海外旅行保険はクレジットカードなら無料?おすすめカード付帯の海外旅行保険5選!

SHARE

海外旅行に行く時に気になるのが、万が一に備える保険です。海外では、国内のように公的医療保険が使えませんので、各自で保険に加入しておく必要があります。

そこで出張や短期の旅行であれば、クレジットカード付帯の海外旅行保険にて年会費無料で安心の保証をつけることが可能です。それぞれのカードでは、保険以外でも何かと便利な機能やサービスがついていますので、この機会に自分に合ったカードを選んでおきたいものです。

今回は年会費無料で利用できる、海外旅行保険付帯のおすすめのクレジットカードをご紹介していきます。海外旅行の予定がある方は、ぜひこの機会に検討してみて下さい。

海外旅行保険

海外旅行の予定がある方は、パスポートを用意したり、宿泊先や航空チケットを予約したりと事前に用意しておくことがたくさんあります。中でも、必ず加入しておきたいのが海外旅行保険です。

海外では、国内の公的医療保険を利用することができませんので、いざ病気やケガで病院に行く際には高額な医療費がかかってしまいます。海外旅行保険に加入しておけば、万が一の時でも医療費が支給されるので安心です。

他にも海外旅行保険では、盗難や航空機の遅延による損害などの補償もついており、加入しておくだけでとても心強いものです。

最初に海外旅行保険ではどのようなケースを補償してくれるのかを確認しておきましょう。

海外旅行保険の基本補償

海外旅行保険の基本補償は、その保険プランによって異なりますが、大まかには4つの補償が基本となります。

  • 死亡・後遺障害
  • ケガ・病気
  • 損害賠償
  • 盗難・破損
  • 救援者費用(現地に家族や救援者が駆けつける費用)

その他の補償

その他の補償として、

  • 航空機遅延費用→航空機の遅延に伴う宿泊代など
  • 航空機手荷物補償→手荷物の紛失や遅延に対する補償
  • 旅行キャンセル費用→やむを得ない事情での旅行のキャンセルにかかる費用
  • 家族特約→家族会員ではない家族の方への補償

など、保険会社やクレジットカードの付帯内容によって、その他の補償に関しては含まれるもの含まれないものとあり、それぞれの要望に応じて必要と思える補償を選ぶ必要があります。

クレジットカード付帯保険でもよい?

各保険会社は海外旅行保険を提供しており、要望に合った補償内容を選び数日からでも保険に加入することが可能です。しかし、わざわざ保険料を払って保険会社の保険プランに加入せずとも、保険付帯のクレジットカードを発行すれば海外旅行保険を利用することができるのです。

年会費無料のクレジットカードを選べば、費用をかけずに保険に加入できるだけでなく、お得なポイント還元・特典・サービスを受けれるメリットもあります。

ただ、年会費無料のクレジットカード付帯の保険は、保険金額や補償内容に限界があります。ゴールドカードやプラチナカードなどとランクを上げればより手厚い補償を受けれるのですが、その分割高な年会費がかかってしまいます。

保険付帯を目的にカードをつくるのであれば、無料で加入できるものを探したいと思われる方は多いでしょう。年会費無料で海外旅行保険が付帯のカードはいくつかあります。同じ年会費無料のカードであっても保険の詳細は異なりますので、それぞれのカードの補償内容をしっかりと確認しておくことが大切です。

では、ここで年会費無料のカード付帯の保険と保険会社で加入する保険の大きな違いを確認しておきましょう。

カード付帯の保険の特徴

  • 基本補償の内容が限られている
  • 支給される保険金の上限が限られている
  • その他の特約がつけれない場合がある
  • 補償期間は最長で90日となる
  • キャッシュレス診療ができない場合がある

といった点が保険会社で加入する保険プランとの大きな違いになります。

一般の保険プランとの違いを理解したうえで、海外旅行保険プランを提供しているクレジットカードを選ぶのであれば、状況によってはカード付帯の保険でも安心だといえるでしょう。

