国内旅行で安心お得な保険はどれ?年会費無料の保険つきクレジットカード5選!

国内旅行に行くなら、国内旅行保険に加入しておけば万が一の時でも安心です。国内旅行保険は、各保険会社にて様々な補償が選べる保険プランに1日単位での加入ができますが、この機会に旅行保険が付帯のクレジットカードをつくっておくのも選択肢の1つです。

クレジットカード付帯の国内旅行保険なら保険料を支払う必要もなく、その他お得なショッピングや宿泊予約の特典などもついていて便利に使って頂けます。

国内旅行保険が付帯しているクレジットカードはいくつかあり、カードの種類によっては年会費が若干高いものもあります。そこで、今回は年会費無料の旅行保険つきのクレジットカードをご紹介します。ぜひ、旅行計画を立てる際に参考にして下さい。

国内旅行保険

旅行保険といえば、海外旅行の時に必要だと思われる方もいるでしょうが、国内の旅行でも旅行先でどんなトラブルが待ち受けているかは誰にもわからないことです。海外に比べれば、トラブルのリスクは少ないのですが、やはり万が一に備えておくことで、安心して旅行を楽しむことができます。

まずは最初に国内旅行保険ではどのような損害を補償してくれるのかを解説しましょう。

国内旅行保険の基本補償

保険プランによって基本となる補償は異なるのですが、国内旅行保険の最も代表的な補償は3種類あります。

  • 病気やケガによる医療費の補償
  • 携行品の盗難・破損に対する補償
  • 他人へ損害を与えた際の賠償責任の補償

ひとまずは最低でも、この3つの補償は国内の旅行でもつけておきたいものです。医療保険や自動車保険、火災保険などで、これらの補償がカバーできる場合もありますので、すでに何か保険に加入している方は補償の内容を調べておきましょう。

※本人が国内旅行保険に加入することによって、家族全員に適用される旅行保険もありますので、加入の際には確認が必要です。

その他様々な補償

国内旅行保険では、他にも旅行の際に起こりがちな様々なトラブルに対応することが可能です。

  • 死亡補償→本人(または家族の一員)が死亡した時に保険金が支給
  • 後遺障害補償→旅行中の病気や事故から後遺障害に至った際の補償
  • 救援者費用→病気や事故の際に、家族や救援者が旅行先に駆けつける際の費用を補償
  • 留守宅家財盗難保険→旅行で留守になる自宅の家財が盗難にあった際の損害補償
  • 航空機遅延補償→航空機が遅延した際の損害を補償

など、それぞれの要望に応じて補償を選ぶことができます。

クレジットカード付帯の保険でもよい?

クレジットカードには、医療保険や旅行保険が無料で付帯されてあるカードがいくつかあります。せっかくならば、旅行の際にショッピングやその他様々な特典が利用できるカードを1枚持っておくと今後も何かと便利です。

クレジットカード付帯の国内旅行保険は、保険会社で加入する保険プランとは違うのでしょうか。

カード付帯の保険の特徴

カードの種類やランクによって、付帯されてある保険の内容は異なります。ゴールドカードやプラチナカードなど年会費が高くなるごとに、補償の内容は充実していく傾向にあります。

一般のカードの場合、旅行保険の基本補償として病気やケガ、携行品、他人への損害賠償のいずれかが適用できる場合が多く、支払われる保険金額や補償できる内容が限定されているのが大きな特徴です。

足りないと思える補償を保険会社にて補足的に加入する方法もありますし、複数の保険付帯付きのカードを持つことで補償内容を充実させることが可能です。

あるいは、国内旅行の場合は海外に比べてトラブルのリスクは低くなるため、最低限の補償だけつけておきたい方にとってはクレジットカード付帯の保険がおすすめです

とくに、1日~数日程度の短期旅行であれば、わざわざ保険会社の保険に加入しなくともよい、と思われる方は多いでしょう。そのような時に、クレジットカード付帯の保険が大きく役に立ちます。

※ただし、補償内容や保険金額には限界がありますので、それぞれで判断することが大切です。

利用付帯と自動付帯の確認

クレジットカード付帯の国内旅行保険を利用する際には1つ注意しておくことがあります。カード付帯の保険には「利用付帯」と「自動付帯」の2種類があることです。

利用付帯とは

利用付帯とは、交通機関や宿泊料金の支払いなどで旅行に関わる費用の支払いにクレジットカードを利用した時点で、保険が適用となるケースです。知らずにいると、保険が使えると思っていても適用できないこともありますので注意する必要があります。

