固定資産税をクレジットカードで支払いたい!発生する手数料とメリット・デメリットを徹底解説

最近、税金のクレジットカード払いを可能とする自治体が増えていて、その中には固定資産税も含まれます。

毎年かかる固定費の固定資産税ですが、クレジットカードで支えばポイントの還元を受けられるため、現金で支払う以上にお得なことがメリットです。

そうは言っても、「クレジットカードで固定資産税はどうやって支払うの?」「クレジットカードで固定資産税を支払うことにデメリットはないのか?」などの疑問を持つ方もいるかと思います。

そこで今回は、クレジットカードで固定資産税を支払う方法をはじめ、メリットにデメリットなどを徹底解説します。

毎年、固定資産税の支払いがある方は、ぜひ参考にしてください。

固定資産税は自治体によってクレジットカード払いができる

地方税となる固定資産税ですが、各自治体によって制度や取り扱いが異なります。

固定資産税をクレジットカードで支払える自治体と、支払えない自治体があることをあらかじめ覚えておくと良いでしょう。

なお、固定資産税をクレジットカードで支払えるかどうかは、自身で確認するしか方法はありません。最初に、支払い先となる自治体が固定資産税のクレジットカード払いが可能なのかを調べるようにしてください。

固定資産税をクレジットカードで支払えるかを調べる方法

固定資産税をクレジットカードで支払いたい場合、以下の2つの方法があります。

いずれかに対応していれば、固定資産税をクレジットカードで支払うことが可能です。

・納付サイトから支払う
・Yahoo!公金払いから支払う

インターネットで検索して調べることで、上記の支払い方法に対応しているかを確認できます。

市区町村の公式サイトから調べる

自身の住む市区町村が固定資産税のクレジットカード払いに対応しているかどうかを調べたい場合、方法の一つとなるのが「各自治体の公式サイトをチェックする」ことです。

支払い方法は各自治体によって異なりますが、すでに取り上げた「納付サイト」「Yahoo!公金支払い」に対応済であればクレジットカードでの支払いができます。

各自治体の公式サイトを見つけたいときは、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンを使ってください。KWに「固定資産税 クレジットカード払い 市区町村名」などと入力すれば、見つけやすいです。

Yahoo!公金支払いで調べる

クレジットカードで固定資産税を支払えるかどうかを確認する方法として、「Yahoo!公金払いの公式サイト」もあります。

まず、Yahoo!公金払いの公式サイトのトップに「税目・料金名から探す」の項目があります。そこで「固定資産税」を選択して、お住いの都道府県をクリックしましょう。

Yahoo!公金払いでの支払いが可能であれば、市町村の名前が表示。市町村の名前がなければ、Yahoo!公金払いの支払いはできないことになります。

なお、Yahoo!公金払いの公式サイトでは支払えなくても、納付サイトであればクレジットカード払いができる可能性もありますから、各自治体の公式サイトも確認するようにしてください。

クレジットカードで固定資産税の支払いができる主要自治体

固定資産税をクレジットカードで支払える自治体は自身で検索して調べなくてはなりませんが、以下で支払い対応をしている主要自治体についてまとめてみました。

主要な自治体と固定資産税のクレジットカード払いの対応の可否は、下記のようになっています。

・札幌市(北海道):Yahoo!公金支払い
・青森市(青森県):非対応
・仙台市(宮城県) :仙台市税納付サイト
・水戸市(茨城県) :Yahoo!公金支払い
・前橋市(群馬県) :Yahoo!公金支払い
・さいたま市(埼玉県):Yahoo!公金支払い
・千葉市(千葉県) :千葉市税納付サイト
・東京23区:都税クレジットカードお支払サイト
・横浜市(神奈川県) :非対応
・静岡市(静岡県) :モバイルレジ(クレジットカード払い可能)
・名古屋市(愛知県) :名古屋市税納付サイト
・京都市(京都府) :京都市税納付サイト
・大阪市(大阪府) :大阪市税納付サイト
・神戸市(兵庫県) :神戸市税納付サイト
・福岡市(福岡県) :福岡市税納付サイト
・長崎市(長崎県) :非対応
・鹿児島市(鹿児島県):非対応
・那覇市(沖縄県) :非対応