2枚持っていると心強い

カード付帯の海外旅行保険の場合は、支給金額の上限が一般の保険プランよりも低くなってしまいます。そこで、海外旅行保険の場合、複数の保険会社への合算請求が可能ですから、不安な方は2枚を併せ持つことで、十分な補償を受けることができます。

自動付帯と利用付帯に注意

また、クレジットカードの海外旅行保険の大きな特徴として、自動付帯と利用付帯があるので注意する必要があります。

自動付帯→旅行に出発した時点から、自動的に保険が適用されるもの

利用付帯→旅行関連の支払いを行った時点から保険が適用されるもの

保険付帯だからと安心していても、そのカードが利用付帯でカードを使わずにいた場合は、保険の対象とはならないのです。

その他特典やサービスも考慮したい

さらに、クレジットカードの種類によって便利でお得に使える特典やサービスが異なります。旅行関連のサービスが割引になったり、ショッピングにポイント高還元が適用されたりと、それぞれのカードの提携先も調べておきましょう。

旅行以外の時でも役に立つサービスが利用できれば、なおさら嬉しいですよね。

海外旅行保険付帯のおすすめカード5選!

では、実際にどのような保険付帯のクレジットカードがあるのでしょうか。

それぞれの要望に合ったものを探して頂けるよう、海外旅行保険付帯のおすすめカード5選をご紹介いたします!

※年会費無料のカードにて手厚い補償が受けれるものを厳選してみました。カードの申し込みには、時期によって各種キャンペーンが用意されていますので、事前にチェックしておきましょう。

楽天カード

楽天市場、楽天スーパーポイントでお馴染みの楽天のクレジットカードです。国内でのネット通販やショッピング、提携先や加盟店が多くてお得に利用できるのが楽天カードのメリットです。Mastercard、VISA、アメリカンエキスプレス、JCBの4つのブランドから選べます。

年会費:無料

保険の種類:三井住友海上火災 海外旅行傷害保険(利用付帯)

利用条件→出国前に航空券やパッケージツアー、交通費などの料金を支払うことが条件です。

楽天カードの海外旅行傷害保険の補償

【死亡・後遺障害】最高2,000万円
【傷害治療費用】1事故に対して200万円
【疫病治療費用】1疫病に対して200万円
【救援者費用】1旅行中で200万円
【個人賠償責任】2,000万円
【携行品損害】20万円/1品につき最大10万円
【キャッシュレス診療】提携先の病院にて可能

※楽天カードの海外旅行保険はこちらから

その他お得な特典・サービス

楽天カードは利用する度に100円につき1ポイントが付与される、高還元カードの1つで1ポイント1円として利用できます。楽天市場ではポイント3倍など楽天関連のサービスはもちろん、その他加盟店での利用でもポイント2倍でポイントがどんどん貯まる仕組みです。

旅行で便利なサービスとして、楽天トラベル、Wi-Fiレンタル、海外レンタカー、手荷物宅配、お土産宅配などが優待割引にてお得に利用できます。

※楽天カードの詳細はこちらから

三井住友カード・クラシックA

 

手堅い大手金融のクレジットカードとして、信用度が高い1枚が三井住友カードです。三井住友カードは保険サービスが充実していることが大きな特徴です。海外旅行保険の補償で選ぶならクラシックAがおすすめ。リボ払いにすることで年会費を無料にできます。VISAかMastercardから選べます。

年会費:初年度無料、次年度からリボ払いの利用があれば無料

保険の種類:三井住友海上火災 海外旅行傷害保険(自動・利用付帯)