自動付帯とは

自動付帯とは、カードの利用状況に関わらず、家を出発した時点で自動的に保険が適用となるケースです。自動付帯では、勝手に保険の適用期間が開始となりますので安心ではありますが、カードの利用の有無によって補償内容や保険金額に差が出る場合があります。

その他の特典も重視したい

国内旅行保険が付帯のクレジットカードを選ぶ際には、その他の特典やサービスを調べておくことが大切です。

例えば、

  • 海外旅行保険も適用できる
  • 宿泊予約が割引になる
  • ショッピングがお得になる
  • 飲食サービスがお得になる
  • 日常的によく利用するお店・サービスが割引になる
  • ポイント還元率が高い
  • レンタカーが割引になる

など、クレジットカードによってお得に利用できるお店やサービスが異なります。それぞれの状況に合わせて、最も便利なカードを選ぶようにしましょう。

国内旅行保険/年会費無料のクレジットカード5選!

それでは、今回は国内旅行保険が付帯の年会費無料のクレジットカードをご紹介していきます。その他のお得な特典やサービスも合わせ解説してきいきますので、ぜひ、参考にしてみて下さい。

ビックカメラSuicaカード

ビックカメラ、コジマ、ソフマップでお買物される方や、Suicaをご利用の方に大変便利なのが「ビックカメラSuicaカード」です。基本的にSuicaビューカードの会員としてこのカードを発行することになります。クレジットブランドはVISAかJCBの2種類から選べます。

【年会費】初年度無料 年会費は初年度が無料で、次年度以降も前年度にSuicaビューカードの利用があれば無料です。

【旅行保険】国内旅行傷害保険(利用付帯)、海外旅行傷害保険(自動付帯)

国内旅行保険の詳細

保険の対象:保険の対象となるのは、本人会員と家族会員です。

保険の種類:付帯されてある保険は、東京海上日動火災保険の国内と海外の旅行保険です。

【補償内容】

国内旅行の事故による傷害が補償されます。補償の対象となる事故とは以下のようになります。

  • ビューカードを利用した公共交通機関での事故→電車、航空機、船舶など
  • 旅行イベントに参加中の事故→募集企画が行われた運送、宿泊施設などのサービス
  • 宿泊先での事故→ビューカードにて予約・支払いを行ったホテルや旅館内での事故

これらの事故に合った際には保険金が請求できます。

【保険金額】

  • 傷害死亡・後遺障害→最高1,000万円
  • 傷害入院→日額3,000円
  • 傷害手術→入院保険金の5倍~10倍
  • 傷害通院保険金→日額2,000円

※国内旅行保険の詳細はこちらからご確認頂けます。
https://www.jreast.co.jp/card/servicelist/pdf/insurance.pdf

その他特典・サービス

ビックカメラSuicaカードは、カードでそのまま支払うことも可能ですが、基本的にSuicaビューカードに現金チャージをして利用します。ビューカードに現金チャージする度にJRE1.5%ポイント還元がつきます。

さらに、ビックカメラ・コジマ・ソフマップでは10%のポイントがつくのです。ビックカメラなどで還元されるビックポイントはSuivaのチャージに使うことができます。通常のお買物でもポイント還元率は実質1%です。

Suicaが利用できるJR機関であれば、定期券や切符替わりにビューカードが使えて、日常でチャージする度にポイントがどんどん貯まりますのでJR東日本利用の方には見逃せないおすすめカードです。

※ビックカメラSuicaカードの詳細はこちら

定期的に数千円相当のポイントプレゼントなどのキャンペーンを行っていますので、詳しく調べてみましょう。

イオンSuicaカード

Suicaビューカード機能とイオンカードが合体したお得なカード「イオンSuicaカード」も国内旅行保険が付帯されています。ミニストップ、イオングループのWAON POINT・WAONポイントとJREポイントが同時に貯めれる最強のカードの1つで、VISA、Mastercard、JCBの3種類から選べます。

【年会費】無料 

【旅行保険】国内旅行傷害保険(利用付帯)、海外旅行保険(自動付帯)

