FXの勝ち方がわからない人は必見!プロから学ぶFXの勝ち方

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FXで負け続けている・・・。FXの勝ち方がわからない・・・。

こんな気持ちを持っていませんか?

意気揚々と始めたFX取引も、勝てない連続で負け越すと本当に気持ち的に辛いですよね。FXでは勝ち続けることでしか成功することができませんが、それができるのは本当に一流の投資家だけです。逆をいうと、一流の投資家のマネをすれば、あなたも勝てるようになるかもしれません。

そこで今回の記事では、FXや株など、投資の世界で勝ち続けているプロの投資家のトレード方法を参考にしながら、どうすればFXで勝つことができるのかを調べていきたいと思います。また、初心者に質問の多いトレードスタイルごとの取引のコツや勝ち方も紹介するので、勝てなくて悩んでいる人は今回紹介する内容を参考にして、マネをするところからスタートしてみてくださいね。

プロから学ぶFXの勝ち方

まずは、プロから学ぶFXの勝ち方を見ていきましょう。今回紹介するのは、以下の3人の投資家の方です。

①投資の神様「ウォーレン・バフェット」

②FX投資家「Sai」さん

③日本一の株トレーダー「BNF」さん

①投資の神様「ウォーレン・バフェット」

ウォーレンフバフェット氏は、「投資の神様」と呼ばれている世界でもっとも有名な投資家です。同氏には、有名なトレードルールがいくつかあります。今回はその中でも特に使いやすいトレードルールを紹介していきたいと思います。

ルール① 価格とはあなたが払うもので、価値とはあなたが得るものである

このルールは、価格と価値の関係性について考えようというものです。具体的には、現在の価格がその商品の価値に本当に適しているかを考えようというものですね。

基本的に相場はすべての事象を織り込み済みで取引が行われます。2019年でいえば、FRBの久しぶりの利下げがありましたが、こうした事象もすでにチャートには織り込み済みであり、実際に利下げが発表された時に価格へ与える影響は限定的でした。

こうした点を踏まえても、現在の価格が価値に対して適正なものなのか、しっかりと見極めることが重要です。価格が安いからと安易に飛びつかず、自分自身で情報をトータルで判断できるようにしましょう。

ルール② ゆっくりとお金持ちになりたい人はいない

投資をしている人の多くが、明日にでも億万長者になりたいと考えているでしょう。しかし、実際に投資で成功するまでには長い時間と労力がかかります。そのため、目先の利益に捕らわれてしまい、結果的に大きな損失を出してしまうことになります。

投資において重要なのは、損を小さくして勝ちを大きくすることです。目先の利益に捕らわれて利益を伸ばすことができなければ、トータルすると取引では負け越してしまうことになります。

もしあなたが投資の世界で成功したいのであれば、今すぐにでも成功したいと考えず、時間をかけて成功していく姿をイメージすると良いでしょう。

ルール③ 周囲が貪欲なときには恐怖を持て、周囲が恐怖を抱いているときには貪欲であれ

相場の世界は大衆の感情や予想の少し先を走っています。価格が下落している時には、多くの投資家が絶望して投げ売りを行い、積極的な買いを行う人はいないでしょう。同じように、上昇している時にはまだまだ上昇すると思い、自分の資産を売り抜けることができなくなります。つまり、大衆の感情や予想よりも一歩早く行動することで、結果的には利益を出せることができるということです。

このルールに近い有名な話で、ケネディ大統領の父親の「靴磨きの少年」の話があります。投資家として有名だった同氏は、ある日靴磨きの少年から株を購入することを勧められました。この時には、株価が右肩上がりで上昇するバブルであり、誰もがその後も大きく上昇していくと予想していたのです。

いっぽう、同氏は株とは縁遠いであろう少年から受けたこの話から危険を察知して、家に帰った後に持っていたすべての株を売却したと言われています。誰もが熱狂している時には細心の注意を払い、誰もが絶望している時にこそ貪欲に買い集めることが成功するためには重要であることが、この事例からもよくわかるといえるでしょう。

ルール④ 名声を築くまでには20年、失うのは5分

これは名声の話ですが、投資における心構えに通ずる部分があります。具体的には、資産を築くまでには長い時間がかかるが、それを失うのは一瞬だということです。

実際に、FXでは数億円の資産を築いた一流のトレーダーが、ほぼ無一文の状態まで落ちてしまうことがあります。それくらい相場の世界は厳しく、先が読めません。たとえば、スイスの中央銀行が為替介入を撤廃したことで起こったスイスショックでは、たった1日の間に価格が40%以上も変化しています。こうした事件に巻き込まれれば、あっという間に資産を失ってしまう可能性があるのです。