利用条件→基本的に自動付帯ですが、死亡・後遺障害の保険金は自動付帯と利用付帯で金額が異なります。

三井住友カードの海外旅行傷害保険の補償

【死亡・後遺障害】最高2,000万円(自動付帯300万円、利用付帯1,700万円)
【傷害治療費用】1事故の限度額100万円
【疫病治療費用】1疫病の限度額100万円
【救援者費用】1年間の限度額150万円
【個人賠償責任】1事故の限度額2,500万円
【携行品損害】1旅行の限度額20万円(自己負担3,000円)
【キャッシュレス診療】一旦立て替えかキャッシュレス診療の依頼どちらか

※三井住友カードの海外旅行保険はこちらから
https://www.smbc-card.com/nyukai/pop/hoken_kaigai.jsp

その他お得な特典・サービス

三井住友カードの会員になると、ポケット保険という様々な補償を月額40円から自由に選ぶことができます。入院補償・通院補償、ゴルフ保険、自転車保険、旅行キャンセル保険などから要望に合わせて追加することが可能です。また、カードを利用するごとにVポイントというポイントが貯まり、アマゾン、楽天、nanacoなどに交換できます。

国内外を問わずカードで購入した商品の盗難・破損に対して最大で100万円の補償がついているので安心です。

※三井住友カード・クラシックAの詳細はこちらから

JCB CARD W

JCB カードは高還元率で人気があるカードの1つで、JCB CARD Wでは海外旅行保険の補償が充実しています。39歳以下の方は年会費は無料でお得に利用して頂けるのが魅力です。

年会費:無料(39歳まで)

保険の種類:損保ジャパン日本興亜、海外旅行傷害保険(自動付帯)

利用条件→保険の手続きはいっさい必要ありません。出国前日から入国翌日までが補償期間となります。

JCB Wカードの海外旅行傷害保険の補償

【死亡・後遺障害】最高2,000万円
【傷害治療費用】1回の事故につき100万円限度
【疫病治療費用】1回の病気につき100万円限度
【救援者費用】100万円限度
【個人賠償責任】1回の事故につき2,000万円限度
【携行品損害】1旅行20万円、保険期間中100万円(自己負担3,000円)
【キャッシュレス診療】キャッシュレス診療も選べる

※JCB Wカードの海外旅行保険はこちらから
https://insurance.jcb.co.jp/additionalhokennologin/init?attend_group_no=00005&attend_group_type=1&card_name=JCB+CARD+W

その他お得な特典・サービス

ポイントの還元率では常にトップクラスのJCBカード。さらに、定期的に非常にお得な新規入会キャンペーンを行っているのが大きな特徴です。直近のキャンペーンでは2019年12月までのお申込みにて、3か月間の利用にはポイント10倍が適用されます。

他にもスターバックス、アマゾン、セブン-イレブン、楽天などでポイントが数倍、ANAマイルも貯めることができます。通常の還元率は0.5%ですが、ポイントアップ企画が頻繁に行われますので、平均的な還元率は1.0%~1.5%ぐらいです。

※JCB CARD Wの詳細はこちらから

EPOSカード

EPOS(エポス)カードは丸井グループが発行するクレジットカードで、最短で即日発行が可能なことで定評のあるカードの1つです。トラベル、飲食、ショッピング、遊園地と提携店舗は約10,000店以上と豊富です。ボーナスポイントも充実しており、ポイント2倍~30倍にて利用できることが大きなメリットです。

年会費:無料

保険の種類:三井住友海上火災、海外旅行傷害保険(自動付帯)

利用条件→保険の手続きはいっさい必要ありません。

EPOSカードの海外旅行傷害保険の補償

【死亡・後遺障害】最高500万円
【傷害治療費用】1事故につき限度額200万円
【疫病治療費用】1疫病に対し限度額270万円
【救援者費用】1旅行につき100万円
【個人賠償責任】1事故につき2,000万円
【携行品損害】1旅行20万円
【キャッシュレス診療】一旦立て替えかキャッシュレス診療のいずれか

※EPOSカードの海外旅行保険の詳細はこちらから
https://www.eposcard.co.jp/benefit/oversea/insurance.html