国内旅行保険の詳細

保険の対象:Suicaビューカード会員本人、家族会員の方が対象で、イオンSuicaカードで切符や旅行関連サービスを支払った場合に限り、改札口なを入ってから出るまでの間の事故を補償

保険の種類:東京日動海上火災保険

【補償内容】

改札口に入ってから出るまでの間に起きた事故が対象で、その他にも旅行イベント企画に参加中の時や、宿泊先での事故によって医療費が必要な際に保険金が支給されます。

【保険金額】

  • 死亡・後遺障害→最高1,000万円
  • 入院→日額3,000円
  • 手術→1万5千円~3万円
  • 通院→日額2,000円

※国内旅行保険の詳細はこちらからご確認頂けます。
https://www.jreast.co.jp/card/servicelist/pdf/insurance_aeonsuica.pdf

その他特典・サービス

イオンSuicaカードは、Suicaビューカード搭載のカードですのでJR東日本、東海地区、関西地区、全国の提携先の交通機関で利用できます。インターネットから特急や新幹線のチケット予約、ホテルの割引サービス、駅レンタカーが優遇料金にて利用可能です。

カードを利用するごとに貯まるWAON POINTはSuica電子マネーに交換することができます。また、イオングループでのお買物には200円で2ポイント、通常のお買物では200円で1ポイントが貯まります。さらに、毎月20日と30日はイオングループ店舗にて5%引き、他にもポイント2倍デーや加盟店でポイントアップなどポイントがどんどん貯まる仕組みになっています。

※イオンSuicaカードの詳細はこちら

イオンSuicaカードでは、20%キャッシュバックやポイントプレゼント、イベントやお食事優待などのキャンペーンを開催しています。申し込み前に調べてみましょう。

REXカード

次にご紹介したい国内旅行保険付帯のクレジットカードは「REXカード」です。REXカードはジャックスが提供するカードで、ポイント還元率が1.25%と高還元で人気のあるカードの1つです。

【年会費】無料 

【旅行保険】国内旅行傷害保険(利用付帯)、海外旅行傷害保険(自動付帯)

国内旅行保険の詳細

保険の対象:REXカードの本会員または家族会員の方。旅行関連の費用をカードで支払った場合に保険が適用されます。

保険の種類:損保ジャパン日本興亜

【補償内容】

  • 公共交通機関を利用中のケガ
  • 宿泊施設内における火災・破裂・爆発によるケガ
  • 募集型のツアーに参加中のケガ

【保険金額】

  • 死亡→1,000万円
  • 後遺障害→30万~1,000万円
  • 入院1日につき→5,000円
  • 手術(1事故1回)→5万円~20万円
  • 通院1日につき→3,000円

※国内旅行保険の詳細はこちらからご確認頂けます。
https://www.jaccs.co.jp/service/cardservice/travelservice/kokunai/travelinsurance/

その他特典・サービス

REXカードの利用で貯まったポイントは、Jデポに交換することで現金キャッシュバックが適用されます。クレジットカードの支払いに充てることも可能です。

価格ドットコムの利用時には、安心支払いサービスにてカード情報を入力せずに決済できるので安心です。さらに価格ドットコムのこのサービスを利用した際にはポイントが1.50%還元されます。また、リボ払いにすることで1.75%と高還元になるのが魅力です。用途に応じて24時間利用可能なキャッシングサービスが活用できるのも便利です。

※REXカードの詳細はこちら

セディナカードJiyu!da!

SMBCグループの「セディナカードJiyu!da!」でも国内旅行傷害保険が付帯されています。ポイントアップの対象となる店舗が多いことがセディナカードの大きな特徴です。JCB、VISA、Mastercardの3種類から選べます。

【年会費】無料 

【旅行保険】国内旅行傷害保険(利用付帯)

国内旅行保険の詳細

保険の対象:セディナカードの本会員または家族会員の方。事前にカードでの支払いがあった際の旅行が対象となります。

保険の種類:三井住友海上保険

【補償内容】

  • 公共交通機関を利用中の傷害
  • 宿泊施設の火災・爆発・破裂による傷害
  • 募集型企画旅行に参加中の傷害

【保険金額】

  • 死亡・後遺傷害→最高1,000万円
  • 入院→日額2,000円

※国内旅行保険の詳細はこちらからご確認頂けます。
https://www.cedyna.co.jp/use/hoken/pdf/om_hoken.pdf

その他特典・サービス

セディナカードは全国のセブン-イレブン、イオングループ、ダイエーの利用の際にポイントが3倍つきます。他にも、宇佐美グループのガソリンスタンドにてポイント3倍、藤田観光グループの利用でポイント5倍です。また、セディナカードにて購入した商品の盗難・破損に保険が購入日から180日間適用されるので安心です。

