消費者金融でお金を借りる前に知っておこう!メリット・返済の流れなどを詳しく解説

消費者金融では、担保不要、連帯保証人不要でお金を借りられます。

急な出費はもちろん、給料日までの生活費が足りない、光熱費や携帯電話料金の支払いを忘れたなどのピンチのときの心強い存在と力強い味方になってくれます。

そこで今回は、消費者金融でお金を借りる前にいくつかのポイントをチェックしておきましょう。

消費者金融のメリットをはじめ、利用までの流れなどについて解説。消費者金融の利用を考えているけれど不安な方、消費者金融での借入について知りたい方に必見の情報です。

消費者金融を利用する際の7つのメリット

お金が必要な方の心強い存在になっている消費者金融カードローンは利用することにどんなメリットがあるのでしょうか。

こちらでは、その中でも特に魅力のある「消費者金融を利用する7つのメリット」をご紹介します。

1.最短1時間で審査完了!即日融資も可能

銀行とは異なり、消費者金融では保証会社を利用せずに自社審査をおこなう企業が多くあります。保証会社の役割を担うことによって、新規貸付率や通過率が高いのも消費者金融の特徴と言えるでしょう。

そのため申し込みから審査結果の回答まで最短30分、1時間程度で融資可能なスピード融資を売りにした商品も多くあります。即日融資ができることは、急にお金が必要になったときに助かります。

2.無利息期間

消費者金融各社で無利息期間を設けている場合があります。

・アコム
・アイフル
・プロミス

上記の消費者金融であれば、初めての利用の方に可能かぎり、最大30日間無利息にて利用可能です。

また、レイクは、契約時の利用限度額が200万円で初めて契約する方を対象に、初回契約翌日から60日間の無利息あるいは5万円まで180日間無利息のどちらが選べます

たしかに消費者金融は銀行カードローンなどと比べると金利が高いですが、無利息サービスを活用すれば返済総額を最小限におさえることができます。

3.WEB(スマートフォン)完結で借入がバレにくい

消費者金融なら申し込みから契約、そして融資までをスマートフォン1台で完結できます。本人確認書類もスマホのカメラで撮影してメールに添付するか指定の場所にアップロードするだけです。

借入は指定の銀行口座へ即時振込みし、ATMから出金できます。自宅に郵送物は届きませんし、カードレスで利用できる会社もありますから家族に内緒でカードローンを利用したい方も安心でしょう。

4.身分証明書のみで借入可能で担保・保証人不要

消費者金融では、担保や連帯保証人なしで借り入れをおこなえますが、申し込みの際に本人確認をおこなうので身分証明書の提示が必要です。

また、収入を証明する書類提出は、消費者金融によります。借入希望額50万円以下かつ複数社で借り入れをおこなっている場合でも、その総額が100万円以下の場合は不要とするケースが多いです。

5.申し込み方法が選べる

WEBからの申し込みが便利ですが、インターネットを使わない方、スマホの操作に慣れていない方にも安心かつスムーズに申し込みができるような方法が用意されています。

たとえば、コールセンターでの申し込みであれば、オペレーターの質問に一つずつ答えていく流れです。疑問はその場で確認できますから、不安を残すことなくカードローンを利用できます。

また、無人契約機なら、申し込みから契約、ローンカードの受取りまでその場でおこなえます。

さまざまな方法の中から自身がやりやすい方法で申し込むのがスムーズでしょう。

6.即日振込みサービス

消費者金融のカードローンを借りる方法の一つに即日振込みがあります。カードローン会社と提携する銀行であれば、銀行の営業時間に関係なく、24時間振込に対応。申し込んでから瞬時に自身の銀行口座へ振り込んでくれます。

土日や夜間でも瞬時に振り込みができるので、あとはキャッシュカードを使ってATMで出金するだけです。また、ローンカードがあれば、振込みをしなくてもATMから直接お金を借りることもできます。

7.返済方法もいろいろ選べてスムーズ

毎月の返済はローンカードを使ってATMから入金、もしくは所定の銀行口座へ振込みしても大丈夫です。返済日を忘れてしまいそうな方は、銀行口座からの自動振替もできます。

提携ATMであれば返済時の手数料無料なことほとんどですから、余計な支出もありません。

消費者金融を利用するまでの流れ

消費者金融は、申し込み手続きをすると審査がありまし。そして、審査通過すると契約を締結。契約締結しないと借入ができないので注意が必要です。

こちらでは申し込みから審査・借入れ・返済まで、キャッシングを利用する流れを解説します。

消費者金融の申し込み

消費者金融は店舗からの申し込み以外に、WEBに電話、郵送なの方法を選べます。また、申し込み方法だけではなく、必要な書類や申し込みの条件もカード会社によって異なります。

■申し込みの方法と手順
・WEB
パソコンやスマホから申込み
本人確認書類は、専用サイトへのアップロードやメール添付
・電話
専用ダイヤルへ電話、本人確認書類はWEBやFAX、郵送などで対応
・無人契約機
無人契約機で申し込みをする、本人確認書類は、 契約機の指示に従い所定の場所で提示

