【アリペイ導入】そもそもスマホ決済とは?キャッシュレス決済を徹底解説!

最近、インバウンド対策や中国のスマホ決済アリペイの導入が話題になっています。お店の売り上げ向上や集客に役立つのであれば是非検討したいものですが、ひとことにスマホ決済といっても色々なタイプがあります。

スマホ決済の種類が多すぎる、スマホ決済の仕組みがわからない、そもそもスマホ決済って何なの?などと、導入したいけれどよくわからない、と思われる経営者の方も多いでしょう。

どんなに店舗経営に役立つといっても、よくわからないものを導入するわけにはいかないですよね。今回はスマホ決済やキャッシュレス決済について、徹底的にわかりやすく解説していきます。ぜひ、最後までお付き合い下さい。

アリペイを導入したいけれど

中国人観光客の集客・販促を狙ったインバウンド対策が注目されています。中国からの訪日客は増え続ける一方で、中国だけで費やされる消費額は訪日外国人全体の約34%、1兆5千億円にのぼります。

インバウンド対策として、まず必須だと言われているのが中国のスマホ決済アリペイです。店舗の売り上げ拡大のために、アリペイを導入したいと考える経営者が増えているようです。しかし、ここでよく口にされているのが、スマホ決済とは一体どのような決済サービスなのかよくわからないということです。

スマホ決済そのものの仕組みがよくわからないと戸惑ってしまうのは、中高年の方だけではないのですね。操作に馴れた若いスマホ世代であっても共通して見られている現象なのです。

とくにスマホを使い馴れない方は、スマホ画面を見ながら何のことやらと、途方に暮れてしまうこともあるでしょう。

日本は現金社会であり、これまでにスマホやカードを使った決済方法はもともと親しまれていませんでした。支払い者であろうと、導入する店舗であろうと馴れない決済方法に戸惑ってしまうのは当然です。

国内のスマホ決済利用状況

スマホ決済のことがよくわからない、と不安に思われている経営者の方はご安心下さい。よくわからないのは決してあなた1人ではないのです。

ここで、国内のスマホ決済の利用状況について見ていきたいと思います。

モバイル市場調査機関、MMD研究所の統計によると20歳~69歳の男女37,040人のうち、現金での支払いを利用している人は全体の約90%でした。(2019年8月の統計)

※支払い方法の実態調査

出典:MMD研究所

以上のような統計結果が出ており、スマホ決済を利用している人は全体の20%以下に留まっています。

さらに、スマホ決済未使用者500人に利用しない理由を聞いたところ、

※スマホ決済を利用しない理由

出典:MMD研究所

利用しない理由としては、「スマホ端末の紛失時や故障時のセキュリティが心配」との答えが一番多く、いざという時の対策についての認識が不十分だと思われます。

次に多いのが「登録に関する不安」という回答。こちらが危惧されるのはもっともです。金融情報などを登録するわけですから、信用できるシステムかどうかの判断が個人ではできかねる点が示唆されています。

「よく分からない」「現金の方が楽」「サービスがありすぎてわからない」「使いすぎてしまいそう」「チャージが面倒」など操作方法やスマホ決済の仕組みがよくわからないと思われる回答が多く見られています。

以上の回答からも、実際にスマホ決済を理解して、使いこなしている人は国内ではほんの一部だといえるでしょう。

そもそもスマホ決済とは?

では、スマホ決済とはそもそもどのような決済方法になるのかを、全くのゼロからわかりやすく解説していきます。

日本でも、これから徐々に普及が進むといわれているスマホ決済。1つずつ疑問を解決して、1歩ずつ、それぞれのペースに合わせて確実なインバウンド対策を実行していくことが大切です。

スマホ決済の種類

スマホ決済は、文字通りスマホ端末を使って支払いを行う方法になります。スマホ決済にもいくつか種類があります。まずはどんな種類があるのか見ていきましょう。

すべてのスマホ決済に共通している点は、アプリをインストールしてアプリから支払いが可能になることです。

キャリア決済

キャリア決済とは、携帯電話の料金とまとめて後から支払うことが可能な決済方法です。ドコモ、au、ソフトバンクなどキャリア決済の場合はアプリをインストールしなくとも、対応しているネット通販などでも利用することができます。