これはバフェット氏のルールがいかに重要かわかる良い例といえます。逆をいうと、常にそうしたリスクがあることを心がければ、リスクの高い間違ったトレードをせずに資産を失わずに済むでしょう。

ルール⑤ 自分がやっていることを理解していないことがリスクである

これは投資対象となる商品に対して、自分自身がその価値を理解せずに投資していることのリスクを指しています。実際に、FXの市場でもトルコリラや南アフリカランドなど、高い金利を設定している国の通貨を、スワップポイント狙いで購入している人が増えています。

いっぽうで、こうした通貨は地政学的なリスクが高いことから、為替変動での損失が発生する可能性があるのです。その商品に投資する価値が本当にあるのか、投資対象としてどのようなリスクがあるのか、中身を理解して本質を見極めなければ相場の世界で生き残っていけないという、大切なことを示したルールといえるでしょう。

②FX投資家「Sai」さん

FX投資家のSaiさんは、YouTubeチャンネルも開設している有名なFXトレーダーです。Saiさんは損切り貧乏になってしまう人の対策動画の中で、「利益と損失が1対1」になるようにトレードすることを勧めていました。

基本的にFXの考え方としては、損を小さくして勝ちを大きくするというベースがあります。ただし、こうした発想を実践しようと思うと、多くの人が損切りの回数だけ増えてしまい、利益も大きくできないという悪いサイクルにはまってしまいがちです。ここで利益と損失を同じになるようにトレードをすることで、こうした悪いサイクルから抜け出せると述べています。

Saiさんの動画ではFXなどの投資の分野におけるメンタルの保ち方などが紹介されています。バフェット氏の投資ルールでも紹介されいましたが、FXではメンタル面の持ち方が非常に重要です。投資においても非常に役立つと思うので、気になる方はぜひYouTubeをチェックしてみてくださいね。

③日本一の株トレーダー「BNF」さん

株のトレーダーとして日本でもっとも有名なのが、「BNF」さんです。同氏は過去に自身のトレード方法として、過小評価されている銘柄と相関性の高い銘柄を使った売買する手法を挙げています。

具体的には、鉄鋼系の銘柄であれば他の銘柄が上がっているのに、相関性がある銘柄で過小評価されている上がっていない銘柄をピックアップします。過小評価されている銘柄は他の相関性のある銘柄と同様にその後上昇していく可能性が高いと考え、その銘柄を購入して売却することで利益を出すという手法です。

また、損切りについては明確な水準を定めていないようで、想像以上に損失が出てしまった時に損切りを行うとしています。

トレードスタイル別の勝ち方

続いて、トレードスタイルごとの取引のコツや勝ち方を見ていきましょう。トレードスタイルの悩みは、初心者を中心として多くの投資家が抱えているポイントの1つです。もしあなたが勝てないのであれば、そもそも使っているトレードスタイルが間違っている可能性もあるでしょう。

FXには大きく分けて4種類の代表的なトレードスタイルがありますが、スタイルごとに意識しておきたいポイントやどんな人に向いているのかは異なります。そうした点を中心に、下記で確認していきましょう。

①スキャルピング

スキャルピングは数秒や数分といった、超短期間でトレードをする取引のことです。小さな勝ちをたくさん積み重ねていくことで利益を出すことが、スキャルピングのスタイルでの投資におけるコツともいえます。

基本的に使う時間足は1分で、スキャルピングではレバレッジも高めに設定して資金量を多くしてトレードをすることが重要です。また、トレンドの転換前にはtickで表示した時に上下の三角形を作る時があります。このサインが見えたらトレンド転換の可能性が高いので、逆側のポジションを持ち利益を狙ってみても良いでしょう。

スキャルピングは常にチャートを見ていなければならず、資金量も豊富に必要であることから、専業トレーダー向けの手法となっています。初心者の方には基本的におすすめできません。FXで勝てないと悩んでいる人でスキャルピングを行っているのであれば、まずはスキャルピングを辞めてみることからスタートしてみましょう。

②デイトレード

デイトレードは1日の間に取引を完結させるトレードスタイルです。ポジションを翌日に持ち越すようなことはせずに、必ず当日中にすべて決済します。デイトレードの魅力として、初心者でも仕事が休みの休日などに取り組みやすい点が挙げられます。また、相場がその日に上下のどちらに動くかを予想するだけで利益を狙えるので、手法としてもシンプルです。

