副業ライター必見!初心者ライターから高単価ライターへ成長するための3ステップを一挙紹介!

いまや、やっていない人のほうが珍しいかも?と言われる「副業」。中でも人気なのが、転売、投資、そしてライター業です。中でもライター業は他の2つと比べて簡単に始めることができるため、特に人気となっていますが、ライバルが多い分稼ぐのが大変なのも事実です。

そこで今回は、稼げるライター、つまり「高単価ライター」を目指すための方法をご紹介します。

副業ライター必見!初心者ライターから高単価ライターへ成長するための3ステップを一挙紹介!

副業ライターの悩み

そもそも、なぜ初心者ライターは稼げないのでしょうか。理由を分析してみます。ここに挙げる原因にもし当てはまるようであれば、あなたは「高単価ライター」を目指す方法をこの記事で知ることになります。ぜひ最後まで読んでみてください。

クラウドソーシングサイト以外の仕事がない

副業ライターはじめました、という方の多くは、ランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングサイト経由で仕事を受けることになります。ライター募集案件が多く、いつでも仕事があるので、自分の時間が空いたタイミングで仕事を探せます。「副業の始め方」としてネット上に溢れているノウハウも、そのほとんどはクラウドソーシングサイトで仕事を受けることからスタートするように勧めています。

クラウドソーシングサイトでライター仕事を探すメリットとして、募集案件が多いこと、しかもそのほとんどが未経験OKということが挙げられます。裏を返せば、クラウドソーシングサイト以外で仕事を探そうとしても、なかなか採用してもらえるところがない、というのが実情です。ライターとしての実績を持たない初心者ライターは、いきなり独り立ちすることは難しく、クラウドソーシングサイトに頼らざるを得ません。

低単価の仕事が多い

クラウドソーシングサイトは未経験OKの代わりに、単価が安いことがほとんどです。専門知識や特殊な経験を採用条件としている案件を除くと、ライター仕事の平均報酬単価の半額以下で設定されていることも珍しくありません。

初心者ライターはクラウドソーシングサイトでしか仕事を探せず、そのほとんどが低単価のものばかり。これが、初心者ライターがなかなか稼げるようにならない最大の理由となっています。

稼げる高単価ライターになるための3つの方法

稼げない初心者ライターから、稼げる高単価ライターになるためには、どんな行動をしていけば良いのでしょうか。代表的な3つのルートをご紹介します。重要なポイントとしては、クラウドソーシングサイト案件から抜け出すこと。これが単価アップの最大のカギとなります。

方法その1:直契約案件を探す

クラウドソーシングサイトを介さず、採用主と直接契約できると単価は上がりやすくなります。採用主としてはクラウドソーシングサイトに支払う手数料が無くなり、その分を報酬としてライターに還元できるようになるからです。

「そんなこと言われても、どうやって仕事を探したらいいの?」と思われる方がいるかもしれません。でも実は、クラウドソーシングサイトのように案件がまとまっていないだけで、ライター募集案件は結構出ています。例えば、以下の方法で直契約案件を探してみてください。いくつも見つかるはずです。

    • アルバイト紹介サイトで「在宅ワーク」カテゴリを探す
    • 「ライター 募集」といったキーワードでネット検索する

アルバイト紹介サイトを使う、と聞くと、「それならクラウドソーシングサイトを使うのと変わらないのでは?」と思われる方がいるかもしれませんが、実は大きな違いがあります。それは採用条件と、単価設定です。アルバイト紹介サイトの場合、未経験OKとなっているところもゼロではありませんが、経験者優遇となっているかあるいは採用にあたりお試し執筆を設けているところが多いです。また単価に関しては、クラウドソーシングサイトに比べると1.5~2倍くらいの設定になっている場合が多いです。

ネットで「ライター 募集」と検索すると、自社サイトでライター募集をかけているページがいくつか見つかります。ここに応募するのが2つめの方法になります。クラウドソーシングサイトやアルバイト紹介サイトと比べると、募集の文章がアッサリしていることが多く、「本当に採用したいのかな」「自分みたいに無名のライターでは採用してもらえないのでは」と心配される方もいるかもしれませんが、心配は無用です。勇気を出して応募してみましょう。応募方法として記載のとおりに連絡すれば、きちんと折り返し連絡が来ます。単価に関しては、採用後にもらう案件単位で異なりますが、クラウドソーシングサイトに比べると2~2.5倍くらいの設定になっている場合が多いです。

