずです。

まとめ

以上、FXのデイトレードについて解説してきました。今回紹介したように、FXではデイトレードの手法は多くのトレーダーが使っています。また、コツを抑えて取引をすることで効率的に利益を狙っていくことも可能です。特にダウ理論におけるトレンドの定義をしっかりと理解しておけば、デイトレードだけでなく、すべてのトレードにおいて利益を出しやすくなります。

いっぽうで、デイトレードの際には気をつけておきたいポイントもいくつか存在します。たとえば、ハイレバレッジでの取引は大きな損失を出してしまう可能性があるため危険ですし、資金管理をしっかりとしなければロスカットによって強制的に損失が発生してしまいます。こうした注意点は必ず徹底して守ったうえで、リスク管理のできたトレードを行っていきましょう。

この記事を参考に、ぜひみなさんもデイトレードで利益を狙ってみてくださいね。

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