上記のように、多くの自治体にて「納付サイト」もしくは「Yahoo!公金支払い」を利用することで、固定資産税の支払いをクレジットカードでおこなえます。

また、静岡のモバイルレのように、QRコードを読み取ることで支払いのできるアプリをダウンロードすることで、クレジットカードの支払いができるなど、各自治体によって取り扱いが異なります。

固定資産税をクレジットカードで支払いたい場合、自分の住んでいる自治体が何に対応するのかを必ず確認してください。

固定資産税のクレジットカード払いのメリットとデメリット

クレジットカードで固定資産税を支払うことができますが、別に現金払いができれば良いのでは?と思う方もいることでしょう。

たしかに現金払いもできますし、クレジットカード払いよりも一般的かもしれません。しかし、クレジットカードを利用することにもメリットがあるので、こちらにて詳しく解説していきましょう。

また、メリットに加えてデメリットについてもまとめています。

メリット1:クレジットカードのポイントがもらえる

固定資産税をクレジットカードで支払うことによって、利用金額に応じたポイントをもらえます。

ポイント還元率は利用するクレジットカードによって異なりますが、現金で支払ったり口座からの引き落としだったりすると、固定資産税を支払うのみになり何らかのメリットを得ることが難しいでしょう。

それに対し、クレジットカードで支払う方がお得さはあり、メリットにもなるということです。

また、最近のクレジットカードは、ポイント還元率の高いことが特徴のものが多数あり、還元率1%以上のカードもあります。

メリット2:インターネットから都合の良いタイミングで納税できる

クレジットカードで固定資産税を支払うときは、インターネットを利用するのが基本です。納付期限前のものであれば、場所を選ぶことなくいつでも好きなタイミングで納税ができます。

固定資産税の支払いのために金融機関や役所に足を運ぶ必要がありませんし、手続きをする際の待ち時間も気にしなくて済みます。特に忙しい方にとっては大きなメリットになるのではないでしょうか。

ただし、納付期限やクレジットカードの利用期限が過ぎているものについては、クレジットカードで支払えませんので、その点は注意してください。

メリット3:支払い請求は約1ヶ月後

クレジットカードで固定資産税を支払ったぶんは、ほかのショッピング利用分などと一緒に請求されます。

一般的なクレジットカードの支払日は利用した翌月になりますから、クレジットカードで固定資産税の支払い手続きをおこなった翌月に支払われるということです。

要するに、固定資産税の支払いは約1ヶ月後になるので、そこまでにお金を用意しておけば問題ありません。

お金に余裕があれば大きなメリットにはなりませんが、出費がかさんで固定資産税の支払いが厳しい場合は有難いメリットになるでしょう。

メリット4:納税したことがカードの明細に記録される

クレジットカードで固定資産税を支払った場合、毎月発行されるクレジットカードの利用明細に納税した記録が残ります。

そうすることで、後から納税した金額や納税をいつおこなったのかの時期も確認しやすくなるでしょう。

また、そのほかの税金や公共料金もクレジットカードで支払うようにすれば、固定費の一本化も実現できるので家計管理も簡単になりますくなります。

メリット5:分割払い・リボ払いも可能

固定資産税をクレジットカードで支払うと、分割払いやリボ払いなどの自身の都合に合った支払い方法が選べます。

ただし、分割払いやリボ払いは手数料や利息がかかるので、利用する際は支払う手数料や利息の金額も確認したうえで上手に活用してください。

また、そのほかにも「現金を持ち歩く必要がない」というメリットもあります。

デメリット1:手数料がかかる

固定資産税をクレジットカードで支払うことで、基本的に手数料が発生するので注意してください。

発生する手数料は各自治体によって異なるものの、1万円あたり80円前後の手数料がかかるのが目安です。

そのため、クレジットカードで固定資産税を支払う場合、手数料とクレジットカードの利用金額に応じて獲得できるポイントを計算してみてください。そのうえでマイナスにならないように気をつけるようにしましょう。

