JCBのクレジットカードの使い勝手は?海外に行くときに役立つおすすめカードもご紹介!

国内初の国産ブランドでもあり、東京ディズニーランドのオフィシャルスポンサーでディズニー関連のサービスの充実度の高いJCBカードですが、海外で利用する際の使い勝手はどうなのか考えたことはないでしょうか。

クレジットカードの利便性は国内にかぎらず、海外でも高ければ活用の幅が広がるでしょう。

そこで今回は、JCBカードの海外での使い勝手について詳しく解説します。

また、そのほかにも海外で利用できるJCBのサービスに、海外旅行におすすめしたいカードもまとめてみました。

クレジットカードを新しく作成するのであれば海外で不自由なく使えるカードが良いと思う方、今持っているJCBカードが海外で役に立つ1枚なのだろうかなど。

気になるポイントはさまざまかと思いますが、当記事をチェックしてそれらの疑問を解消してみてください。

JCBカードは海外では使いにくいという話がある

JCBカードの口コミが書かれたサイトなどを確認すると便利使いやすいというコメントがある一方、「海外では日本のように加盟店が少なくて利用できない」などのことが見られます。

まず、JCBカードの海外における使い勝手について、以下で解説していきましょう。

海外では加盟店数が少なく世界的なシェアは1ケタ台

海外でのJCBの使い勝手について言うと「訪れる国や地域しだいで使えない店舗がある」というところでしょう。

まず、世界5大国際ブランドと呼ばれるVISA・Mastercard・American Express・Diners Club・JCBの世界シェアが以下のようになります。

VISA
決算金額:147.9
決算金額シェア:50.0%Mastercard
決算金額:75.8
決算金額シェア:25.6%

UnionPay(銀聯)
決算金額:58.6
決算金額シェア:19.8%

American Express
決算金額:7.5
決算金額シェア:2.5%

Diners Club
決算金額:2.5
決算金額シェア:0.8%

JCB
決算金額:3.4
決算金額シェア:1.1%

※単位はbillion(10億)ドル

上記を見ると、VISAとMastercardの2ブランドがほかの国際ブランドを大きく引き離していることがわかるでしょう。

とくにJCBは、決済金額も決算金額シェアのどちらも、1ケタ台のシェアしか有しない結果が出ています。そのため、数字だけ見るとJCBが海外で使えないことがあるという点も納得できるかもしれません。

JCBカードは日本発の国際ブランド

日本で生活していて海外にあまり行く機会がないという方であれば、JCBを利用してもVISAなどとそこまで変わりなく使えるかと思います。また、使えなくて困るなどのこともないでしょう。

すでに解説したようにJCBは日本発の国際ブランドです。JCB=Japan Credit Bureau(ジャパン クレジット ビューロー)の頭文字を取ったことものであり、「J」は「Japan」のJとなります。

そのため、日本国内においてはJCBしか使えないような場所もあるなど、VISAやMastercardと比較しても利便性が劣ることのないカードになっているわけです。

日本人のよく訪れる国や地域は使いやすい

JCBのクレジットカードは、アメリカにアジア、ヨーロッパなどの日本人が観光やビジネスなどで訪れる機会の多い国や地域では問題なく利用できると思って良いでしょう。

特に日本人観光客が多く訪れるハワイでは、JCBのカードを持っているだけでワイキキ・トロリーの無料乗車が可能だったり、スマホ専用アプリの「JCBハワイガイド」が利用可能だったりします。

また、の日本人に人気の高いショップでも問題なくJCBのクレジットカードが利用可能です。

訪れる場所が日本人のあまり居ないような場所で、現地の方しか行かないような場所でもなければJCBカードの使い勝手に不満を感じることはほとんどありません。

他社カードブランドとの提携で海外利用がしやすい

JCBは他社カードブランドと提携していることもあり、JCBの加盟店以外でも利用することができます。

たとえばAmerican ExpressやDiners Clubなどのブランドはもちろん、DiscoverやUnionPayなどのブランドとも提携しているので、すでに解説した国際シェアの数字以上に利用可能な店舗は多いです。