どちらも、クラウドソーシングサイトと比べるとかなりの単価アップが狙えます。その代わり、ライターとしての経験を見られたり、あるいは本採用前にお試しで1本書くように言われ、それで採用可否を判断されることもあります。経験を要求される場合、最近ではクラウドソーシングサイト案件も考慮してもらえるようなので、ぜひ「どんなジャンルで」「どのくらいの長さの文章を」「何本くらい書いたか」をアピールしてみましょう。クラウドソーシング案件の場合は完成した文章が自分の名義ではないため、自分の実績として使えないと考えている方がいますが、数値実績として伝えれば考慮してもらえる場合がほとんどですので、ぜひ活用しましょう。

方法その2:自分名義の仕事に切り替える

クラウドソーシングサイト経由で書いた文章はほとんどの場合、自分名義にはなりません。執筆者として自分の名前が出ることがないので、ライターとしての実績としてうたいにくいところがあります。なので、自分名義での執筆を少しずつ増やしていきましょう。

といっても、いきなり自分名義の仕事を生み出すのは困難です。なので、まずは次の2つの方法をとりましょう。

    • オウンドメディアを持つ
    • SNS上でインフルエンサー発信をする

オウンドメディアとは「自分名義のメディア」のこと。自分名義のブログやホームページなどを指します。InstagramやTwitterといったSNSや、ブログでも無料ブログは通常ここには含まれません。あくまでも、自分でサーバーをレンタルし、そこにホームページやブログを構える形をとる、というのがオウンドメディアです。

自分名義のブログやホームページで発信をするだけでは報酬が発生しないので仕事になりませんが、ここからマネタイズにつなげる工夫を施していきます。ブログをマネタイズする方法としては、アフィリエイトが王道です。商品を紹介してそのアフィリエイトリンクを貼ったり、ブログをある程度育ててからGoogleアドセンスに挑戦しても良いでしょう。また自営業など、本業が宣伝できるものであれば、その宣伝やブランディングに活用しても良いですね。

SNS上でインフルエンサー発信をする方法は、企業からのオファーを待つ形になります。InstagramやTwitter、YouTubeなどで影響力を持っていたり、ファンが多くつくような良い発信を日々続けていたりすると、企業側から「この商品を宣伝してもらえませんか」といったオファーが来ます。それを繰り返していくと、取材の申し込みが来てインタビューしてもらえたり、企業コラムに自分名義で連載させてもらえたりと、自分名義の仕事につながっていきます

どちらも、仕込みを始めてから成果が出るまでにはそれなりに時間がかかります。また狙えば必ず成功するというものではなく、ライターとしての実力があっても時代の流行りやタイミングにうまく乗れるかどうかで結果が左右されてしまいます。ですので、直契約案件やクラウドソーシング案件をやりながら、並行してこちらも仕込みをしていくのが良いでしょう。自分名義の仕事が増えてきたら、それまでやっていた仕事を少しずつ減らしていくようにすればスムーズですし、金銭的にも困らずに済みます。

方法その3:ライター兼セミナー講師を目指す

ライターというのはライバルがとても多い仕事です。なので、書くだけでなくそれを「話す」仕事も同時に進めていきましょう。セミナー講師もライバルが多い仕事ではありますが、「話す」というスキルが追加で要求されること、また副業のためおおぴっらに活動できない人が除外されるため、ライターと比べると競合は減ります。うまく名前が売れればライターよりも独り立ちが早く、稼ぎやすい職業となっています

具体的には、次の2つの募集方法が使えます。

    • セミナーズやこくちーず、ストリートアカデミーといったセミナー募集サイトから集客をする
    • 各種SNSやオウンドメディアを使って直接集客する

こういった媒体を活用してセミナーの告知を行い、集まってくれた人に対してセミナーを開催していきます。ライターとしての文章も、セミナーとして話す内容も、基本的には聞きたい人、知りたい人がいる情報という意味では共通するはずです。ですから、いままでライターとして執筆してきた内容をそのままセミナー形式で伝えていけば、充分意味のある時間となるでしょう。

セミナー募集媒体を使った集客は、最近ではココナラやジモティといったいわゆる掲示板サイトでも行われるようになってきており、競合の多さを伺わせます。集客したいターゲットに合わせた募集媒体選びと、セミナータイトルやセミナー内容の工夫が必要です。SNSやオウンドメディアを使った集客の場合は、募集記事を直接投稿することもできますが、自分のスキルやノウハウの一部分を無料で投稿していき、それを読んでいる個人や企業から招致してもらう方法もあります。

セミナー方法も、会議室などに集まって開催するだけに留まりません。SkypeやYouTube、Zoomなどの動画配信サービスを使ったネットセミナーも有効です。ネットセミナーの場合は自宅のパソコンから受講してもらうことが可能なため、セミナー開催場所が自宅から遠くて通えない場合や、育児介護などであまり家を空けられない主婦の方なども集客対象とすることができます。またリアルタイム受講だけでなくセミナー動画データを販売する形をとれば、日付や時間にこだわらずに受講してもらうことが可能なため、さらに集客対象が広がります。

