旅行の費用を安くする方法は?ホテル代、交通費などの旅行節約術12選!

旅行は楽しいイベントですが、旅行の費用を安くできたらさらに嬉しいですよね。ホテル代や交通費など旅行の費用を安くする方法にはどんな方法があるのでしょうか。

旅行の費用をできるだけ抑えていくためには、ツアーよりも自分で計画を立てることが原則。事前に余裕を持って情報を調べて比較検討していくことが欠かせません。安さにこだわるあまり、不満足な旅行になっても費用が無駄になってしまいます。費用を抑えつつも充実した旅行にしていきたいものです。

今回は、満足できる旅行を計画しつつも旅行の費用を安くする方法、旅行節約術12選をご紹介しましょう。

旅行の費用は節約できる?

普段、節約を心に誓って経済的な毎日を送る人でも、時には気晴らしや自分の楽しみのためにお金を使うことも大切なことです。仕事に励んで、支出を抑えるための我慢や節制だけでは疲れてしまいます。

楽しみがあるからこそ、節約を実現し仕事も頑張ることができます。

連休を予定している方は、旅行も選択肢の1つ。そこで、大切なお金を自分のために使うわけですから、予算が限られている中でも思いっきり満足のいく旅行にしたいところです。

旅行にかかる費用

では、旅行にかかる費用にはどのような出費があるのか考えてみたいと思います。

  • ホテル代
  • 交通費
  • 食費
  • 観光地でのイベントやサービスにかかる費用
  • お土産代

旅行の主な出費は以上のようになります。

贅沢に使いたい費用

旅行の楽しみである、観光地での食事やイベント、サービスの利用はできるだけ余裕を持って利用したいものです。旅行先でどんなレストランを利用したのか、どんなサービスを利用したのかが、旅行の内容を大きく左右するものです。

食費とイベントやサービスの利用にかかる費用は予算の許す限り贅沢に使うべきです。

最小限に抑えるべき費用

では、旅行の費用の内訳にて最小限に抑えるべき費用とは・・・

ホテル代、交通費、お土産代の3つです。

これらの費用を節約することで、満足のいく時間を過ごしつつも旅行の費用を安く抑えることができます。

そこで、今回は節約すべき旅行費用として、ホテル代、交通費、お土産代の3つにテーマを絞ってご紹介していきます。

旅行の節約術/ホテル代5選!

さて、旅行をする際に最も重要となるのが宿泊先を決めることです。ホテル代を節約する方法から見ていきましょう。

メジャーなスポットを避ける

リゾート地、観光地でホテルを探す際には、メジャーな人気のスポットを避けることで、似たような内容でもホテル代を安くすることができます。

だからといって、あまりにも不便なところにホテルを探してしまうのも問題ですから、観光スポットの隣の町、周辺にホテルを探すといいでしょう。宿泊場所にこだわらない方であれば、観光スポットから距離があるほど宿泊費の相場は安くなるので探してみましょう。

まずは地図で周辺地域を確認する

おそらく、旅行先で滞在したい地域が何となく決まっている人は多いのではないでしょうか。

例えば・・・

  • ハワイや沖縄などの有名なビーチ近辺に泊まりたい
  • ○○温泉の近くに泊まりたい
  • 京都の観光スポットの近くに泊まりたい
  • ニューヨークのマンハッタンのど真ん中に泊まりたい

など希望する場所があると思います。

まずは泊まりたい地域の地図を用意しておきます。交通沿線なども地図上で確認できますから、この辺りなら少し遠いけど交通の便はいいななどと目安にすることができます。そして、気になる地域のホテル情報を比較検討していくことができます。

民泊を利用する

最近話題の民泊であれば、通常のホテルよりも格安の物件を探すことが可能です。他のゲストとシェアするタイプのドミトリー型・ゲストハウスであれば1人2000円以下でも泊まれます。

