仮想通貨FXとは?概要や特徴・取引所について分かりやすく解説!

仮想通貨FXとは?

「仮想通貨FXが気になる具体的にどんなもの?どこで始めたらいい?」

仮想通貨FXとは仮想通貨を利用したFXの事で、2,000年初頭から一般的な投資家で流行り始めた「FX」の仮想通貨バージョンです。

ただ、仮想通貨と聞くと値動きの激しいイメージやハッキング事件等から、マイナスなイメージを持っている方も少なくなく、興味はあるけどそのような市場でFXを行う事に抵抗を感じている方も少なくないでしょう。

なので、この記事では「仮想通貨とFX」というテーマについて、

  • 仮想通貨FXとは?
  • 仮想通貨FXの特徴にはどのような事が挙げられる?
  • 仮想通貨FXではどのような事に注意するべき?
  • 仮想通貨FXでおすすめの取引所は?

という点についてご紹介していこうと思います。まず、はじめに「仮想通貨FXとは?」という基本的な部分について分かりやすく解説していきたいと思います。

FXの概要

仮想通貨FXとは、その名の通り仮想通貨を利用したFXですが、そもそも「FXとは?」という部分について理解していないと、仮想通貨FXについて理解するのも難しいと思います。

なので、まずはじめにFXについて押さえていきましょう。

FXとは?

FXとは「foreign Exchange」の略称であり、日本語にすると「外国為替取引」という言葉が最も正しいと思います。FXのForeignという言葉は、外国という意味を持っており、Exchangeとは両替という意味を持っています。

つまり、外国の為替を取引するというのが、FXの本来の意味です。為替取引は、1998年以前までは一部の銀行や投資家しか取引出来ないものになっており、現在ではメジャーな投資の1つですが、流行りだしたのは2,000年初期です。

FXが一般に解禁されるまで、一般的な投資家が行える投資は「株式」や「不動産」と言ったような財産に限られていましたが、FXが登場した事によって「為替」という新たな投資対象が一般の方でも取引出来るようになりました。

為替取引で、利益が出すには通貨の価値の変化を上手に汲み取る事によって可能になります。

例えば、「1ドルあたり100円」の時に1ドル購入したとしましょう。これが時間が経って、通貨の価値が変化し「1ドルあたり110円」になった時に、持っている1ドルを売却すれば、110円買ってくる事になります。

つまり、購入時は100だったのものが、売るときには110円になっているので、10円の利益が出ている事になります。これが1万円なら1,000円儲かりますし、100万円なら1万円の利益が出ることになります。

もちろんこれは例えば話であって、法定通貨がこのような大きな価格変動を短期間の間で発生させる事はありません。ただ、利益が出る原理は同じなので、イメージは掴めて頂けたかと思います。

FXが広がった要因「レバレッジ」

ただ、FXが解禁されてからすぐに流行りだした訳ではありません。2,000年代初期から爆発的な利用者増加が発生し、日本中に瞬く間に広がりました。要因は様々な説が存在していますが、やはり「インターネットの普及」と「レバレッジ」という要素です。

ちょうどFX解禁とインターネットの普及は時期が重なっており、タイミングがかなり良かったと言えます。インターネットの普及によって、個人がインターネットを利用した為替取引を行うという投資スタイルが広がったのです。

ただ、もう一つ人々を熱狂させたのは「レバレッジ」でした。レバレッジは、信用取引と同じようなもので、口座に預けている資金に対してレバレッジを利用すれば、実際の資金よりも大きなポジションを持つことが可能です。

例えば「10万円」という金額を口座に預けていたとしましょう。通常、レバレッジを掛けないと最大でも10万円までしかポジションを持つ(注文を入れる)事は出来ないです。

ただ、レバレッジを10倍掛けた場合は「10万円 × 10倍」という事になるので、「100万円」までのポジションを持つ事が可能になります。このレバレッジを利用すれば、得をすれば利益は10倍、損をしたら損失は10倍とリスクの高い取引が可能になりました。

つまり、かなりギャンブル性の高い投資であり、その魅力がインターネットの普及と共にFXが人々に広がった理由です。

仮想通貨FXの場合は?