たとえば、1万円の納税で80円の手数料がかかった場合の手数料が0.8%ですから、ポイント還元率が0.8%以上のクレジットカードで支払わないと損をしてしまいます。

一例ですが、東京23区の場合の手数料を参考として紹介しておきます。

・1円~10,000円:手数料73円
・10,001円~20,000円:146円
・20,001円~30,000円:219円
・30,001円~40,000円:292円
・40,001円~50,000円:365円

手数料は10,000円増えるごとに73円が加算され、金額も一律です。

デメリット2:領収書が発行されない

クレジットカードで固定資産税を支払っても領収書の発行がありません。納税した記録を確認したい場合は、クレジットカードの利用明細でおこなう必要があります。

そのほかにも納税証明書は、クレジットカード決済の完了後に発行可能です。その場での発行はできませんし、少し時間がかかってからの発行になるデメリットもあります。

ただし、納税証明書を早急に入手する必要がない方は大きなデメリットにならないでしょう。

デメリット3:口座振替のような継続払いの対応は不可能

クレジットカードで固定資産税を支払うには、その都度手続きが必要です。

口座振替払いのような継続払いはできないので、毎回手続きのための手間がかかるデメリットがあります。

クレジットカードでの支払い手続きそのものは簡単にできますが、納付期限などはあらかじめチェックしておかないとなりません。

固定資産税をクレジットカード払いにする手続き

クレジットカードで固定資産税を支払うには手続きが必要になります。

どのように手続きをして良いのかわからなくて現金払いにするという方もいるかと思いますが、まずは以下の手順をチェックしてみてください。

また、クレジットカードで支払う際に用意しておくものもあるので、前もって準備しておきましょう。

・固定資産税の納税通知書
・支払いに利用するクレジットカード

自治体の公式サイトから納付する方法

最初に、自治体の公式サイトからの手続き方法を解説します。

各自治体の公式サイトから手続きをおこなう場合、基本的に自治体の公式サイトの「税金の納付」に関するページにアクセスします。

そして、以下の手順で手続きを進めてください。

・自治体の公式サイトから「納付サイト」にアクセスする
・注意事項や手数料を確認したら「同意して次へ進む」をクリックする
・税金の種類で「固定資産税」を選択する
・納税通知書に記載された納付情報を入力する
・クレジットカードの情報(カード名義人・カード番号・有効期限など)を入力する
・内容を確認して問題なければ手続き完了

上記の流れで進めていきますが、納税証明書やクレジットカード情報をそのまま入力するだけなので簡単にできるでしょう。

ただし、クレジットカード払いは手続きが完了した後のキャンセルはできませんので、メリットとデメリットを考えたうえで手続きをおこなってください。

そのほかにも自治体の公式サイトから手続きをおこなう場合、「システム利用料試算ページ」から決済手数料の算出ができます。どのくらいの手数料を支払うのかがわからないという方は、利用するのがおすすめです。

Yahoo!公金支払いで納付する方法

Yahoo!公金支払いから、固定資産税をクレジットカード払いする場合、Yahoo!公金支払いの「固定資産税」のページにアクセスしてから手続きを進めましょう。

以下が手続きの手順になっています。

・固定資産税のページにアクセスして、納付する自治体を選択する
・手数料・支払いシミュレーターに金額を入力し、支払い金額を算出する
・注意事項などを確認した後に納付通知書の情報を入力する
・クレジットカードの情報(カード名義人・カード番号・有効期限など)を入力する
・内容を確認できたら「上記に同意」にチェックを入れて、「支払う」をクリックする

