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海外FXのデメリットはこんな感じです!海外FXを利用する前に絶対押さえるべきデメリットをここに紹介します

海外FX口座を利用する際、注意すべき点やデメリットってすごく気になるものだと思います。

実際に取引を始めてからも、国内FXの感覚が頭にありますと海外FXのその独特な雰囲気やルールなどについつい戸惑ってしまうものです。

海外FXのメリットについては別記事にて紹介しておりますが、安心・安全にトレードを行うことやしっかりと利益を出していくために、本ページでは海外FXでトレードする際のデメリットをいくつか取り上げてみます。

国内FXには無い海外FXの魅力を存分に引き出すために、デメリットについてもその知識を深めていくことをおすすめします。

スプレッドが広い

まず最初に取り上げるデメリットは、海外FXは国内FXと比べ通貨ペアのスプレッドが広く不利であることです。

これは、海外FX業者の主な収入源がこのスプレッドである事によるものであり、避けるのがとても難しい問題です。

「国内外FX業者におけるスプレッドの違い」(例)
(国内A社:YJFX!、海外B社:Land-FX LPボーナス口座、海外C社:IFC Markets Beginner -Floating口座)

通貨ペアスプレッド(国内A社)スプレッド(海外B社:変動あり)スプレッド(海外C社:変動あり)
米ドル/円0.3pips0.8pips0.5pips
ユーロ/円0.5pips1.3pips2.0pips
ポンド/円1.0pips1.7pips4.4pips
豪ドル/円0.7pips1.8pips2.8pips
カナダドル/円1.7pips1.9pips2.8pips
ユーロ/米ドル0.4pips0.8pips0.4pips
ポンド/米ドル1.0pips1.3pips0.5pips

また海外FXでは国内口座では見かけることのできないマニアックな銘柄が幅広く提供されています。

珍しい通貨ペアでのトレードが気軽に行えて重宝するのですが、そのようなマニアックなものほどスプレッドが広く経費負担がより重くのしかかってきます。

手数料口座の検討

スプレッドの広さをどうにかしたいという事でしたら、「手数料ありの口座」の利用を検討してみる手があります。

例えばLand-FXの「ECN口座」は以下のような非常に狭いスプレッド水準で取引が行えます。

「Land-FX ECN口座・LPボーナス口座 スプレッド比較」(変動あり)

通貨ペアスプレッド(ECN口座)スプレッド(LPボーナス口座)
米ドル/円0.3pips0.8pips
ユーロ/円0.2pips1.3pips
ポンド/円0.8pips1.7pips
豪ドル/円0.3pips1.8pips
カナダドル/円0.5pips1.9pips
ユーロ/米ドル0.6pips0.8pips
ポンド/米ドル0.5pips1.3pips

気になる手数料ですが、手数料は10万通貨の場合で往復(新規エントリー&決済)で7ドル(約770円)です。

こういった「狭いスプレッド & 取引手数料」という口座は多くの海外FX業者で提供されており、特に自動売買で多数の取引を行うトレーダーが活用しています。

Expert
海外FX口座では、手数料が無いスプレッド広めの口座と、手数料はかかるがスプレッドが狭い口座の2種類の口座を利用できる取引業者がほとんどで、他には各業者によって実に様々な仕様の口座が存在しています。

入出金に手間取る

取引口座への入金や、特に出金の手続きが国内口座と比べ面倒です。

理由としては、国際的に問題となっているマネーロンダリングや不正送金等に取引業者が対応しなければならないからです。

そして入出金手続きにおいて、特に最初の1回目の時に次にあげる書類(コピー)を取引業者に提出しなければなりません。

「入出金時に提出が求められる書類」(例)

  • 本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカード等写真付き身分証明書)
  • 住所確認書類(電気・ガス・水道等の請求書/領収書、電話料金請求書、その他居住が確認できる書類)
  • 海外口座への送金に利用した金融機関の利用履歴(銀行送金を利用した場合)
  • 入金時に使ったクレジットカードの両面コピー(カード入金利用時)