ただ、せっかくの旅行であれば最低でもプライベートは確保したいものです。個室タイプのアパートやマンションの民泊、戸建てタイプの民泊など様々なタイプの民泊から希望に合ったものを探すことが可能です。民泊なら宿泊料金の選択肢が拡がり、通常のホテルや旅館よりも2,000円ぐらい部屋もたくさんあります。

民泊サイトはこちら

国内・海外の民泊が探せるサイト

国内の民泊情報が豊富なサイト

格安ホテルを探す

民泊は基本的に一般の人の住宅を借りるタイプの宿泊施設ですから、不安だと思う方もいるでしょう。また、旅行をするなら、やはりきちんとしたホテルに泊まりたいという方もいるかもしれません。

そんな場合は、泊まりたい場所の周辺で格安ホテルを探してみましょう。リゾート向きのホテルと比較すれば、ビジネスホテルは泊まるだけ(寝るだけ)を目的にしたホテルが多くなりますから、格安の料金を提供しているホテルもあります。

格安ホテルサイトからネットで申し込むとお得

格安ホテル情報サイトからネットで申し込むと、クーポンやポイント、格安プラン、QUOカードプレゼント、サービスの優待券などがゲットできます。

少な目の人数で予約をしておく

もう1つのホテル代の節約術は、予定よりも少な目の人数で部屋を借りる方法です。ホテルのシングルに2人で泊まる、ホテルのダブルに3人、4人で泊まるなどです。ホテル、民泊でもこの方法は可能です。

ホテルの場合は、2人でシングルベットを使う場合には追加料金だけとなり、シングル×2あるいはダブルよりも安くできます。民泊の場合も、1人増えるごとにいくらと設定されてあります。

ただ、ホテルの場合はあらかじめ伝えておくと人数分の部屋を予約して下さいと注意される場合があります。その場合は当日ホテルに着いてから、実は予定が変わったので追加料金を払いたいとお願いすることが可能ですが、厳しいホテルだと別で部屋を取ってくださいとなる可能性もあります。

大きめのホテルでは追加人数がばれないことも

これはホテルに泊まる際の裏技となるのですが、大きめのホテルであれば人の出入りが激しいため、人数を偽ってもバレない場合があります。単にホテルの部屋に訪問で来る人もたくさんいますし、ロビーの人も交代したりしますから、誰がどの部屋に泊まっているのか完全に把握していないものです。

ロビーを通る時に別々でエレベーターに乗ればわかりませんし、大きいホテルや人の出入りが多いホテルでは、どの部屋に何の用できたのかをすべての人に尋ねることはありません。

万が一バレてしまった場合でも、泊まる予定でなかったけど泊まることになったといって追加料金を支払うことが可能です。ただ、最悪の場合は1部屋追加しなければならないリスクはあります。

車中に泊まる

これは多少ハードボイルドな宿泊方法ですが、部屋を借りずに車中に泊まる方法もあります。現地でレンタカーを借りて、格安の駐車場に停めるか、郊外など地域よっては無断駐車でも全く問題ない場合もあります。

寝心地が快適だとはいえませんが、車中で寝泊まりした経験がない方はいい旅の思い出になるでしょう。旅行先での移動も簡単で、交通費も節約できます。首や腰などが多少痛くなることもありますので、若い方におすすめの方法です。

旅行の節約術/交通費5選!

それでは次に宿泊費の次に欠かせないのが交通費です。旅行の節約術、交通費5選をご紹介していきます。

夜行バスで旅行を楽しむ

国内旅行であれば、旅行には夜行バスがおすすめです。

夜行バスは基本的に車中で眠ることになります。夜行バスなんて、と思われる方もいるかもしれませんが、暗闇を駆け抜ける夜行バスは非常にエキサイティングでロマンティック。以前から密かに人気がある旅行の交通手段の1つです。とくに地方の郊外では夜空の星もきれいで、深夜のインターチェンジもなかなか面白いものです。