消費者金融のカードローンでは、さまざまな申し込み方法から選べます。急ぎでお金を借りたい方、WEBの操作が苦手な方、契約内容を確認して申し込みがしたい方など、利用者の目的や要望に合わせた選択ができます。

申し込みに必要な書類

申し込みに必要な書類がそろわないことには、審査はおこなえません。大手消費者金融では主に以下のものが必要になので、手続きをおこなう前に用意しておいてください。

身分証明書(本人確認書類)

身分証明書は、「本人確認書類」とも呼ばれますが、実際に必要となる身分証明書は、利用する会社によって異なります。

運転免許証やパスポートなどといった顔写真付きのものとするケースが多いので、即日融資を希望する方は、顔写真付きかつ現住所と同一の身分証明書をあらかじめ用意してください。

本人確認書類に記載された住所と現住所が異なる場合、公共料金の領収書や官公庁発行書類が必要です。もしも顔写真付きの本人確認書類がない場合、健康保険証と年金手帳などの確認書類を2点提出するようになります。

収入を証明する書類

収入を証明する書類提出は、貸金業法で定められています。

■収入を証明する書類を提出するケース
・利用限度額が50万円を超える場合
・利用限度額と他社借入金額の合計が100万円を超える場合
・提出済みの収入証明書が3年以上前の場合

1社からの借入希望額が50万円以下の場合は不要で、これは複数社から借入をする場合であっても100万円以下の場合でしたら原則不要です。

しかし、ローン会社によって、就業状況の確認のために提出を求める場合があるので、申し込み時に慌てないように事前準備をするのがスムーズです。

■例:提出が必要な収入を証明する書類:アコムの場合
・最新年度の源泉徴収票
・直近1ヶ月もしくは2ヶ月の給与明細書と直近1年の賞与明細
・最新年度の市民税、県民税額決定通知書
・最新年度の所得証明書
・最新年度の確定申告書
・青色申告書
・収支内訳書

収入を証明する書類の提出方法

アコムの場合、収入を証明する書類提出をおこなう方法は以下のとおりです。

・会員ページからアップロード
・カメラアプリで撮影
・FAX送信
・専用封筒で郵送
・店頭、むじんくんコーナーに持参

消費者金融の審査

消費者金融のカードローンの審査で重要なのが「信用情報」となり、必ず確認をおこないます。審査方法は各社独自の基準があるので非公開ですが、新規貸し付け率などから推測できる審査通過難易度、そのほかにも審査落ちのポイントなどを解説します。

申込条件を満たしていない

利用する会社ごとに独自の申し込み基準があり、年齢や職業・雇用形態などが条件を満たさないことには審査通過は困難です。

在籍確認が取れない

勤務先などへの在籍確認が取れない場合、審査に時間がかかる可能性が高いです。ただし、健康保険証の提出をはじめ、収入を証明できる書類提出をすれば在籍確認が取れなくても貸し付けをおこなう会社も一部あります。

また、電話の取り次ぎが難しい場合、在籍確認を自身が店頭にてかければ、審査通過が可能な会社もあります。

複数業者に同時申し込みをした

複数のカードローンに同時申し込みをすることは、「お金に困っている」と判断されえます。融資の申し込みをおこなった際に、結果が来る前に別の会社に申し込みをおこなうケースは多々ありがちです。しかし、すぐにお金が必要な場合、結果を待てずに焦ってしまうかと思います。

いくらスピーディな対応をする消費者金融であっても、審査は慎重におこなうものです。必要書類の不備、在籍確認が取れないことで審査に時間がかかることも珍しくないでしょう。

複数の業者が信用情報を照会した情報が残っていて、審査がおこなわれる場合、ローン会社は審査通過したのか落ちたのかは判断できません。

そのため、申し込み時に申請した属性がどんなに良くても、総量規制に抵触していなかったとしても、審査通過したものと見なされれば条件は変わります。

複数業者への同時期の申し込みは避けて、必ず回答が来るまで待ってください。

総量規制を超えた

貸金業者は総量規制の対象となるので、おまとめローン以外の申し込みの場合、総量規制を超えれば審査落ちするので注意しなくてはなりません。

債務整理の履歴

自己破産をはじめ、個人信用情報に債務整理の履歴があると、延滞や遅延などのトラブルを繰り返すのではないかと判断されてしまいます。貸す側は貸し倒れのリスクは避けたいので当然のことかもしれません。

他社の借入件数

他社での借入件数が多い場合も、審査落ちすることがあります。総量規制に抵触していなかったとしても、3社以上との取引がある場合は、借入件数で落ちる可能性があります。

どうしても借り入れをしたいのであれば、おまとめローンを利用するなどして一本化するのが良いでしょう。

在籍確認について

勤務先に在籍の確認が入る場合、担当者の個人名で連絡が来ます。事前相談で、保険証や給料明細書などの書類提出で在籍確認を省略できるケースもありますが、会社によります。また、勤務先が電話を取り次いでくれない場合などは、あらかじめ相談することで柔軟な対応が期待できます。

