FXとは何か超簡単わかりやすく解説!初心者でもすぐわかるFXの入門書【2019年最新版】

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FXってどんな投資なのかな?名前だけ聞いたことがあるけど、詳しいことはよくわからないや・・・

こんな気持ちを持っていませんか?

FXは株と並んで代表的な投資の1つです。大きな利益を狙うことができ、なおかつ小額でも始めることができるため、多くの人が行っている投資でもあります。

いっぽうで、これからFXを始めようと考えている人の場合であれば、どんな投資なのか、その中身をしっかりと知っておきたいですよね。そこで今回の記事では、FXをまだやったことがないという方に向けて、FXの概要や特徴、覚えておきたい専門用語や注意点などを中心にわかりやすく解説していきます。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

FXとは海外のお金を売買する投資のこと

FXとは、海外のお金を売買する投資のことです。わかりやすいように、具体的な例で確認してみましょう。

たとえば、1ドルを100円で購入したとします。購入後、その1ドルが値上がりし110円となりました。このタイミングで購入した1ドルを売却した場合の計算式は、「110円(売却時の1ドルの価格)- 100円(購入時の1ドルの価格)= 10円」となります。つまり、この取引で10円の利益が出たことがわかりますね。

このように、売買の価格差で利益を出していくのがFX取引です。もちろん、この例では利益が出ていますが、値下がりした場合には損失が出ることになります。

FXで覚えておきたい3つの専門用語

ここからは、FXで覚えておきたい3つの専門用語を確認していきます。FXでは専門用語が多いため、初心者はここのタイミングで挫折してしまいがちです。

そのため、今回は重要なものだけに絞って専門用語を紹介していきます。また、専門用語を覚えることは、FXの仕組みを覚えることにもつながります。このタイミングで必ず覚えておくようにしましょう。

①レバレッジ

レバレッジはFXの中でも非常に重要な仕組みです。レバレッジは自己資金に対して適用する倍率のことを指しています。わかりやすいように、具体的な例で確認していきましょう。

たとえば自己資金が10万円で、レバレッジ10倍のトレードをした場合を想定してみましょう。この場合の運用できる資金の総額は、「10万円(自己資金) × 10倍(レバレッジ)= 100万円」となります。つまり、合計で100万円の資金を使ってトレードを行うことができるのです。

このように、本来であれば少額しか持っていなくても、レバレッジの仕組みを使うことで大きな金額を運用することができます。また、運用する金額が大きくなることで、大きな利益を狙うこともできるのです。これがレバレッジの特徴の1つでもあり、多くの人をFXに惹きつける理由ともなっています。

②証拠金

証拠金はレバレッジを適用する前の自己資金のことを指しています。もっとざっくりいうと、FX業者に入金した自分のお金のことです。この証拠金を基に、どれくらいの金額まで運用することができるかをFX業者の方で判断します。

仮にレバレッジ25倍で取引をしたと仮定して、証拠金が10万円の場合はどうなるでしょうか。この場合は合計で250万円の資金を使ったトレードを行うことができますが、これ以上の金額を運用することはできません。

もしこれ以上の金額でトレードを行いたい場合には、証拠金の金額を上げる必要があります。このように、FXではどれくらいの証拠金を入れるかに応じて運用できる資金が異なってくるのです。

③ショート

ショートは本来であれば保有していない通貨を売ったと仮定して、後から買い戻すことで利益を出す投資手法のことです。ショートの最大の特徴は、下落相場でも利益を出すことができる点です。わかりやすいように、こちらも例で確認してみましょう。

たとえば、1ドル100円の時に1ドルをショートし、その後に1ドルが90円まで下落したとします。このタイミングで1ドルの買い戻しを行うと、「100円(1ドルのショート時の価格)- 90円(1ドルの買い戻し時の価格)= 10円」となります。つまり、この下落でショートをしたことで10円の利益を出せたことがわかります。

このように、ショートを使うことでFXでは下落時にも利益を出すことができるのです。相場が上昇傾向にある時だけでなく、不況時などでも大きな利益を狙えるのは、他の投資にはないFX独自の強みといえるでしょう。

ショートを可能にする差金決済の仕組み

そもそも、なぜショートのような取引ができるのか、疑問に感じている方も多いでしょう。実は、FXでは差金決済という仕組みが採用されています。差金決済とは、取引の過程のやり取りは行われず、結果として生じた差額のみを決済する決済方式のことです。