セディナポイントモールでは、楽天トラベル、Yahooトラベル、じゃらん、一休.comなど旅行関連の加盟店が多く、最大でポイント21倍までアップしますので大変お得です。

※セディナカードJiyu!da!の詳細はこちら

JALマイルカードnavi

国内旅行保険付帯のクレジットカードとしてもう1つご紹介しておきたいのが、学生専用の「JALカードnavi」です。カードの名称通り航空サービスに便利なマイルが貯まりますので航空機をよく利用する学生の方におすすめです。Mastercard、JCB、VISAの3種類から選べます。

【年会費】在学期間中は無料 

【旅行保険】国内旅行傷害保険(自動付帯)、海外旅行保険(自動付帯)

国内旅行保険の詳細

保険の対象:JALカードの本会員のみ

保険の種類:JALUX保険サービス

【補償内容】

日本国内の国内線航空機、その他公共交通機関の利用中のケガ、宿泊を伴う企画旅行参加中のケガ、宿泊施設の火災・爆発・破裂によるケガが補償されます。

【保険金額】

保険金が支給されるのは、死亡と後遺障害の2点のみとなり、最高で1,000万円が補償されます。

※国内旅行保険の詳細はこちらからご確認頂けます。
https://jalcard.jal.co.jp/sp/function/navi_domestic.html

その他特典・サービス

JALカードnaviは学生ならではの特典が豊富です。カードを利用するたびに100円に1マイル貯まり、6,000マイル以上から特典航空券に交換することができます。学生のみに適用される特典航空券にて、通常の半分以下のマイルで航空チケットがゲットできるのが魅力です。

また、語学検定に合格すると500マイルのプレゼントがあり、在学期間中はマイルの有効期限は無期限となります。卒業祝いもついていて、卒業後にJALカードを継続した際には2,000マイルがプレゼントされます。

※JALカードnaviの詳細はこちら

時期によって入会キャンペーンの内容は若干異なるのですが、入会、搭乗などで1,000マイル以上がプレゼントなどお得な特典がつきます。

カード付帯の保険だけでは不安な方

年会費無料で国内旅行保険が付帯されているカードは、ご紹介したようにいくつかあるのですが、中には補償が限定されているので不安だと思われる方もいるでしょう。

そんな時には、保険会社にて必要な補償のみを選んで、1日単位で補足的に加入する方法もあります。保険料が比較的安価なもの、自分で自由に組み合わせができる保険プランを最後のまとめとしてご紹介しておきましょう。

など、少額・超短期にて加入できますので詳細をご覧になってみて下さい。

まとめ

今回は年会費無料で利用できる、国内旅行保険付帯のクレジットカードを5つご紹介しました。これらのカードは、年会費もかからずカードさえ作っておけば最低限の補償を受けることができます。

万全に補償をつけたい方は、保険会社の国内旅行保険プランに加入するか、あるいはゴールドカードやプラチナカードなどとカードのランクを上げるなど他の方法を検討する方がいいでしょう。

国内旅行だからわざわざ保険は必要ないと思われる方や、医療保険や火災保険・自動車保険などで自賠責・携行品盗難などが補償されてある方などにおすすめの方法です。ただし、航空チケットやJRやバスの予約、宿泊施設の予約などでカードで支払うことが条件になっている場合がほとんどですので注意して下さい。

他にも、選ぶカードによってお得に利用できる特典やサービスが異なってきます。それぞれの状況に応じて、旅行だけでなく日常におけるメリットも考慮することが保険付帯のカードを選ぶポイントになります。

普段のお買物や支払い、そして旅行の際の諸費用の支払いに今回ご紹介した保険付帯のカードを利用すれば、ポイントもどんどん貯まるうえに、安心も確保できるのです。年会費は無料のカードですから、この機会に1枚つくっておいても損はないといえます。

安心して旅行を楽しんで頂くためにも、ぜひ参考にして頂ければと思います。

 

 

 

 

 

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