それでもVISAやMastercardと比べれば利用できないケースがあるかもしれないので、JCBのクレジットカードだけで海外に行くのは不安に感じる方もいることでしょう。

そんな方におすすめなのが、海外に行く際はJCB以外のクレジットカードも持っていくことです。

JCBのクレジットカードはスペックも高いことから国内のみの利用であれば、JCB1枚でも問題ないかもしれません。しかし、旅行や出張で海外に行かれる方ですと、JCBをつかえなかったときに備えられるクレジットカードを持っていったほうが安心できます。

備えに使いたいクレジットカードは、やはり高いシェアを誇るVISAかMastercardのどちらかがおすすめです。もしも、クレジットカードの国際ブランドに特にこだわりがないのでしたら、世界一のシェアを誇るVISAを選ぶようにしてください。

そもそも海外でクレジットカードは必要?

JCBのクレジットカードの海外における使い勝手について解説しましたが、そもそも海外に行くのにクレジットカードが必要なのかも気になるところでしょう。

たしかに、日本で生活する中でクレジットカードがあれば便利なことは間違いありません。しかし、クレジットカードがなければ生活できないことはありませんし、なければないなりに何とかなるものです。

こちらでは、海外におけるクレジットカードの必要性について解説しましょう。

海外は医療費が高額!保険加入しなければ全額負担

結論を先に伝えてしまうと、海外に行く際にクレジットカードは必要であるということです。

その理由は海外の医療費が高額なことにあります。

普段、日本国内の病院に行く際は保険が適用されることが大半ですから、重い病気で手術を受けるなどのことがなければ、数十万~数百万円単位のお金がかかることはないでしょう。

しかし、海外では日本の保険は適用外となるので、海外で保険を利用する場合は「掛け捨てタイプの傷害保険に加入する」もしくは「クレジットカードに付帯する海外旅行傷害保険を利用する」のどちらかを選ぶ必要があります。

海外で病院に行くことなんてないから大丈夫じゃないのか?と思う方もいるかもしれません。しかし、海外の医療費は日本とは比にならないくらいに高額です。

もしも保険未加入の渋滞で海外に行き、思いがけない病気やケガで入院・手術でも受ければ数十万円どころではなく数百万円単位の出費になることは普通にあります。

だからと言って海外に行くたびに掛け捨ての保険に加入するのは手間もかかるので、海外旅行傷害保険が付帯するクレジットカードを1枚持っているのが安心ということになるのです。

海外旅行で役立つ多くのサービスが付帯

クレジットカードには海外旅行で役立つ多くのサービスが付帯し、その中でもステータスの高いカードになると充実度が上がります。

たとえば、自宅と空港間でスーツケースを送料無料で届けられるサービス、そのほかにもコンシェルジュデスクを利用することもできます。

コンシェルジュデスクでは日本語の話せるスタッフが24時間365日にて対応。海外でのおすすめ観光スポットに人気のレストランなどの情報も教えてもらえますし、予約代行までおこなってくれて便利です。

そのほかにもホテル客室のアップグレード、レンタカーの優待利用など、さまざまなサービスが付帯します。

追加するクレジットカードのおすすめの国際ブランドは?

前に少し解説しましたが、海外ではJCB以外にもう1枚は別の国際ブランドのクレジットカードを持っていきたいところです。

それでは、海外旅行に備えるべくクレジットカードを発行したいけれど、どれにして良いのか決まらない場合はどの国際ブランドのクレジットカードを選べば良いのでしょうか?