仮に1ドルの売買で10円の利益が出た場合を考えてみましょう。この場合、途中で発生した1ドルの売買は実際には行われず、結果として生じた差額の10円だけの決済が行われます。

このように、差金決済は通常の決済方式と比較しても少し特殊です。これによって、ショートのように本来であれば保有していない通貨を売却したと仮定して取引をすることも可能となります。

FXの始め方は簡単「3STEP」

FXの始め方についても、初心者の方であればきになるポイントですよね。FXの始め方は非常にかんたんです。以下の3ステップでスタートすることができます。

FXの始め方3STEP

①FX会社に口座を開設

②開設した口座に日本円を入金

③取引開始

また、口座の開設には本人確認書類などの提出が必要になりますが、そうした書類もすべてアップロードだけで対応することが可能です。そのため、わざわざ郵送したりといった手間がかかりません。難しいイメージのあるFX取引ですが、実はとってもかんたんに始めることができるんですね。

①から③までには、ざっくり3日から長くて1週間ほどの時間がかかります。取引をはやくしたい方は、早めに手続きを済ませておくことをおすすめします。

FXに関してよくある質問

ここまで、FXに関連したさまざまなことを確認してきました。取引に関しては、全体的なイメージはつかめたのではないでしょうか。

ここからは、FXに関連してよくある質問をまとめて確認していきましょう。これらの質問を確認しておくことで、これからFXを始める時のトラブルや悩みを事前に減らすことが可能となります。

①何を準備すれば良い?

FXで準備をするものは、運転免許証などの身分証明書とマイナンバーがわかる書類の2点です。この2つを準備することができれば、誰でもFXを始めることができます。

また、メールアドレスも口座開設時に必要になります。スマートフォンだけでなく、パソコンでも利用できるアドレスを登録しておくと、何かと便利になるので覚えておきましょう。

②いくらから始められる?

FXは業者によって最小の取引金額が異なりますが、ほとんどの業者では4,000円ほどから取引を開始することができます。また、国内でも最小の取引単位を提供しているSBI FXトレードであれば、最小で4円ほどから取引をスタートすることが可能です。

③借金をするリスクがある?

FXでは借金をするリスクもあります。具体的には急激な価格変動が起こった場合などに、ロスカットが間に合わずに証拠金以上の損失を出してしまった場合などです。

そのため、後ほど紹介する資金管理やハイレバレッジのトレードを避けるなど、取引における注意点をしっかりと守ってトレードすることを心がけていきましょう。

FX初心者が絶対に登録しておきたい業者TOP3

ここまで、FXに関連してさまざまなことを確認してきました。そろそろ、実際にFX取引を始めてみたいと感じた人も多いのではないでしょうか。

そこでここからは、FX業者の中でも初心者におすすめの業者TOP3を紹介していきたいと思います。今回紹介するのは、初心者でも使いやすい小額FXができる業者や、練習環境が整っている業者に絞って紹介していきます。

第1位 SBI FXトレード

SBI FXトレードは、最小で4円という超小額からトレードをすることができるFX業者です。資金面が少なくてFXを始めようか悩んでいる人でも、気軽に始められる点は大きな魅力の1つといえるでしょう。

加えて、SBI FXトレードはスプレッドが狭いという特徴があります。スプレッドは通貨の買いと売りの差額のことであり、広ければ広い分だけ取引では不利になってしまいます。しかし、SBI FXトレードならドル円で0.27銭など、非常に狭いスプレッドで取引をすることができるのです。これによって、コストを抑えてお得に取引をすることが可能となります。

また、SBI FXトレードは親会社が東証一部上場企業であるSBIホールディングスです。信頼性も非常に高いため、初心者でも安心して自分の資産を任せることができるでしょう。

第2位 DMM FX

DMM FXは国内の大手企業であるDMM.comが運営するFXサービスです。大手企業の運営だけあって、その信頼性は非常に高くなっており、サポート面でも万全の体制を整えているので、トラブルがあってもすぐに解決することができます。操作面で不安を感じている方にも、DMM FXは非常におすすめの業者です。

また、DMM FXではデモトレードを提供しています。デモトレードとは、無料でFXの練習ができるツールのことです。これによって、本番前にしっかりとトレーニングを積むことが可能です。また、提供されている取引ツールや取引レートも、デモトレードではすべて同じなので、本番にさらに近い状態で取引を行うことができます。

デモトレードは急に本番の取引を行うことに不安を感じている方に、非常に向いています。まずはしっかりと練習を積みたいという方であれば、DMM FXのデモトレードからスタートしてみてはいかがでしょうか。