多くの顧客は上記書類をデジカメやスマートフォンのカメラで撮影し、取引サイトにあるアップロードページから送信します。

口座開設時に登録した氏名・住所と各書類のものとが完全に一致していなければ手続きが進みません。

それにより、光熱費を同居している別の家族名義で支払っている方ですと、入出金ができない可能性があります。

こういった場合、インターネットや携帯電話の請求書(領収書)など個人で契約しているものを提出書類にするのがポイントです。

ただ最近では紙の請求書等ではなくウェブ上でのみ発行されているケースがありますので、事前に取引業者に確認することが必要です。

取引ツール「MT4」に慣れるまで時間がかかる

出典:XM

MT4とは、海外FX取引で頻繁に利用されている取引ツールで、ほとんどの海外FX業者がMT4をメインプラットフォームとして導入しています。


出典:FxPro
(MT4メイン画面)

MT4なくして海外FXはありえない!

国内FXにおいては、各社で共通して使っているトレードツールといったものはあまり見かけませんが、海外FXではその事情が異なりどんな業者に行ってもこのMT4があるのです。

ですので好き・嫌いを問わずこのMT4に接していく必要が出てきます。

またMT4はかなりその雰囲気や使い方が外国人向けになっていて(ロシア製)、特に海外FX初心者であれば使い方をマスターするのに苦労するものです。

国内ツールは日本人が設計したツールですので、他のサービス分野と同様、顧客目線を非常に意識したその使いやすさと、操作マニュアルを読まなくても感覚的に操作方法が把握できるメニュー配置の分かりやすさなどがあります。

一方MT4は「カスタマイズ性能」に重点を置いていますから、FX初心者のためにこうした方がいいとか、または日本人トレーダーを念頭にこういうデザインにしてみようなどといった意識が薄いのです。

MT4を使いこなせるようになるには?

海外FXでのトレードにおいてMT4の存在を避けるのは賢明ではありません。

MT4の使い方をマスターするには、月並みな答えではありますが「とにかく使い倒す!」に尽きます。

MT4は上記画像のようにどこかいかめしく近寄りがたい雰囲気があります。

でも実は、同じような操作内容を複数のアイコンやメニューに分散させ、いつでもどこからでも定番操作ができるといった作りが見られます。

Expert
散りばめられたボタンの数ほど実は多くの操作メニューがある訳ではありません(スキャルピングに特化した場合)。

またチャート上で右クリックして表示させるメニューからかなり多くの基本操作を行うことができますので、まずはこの「右クリックメニュー」を中心にトライしてみることをおすすめします。


出典:FxPro
(MT4の右クリックメニュー)

トレード資金の保管状況がパーフェクトではない

信託保全が最強の資金管理形態

トレード資金の保管状況についてですが、「信託保全」と「分別管理」があります。

信託保全は、トレーダーの資金が取引業者の運営資金とは別の金融機関(信託保全)で管理され、もし業者に倒産や不正行為等が発生したとしてもトレーダーの資金には影響が及ばずその全額が守られるというものです。

そして分別管理については、トレーダーの資金と業者のものが別々の金融機関等に預けられているといった状態のみの保管方法です。

当然ですが海外FX業者にあっては信託保全を実施している取引業者の方が安全なのですが、実際にはこの信託保全を行っている取引業者には限りがあります。

「信託保全を実施している海外FX業者」

Land-FX、HotForex、FxPro、TickMill、FX Open、IFC Markets など

また取引業者は「金融ライセンス」という認証を取得している会社が多くあります。

これには色々なライセンスがあるのですが上記業者の場合、例えばFCA(イギリス金融行為監督機構)やCySEC(キプロス証券等委員会)といった信託保全が義務化されているライセンスを取得しています。

