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こんな気持ちを持っていませんか?
FXは株と並んで代表的な投資手法の1つです。政府が資産運用を奨励し出していることもあり、これからFX投資を始めようと考えている人も多いのではないでしょうか。いっぽうで、FXでは難解な専門用語も多く、仕組みを理解する前に挫折してしまう人が多いことも事実です。
そこで今回の記事では、FXをこれから始めようと考えている人に向けて、これだけは抑えておきたいという専門用語やFXの仕組み、取引をするときの注意点などをわかりやすく解説していきます。
FXの入門で抑えておきたい専門用語と仕組み
FXは外国為替証拠金取引の略称であり、日本円を使って海外の法定通貨のやり取りをすることでその差額で利益を出していく投資手法です。難しく感じる専門用語が数多く出てきますが、実は必要になる用語はそこまで多くありません。
また、専門用語をしっかりと覚えておくことで、FX取引の仕組み自体もかんたんに理解することができるようになります。そこでまずは、FXの専門用語から学んでいきましょう。今回確認する専門用語は、以下の5つになります。
FXの仕組みを理解するために覚えておきたい5つの専門用語
①レバレッジ
②証拠金
③差金決済
④ショート
⑤スワップポイント
下記で、それぞれの詳しい内容を見ていきましょう。
①レバレッジ
レバレッジの仕組みはFX取引を支える大事な仕組みの1つです。レバレッジには日本語で「てこ」の意味があり、その原理と同じように自分の資金を数倍や数十倍といった具合でより大きくすることができます。わかりやすくなるように、具体的な例で確認して見ましょう。
上記の例のように、本来であれば10万円の資金しか持っていなかったにも関わらず、レバレッジの仕組みを使うことで取引で利用できる金額を大きくすることができるのです。今回の例では10倍のレバレッジを選択していますが、仮に最大のレバレッジである25倍を選択した場合には、250万円の資金を使ってトレードをすることができます。このレバレッジの仕組みは、FXが人気を集めている理由の1つでもあります。
②証拠金
続いて覚えておきたい専門用語が、証拠金の仕組みです。証拠金をざっくりいうと、FX会社に入金をするお金のことを指しています。基本的には、FX会社に入金したお金はすべて証拠金となります。
このように、レバレッジの仕組みは証拠金と通ずる部分があります。どちらもFXの取引を支える重要な仕組みであることを、この機会にしっかりと覚えておきましょう。
③差金決済
差金決済は注文した内容を後で必ず清算するという制約のもと行われる、FXの決済方式のことです。FXでは実際には法定通貨のやり取りを行わず、結果として発生した差額のみを決済する方式が採用されています。わかりやすいように、具体的な例で確認していきましょう。
差金決済では、途中で発生している1ドルのやり取りは一切行われません。結果のみを重要視するので、この例の場合でいえば「1円」のみが決済されることになるのです。そして、差金決済はこの後に続くショートの仕組みにも通ずる部分があります。
④ショート
ショートとは別名で空売りとも呼ばれます。FXのイメージ的に、安い時に買って高い時に売ることで利益を得ると感じることでしょう。いっぽうで、ショートは全く逆となり、高い時に通貨を売ったと仮定して、後から買い戻すことで利益を出す取引手法のことを指しています。
差金決済の方式では、後から取引を清算するという前提条件のもと、結果として生じた差額のみが決済される特徴がありましたね。そのため、本来であれば持っていない通貨を売却したと仮定して、安い値段で後から買い戻すことでその差額を利益とするのがショートの仕組みです。
この仕組みを使うことで、FXでは本来であれば利益が出せない下落相場でも利益を出すことが可能となります。つまり、価格が上がっても下がってもロングとショートを使い分けることで利益を狙うことができるのです。
⑤スワップポイント
スワップポイントは、法定通貨の金利の差のことを指しています。一般的にどの国の法定通貨にも金利が存在します。日本は超低金利の国として有名で、その利率はわずか0.1%です。他国では金利が非常に高い国もあり、南アフリカのランドで8%前後、もっとも高いトルコリラの場合24%もの超高金利を設定しています。これらと比較すると、日本の金利がいかに低いかよくわかります。
スワップポイントはマイナスになる場合もあります。たとえば、欧州連合のユーロであれば金利は0%です。日本の0.1%よりも低くなるため、スワップポイントはマイナスとなり、費用として支払う必要が出てきます。
スワップポイントはFX会社ごとに異なりますが、取引を行ううえでは必ず出てくるワードの1つです。毎営業日が後日まとめて付与されることが多く、その金額は業者によっても異なるので、気になる人は事前に調べておくことをおすすめします。
まずは練習してみよう!おすすめのデモトレード
FX取引をするのであれば、まずは練習をしてみると良いでしょう。FXでは株取引と違い、練習できるツールが豊富にあります。その中でも、FX業者で提供しているデモトレードのツールは非常におすすめです。
デモトレードとは、完全に無料で使えるバーチャル取引のことです。FXの練習ができることはもちろんですが、実際のレートがリアルに反映されるため、本番さながらの取引が可能です。加えて、FX業者が提供しているデモトレードのツールは、その業者が提供している本番環境とまったく同じ状態のトレードが行えます。デモトレードで慣れてきたら、その業者で本口座の開設を申し込み、そのまま取引へ移行するという手段を使っても良いでしょう。