第3位 ヒロセ通商

ヒロセ通商は、99.9%という高い約定率が魅力のFX業者です。約定率の高さは注文の通りやすさに直結します。そのため、スキャルピングなどの短期トレードでは特に重宝するのです。

また、ヒロセ通商では土日にも利用できるデモトレードを提供しています。FXは本来であれば土日が休みとなっているので、トレードをすることができません。しかし、ヒロセ通商では土日にも独自の仮想レートを提供することで、ユーザーが練習できるよう配慮してくれています。

FXに副業で取り組んでいる人であれば、時間の取れる土日に練習をしたいと考えている方も多いでしょう。ヒロセ通商を利用することで、土日にも思いっきり練習をすることができるため、おすすめです。

FX取引で絶対に抑えておきたいリスクと注意点

ここまで、FXに関連してさまざまなことを確認してきました。ここからは、取引で意識しておきたい注意点やリスクなど、ポイントをいくつか確認していきたいと思います。

大きな損失を出さないためにも、以下で紹介する内容は非常に重要になります。このタイミングで必ず押さえておくようにしましょう。

①ハイレバレッジの取引は避けよう

ハイレバレッジの取引は基本的に避けるようにしましょう。具体的には、国内では最大で25倍のレバレッジまで法律で認められているため、取引で利用することができます。しかし、いきなり25倍のレバレッジで取引をすれば、思わぬ大きな損失を被ってしまう可能性があるのです。

レバレッジの仕組みは、先ほど紹介したように非常にシンプルです。自己資金を数倍や数十倍という大きな金額にまで増やすことができます。そのいっぽうで、レバレッジはかけたらかけた分だけ、利益も損失も大きくなってしまいます。仮に25倍のレバレッジで取引をしたのであれば、損失も25倍になってしまうのです。

この点は、FXにおけるもっとも大きなリスクといえます。大きな損失を出さないためにも、まずは低レバレッジから取引することを心がけていきましょう。そして、慣れてきたら徐々にレバレッジを引き上げていくことをおすすめします。

②根拠を持ってトレードをしよう

FXで初心者がやってしまいがちな失敗の1つが、感覚でなんとなくトレードをしてしまうことです。感覚でのトレードは、たとえ短期的に勝つことができても、長期的には必ず負け越してしまうことになります。

これを防ぐためには、すべてのトレードにおいて根拠を持つことが重要です。エントリーをする時も、決済をする時も、明確な根拠を持つことができれば、それだけであなたのFXの勝率は飛躍的に向上することでしょう。

根拠を持つには、とにかく日々の分析を徹底することが重要です。チャートを分析してその後の値動きを予想するテクニカル分析や、情報を利用して投資に活用するファンダメンタル分析をとにかく徹底して、根拠を持ったトレードを行えるようにしていきましょう。

③資金管理をしっかりとしよう

資金管理をしっかりと行うことも、FXでは重要です。資金管理とは、証拠金に対して一定水準までしか取引で資金を利用しないと定めることです。たとえば、1度の取引で10万円までと決めたのであれば、基本的にこの金額以上の金額を取引では利用しないように徹底します。

具体的に目安をいうと、1度の取引で運用できる資金は証拠金に対して10%までと言われています。これを超える水準での取引は極力避けるようにしましょう。また、万が一この水準を超えて取引をするのであれば、その後の価格の動きに絶対的に自信が持てる時だけに止めておきましょう。

こうした資金管理を徹底することで、万が一急激な価格変動に巻き込まれても、大きな損失を出さずに済みます。資金管理は、トレードにおける基本中の基本ともいえるものなので、ぜひしっかりと覚えておくようにしましょう。

まとめ

以上、FXとはについて解説してきました。今回紹介したように、FXは海外の法定通貨を売買する投資のことを指しています。うまく活用することで、あなたの資産額を伸ばしていくことが可能です。また、専門用語も多く感じるかもしれませんが、3つほど覚えておけばざっくりした取引までは問題なく行うことができます。

いっぽうで、取引時には資金管理やハイレバレッジの取引を避けるなど、気をつけておきたいポイントもいくつか存在します。これらの注意点を理解していない状態で取引をしてしまうと、思わぬ大きな損失を受けてしまう可能性が出てくるのです。また、初心者に多い失敗として感覚でトレードをしてしまうことが挙げられます。とにかくすべてのエントリーや決済に根拠を持って取り組めるよう意識して取り組んでいきましょう。

この記事を参考に、ぜひみなさんもFX取引で利益を出してくださいね。

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