取引サイト上からこういったライセンスの取得状況を確認するのが安全性を高めるポイントです。

上級ライセンスを保有していない海外FX業者の場合

では上記ライセンスを取得しておらず分別管理にとどまる海外FX業者は完全に危険なのかと言いますとそうではありません。

この場合、その取引業者の営業年数が長かったり、業者表彰(コンテストの入賞)を何度も受賞していたり、又は顧客向けのFXセミナーやイベント等をよく開催しているなど、取引環境以外の付帯状況が優れているかどうかで判断していきます。

どこか頼りない業者の場合、提供しているサービスがトレードやボーナス等に関わるものばかりに限定され、営業状態に余裕のない所が見られます。

これでは口座資金の適切な管理に大きな期待を寄せることができません。

従って様々なサービスを提供しコンテストやイベント等他者との接触の機会を豊富に設けている海外FX業者の方が、第三者からの目も多く寄せられ、気配りもよく行き届いたサービス内容になっていき、資金管理状況も良好なものになっていくのです。

その他に、資金は特定の取引業者にばかり預けず複数業者で口座を開設し、手ごろな資金量で分散させるのもセキュリティ向上につながります。

結論としては、信託保全を実施していない海外FX業者を利用するにあたっては、ちょっとした工夫が必要になってくることを忘れないようにする事が重要です。

税金が高い

海外FXのトレードで得られた利益には税金が発生します。

簡単な説明の仕方になりますが、FX専業の方の場合は年間38万円以上の利益、会社勤めしている方では20万円以上の儲けが発生すれば確定申告の対象となります。

税率(所得税)の方ですが、年間で得た利益が195万円までが5%、以降利益が増えるにつれて最大で45%の税率になります。

さらに住民税が一律10%かかりますので、課税対象者の方には15%~55%もの税負担が発生することとなるのです。

「海外FXにかかる所得税の税率表」

出典:国税庁

税金を低く抑えるには?

ただ、年間330万円までの利益の場合は住民税と合わせ15%であり、これは国内FXにかかる税率20.315%よりも低くお得となっています。

サラリーマンの方が副業として制限をかけながら海外FXを行うケースや、国内外で分けてトレードするやり方であれば高い税率をモロに受けるようなことはありません。

また海外FX以外に国内の株やインデックス商品など税制がちょっと異なる分野に投資先を分けるといった方法でもいいです。

前年の成績が年間でマイナスとなってしまった場合にその損失分を翌年に繰越し控除を図る「繰越損失」は、残念ながら海外FXでは適用することができません。

税逃れはできるのか? 

海外での取引ですのでちょっとは頭によぎった方もいるのでは?

しかし銀行から取引業者へオンライン送金ができる昨今、金融機関においてはその入出金履歴がしっかり残ることや、マネーロンダリング対策等で銀行側も役所に対し全面協力の姿勢が強いことから、まずもって納税を逃れることはできません

またCRS(共通報告基準)という国際基準に則り、これに参加している国同士がお互いに金融口座情報等を交換しあうことで課税逃れを見逃さない工夫がなされています。

「CRS(共通報告基準)」

出典:国税庁

もはやどうやっても逃れることは不可能な状態となっています。

法的安全性が弱い

信頼関係が最も大切

海外FXは日本国外の取引業者において口座を開設しトレード等を行います。

海外FXはまぎれもなく金銭に関わる投資行為ですが、顧客と取引業者は互いに異なる法体系の中にいます。

従って利用規約や個人情報保護方針といったものを除き、共通の政府組織をバックボーンとした強力なルールが両者にはありません。

これにより導かれる事としては、顧客が任意の海外FX業者に対し目に見えない信頼をいかに寄せられるかにかかっているという事です。

金融ライセンスの実効性

上記で金融ライセンスについて少しお話しましたが、このライセンスと言えども実は万能なものではありません。

ライセンスはそのライセンス対象国やそこに住む国民に対して有効であるため、私たち日本人に何か不都合な事があった場合、対象国の顧客でないことから何の救いも得られない可能性があるということです。