具体的な読み方としては、直近の底値や高値を意識したトレードがおすすめです。たとえば、底値に価格が近づいてきたらロングでポジションを保有し、ある程度利益が出た段階で当日決済します。翌日にポジションを持ち越さないことで、利益を伸ばすのは難しいですが、価格変動による損失リスクも減らすことができるのです。逆に直近の高値に近づいてきたら、ショートでポジションを保有しても良いでしょう。

中途半端な価格帯でエントリーすると、デイトレードの場合思ったように利益を出すことができないため、こうした底値や高値を意識したトレードがおすすめです。もちろん、損切りはどちらも必ず入れた状態でトレードを行うようにしましょう。

③スウィングトレード

スウィングトレードは数日や数週間といった中期的にトレードを行う手法のことです。もっとも一般的な取引手法であり、初心者からプロまでさまざまな投資家が採用しているトレードスタイルでもあります。

スウィングトレードにおけるコツは、とにかく大きな流れを掴んで取引をするということです。ローソク足も5分や10分など短めの足は使わずに、1時間、4時間、日足などを使っていきましょう。スウィングトレードで大事なのは、短期的な流れを読み取ることよりも長期的な流れを読み取ることです。トレンドを見極めてその流れに乗ることで利益を狙っていくのですが、価格の変動率も大きくなるため、できるだけ資金量は抑えてポジションを持つよう心がけましょう。

また、エントリータイミングにはMACDやRSIなどのインジケーターを積極的に活用し知ていきましょう。適切なタイミングでエントリーすることができれば、スウィングトレードではそこまで大きな負けは起こりません。

ダウ理論から考るトレンドの見極め方

100年以上も投資家から使われている理論に、ダウ理論というものがあります。ダウ理論において、トレンドの定義は以下のようになります。

・上昇トレンド:高値も底値も切り下がっている状態

・下落トレンド:高値も底値も切り下がっている状態

スウィングトレードで大きな流れを見極める際は、上記の定義を使いましょう。また、これらの定義はエントリー後に逆のトレンドが発生した際の見極めにも繋がります。たとえば、上昇トレンドが発生していロングでポジションをエントリーした後に、下落トレンドにつながるチャートの動きが出てきたとしましょう。この定義を知っておけば、それによってポジションを決済し、トレンド転換に巻き込まれて損失を出すこともなくなるのです。

また、ダウ理論ではトレンドは相互で確認される必要があるという考え方もあります。相関性の高い銘柄を確認して、その銘柄でもトレンドが同じように出ていれば、より確証の持てるトレンドであるといえるでしょう。

④長期トレード

長期トレードはスウィングトレードと同様に、初心者からプロまで行っているトレード方法の1つです。長期トレードはチャートを読み解く力よりも、より広い視点でファンダメンタルなどを判断する必要があります。

たとえば、2019年はアメリカの短期と長期の国際の金利が逆転する逆イールドが発生しています。一般的に逆イールドが発生したあとは、通貨や株価も大きく上昇しますが、その後に一気に暴落し、世界的な景気後退や不況になります。これは、過去50年の歴史を振り返ってもほぼ100%の確率で発生しています。また、この一連の流れは1〜2年ほどのスパンで発生します。

仮にあなたが1年ほどのスパンで長期トレードを考ていたとすれば、このタイミングでポジションを保有するのは危険です。なぜなら、逆イールドが発生すると一時的に通貨の上昇が起こるからです。もしトレードをするのであれば、大幅な上昇が終わった後の下落タイミングを狙って長期トレードのポジションを持つと良いでしょう。

逆をいうと、逆イールド後の上昇を狙って一時的にスウィングトレードをしてみても良いかもしれません。これによって、上昇と景気後退の下落の2回にわたって利益を狙っていくことができるのです。

まとめ

以上、FXの勝ち方について解説してきました。今回紹介したように、FXに限らず投資で勝てない人は、まずは勝ち続けているプロの投資家のマネをしてみることから始めてみましょう。投資の世界では共通する成功者の法則が数多くあり、それを実践することによってFXにおいても勝率を高めていくことができます。たとえば、ウォーレンバフェット氏の投資ルールは株の世界におけるものですが、どの投資のルールにもあてはめることができます。

いっぽうで、FXトレードには注意しておきたいリスクもあります。具体的には、ハイレバレッジで資金量をギリギリまで引き上げた取引などがそれに該当するでしょう。こうした取引は自分の資産を一度に大きく失いかない危険な取引です。特に2019年はアメリカ国際の逆イールドも発生しており、今後数年の間で大幅なドルの価格調整が起こる可能性が高くなっています。

冷静に相場を見極めて、常に適切な資金量でトレードをすることを忘れずに取り組んでいきましょう。

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