もちろん、海外でクレジットカードが必要なのは海外旅行傷害保険などのサービスが付帯することにあります。しかし、海外におけるクレジットカードの主な役割は決済手段です。そのため、海外で決済できないクレジットカードを持っていても意味をなしません。

そのようなこともあり、国際ブランドは世界的にシェアの高いVISAかMastercardを選ぶのが無難としているのです。

そして、VISAかMastercardのどちらかから、自身の利用しやすいサービス付帯のあるカードを選べば、海外に行くための最低限の準備が整うこどでしょう。

海外で利用できるJCBのサービス

どのクレジットカードにもさまざまなサービスが付帯し、それはJCBでも同じです。

カード会員に向けた独自のサービスを多数提供していますが、こちらでは海外で利用できるJCBのサービスについて詳しく説明します。

海外で頼りになるJCBプラザ

海外に設置されたJCBのサービス窓口が「JCBプラザ」です。

JCB加盟店の予約をはじめ観光に関する問い合わせなど、現地のJCBプラザ・スタッフが日本語で対応します。

JCBプラザはニューヨークに北京、シドニーなどの海外の主要都市を中心に32ヵ所設置されているので、海外で大いに活用できるのではないでしょうか。

また、JCBカードの紛失・盗難時のサポートを受けることもできますし、無料のWi-Fiサービスも利用可能です。

海外に行く際は訪れる場所にJCBプラザがあるかどうかをチェックし、ある場合は場所をしっかりとチェックしておいてください。

海外の主要都市ではJCBプラザラウンジも利用可能

JCBプラザに加え、一部の海外主要都市では「JCBプラザラウンジ」を設置。JCBのカード会員の方であれば、自由にくつろげる空間になっています。

JCBプラザラウンジでは、JCBプラザで受けられるサービス以外に、日本語の新聞や雑誌の閲覧、手荷物の当日中一時預かりサービスなどを利用可能です。

なお、JCBプラザラウンジは、ホノルル(ハワイ)、ロサンゼルス・ソウル・バンコクなど9ヵ所に設置されています。

JCBプラザよりも数は少なめですが、これらの都市でJCBカードを持っていれば手厚いサービスが受けることができるでしょう。

JCBプラザコールセンターでレストランの予約も簡単

JCBプラザやJCBプラザラウンジは、海外に到着してから利用できるサービスになります。そして、日本に居るときから利用できるサービスが「JCBプラザコールセンター」です。

JCBプラザコールセンターでは、海外のJCB加盟店のレストランやオプショナルツアーなどを電話で予約手配可能なほか、予約手配の相談受付もしています。

現地に着いてからどのように過ごして良いのかわからない、予定が決まっていないという場合は気軽に相談してみると良いでしょう。

また、JCBプラザコールセンターで予約をすると、日本出発前までに予約確認書を送ってくれます。そして、利用当日に現地で予約確認書を提示すれば大丈夫です。

注意点として利用代金はJCBカードで支払わないといけませんが、面倒な手間は省けるようになります。

現地通貨が必要な場合は海外キャッシング

海外旅行で使うお金の決済はクレジットカードでおこなうのがスムーズですが、場合によってはクレジットカード決済に対応ないお店があることも。

そのような場合に活用したいのがキャッシング機能で、JCBカードの海外キャッシングサービスを利用すれば現地通貨をその場で引き出せます。

手持ちに日本円を持っていたとしても、現地通貨に両替するとなると手数料や手間が必要ですが、キャッシングを利用すればその必要はありません。

利用方法も日本でキャッシング機能を利用するときと同じで、ATMにクレジットカードを挿入して手続きをおこなうだけです。ッシングの場合でもそれは同じです。

また、海外でキャッシング可能な金額は、JCBのマイページにある「MyJCB」で確認できます。出国前に渡航先でキャッシングができるかどうかをチェックしたうえで利用するようにしてください。