DMM FXのデモトレードツール
FX業者のデモトレードツールとしてもっとも有名なのが、DMM FXの取引ツールです。DMM FXは国内でも口座の開設数第1位であり、多くの人から圧倒的な支持を受けている非常に魅力的なFX会社となっています。
その要因ともいえるのがデモトレードのツールです。もちろん、DMM FXでも本番環境とまったく同じ環境がデモトレードで提供されているため、デモトレードで取引に慣れたらDMM FXでそのまま本口座を開設するというやり方でも問題ないでしょう。
FXの取引で知っておきたい4つの注意点
ここまでで、FXの仕組みや専門用語はだいたいわかったかと思います。そのいっぽうで、FXの取引では注意しておきたい点もいくつかあります。ここからは、取引におけるリスクケアなどを中心に確認していきましょう。
①資金に余裕を持って取引しよう
資金に余裕を持って取引をすることは、FXでは非常に重要です。具体的には、必要証拠金が証拠金に対する割合を圧迫しないように取引をすることです。証拠金ギリギリのラインまで取引量を増やしてしまうと、一気に大きな損失を受けてしまう可能性があります。
こうした事態を避けるためにも、資金には余裕を持って取引をするように心がけましょう。
②ハイレバレッジの取引は避けよう
ハイレバレッジの取引を避けることも、FXにおいては重要なポイントです。資金に余裕を持って取引をしたとしても、レバレッジが高ければ損失が発生するリスクは飛躍的に向上します。
FXで失敗する人の多くは、ハイレバレッジの取引が原因だといわれています。初心者がFXで失敗しないためにも、レバレッジの倍率選択には最新の注意が必要です。
③感情的にならないようにしよう
感情的にならないようにすることも、FX取引では大事なポイントです。トレードで損失を出してしまうと、やけになって損を取り返したいと闇雲なエントリーをしてしまいがちです。こうなった場合、ほとんどのトレードで根拠のないトレードをしてしまうことになるので、負けてしまう可能性が高くなります。
難しい点ではありますが、常に冷静でいることを心がけ、自分が感情的になっていると気づいたらいったん相場から離れてみるようにしましょう。チャンスはいくらでもあります。
④借金のリスクを忘れないようにしよう
証拠金とレバレッジで大きな資金を取引で利用できるメリットがある反面、借金のリスクがFX取引にはあります。実際にこれまでにも、FXは億万長者を数多く生んできましたが、それ以上の負債者も生んできました。
借金のリスクはFXには常につきものです。スイスショックと呼ばれる事件ではたった1日で20%以上も相場が変動してしまいました。こうした過去の事例からもわかるように、FXでは常にリスクケアをして取引をするように心がけておきましょう。
初心者におすすめのFX会社TOP3
ここまで、FXの概要や覚えておきたい専門用語、取引における注意点などを確認してきました。FXをこれから始めようと考えている人であれば、全体的なイメージが掴めたのではないでしょうか。
ここからは、FX取引を始めるのに初心者におすすめなFX会社を紹介していこうと思います。どのFX会社も、国内でも有数のしっかりとした企業が運営している信頼性の高いFX会社なので、この機会にぜひ登録してみてくださいね。
第1位 SBI FXトレード
初心者におすすめのFX会社第1位は、SBI FXトレードです。同社の最大の魅力は超少額での取引ができる点です。
また、運営元は国内でも金融関係の事業で長年にわたって実績を残してきたSBIホールディングスです。企業としての信頼性はもちろんのことですが、資金力もバツグンに高いため、倒産の心配もなく安心して取引をすることができます。
第2位 DMM FX
DMM FXはデモトレードでも紹介しましたが、国内の口座開設数第1位という確かな実績を持っています。加えて、デモトレードのツールもあるため、練習をしてからFXを始めてみたいという方にもピッタリです。
SBI FXトレードと同様に、DMM FXは必ず登録しておきたいFX会社の1つです。
第3位 ヒロセ通商LION FX
ヒロセ通商の最大の特徴は、土日でもFX取引ができるという点です。FX取引は土日が休みのため、平日の空いた時間にしか取引をすることができません。土日といえば本業で仕事をしている人であれば、もっとも時間が取れるタイミングであり、練習にはもってこいの時間帯ですよね。
ヒロセ通商であれば、こうしたユーザーの気持ちにも応えることができます。土日のレートは市場が動いていないため仮想のレートにはなるものの、練習をするにはピッタリなので、土日で練習をしたという方はヒロセ通商を利用してみてくださいね。
まとめ
以上、FXの入門について解説してきました。今回紹介したように、FXでは難しい専門用語をすべて覚える必要はありません。大事な用語だけ覚えておけばOKです。加えて、専門用語を覚えることで取引の仕組みも一気に理解することができます。FXを始めてみたいと考えている人であれば、まずは専門用語を覚えることからスタートしてみると良いでしょう。
いっぽうで、デメリットや注意点にもなるようなリスクも存在します。FXではレバレッジの仕組みを使うことで、自己資金よりも大きな金額を取引で利用できる反面、借金をしてしまうリスクなども存在しているのです。実際に初心者が失敗する一番の理由は、ハイレバレッジのトレードを急に行ってしまったことによるところが多いと言われています。こうした点を踏まえても、できる限りリスクを抑えて最初のうちはトレードをすることがとても重要であることがわかるでしょう。
ぜひみなさんもこの記事を参考に、FX取引をスタートしてみてくださいね。