上記したFXは取引を行う対象が為替(法定通貨の取引)であり、主に法定通貨同士の価値の変化を汲み取って利益を出していくという投資方法です。仮想通貨FXの場合は、この取引対象が仮想通貨に変化しただけのものです。

例えば、FXの場合は「円からドルに買い注文」というような取引を行いますが、仮想通貨FXの場合は「円からビットコインに買い注文」に変化しているだけのものです。

なんだか、仮想通貨FXと聞くと難しく感じてしまいますが、お金同士の取引である・レバレッジを掛ける事が可能であるという点においてなんら変化はありません。

仮想通貨FXの特徴

先程、FXや仮想通貨FXの基本的な部分について解説させて頂きました。なんとなく、仮想通貨FXのイメージは掴めたと思います。ただ、これだけでは仮想通貨FXをしっかりと理解したとは言えないでしょう。

なので、これから仮想通貨FXの「特徴」についてご紹介していこうと思います。仮想通貨FXの特徴について押さえて、仮想通貨FXの理解を深めていきましょう。

レバレッジと仮想通貨相場

現在主流な為替取引であるFXは、他の投資と比較した時にリスクが高く・リターンも高いという投資対象になっていると思います。解釈によっては、リスクの高さから「投機」だと見られることも少なくないでしょう。

ただ、仮想通貨市場と法定通貨の為替市場を比較した時に、比べ物にならないくらい為替相場は安定しています。仮想通貨市場は、以前に比べたら安定しているとは言っても数ヶ月で、30%以上の動きを見せる事も少なくありません。

つまり、従来の為替市場でさえリスクが高いと言われており、そこにレバレッジを掛けるというのは、通常の資産運用の観点から言うと、リスクが高くなりやすいと言われています。

仮想通貨FXの場合は、為替相場以上に荒い市場に「レバレッジ」が掛かる事になり、かなり高リスク・高リターンの市場でFXを行う事になるのです。

この部分をメリットに感じるのか?デメリットに感じるのか?人によって異なる部分ではありますが「リスクの高い投資」である事は確かなので、その点は仮想通貨FX最大の特徴であると言えます。

売りからでも入れる

先程は、仮想通貨FXと通常のFXの両者を比較した時に大きく出てくる特徴である「相場」についてご紹介させて頂きました。では、仮想通貨の現物取引と比較した時に、仮想通貨FXにはどのような特徴があるのでしょうか?

レバレッジが存在する事など、挙げようと思えば沢山の特徴が挙げられると思いますが、最も大きいのは「売り」から入れるという事でしょう。現物の仮想通貨取引では存在せず、仮想通貨においては仮想通貨FXにしかない特徴です。

売りというのはつまり「下がる方に掛ける」という事であり、通常現物取引では買い「上がる方に掛ける」事しか出来ないので、仮想通貨FXの特徴の1つになってくると思います。

売りからなぜ利益が出るのか?

現物取引を行っている方にとって、売りから入るというのは少しイメージしにくいかもしれませんが「一時的にビットコインを借りてくる」と想像すると、理解しやすいです。

例えば、1BTCあたり100万円の時に売り注文を入れます。ただ、売りから入るときはBTCを保有していないので「1BTC」を借りてくるとします。

そして、1BTCあたり90万円になった時に「買い注文」を入れたとしましょう。借りた1BTCは返さないと行けないので、1BTCは借りた相手に返します。

これで、10万円分の利益が出る事になります。というのも、100万円分の売り注文を入れているので、一時的にはじめの売り注文で「100万円」が入ってくる事になります。

しかし、借りた1BTCを返すために買い直す時は「90万円」の費用を使う事になりますが、1BTCを返したとしても「10万円」は100万円との差額で残る事になります。

これが売りから入るという事で「空売り」と呼ばれる事もある投資手法の1つです。

空売りで下落相場でも利益を出せる

現物取引の場合は、先程ご紹介したような空売りを行う事が出来ません。つまり、価格が上昇しているような相場でしか利益を出せないのです。

しかし、空売りを利用する事によって、読みさえ正しければ「どんな相場でも利益を出せる」事になります。これは大きなメリットで、上下の激しい仮想通貨市場の中で、利益を出せる機会が増えてきます。