海外でJCBが利用できるのはCirrusマークのあるATM

ただし、JCBカードでの海外キャッシングは、「JCB」もしくは「Cirrus(シーラス)」というマークの付いたATMでなければ利用できません。

93ヵ国以上・100万ヵ所以上のATMで利用できるため、海外キャッシングをおこなえるATMを見つけるのにそんなに苦労することはないと思います。

ですが念のためATMのマークを確認してからキャッシングをおこなうようにしましょう。

帰国後にはできるだけ早く繰り上げ返済をおこなうこと

海外でキャッシング機能を利用することは、結局のところ借金と同じ扱いです。そのため、返済時に利息を含めた金額を支払う必要があります。

返済期間が長引けば負担すべき利息も増えますし、その結果返済総額が膨らんでしまうこともあるでしょう。そうならないためにも、帰国したらできるだけ早く繰り上げ返済をおこなうようにしてください。

海外では気持ちも開放的になってお金をたくさん使ってしまい、いざ日本に帰ってから「こんなにキャッシングしていたの?」となることも珍しくないからです。

海外旅行傷害保険も充実

JCBカードでは、海外旅行傷害保険は自動付帯します。

航空券やパッケージツアーの代金などの、海外旅行に関する費用をカード決済していなくても保険は適用になるということです。また、カードの契約者本人だけでなく、家族会員の方も同様の補償をされることもメリットでしょう。

そのほかに、家族特約サービスが付いたカードであれば、「本会員と生計をともにする家族で満19歳未満の子供」が保険の対象です。その場合、家族で海外に行く際もJCBカード1枚あれば問題ありません。

ただし、選ぶカードによって内容や補償金額に違いはあります。自分が持っているカードの保険付帯はどうなっているのかはしっかりと確認しておくのが良いでしょう。

もしも補償が不十分に感じるのであれば、不足分をカバーできる保険に追加加入しておくのがおすすめです。

おすすめのJCBカード3選

海外に行くにあたって、どのJCBカードがおすすめなのかを解説していきましょう。

年会費永年無料で高還元率!JCB CARD W

JCB CARD Wは、JCBの発行するカードの中でもポイント還元率の高さが魅力の1枚です。

カードを利用するお店で異なることもありますが、常に2倍以上の還元率で利用できることはポイントを貯めたい方におすすめできるでしょう。また、年会費は永年無料なので維持コストを気にする必要もありません。

海外旅行傷害保険は最大2,000万円までの補償で利用付帯になっています。航空券や宿泊代金、パッケージツアー代金などの旅費をカード決済していないと保険は適用にならないので注意してください。

JCBの定番カード!JCB一般カード

JCB一般カードは、年会費1,250円(税別)の格安価格ですが、オンライン入会すると初年度の年会費無料になります。

また、MyJチェックに登録して年間合計50万円(税込)以上のショッピング利用があると、翌年度の年会費も無料です。カードを定期的に利用する機会があれば、実質年会費無料のカードとして利用できるのではないでしょうか。

海外旅行傷害保険は利用付帯になるものの最大補償額は3,000万円となり、先に解説したJCB CARD Wよりも補償内容の充実度が高いです。

安心できるスペックとサービス付帯!JCBゴールド

JCBゴールドはプロパーカードのゴールドカードとなり、付帯サービスの充実度の高い1枚です。

特に空港ラウンジは利用回数の制限もないので、海外に行くことの多い方でしたら活用する機会が多いでしょう。

海外旅行傷害保険は自動付帯で最大5,000万円、利用付帯で最大5,000万円の補償があり、両方合わせれば最大1億円になります。

年会費は10,000円(税別)ですが、ステータスの高いカードなのでJCBカードを利用する方であれば、いつかは目指すべきカードにしたいです。

まとめ

海外におけるJCBカードの使い勝手をはじめ、海外旅行におすすめのJCBカードなどについて解説しました。

世界におけるJCBのシェアは決して高いと言えません。しかし、世界各国の主要都市に行くのであれば、VISAやMastercardなどと大差なく利用できるでしょう。

ただし、JCBのカードのみでは不安に感じる方は、JCBカードにVISAかMastercardのどちらかのカードを持つなどすれば万全です。

また、海外に行くことでJCBのクレジットカード発行を考えている場合、最後にまとめたおすすめカードも参考にしてみてください。

とさかおみ
とさかおみ
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メガバンクに勤務経験あり。

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