セミナー開催はライター仕事よりもハードルが高くなりますが、内容や募集の仕方、開催方法の工夫などしながら進めていけばだんだんとノウハウが身に付いてきます。オウンドメディアの立ち上げと同様に、慣れるまでは直契約案件やクラウドソーシング案件と並行して進められると良いでしょう。

初心者ライターのうちにやっておくべきこと

今はまだライター業を始めたばかりの初心者ライターだけど、いずれは「高単価ライター」を目指したい、という方に、今のうちにやっておいてほしいことがあります。初心者ライター時代に効率よく実績や経験を積み、知識をつけて、いざ次のステップに進むときにスムーズにレベルアップできるようにしておきましょう。

バズりそうなネタを見つけておく

ライターとして記事を書く以上、そこには「知りたい」「読みたい」といったニーズが必要です。逆にニーズの大きい内容の記事を書ければ、初心者ライターでも人気を集めることが出来ます。

そこで、ニーズの掴み方、もっと言えばバズりそうなネタの収集を早いうちから行っておくことをオススメします。なかなか狙ってバズるものでもないので難しいところではありますが、普段からアンテナを張っておくことが重要です。また実際にニーズのありそうなネタを見つけたら、そのとき受けている仕事とは別に、自分名義のSNSやオウンドメディア等で発信する準備を進めていけば、自然と高単価ライターへの道が開けてきます

企業のSEO対策を学んでおく

クラウドソーシング案件のうち、企業が運営しているキュレーションサイトの記事執筆案件に関わるようであれば、そこから企業が行うSEO対策を学ぶことができます。書籍などを読んで学ぶのももちろん大切ですが、実際に行っている実例を見ながら学べばより理解も早まります。

SEO対策とは、ネット上で検索されたときに上位に上がりやすくするための対策のことです。例えば「お金」というキーワードでネット検索をすると、お金に関する情報が山のように出てきます。その中で、検索結果の1件目に自分のサイト記事が出てくれば、検索者がサイトにアクセスしてくれる可能性は高くなります。1件目を狙うのは難しくても、検索結果の1ページ目に出てくれば、それなりの確率で読んでもらえます。これが、検索結果の30ページ目にやっと出てくる、という状態ではまず読んでもらえません。このように、記事が読まれるかどうかは検索結果でどの位置に出てくるかが大きくかかわります。ここを工夫して読まれるように対策するのが、SEO対策です。

SEO対策には、キーワードの選び方をはじめとして様々なノウハウがあります。企業としてブログやサイトを運営する場合、個人以上に時間やコストをかけていることがほとんどのため、それらを回収するだけの利益を上げなければなりません。利益を上げるためにはアクセスを少しでも多く集める必要があり、SEO対策が重要となってきます

そんな企業のSEO対策は、将来オウンドメディアを運営する際にとても役立ちます。具体的には下記のポイントを見ておくと良いでしょう。

  • キーワードの選び方
  • 見出しのつけ方
  • 記事構成の作り方
  • 画像・引用アイテム・外部リンク・内部リンクといったアイテムの使い方や頻度

こういった知識を頭に入れておくと、いざ自分名義で発信をしようとしたときにすぐにSEO対策を施すことができます。またオウンドメディアだけでなくInstagramやTwitterといったSNS、無料ブログなどで発信する場合にも「検索されやすい」投稿を作ることが出来ます。初心者ライターとして低単価で執筆を行う代わりに、こういったSEO対策の手法を学ばせてもらっている、という意識で臨めば、頑張れるのではないでしょうか。

息の長い高単価ライターを目指そう

稼げるライター、高単価ライターにはじめからなるのはとても難しいです。経験を積み、技術とネタ選びのセンスを磨くことでライターとしてのスキルが上がり、そのスキルを活用することで人の役に立つ発信が出来るようになります。人の役に立つ発信が出来るようになれば、いずれは自分の名前で勝負できる有名ライターになるのも夢ではありません

まずは初心者ライター時代に経験と技術をコツコツ積んでいきましょう。そして、ある程度の仕事経験が出来たら徐々に高単価ライターへ移行していくための行動を起こしていきましょう。難しいと感じることもあるかもしれませんが、うまくいかなければ初心者ライターを続けながらまた次のチャレンジをしていけば良いだけのことです。失敗を怖がらず、積極的な行動を起こしていけばいつかは成果につながります。せっかく始めたライター業ですから、ぜひ次のステップを目指して頑張ってみてください。

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