また、空売りのみであればレバレッジさえ掛けなければ、それほどリスクは増えないので「空売りけど、あまりリスクを取りたくない」というケースであれば、レバレッジ無しの空売りを行いましょう。

仮想通貨FXの注意点

先程、仮想通貨FXの特徴についてご紹介させて頂きました。基本的な事はしっかりと押さえれたと思うので、仮想通貨FXの注意点についてご紹介していきたいと思います。

基本的にはギャンブルに近い

仮想通貨FXは相場の上下が激しい事を考えると、人によっては「ギャンブルに近いようなもの」と捉えるかもしれません。実際の所、それは正しい認識とも言えるでしょう。

というのも、しっかりと現物取引で利益を出しており、仮想通貨やトレードについてどれだけ詳しいとしても、レバレッジを掛けた仮想通貨FXはかなりリスクが高いものです。

一概に、仮想通貨FXがギャンブルであるとは言えませんが、ギャンブルに近いようなものという認識で、トレードを行った方が良いでしょう。

追証には注意したい

通常のFXでも存在するものではありますが、リスクの高い仮想通貨FXにおいては「追証」は最も注意したいポイントだと言えます。

追証というのはレバレッジを掛けた取引を行い、数倍~十数倍というポジションを持つ事もあるので、場合によっては「大損失」を発生させてしまう事もあります。また、仮想通貨FXと為替相場を比較した時に発生しやすいと言えるでしょう。

追証のリスク

上記したようなケースでは「追証」という形で、新たなお金を口座にお金を入れる必要性が出てくる事があります。

そもそも、レバレッジとは「口座」のお金を担保にして、簡単に言うと「お金を一時的に借りて取引」する事です。そして損失を出した際に、一定ラインを超えた時に、追加で担保を入れてくださいというのが追証です。(一定ラインは取引所によって異なる)

もしも、この追証で追加で担保を入れる事が出来ない時は、通常のFXでも仮想通貨FXでも維持しているポジションは、強制的に決済されます。そして、仮想通貨市場において「ポジションを決済してもカバー出来ない損失」が出る事があります。

これの怖い所は、例えば「10万円」に対して、レバレッジ10倍を掛け「100万円」のポジションを保有していたとします。よく発生するのは、仮想通貨FXの場合、相場が激しく下落し「強制決済が間に合わない」と言った事が起こった際に、10万円以上損失が出てしまう事があります。

そして、残りの損失分を「口座に返済」する必要性が出てきます。仮想通貨市場は価格の乱高下が激しいので、数十万円を超えるような損失が出る事はよくある事で、口座残高分の損失はもちろんですが、取引所との間に借金に近いものが発生します。

国内取引所と海外取引所の追証

通常のFXで既に投資経験がある方の場合は実感している事だと思いますが、「海外取引所と国内取引所」には大きな違いがあります。それは「追証の有無」です。

通常のFXで、海外FXと呼ばれるような海外のFX取引所は基本的に「追証なし」という取引所が多いです。少なくとも日本人が口座を開設出来るような取引所では基本追証なしです。

ただ、国内のFX取引所は基本的に「追証」が存在しており、法定通貨の為替相場であっても「口座残高以上の損失」が出る事は少なからずあります。

そして、この傾向を仮想通貨FXも引き継いでおり、国内取引所では基本的に「追証」が存在しており、海外FXの場合は「追証なし」という取引所が基本的です。

しかし、通常のFXでは海外取引所の場合「スプレッド広い」「国内の税法が通らない」と言ったようなデメリットが存在しています。

仮想通貨FXの場合は、国内取引所でも海外取引所でも同じ税法が適用され、スプレッドもむしろ取引人口が多いため、海外取引所の方が狭いと言ったようなケースも多いです。

そのため、国内勢によるアドバンテージは通常のFXと比較した時に、それほど存在しないと言えるでしょう。

仮想通貨FXを行う際に「追証が怖い」「口座残高以上の損失を出したくない」と言ったような方は、海外取引所を利用する事がおすすめです。

おすすめの取引所3選

これまで仮想通貨FXを様々な点から解説させて頂きました。最後に、おすすめの仮想通貨取引所を

  • BitMEX
  • GMOコイン
  • ビットフライヤー

という、3つに絞ってご紹介していこうと思います。

No.1 BitMEX

まず、はじめにご紹介したいのは「BitMEX」です。日本語だとビットメックスと読むことの出来る世界最大級の仮想通貨FXの取引所であり、グローバルに使われているサービスだと、最も存在感のあるサービスだと言えるでしょう。