在籍確認があった際に、本人が不在の場合は「席を外しております」との回答があれば審査通過となります。ただし、最近は個人情報保護のために取り次ぎをおこなわなかったり、在籍しているかを教えてくれないこともあったりするので、そうなると在籍確認はおこなえません。

その場合、申し込み前にコールセンターに電話をして、在籍確認の方法を相談してください。特に職場に借金することをバレたくないのであれば、必ず申し込み前に対応を相談する必要があるでしょう。

消費者金融の返済方法について

消費者金融で実際に借入をおこなったら、あとは毎月の決められた日に決まった金額を返済しなくてはなりません。

カードローンを利用した金額によって、1回あたりの返済最少額が設定。最低でもその金額を入金しないと滞納扱いになるので注意してください。

なお、消費者金融では返済方法がいくつか用意されていて、自分の使いやすい方法で返済をおこなえます。

カードローン会社のATMや提携ATMから入金

借入をおこなったカードローン会社のATMに直接入金する方法があり、カードローン会社のATMであれば、返済時の手数料がかかりません。

さらに、カードローン会社と提携する金融機関のATMからの入金も可能ですが、この場合は手数料がかかることがあります。

銀行口座からの引き落とし

指定した銀行口座から、毎月決まった日に返済額分を引き落として返済に充てる方法もあります。一度登録すれば、毎月自動引き落としになるので、返済日を忘れることが不安な方、忙しい方におすすめです。

ただし、銀行口座引き落としにした場合、返済日に引き落とし口座の残高が足らないと引き落としができません。そうなると返済遅延になるので、遅くても前日までに返済金額を入金しておいてください。

ネットバンキングから手続き

毎月の約定返済日までに、自身の金融機関口座のダイレクトバンキングから、所定の手続きで返済する方法があります。たとえば、アコムでしたら、「Pay-easy(ペイジー)」を利用することで24時間返済が可能です。

ネットバンキングは、WEBサイト上の操作だけで済みます。銀行やローン会社のATMに行く必要がないので、忙しい方におすすめです。

銀行振込

毎月の約定返済日に、指定の口座に返済金を振り込む方法です。銀行のATMで手続きをする場合、ATMまで行く必要がありますし、振込手数料もかかります。また、返済日を忘れるリスクもあるので注意が必要です。

店頭窓口へ持参する

ATMやWEBからの手続きが心配な場合、有人店舗に持参して返済することもできます。ただし、店頭の営業時間は18時前後で終了することが多く、営業終了時間を過ぎれば、他の方法で返済しないと滞納扱いになります。

消費者金融の利用中・利用後の注意点

消費者金融と契約をおこなった際に気をつけるべきポイントを解説します。契約書をよく読んで、計画的に利用すればトラブルは防げるでしょう。

消費者金融の限度額の増額について

限度額を増額する際は、新規申し込みと同じように審査をおこないます。取引実績があればどなたでも審査通過するわけでなく、利用状況しだいでは審査落ちすることもあるので注意が必要です。

返済を滞納して放置した場合

返済を滞納すると、「督促」と呼ばれる電話や手紙が届くようになります。また、連絡をしないで長期間返済を放置すると、信用情報機関に遅延・延滞情報が登録されたり、訴訟を起こされたりします。

訴訟を起こされると、後に弁護士に相談する費用などがかかります。また、最悪の場合、給料や預貯金、生命保険に不動産や有価証券などが差し押さえられる可能性があるので、督促の連絡があった場合は放置しないでください。まずは状況を説明して、いつまでに返済するかなどを伝えることが大切でしょう。

なお、滞納が解消されるまで遅延損害金が掛かり、さらに借金がかさみます。滞納をしないのはもちろん、返済が難しい場合はなるべく早めにコールセンターに電話をかけて事情を説明するようにしてください。

契約書や入出金の控えは保管

消費者金融では、利用者の契約書に利用履歴などを一定期間保管する義務があります。しかし、その期間を過ぎれば保管義務がなくなるので、利用履歴や契約データを消去してしまう場合があります。

利用している途中に消費者金融側と何らかのトラブルが発生することもあるかもしれません。また、返済ができずに債務整理をする場合、過払い金の有無を調べたい場合、利用履歴や利用者の契約に関するデータが保管されていなければ対応してもらえなかったり、対応に時間がかかったりすることがあります。

カードローン会社の事情で利用者側が泣き寝入りすることを防ぐためにも、契約に関する書類や控えなどは大切に保管しておいてください。

まとめ

消費者金融を利用する前に知っておきたいメリット、審査に注意点などをまとめて解説しました。

消費者金融といっても、大手から中小系消費者金融までと選択肢はさまざまです。また、各会社によって無利息期間などの独自のサービスをおこなっていることもチェックしてください。

一度借りたらしっかりと返済をおこなわなくてはなりません。だからこそ、自分に適した会社を探して賢く利用していきましょう。

コメントを残す