Yahoo!公金支払いからの手続きも、案内に沿って入力進めるだけなので、そのほかに難しいことはありません。

また、自治体の公式サイトと同様に「手数料・支払いシミュレーター」を利用すれば、支払い金額の合計を簡単に算出できますから、手続きをおこなう前に確認しておいてください。

Yahoo!公金支払いも、手続きが完了した後のキャンセルはできないので、注意事項を前もって把握したうえで利用しましょう。

固定資産税など税金の支払いにおすすめのクレジットカード

クレジットカードで固定資産税を支払う場合、手数料が発生するデメリットがあります。そのため、クレジットカードのポイント還元率しだいで損をする場合があるので注意してください。

それでは、損をしないためにどんな方法があるのか気になるかと思いますが、それは「還元率の高いクレジットカードを利用」すれば良いのです。

こちらでは、固定資産税の支払いに利用したいおすすめのクレジットカードを紹介していきましょう。

JCB CARD W

「JCB CARD W」は、日本国内唯一の国際ブランド「JCB」の発行するプロパーカードで、常にJCB一般カードの2倍以上となる1%以上のポイント還元率を誇るクレジットカードになります。

また、最高2,000万円の海外旅行傷害保険も付帯しているので、サービス面の充実度も高い1枚と言えるでしょう。

入会にはいくつかの条件があり、「WEB入会限定」「39歳以下」となっていますが、年会費無料でかつ高還元率なことが特徴のクレジットカードです。

JCB CARD Wのおすすめポイント
・WEB入会限定クレジットカード
・年会費永年無料
・ポイント還元率は常に2倍以上

セブンカード・プラス

セブンカード・プラスは、年会費永年無料で作成可能なクレジットカードです。

ポイント還元率の基本は0.5%なので、決して高いわけではありません。しかし、nanacoのチャージでポイントが付与されるため、固定資産税などの税金の支払いに役立つでしょう。

なお、コンビニで税金を支払う場合、現金払いが原則です。しかし、セブン-イレブン限定ではあるものの、nanacoは税金の支払いができます。

要するに、セブンカード・プラスでnanacoにチャージをしてから税金を支払うことで、手数料をかけることなくクレジットカードのポイントを獲得できるのです。

ショッピングでは、セブンカード・プラスでnanacoにチャージをおこなってから決済をすると、クレジットカードとnanacoのそれぞれのポイントを獲得可能です。

セブンカード・プラスのおすすめポイント
・年会費永年無料
・イトーヨーカドーのハッピーデーで5%オフ
・nanacoポイントが貯まる

三井住友VISAクラシックカード

三井住友VISAカードの中で、もっともスタンダードな機能を持った1枚が「三井住友VISAクラシックカード」です。

1,000円の利用で1ポイント獲得可能で、1ポイントあたり5円相当の価値があります。

三井住友VISAクラシックカードのメリットは、分割払い、リボ払いができること、キャッシング機能やポイントプログラム、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯することです。

また、Apple Payにも登録できるので、スマホで簡単に決済のできるメリットもあります。

三井住友VISAクラシックカードのおすすめポイント
・最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯
・初年度年会費無料
・「マイ・ペイすリボ」の登録で2年目以降も年会費無料

まとめ

当記事では、クレジットカードで固定資産税を支払うことについて解説しました。

クレジットカードで支払うと金額に応じたクレジットカードのポイントを獲得できるメリットがありますが、手数料がかかってしまうデメリットもあります。

そこで大切なのが、クレジットカードで固定資産税を支払う場合、「高還元率のクレジットカードで支払いをしているか」ということです。

そのほかにも自治体によってはクレジットカード払いに対応していないこともあります。

支払いを考えている方は、自身の住む自治体やYahoo!公金支払いの公式サイトなどから前もって確認してください。

とさかおみ
とさかおみ
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メガバンクに勤務経験あり。

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