夜行バスであれば東京~大阪間でも平日だとたったの2,3千円です。距離が遠くなると8千円ほどかかり場合もありますが、長距離では最も安い交通機関です。

日中がいい方は高速バスも安い

景色をじっくりと楽しみたい方は日中の高速バスがおすすめです。

高速バスなら、飛行機やJRなどに比べると数段安くなります。もともと旅行は、時間に余裕を持って楽しむものです。旅行先までの道中も旅のひとつ。普段とは違った景色を見ながら、お弁当を食べるのも楽しいですよね。

普通列車の魅力を堪能する

何度もいうようですが、ゆっくりと楽しむために計画するのが旅行です。よく考えると別に旅行先まで慌てて急ぐ必要は全くないわけです。夜行バスも独特の異空間を味わうことができますが、実は普通列車を利用する方法もものんびり旅には最高です。

地方へ行けばいくほど、田舎へ行けばいくほど、ガタゴトと列車の音とともに現れる大自然の景色には感動すら覚えてしまうものです。普段は時間に追われがちな現代人ですが、途中下車して、近辺を探索しながらゆっくりと目的地に向かうのもたまにはいいですよね。

普通列車なら全国のJRのフリーエリアが乗り放題になるお得な切符が購入できます。東日本、西日本、九州エリアなどとエリアごとにフリー切符を購入しなければなりませんが、1枚3000円程度です。

JRや各種列車の格安チケットは金券ショップでも購入できます。
・格安チケットコム 料金を調べる

夜行列車は銀河鉄道のよう

旅の思い出づくりとして参考までにご紹介しておきたいのが、忘れていた何かを思い出させるかのような夜行列車です。まさに銀河鉄道999の世界です。夜行列車は寝台車とも呼ばれるもので、列車に完備された簡易型のベットで眠ることができます。

ここまで便利になった現代においては、夜行列車のニーズは低下しており、今はごく限られた本数しか走っていません。最近では夜行列車でも旅行者をターゲットにした贅沢な寝台特急がメインで新幹線よりも料金は高くなりますが航空機よりは安いです。

新幹線よりもレンタカーが安い場合もある

旅行日数、距離や人数によっては、夜行バス、高速バスよりもレンタカーの方が安く済む場合もあります。新幹線と比べても3人以上であればトータルの交通費はレンタカーの方が安くなる場合が多いです。

例えば、横浜から名古屋まで新幹線の指定席であれば大人1人10,000万円ぐらいです。2人で往復した場合約40,000円の交通費がかかります。レンタカーであれば距離は関係ありませんから、車種によっては2泊3日で2万円程度です。地域の格安レンタカーなどでは一日3000円ぐらいで借りれる場合もあります。

新幹線もとくとく切符や早割などで安くできますが、状況によってレンタカーの方がいい場合もありますから料金を比較してみましょう。また、カーシェアリングの方が安くなる場合もありますので、カーシェアリングの料金も同時に調べてみて下さい。

海外旅行は乗り継ぎが安い

海外旅行の場合は必然的に飛行機しか選択肢がないのですが、まずは可能であれば渡航日のタイミングが安くなる時間帯や曜日を調整してみましょう。週末は世界共通して値段が高くなるので週末を避けることで費用を抑えることができます。また、早朝や深夜の便であれば数千円安くなります。

格安チケットを購入する際に最も効果の高い節約方法は、あえて遠回りして乗り継ぎを行う方法です。乗り継ぎチケットを購入する方法は、乗り継ぎがセットになった航空チケットから選ぶ方法と、乗り継ぎ地点を決めて個別でチケットを購入する方法があります。

当然のことながら、渡航先に直行した方が時間も手間もかからずに便利ではあります。しかし、乗り継ぎを利用することで数万円は安くできて、中継地点の国に立ち寄ることも可能です。乗り継ぎ格安航空チケットをオンラインで探してみましょう。

・格安航空券 いちばん安い航空券 料金を調べる

現地で自転車を借りる

国内・海外を問わず、旅行先で自転車を借りれば、滞在中の交通費が大きく削減できます。国内では、ほぼ全国的な規模で自転車のシェアリングサービスやレンタルサイクルが利用できます。ただ、地方の郊外など地域によっては探すのがと難しいかもしれません。その場合は、地域の中古自転車屋さんに交渉してみることができます。(買い取ってもらうことを条件に一旦購入するなど)

海外でも国によりますが、自転車のシェアリングサービスが利用できます。

旅行の節約術/お土産代2選!

