目次
出典(トップ画像):ローソンストア100
ローソンストア100は食費の節約に役立つローソン系列の100円ショップです。ローソンストア100は100ショップでありながらも店内に数多くの生鮮食品が取り揃えられています。
そして100円ショップだけあって基本的には110円で買える商品が多く節約には重宝するものです。
しかも大手コンビニ・ローソンのグループ店舗だけあって、たとえ110円という低価格商品が中心でもその品質やボリュームがなかなかあなどれません!
またPontaポイントやdポイントを取り扱っていますので、それらのポイントを貯めることができたりポイントを消費することで更に出費を抑えることも可能となってきます。
そこで今回は、ローソンストア100について特に食料品の充実さや節約に優れている点を中心に、合わせてローソンストア100のデメリットなども交え説明していきます。
ローソンストア100のメリットと特徴
出典:ローソンストア100
ローソンストア100の概要
ローソンストア100は、100円ショップでありながも生鮮食品を中心とした商品を取り揃えているローソン系列の小売り店舗です。
出典:ローソンストア100取り扱っている商品は主に以下の通りとなっています。
小規模なスーパーといった感じの店ですが、同時にコンビニのように24時間営業を行っていたりPontaポイント/dポイントといったポイントサービスの取り扱いもしています。
またタバコの販売や公共料金の支払いにも対応しています。
全国に約1,000店舗ほど存在し、ローソンやファミリーマートほど街で見かける店舗ではありませんが、上記のようにそのサービス内容は非常に充実しています。
ローソンストア100の大きな魅力とは?
今回主に取り上げる内容としては、100円ショップでありながらもそのメイン商品が野菜などの食料品であることで、その取り上げる理由は生鮮食品のその品質や量が大変優れている所にあります。
そして100円ショップであることから、一部例外を除いて多くの商品が110円で買えるので、
節約にありがちなネガティブな思いを振り切って節約に励むことができるのです。
また食品が商品の多くを占めますので必然的に軽減税率対象商品が多数となり(税率8%)、そういった意味でもローソンストア100は非常に節約向きの店舗であるのです。
ポイントサービスやキャッシュレス決済
ローソンストア100はPontaポイント及びドコモのdポイント加盟店舗ですので、買い物の際にそれらのポイントを貯めることができます。
ポイント還元率は200円につき1ポイントが基本となっていますが、キャンペーン等がよく実施されますので、そういったものをうまく利用すれば実際のポイント還元率を高めることも可能となってきます。
またローソンストア100はローソン系列の店舗であることから決済手段も豊富であり、楽天ペイやPayPayなどを利用して支払いを済ませれば楽天スーパーポイントやPayPay電子マネーを貯めることもできるのです。
出典:ローソン
(画像はローソンウェブサイトのモバイル決済アプリの例)
ローソンストア100で得するおまけ情報
ローソンが運営している「ローソンアプリ」のクーポンに、ローソンストア100で使えるものもあります。
出典:ローソン
対象商品数はそれほど多くはありませんが、クーポンの他にもエントリー制のボーナスポイント商品やポイント還元率がアップするエントリーイベントなどお得なコンテンツがローソンアプリにあるのです。
「ローソンアプリ」
ローソンストア100でおすすめの商品
出典:ローソンストア100
野菜
ほぼ立派な野菜が手に入る!