  • ドコモ払い
  • auかんたん決済
  • ソフトバンクまとめて支払い

など、キャリア別に名前がついています。キャリア決済は総称してキャリア払い、携帯後払いとも呼ばれています。

キャリア決済の支払い方法

キャリア決済は携帯電話の料金と合算して請求されますので、基本的に後払いとなります。

ネット通販の場合は、利用しているキャリアのIDとパスワードを入力することで支払いが完了します。実店舗での支払いはアプリを読み込みリーダーでスキャンしてもらうことで支払いが可能になります。

電子マネーカードのモバイル版

次にスマホ決済でポピュラーなのが電子マネーカードのモバイル版です。

電子マネーカードとは、現金をチャージしておいたりクレジットカードと連結させることで利用できるカードのことです。ポイントカードも電子マネーカードの1つです。

  • nanaco
  • Waon
  • rakuten Edy
  • Lineカード
  • Quick Pay
  • Suica
  • Kitaka
  • Nimoca

など、もともとカードタイプになっていた電子マネーがアプリで代替えできる決済方法です。

電子マネーアプリでの支払い方法

スマホにインストールしたアプリに電子マネーカード情報を登録しておきます。支払い時にはアプリを店舗の専用リーダーにかざすことで決済が完了します。

現金チャージの場合は即時決済、クレジットカード払いの場合は、クレジットカードの支払い金額に合算して請求されます。

オサイフケータイ

もう1つのスマホ決済にオサイフケータイがあります。オサイフケータイはお財布のようにクレジットカードやポイントカード、現金などを1つにまとめることができるアプリです。

種類によってオサイフケータイの名称や種類が異なります。Wallet(ウォレット)とも呼ばれています。

オサイフケータイアプリに、あらかじめ現金チャージ、複数の電子マネーやクレジットカード情報を登録しておいてお財布として使用します。それぞれの店舗で利用できる決済方法に応じて、オサイフケータイの中から利用したい決済方法を選択することができます。

オサイフケータイでの支払い方法

オサイフケータイで支払う仕組みは、選択した電子マネーに設定している支払い方法によって異なります。

例えば現金チャージしてあるnanacoから支払う場合は、チャージした金額から支払う金額が差し引かれます。登録しているVISAカードを選択した場合は、そのVISAカードの請求に合算され、デビットカードを使った場合は即時にその銀行口座からの引き落としとなります。

代表的なオサイフケータイ・Wallet

ここで、代表的なオサイフケータイ・Walletアプリをいくつか見ておきましょう。

Apple Pay

Apple PayはiPhoneユーザーが利用できるオサイフケータイです。機種によっては内蔵されてあるか、又は自分でインストールする必要があります。

Apple Payに複数の電子マネーカードやクレジットカード情報を登録しておけます。対応しているオンライン通販や店舗にてApple Payのアプリから支払うことができます。

Google Pay

Google PayもApple Payのように、Android端末をお持ちの方が使える決済アプリになります。あらかじめ登録してあるカードを選択して支払うことができます。

Amazon Pay

Amazon PayはAmazonのアカウントにクレジットカード情報を登録している人が利用できる決済サービスです。

Amazon Payに登録したクレジットカードの請求に合算されます。

QRコード決済

そして、近年になって新しく登場したスマホ決済がQRコード決済になります。アリペイやウィーチャットペイなどの中国のスマホ決済はQRコード決済に該当する支払い方法です。

国内では、PayPay、LINE Pay、楽天Pay、Origami PayなどのQRコード決済があります。

QRコード決済とは、QRコードやバーコードを読み取ることで決済が完了するスマホ決済です。

QRコード決済は、支払い者か店舗のどちらかがモバイル端末を持っていれば利用することができます。

QRコード決済とは

それでは、QRコード決済について詳しく解説していきましょう。

QRコードとは何?