その他お得な特典・サービス

EPOSカードではトラベルサービスが充実しています。HIS、日本旅行、楽天トラベル、エクスペディア、Yahooトラベル、じゃらんなどがポイント3倍~10倍でお得に利用できます。他にも、ペット用品や日比谷花壇、BODY SHOPなどEPOSならではの提携先があることが大きなメリットです。

成田空港、羽田空港近辺のパーキングが特別割引料金で使えるのが嬉しいですね。

※EPOSカードの詳細はこちらから

LIFEカード

最後に、学生におすすめのLIFEカード(学生専用)をご紹介したいと思います。社会人でなくとも、ショッピングや旅行・趣味やサークルなどと何かと出費の多い方を支援するクレジットカードです。卒業後も引き続き使えて、学生の特典が多いLIFEカードなら初めのカードでも安心です。

年会費:無料

保険の種類:LIFEカードLIFE DESK(各種保険代理店)、海外旅行傷害保険(自動付帯)

利用条件→保険の手続きは一切必要ありません。

LIFEカードの海外旅行傷害保険の補償

【死亡・後遺障害】最高2,000万円
【傷害治療費用】200万円
【疫病治療費用】200万円
【救援者費用】200万円
【個人賠償責任】2,000万円
【携行品損害】20万円(自己負担3,000円)
【キャッシュレス診療】キャッシュレス診療も選べます

※LIFEカードの海外旅行保険はこちらから

その他お得な特典・サービス

LIFEカードは新規入会のキャンペーンにて、カード発行で2,000円相当、ショッピングの利用で11,000円相当、トータルで最大12,000円相当のポイントプレゼントがあります。(時期によって詳細は異なります)ポイントモールを利用するとポイント2倍~25倍で還元、さらに海外旅行先でカードを利用するごとに5%の金額がキャッシュバックされます。

また、携帯利用料金の決済に利用した際には毎月10人に1人の確率でAmazonギフト券が抽選で当たります。旅行関連の提携先は約50件と豊富なのが魅力です。

※ライフカードの詳細はこちらから

※併せて国内旅行保険に関する記事もご覧いただけます。

※長期で留学をお考えの方はこちらを参考にして下さい。

まとめ

比較的治安がよく、公的医療保険の利用が可能な国内での生活とは異なり、海外に渡航する際には様々なリスクが生じてしまいます。

単純に生活環境が変わることから病気になってしまったり、海外へ渡航するという楽しさから思いがけないスキをつくってしまったりと、普段よりも病気や事故などのトラブルのリスクは高くなります。そこで、万が一に備えるためにも海外旅行では海外旅行保険への加入が欠かせません。

海外旅行保険は保険会社によって様々なプランがあり、費用も一定額かかるのですが、クレジットカードの付帯保険を無料で利用する方法も選択肢の1つとなります。年会費が無料、保険料ゼロ円でカードの海外旅行保険を利用しない手はないといえます。

補償内容が不安な方は、保険付帯のカードを2枚持つことで合算請求も可能ですし、あるいは、カードの種類によっては特約として補償を追加することもできます。

いずれにしても、航空チケットを購入したり、ホテルを予約したりと、オンラインのカード決済を利用する方は多いでしょう。さらに現地にて、飲食やショッピングにカードを利用することを考えれば、旅行を機に保険付帯のクレジットカードをつくっておいた方がトータル的にお得で便利です。将来的には、ゴールドやプラチナカードにて旅行関連の特典をグレードアップさせることもできます。

カードによって、海外旅行保険の補償内容やその他の特典やサービスも異なります。旅行だけでなく普段の生活でも役に立つカードを選ぶことが保険付帯のカード選ぶ際のポイントとなるでしょう。ぜひ、今回の記事を参考に、それぞれの状況に合った海外旅行保険付帯のカードを見つけて頂ければ幸いです。

 

コメントを残す