旅行に行く楽しみの1つとなるのが、友人や家族に買って帰るお土産です。そして、お土産代はつい浪費してしまいがちな費用でもあるのです。では最後に、お土産代を節約する方法を簡潔に2つご紹介いたします。

ポストカードを現地から送ろう

本当は、お土産は旅行に行く度に買う必要はありません。たまたまお中元やお歳暮の時期だったり、誕生日だったり、結婚祝いだったりと何か特別な時期と重なった場合は、お祝いも含めてお土産を購入すればよいのです。お土産としては、現地からポストカードを出せばそれで十分なのです。お洒落で部屋に飾って置けるようなポストカードを選んで現地からひとことメッセージを送りましょう。

あるいは、現地で撮った写真をポストカードにして送ってもいいですよね。

観光地のお土産屋さんはNG

お土産はわざわざ買う必要はないとはいえ、買い物好きの人にとっては、お土産を選ぶことも旅行のビッグイベントとして欠かすことができないものです。自分の楽しみとして、どうしてもお土産を買いたい人はお店を選ぶようにしましょう。

とくに観光地のお土産屋さんは、非常に割高な料金設定となっています。ですので、観光地のお土産屋さんで購入するのはNGです。地元のもので他にも安くていい商品はたくさんあります。

そこで活用したいのが地元の人達が利用する飲食料品店や雑貨屋さんです。スーパーや酒屋さん、衣料品店、日用雑貨店などに立ち寄ってみましょう。これらのお店で格安の値段で地域性の高い素敵な商品を見つけることができます。包装が気になる場合には、100均でお洒落なラッピングセットを探すといいでしょう。

付き合いでお土産を買う場合は定番の菓子折りが一番

会社関係、近所付き合いなどで渋々お土産を購入する場合もあると思います。人数が多くなるようであれば、やはりお土産の定番は地元の特産品を使った菓子折りです。ばらにして配ることもできますし、まとめて全員にひと箱で渡すこともできます。

菓子折りを購入する場合でも観光地で買ってはいけません。全く同じ商品がネット通販や地元の菓子店にて割安で購入することが可能です。

※国内旅行保険が充実したクレジットカードの情報がこちらからご覧になれます。

※海外旅行傷害保険のついたクレジットカードの選び方はこちらを参考にして下さい。

まとめ

今回は旅行の費用を安くする方法として、ホテル代、交通費、お土産代の節約術をご紹介していきました。

旅行は、自分へのご褒美、気晴らしやストレス発散をして楽しむために行くものです。ですから、基本的に食事や観光地での遊楽は贅沢に楽しむことが大切です。旅行へ行く目的は観光地やリゾート地で遊びまわることにあります。反面、ホテルは寝る場所を確保するため、交通費は旅行滞在先へたどり着くためのもので、可能な限り節約できるよう計画を立てていきましょう。

ただ、冒頭でもご紹介しましたように、充実した時間を過ごし満足のいく旅行とするためにも、安く済めばそれでいいというわけではありません。費用を最小限に節約しながらも、それぞれにとって楽しめる方法を選ぶことが大切です。

ホテル代や交通費をどれくらい安くできるかによって、もっと美味しい食事が楽しめたり、滞在期間を一日増やしたり、さらには旅行後の生活費に回したりすることができます。時間に余裕を持って早めに情報収集、比較検討を行うことが成功のポイントです。

今回の記事を参考に、安いだけでなく楽しめる方法で最高のひとときをお過ごし頂ければと思います。

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