QRコードとはバーコードのように、様々な情報が暗号化されたコードになります。

QRコードを読み取ることによって、その決済サービスを利用する店舗の情報や支払い者の情報のやり取りが可能になるのです。

コードを見ただけでは何が書いてあるのか一切わからないため、安全性が高い決済方法の1つだといえます。

※スマホや決済アプリのロック機能やパスワードの管理に気を付ければ、情報が盗まれる確率はカードに比べると低くなります。
その他の決済アプリではICチップが内蔵されている

おサイフケータイや、電子マネーの決済アプリの場合はQRコードの代わりにICチップが内蔵されています。専用の読み取り機でスキャンすることによって、アプリに内蔵されたICチップの情報が読み取れる仕組みになっています。

QRコード決済の仕組み

AlipayなどのQRコード決済を利用するためには、店舗側はAlipayの加盟店登録、支払い者側はユーザー登録を行っておく必要があります。

支払い者は決済方法を登録しておく

支払い者は、会員登録をしてアプリをインストールしておきます。電子マネーアプリやオサイフケータイアプリのように、あらかじめ現金チャージ、クレジットカードやデビットカードの登録を行っておきます。支払う度に決済方法が選択できるようになっています。

店舗は加盟店登録を行う

店舗はAlipayなど利用したいサービスを取り扱う代理店にて申し込むことができます。審査に通過した後、決済アプリをインストールして加盟店登録を行います。

QRコードで支払う方法

QRコードで決済を行う方法は2つあります。

店舗でQRコードを提示する方法

1つは、店舗側でQRコードを提示しておく方法です。プレートやステッカーなどにて店舗専用のQRコードをレジ周りや店内の目立つところに表示することができます。

この場合、支払い者が自分のスマホのアプリを使ってQRコードを読み取ります。QRコードを読み取ると、支払い金額を入金する画面が出てきます。

支払い者は入金金額を入力して、店舗のスタッフに確認してもらいます。そのまま完了(支払う)ボタンを押すと支払いが完了する仕組みです。

支払い者がバーコードを提示する

QRコードで支払うもう1つの方法は、支払い者がバーコードを自分のスマホに表示させる方法です。

この場合、店舗側はバーコードを読み取るための端末や専用のアプリが必要になります。スマホに表示されたQRコードを店舗が読み取ると、店舗の端末に金額を入力する画面が出てきます。

店舗のスタッフが金額を入力して、支払い者が確認し完了(支払い)ボタンを押すと決済されます。

その他のスマホ決済とQRコード決済の違い

その他のスマホ決済とQRコード決済が大きく異なるのは、店舗は導入にあたって専用のリーダーや器機・設備を用意する必要がない点にあります。

スマホやタブレットなどのモバイル端末さえあれば、誰でも簡単に導入することができるのです。

※QRコード決済に関する記事はこちらからもご覧いただけますので、参考にして下さい。

中国でQRコード決済が普及した理由

中国は今のところスマホ決済・QRコード決済が最も普及している国になります。日本では政府のポイント還元制度が始まったことや、各決済サービスのキャンペーン強化などによって、徐々にスマホ決済の利用が拡大しているようですが、それでも全体の20%~30%程度の比率です。

中国では、アリペイとウィーチャットペイの2つのスマホ決済が全体の70~80%以上の比率で利用されています。都市部においては90%を超える人達が日常的にQRコード決済にて支払いを行っています。

中国の人口が約14憶人であることを考えると、全体のユーザー数は巨大な数にのぼります。中国におけるスマホ決済の総取引額は4,000兆円を超えており、今世界中で注目されているのです。

なぜ、ここまでスマホ決済が中国では普及したのでしょうか。その背景を確認しておきましょう。

金融犯罪が多い中国

近年、中国にてスマホ決済が急速に普及拡大した主な理由は、中国ではカード偽造やニセ札などの金融犯罪が多かったことが挙げられます。

スマホ決済であれば、カード情報を盗まれたり、偽造のカードやニセ札で買い物をされる心配がありません。また、お釣りや両替の際にもらったお金がニセ札だった、というリスクも回避できます。

現金やカードに比べて、スマホ決済の方が安全性が高い点が中国では評価されています。

導入が容易であること

また、支払う側、店舗側と双方にとって導入が容易であることも普及した要因につながっています。

スマホ決済の場合、支払い者は銀行口座さえ持っていれば現金でチャージすることができます。クレジットカードが発行できなかった消費者でも簡単に利用することができます。

店舗側にとっても、特別に器機や設備を容易する必要がないことから、路上販売や個人売買など小規模なビジネスにおいても導入が簡単であることが好まれています。

他にも様々な理由から普及が加速

さらに、中国ではATM設備が十分に整っていない地域があることも、スマホ決済の普及を促しました。

消費者側と店舗側で同時にユーザー数を加速させていったため、飲食やショッピングだけに限らず交通機関、医療、公共サービスなど一環して使える環境が短期間で整ったことも、驚異的に普及が進んだ理由になったといえます。