例えば下にあるニンジンですが、筆者が購入したものは470g・148円のもので、画像ではちょっと伝わりにくいのですが、100円ショップで売られている野菜とは思えないずっしりとした重みに濃いオレンジ色が非常に特徴的です。
出典:ローソンストア100
もちろん入店のタイミング次第では「やっぱ100円ショップだな」という場合もゼロではありませんが、基本的には遠くのスーパーまで行かなくてもここでおいしい煮物の材料が手に入るだろうという期待感がローソンストア100にはあります。
注意点
野菜の購入にあたっては「根菜類」にやや比重を置いて選び、葉物野菜等は購入後その品質管理を徹底し、火(熱)を使う料理を中心に献立を決めるといった衛生面への気配りを意識する事をおすすめします。
基本的にローソンストア100はスーパーなどと同じく商品全般が並んだ常温エリアと生ものが揃えられている冷蔵棚等がありますが、野菜はそのどちらにも陳列されています。
そしてトマトやレタスなどが常温で置かれているケースもゼロではなく、特に夏場でその状態の場合、店内クーラー以外に殊更の温度管理がされておらず傷みが早くなっている可能性があるのです。
値段について
上記のニンジンの例もそうですが、商品によっては110円以上の値段になっている場合があります。
主にキャベツや大根、白菜などは1/2や1/4といった具合にいくつかの異なるサイズがありますので、どうしても110円では収まらない場合が出てくるのです。
「野菜の種類と値段」(例)
- 白菜(1/4サイズ)・・・138円
- 小松菜(1袋)・・・110円
- キャベツ(1/2サイズ)・・・138円
- レタス(1玉)・・・198円
- 玉ねぎ(2個、591g)・・・110円
- ニンジン(1袋、470g)・・・148円
- もやし(1袋)・・・39円
*価格は全て記事執筆時における関東某店舗のものです。
パン
ローソンストア100のパンは、食パン・調理パン・菓子パンなど様々なものが売られていますが、例えば下の「タルタルコロッケロール」(110円)は172g(筆者計測)あり、持ってみるとこれもずっしりとした重みで非常にボリューム感があります。
出典:ローソンストア100
味については、コロッケに絡んだタルタルソースの味がコロッケととてもうまく調和し、程よい濃さでまさかこれが110円とは思えないほど大変美味しいです(個人の感想)。
また、たまにポイントサービスにおけるボーナスポイントの対象商品となることがあり、その場合は5~10ポイント程度追加でポイントをゲットすることができます。
レジ横の揚げ物
こちらの商品も非常にクオリティが高いです!
コロッケ、メンチカツ、ホットドッグなどの定番商品がありますが、その中で特にすばらしいのは「イカフライ」などの魚介のフライ。
イカフライの場合その大きさは約15m弱、真っ白く歯ごたえのあるイカがフライになっており、家の電子レンジで温めなおしてもほぼオリジナルな質を損なうことなく美味しく食べることができます(個人経験談)。
こちらも当然110円(ソース付き)で買うことができます。また白身魚のフライも100円ショップらしからぬ高品質で美味しくとてもおすすめです。
ローソンストア100のその他おすすめ商品
「鮭の切り身」
サイズダウンが見逃せないのですが、真空パックされた鮭一切れの商品です。
味はまあまあな感じですが、網で焼く必要はなく電子レンジか湯で温めるだけで食べることができます。
鮭の切り身はそういった便利な商品であることと真空パックで日持ちもよく、これで110円はとてもお得です。
「揚げ出し豆腐」
豆腐のボリュームもさることながら、餡が適切な濃さ・甘みとなっておりやはりこれも110円とは思えないくらいお得で美味しい商品です。
「ねぎ」
2本入り110円で買うことができます。スーパーだとなかなかこの量と値段で売られていることがありません。
筆者が行く店舗では常に手に入るわけではないのですが、ネギも他の商品と同様割安度が高いです。
「バナナ」
1房110円で売られています。1房と言いましてもスーパーにあるように何本ものバナナが繋がっているわけではないので注意が必要です。
ただ時々ボーナスポイントの対象となることがあり、この場合は5ポイント程度のポイント上乗せができますので比較的お得な商品です。
「パックのフルーツジュース」
1000mlが110円で売られていますので非常にお得感があります。種類はりんご、オレンジ、パインアップル、フルーツミックスなどの一般的なものが中心です。
「靴下」(男性もの)
薄手のものが中心ですが、デザイン、品質、耐久性に優れておりこれで110円は十分過ぎるくらいです。
ローソンストア100で手に入る食材でできること
ローソンストア100で揃えた食材で調理可能な料理(例)
- 各種煮物
- 天ぷら
- 野菜サラダ