そうなってきますと海外FXにおける金融ライセンスって一体なんなの!?と思われるかもしれません。

様々な視点から総合的な判断を行う

ライセンスの有無を海外FX業者の安全性の判断基準にする意味は、ライセンスそのものに価値を見出すものではないという事です。

そもそもどうやって海外FX業者の良し悪しを決めるのかですが、それには取引業者のこれまでの実績や現在提供されているサービス内容といった具体的な個々の事象から総合的に判断していくしかありません。

例えば先ほど上級ライセンスを持たない取引業者の場合は、コンテストの参加状況やその他サービスの品質等からその業者の実態を判断していくようにとお話しました。

この考え方は、FCAなどの有力なライセンスを取得している取引業者においても同じであり、この時FCAというライセンスはそういった総合判断の中の一材料に過ぎないという事なんです。

Expert
あくまでもFCAを持っている業者はポイントが高い方だね~、という程度の認識が望ましいです。

そしてライセンス取得状況や資金の管理体制、情報公開の充実度、取引における約定力、コールセンターの質などなどあらゆる事を踏まえて業者の安全性・信頼性を横断的に判断していきます。

その他海外FXのデメリットや注意点

他にも海外FXにおけるデメリットをいくつか紹介しておきます。

  1. 海外FX業者の所在地に実際に出向いて行くことが難しい
  2. サポートセンターにあまり力をいれていない所がある
  3. 国内FXでは見られない「入出金時の送金手数料」がかかる場合がある
  4. 取引サイト(ログイン前)の説明とログイン後の実際の内容が異なる場合がある
  5. ボーナスは出金させることができないのがほとんど

2.については、メール問い合わせの返事が遅い、日本語に対応しておらず英語でメールや問い合わせフォーム等を利用しなければならない取引業者が一部存在します。

ウェブサイト上の日本語表記については、日本語に対応している海外FX業者も多いのですが、あまり自然な日本語表記でない業者や、完全に英語表記の所もあります(日本人の口座開設はOK)。

4.は、これは特に大手の海外FX業者では世界中に数多くの顧客を抱え、ログイン前の説明は特定の国や地域に限定していないものとなっていることが原因です。

例えばとある電子送金サービスの場合、インドネシアではメジャーな送金手段であっても、日本人がユーザー登録できないサービスであったりします。

しかしログイン前のページでは全ての送金方法が記載されていたりしますので、後でこれは使うことができなかった!といった事態も少なくはありません。

なかなかこういった視点には気が付きにくいものですが、ある程度の失敗も経験しあまり完璧主義にはならず場数を踏んで海外口座を利用していく必要もあるのです。

そして5.(ボーナスの出金不可)ですが、海外FXでは盛んにボーナスの提供がなされていますが、取引にのみ使えるルールとなっている業者が圧倒的です。

ただ、もらえないよりははるかに有意義ですし中には入金額の50%~100%のボーナスを付与する取引業者も存在しますので、うまく活用すれば収益も大きくアップすることでしょう。

まとめ

海外FXにおける様々なデメリットにおいて、スプレッドの広さやMT4の操作感、入出金申請の面倒さは口座開設後すぐに誰にでも訪れる類のものです。

一方、資金の保管状況や取引業者との関係については普段あまり意識しないまでも、いざという時にその影響が懸念されてくる項目です。

特に後者の方に関係するトラブルはとても大きなインパクトが生じやすいものですので、こういった事にも普段から目をそらさず「一歩先行くトレーダー」を目指すことが後々いい結果を呼ぶこととなります。

ちなみに利益を継続的に上げていくやり方や相場分析については、国内外の違いにその優劣を求めるものではありません。

*海外FXに関する他の記事はこちら:

6弦
6弦
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FX投資歴6年、仮想通貨や海外取引業者でのハイリスクな取引経験も豊富です。
その他ネットオークションやポイントサイトといったネット系のお金稼ぎ術に精通しています。

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