他にも、割引になる、サービスが優遇される、スマホ決済とその他サービスの関連性が高い、など様々な理由から中国ではアリペイとウィーチャットペイが頻繁に利用されるようになったのです。

アリペイとウィーチャットペイは、毎日10憶人以上のユーザー達から愛用されているスマホ決済なのです。

※アリペイとウィーチャットペイのどちらが集客できるかについて、こちらの記事で解説しています。ぜひ参考にして下さい。

今話題のキャッシュレス決済

それでは、この機会に国内でも今話題のキャッシュレス決済についてマスターしておきましょう。スマホ決済以外にはどのようなキャッシュレス決済があるのかを最後に解説しておきたいと思います。

キャッシュレス決済の種類

キャッシュレス決済は、今回ご紹介したスマホ決済とカード決済の2種類に分かれます。

ではカード決済にはどのような方法があるのかを見ていきましょう。

クレジットカード決済

クレジットカード決済はすでにご存じの方も多いですよね。VISA、Mastercard、JCB、アメリカンエキスプレスなどのクレジットカード会社を介して支払う方法で、毎月定められた日に分割や一括にて利用した分の支払いを行います。

通常は、VISA、Mastercard、JCBなどのクレジット機能を搭載したカードが金融機関、小売りサービス、交通機関などの企業を通して発行されています。

  • 楽天カード
  • 三井住友カード
  • Tカード
  • ヤフーカード

など数えきれない種類のクレジットカードが国内でも発行されています。ちなみに中国でポピュラーなカードは銀聯カードです。

デビットカード決済

デビットカードは、クレジットカードとしても使えるのですが、銀行口座から即時に引き落とされる点がクレジットカードとは異なります。

銀行口座と直結して使用するため、一般的にキャッシュカード代わりに銀行が発行するケースが多くなります。

電子マネーカード

電子マネーカードは現金をチャージしておくことで、利用可能となるプリペイドカードのようなものです。

クレジットカードと一緒になった電子マネー、ポイントを貯めてポイントから支払えるものなど様々なタイプの電子マネーがあります。

nanacoやSuica、楽天Edyなどのモバイル版がアプリでインストールできるようになっています。

これらのカード決済は店舗にてカードを直接読み取ってもらうことで決済できる方法になります。店舗は読み取り専用の器機を準備する必要があります。

※アリペイ決済のその他よくある疑問に関する記事が以下からご覧頂けます。参考にしてみて下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

アリペイの導入にあたって疑問となっていた、スマホ決済とは何なのか、QRコード決済とは何なのか、基本的なことがおわかり頂けたのではないでしょうか。基本的なスマホ決済の仕組みさえわかっていれば、いざ導入にあたっても安心です。

もちろん今回解説した内容は、ごく基本的なことであるため、おそらく実際に導入していくにあたって、キャッシュレス決済やQRコード決済の仕組みについてまだ不明点は出てくるかと思います。

多少の不明点があったとしても信頼できる代理店を選ぶことによって、支援サポートを得ながらアリペイを使いこなしていくことが可能です。

とくにアリペイは海外の決済サービスであるため、いかに支援サポートが得られるかが申し込む業者を決める重要なポイントとなります。

支援サポートで選ぶのであれば以下の代理店がおすすめです。

※アリペイ代理店

お申し込みするしないにかかわらず、不明点をお気軽に問い合わせることができます。操作方法や決済の仕組みもわかりやすくサポートしてもらえたとの声が多い代理店です。

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まずは何か1つ聞いてみることから、アリペイ導入の第一歩が始まるのです。効果的なインバウンド対策にてお店の売り上げをどんどん伸ばしていきましょう!

mi001you
mi001you
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投資信託、株式投資、外貨預金、FX、金、プラチナ、不動産投資などのバランス投資を副業として5年目。自己流の金融ライターが投資や資産運用をわかりやすく解説します!

これまでの経験を活かした節約・お得な金融情報なども公開しています。

職歴:飲食関連、IT業界、住宅設備等の営業職を経て、独学にて投資を学び個人投資家・金融ライターとして独立。

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