- カレー
- シチュー
- 煮込みうどん
- サラダうどん
- 各種味噌汁 など
煮物や味噌汁は、ローソンストア100で食材等を材料として購入し、家でまともな一品に仕上げることができます。
100円ショップということで出来合いのものやインスタント商品しか口にすることができない訳ではなく、ローソンストア100の商品(材料)は家庭料理のクオリティーに耐えうる品質を備えています。
また一般的なカレーライスの場合ニンジン、じゃがいも、玉ねぎ、カレールーそして肉が購入できますので、ローソンストア100で売っている材料を使い家庭で通常のカレーを作ることが可能です。
酒の肴
- 冷奴
- おでん
- 卵豆腐
- 焼き魚(さんま、あじのひらき、ししゃもなどの冷凍食品)
- ハム
- チーズ
- タコの唐揚げ
- レジ横の揚げ物 など
酒の肴も豊富に揃っています。また最初に取り上げた料理も工夫次第でおつまみメニューに変化させるといったこともできます。
上記以外にもポテトチップスなどのスナック菓子がほぼ110円で購入できますので、お安くメニューに加えることができます。
またローソンストア100は、アルコールについては決してリーズナブルではありませんのでスーパーや他店で購入することをおすすめします。
非常食
- 天然水
- カロリーメイト
- カロリーバランス
- チョコレート
- お菓子
- 缶詰
- 麺類 など
アイデア次第ではもっとたくさんの種類の商品を非常食として備蓄することができるかもしれません。
またローソンストア100は食品だけでなく、非常用品として乾電池やラップ、紙コップ、ちょっとした衣類等も取り揃えられていますので、よほど大きな品物でなければ ローソンストア100だけでもたくさんの非常用品を揃えることができます。
逆にローソンストア100で買うのは避けた方がいいもの
ローソンストア100といえどもやはり万能ではありません。中にはスーパーやドラッグストアで買った方が安いもの、クオリティーが優れているものがあります。
「発泡酒」
350ml缶は150円前後、500ml で205円程度の値段です。これは明らかにスーパー等の方が安いです。またビールに関しては言うまでもありません。アルコール類に関してはコンビニに準じた価格が一般的です。
「たまご」
たまごはMサイズで6個入り110円、10個入りが198円となっています。10個入りの場合スーパーであれば130~150円程度、一部のドラッグストアであればもう少し安く手に入ります。
「スマホ用手袋」
これは110円で売られてはいるのですが、作りがあまりいいとは言えず年々改良されてはいる感じですが毛糸がほつれやすいです。
使う頻度にもよりますが、冬の1シーズンを乗り越えるのに一対ではもたない可能性があります。
「一部の日用消耗品、雑貨」
トイレットペーパー、台所用洗剤、キッチンペーパーといった類の商品はドラッグストアと比べ割高です。
ただし400ml入りシャンプーやウェットティッシュなどについては、品質がよく割安なものもあります。
「おつとめ品」
賞味期限間近の加工食品やちょっと傷んだ野菜・果物等が割引シール付きで売られているもので、昔からよくスーパーなどでは見かけるものです。
やはり100円ショップということで、中には最初からそれほど品質のよくないものもある可能性があります。
それが更におつとめ品となっていればかなり警戒した方がいいと考えられてきます。
まとめ
出典:ローソンストア100
ローソンストア100は100円ショップの常識を大幅に覆す食品の品揃えが豊富な店舗です。
110円で多くの商品が買えますので、ついついカップラーメンやおにぎりなどを中心に購入してしまいがちですが、野菜・肉などの生鮮食料品がとても多く揃えられていますので、自宅での自炊にも大変役立ち食費の節約を積極的に行うことができます。
またポイントサービスやキャンペーン、モバイル決済、カード払いなど節約に直結するコンテンツが豊富にあることや、2019年10月からのポイント還元事業の対象店舗でもありますので、それらを合わせることでより節約効果を高めることができるのです。
ただ生鮮食品ですと入荷の問題が大きいですので、野菜等については店舗ごとに品揃えの内容が異なっている場合も珍しくありませんので、普段からまめに状況を把握するひと手間も大切です。
以下にローソンストア100の特徴を整理しておきます。
- ローソンストア100は110円の価格で多くの種類の食品を購入することができる
- 野菜・肉・調味料等を揃えることで自炊にも大きな節約効果が期待できる
- 食品の質やボリュームは基本的に良心的なレベル
- ポイントサービスやキャッシュレス決済手段が充実しており節約促進に繋がる
- 常温陳列の野菜や割高な商品もあることに注意が必要
- 110円以上の値段で売られている商品もある