BitMEXの特徴は上げても上げきれないくらいありますが、最も大きいのは追証が存在しないのはもちろん、ゼロカットシステムというものを導入しており、口座残高以上の損失は絶対に発生しない仕組みになっています。

歴史もあり、知名度もある仮想通貨FXなので、まずはじめにおすすめしたい仮想通貨FX取引所です。

No.2 GMOコイン

次にご紹介したいのは「GMOコイン」の仮想通貨FXです。GMOコインは、巨大IT企業であるGMO傘下の取引所となっており、安心感という点では随一と言えるでしょう。

GMOコインは追証が存在しておらず、損失が発生しにくい仕組みになっています。(ただ、万が一口座残高以上に損失が出た場合は補填が必須)

また、取引手数が無料であり、BitMEXには取引手数料が少額ではありますが、必要になるので、取引手数料・追証等の観点から見た時に、国内で最もおすすめ出来る仮想通貨FX取引所だと言えます。

No.3 bitFlyer

最も有名な仮想通貨取引所の1つに「bitFlyer」が挙げられると思います。2014年の創業以来、当時ずさんな管理で運営されている事も多かったセキュリティ対策等がしっかりされている取引所で「安心できる取引所」というイメージのある方も少なくないでしょう。

そして、そんなbitFlyerの主力サービスになっているのが「bitFlyer Lightning」というプラットフォームの取引方法の1つである「Lightning FX」です。

国内で最も使われている仮想通貨FXと言えばLightning FXであり、一時期Lightning FXがビットコイン取引量の半分近くをLightning FXで締めていた事もありました。(現物はまた別ですが)

しかし、追証が存在しBitMEXのようなゼロカットシステムも導入されていないため、少し間違えると大きな損失が発生する場合もあります。慎重に使いたい取引所ではありますが、実績を考慮した際に選択肢の1つとして検討出来る取引所だとい言えます。

ただ、2019年6月現在bitFlyerは口座の新規受付を一時的に中止しており、既に口座開設を行っている方は選択肢として入って来るかもしれませんが、開設が済んでいない方は他の取引所を利用するか、受付の再開を待つしかありません。

まとめ

仮想通貨FXとは

  • FXとは外国為替取引の事
  • 仮想通貨FXは取引するものが仮想通貨になったもの

仮想通貨FXの特徴は?

  • 仮想通貨とレベレッジで高リスク・高リターンの取引が可能
  • 売りからでも取引可能

仮想通貨FXの注意点

  • 基本的にはギャンブルに近いものになっている
  • 追証と口座残高以上の損失に注意
  • 海外取引所では基本的に追証がない

おすすめの取引所

  • BitMEX 大手海外取引所
  • GMOコイン 追証がない国内取引所
  • ビットフライヤー 国内最大級の仮想通貨FX

今回は、仮想通貨FXとは?というテーマで、仮想通貨FXの概要・仕組み、仮想通貨FXの特徴、仮想通貨FXで注意したい事等についてご紹介させて頂きました。

仮想通貨市場は乱高下が激しく、リスクが高いと見られる事が多いです。そこに、仮想通貨FXではレバレッジを掛けて取引する事が可能なので、より一層リスクは高くなっていると言えるでしょう。

仮想通貨FXでは余剰資金で行い、出来るだけ余裕を持った取引を心掛けると、安定した精神で取引が出来て、利益も伸びやすいと思います。

senna
senna
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金融業界経験 4年 個人投資家 3年

個人投資家として「株式」「債権」「FX」「仮想通貨」などへの投資・投機を中心的に行っている。

資産運用はもちろん、ファイナンシャルプランナーの知識を活かしながら、税金やライフプランに関する情報発信を行っている。

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