FXにコツってあるの?初心者でもわかる一流投資家から学ぶトレード必勝テクニック3選!

 

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FXで全然勝てない・・・。何か勝つためのコツとかってあるのかな?

こんな気持ちを持っていませんか?

ここ最近では、日本政府が資産運用を勧めていることもあり、投資で稼ごうと考えている方も多いのではないでしょうか。FXといえば、株取引と並んで代表的な投資手法として有名です。株を始めるのは大きな資金が必要になるのでなかなかハードルが高い反面、FXであれば資金が少なくても始めることができ、なおかつ大きな利益も狙えることから投資の初心者を中心に人気を集めています。

FXはコツさえつかめば、誰でも勝てるようになるわけではありません。しかし、コツをつかむことで限りなく勝率を高めることはできます。今回の記事では、現在FX取引していて勝てない人やこれからFXを始めようと考えている方へ、FX取引のコツに関して取引の仕組みをかんたんにおさらいしながら一流投資家のテクニックを踏まえて解説していきたいと思います。

FX取引のコツとは?

冒頭でも述べたように、FXでは100%勝つことはできません。どれだけ優秀なトレーダーでも、負けることは多々あります。実際にFXでは多くの人が負けており、勝ち続けているトレーダーは上位数%のみといわれています。

いっぽう、勝ち続けているトレーダーは自分のトレードにおいてルールをしっかりと決めています。これはある種のトレードにおけるコツとも呼べるでしょう。そのため、こうした一流の投資家のトレードにおけるテクニックを学ぶことで、あなた自身のFX取引にもコツとしてプラスに反映させることができます。

意外と知らないFX取引の仕組みをおさらい!

一流投資家の投資テクニックを解説する前に、まずはFXの基本的な仕組みからおさらいしていきましょう。仕組みを理解することで、コツを身につけるための理解もより深めることができるはずです。

そもそもFXとは?

FXは外国為替証拠金取引のことで、法定通貨の売買で利益を出していく投資手法です。基本的な利益を出す手順はとてもかんたんで、「安い時に買って高い時に売る」だけです。

たとえば、1ドル110円で1ドルを購入したとしましょう。その後、1ドル111円になったタイミングで売却しました。この場合の計算式は、「110円(1ドルの購入価格)- 111円(1ドルの売却価格)=1円(利益)」となります。つまり、この取引によって1円の利益が出たことがわかります。

これに加えて、FXではレバレッジと証拠金という独自の仕組みが採用されています。下記では、その2つの仕組みの詳細を確認していきましょう。

レバレッジと証拠金

レバレッジと証拠金は、FX取引においても重要な役割を担っています。FX取引では担保になるお金をFX会社へ提出し、そのお金に対して数倍や数十倍といった倍率を適用して取引をすることができます。これによって、本来であれば扱うことができないくらいの大きな金額を使って取引をすることができるのです。

そして、FX会社に提出するこの担保のお金のことを「証拠金」と呼び、それに適用する倍率のことを「レバレッジ」と呼びます。わかりやすくなるように、例で確認してみましょう。

レバレッジと証拠金の取引例

たとえば、証拠金10万円で取引をする場合を考えてみましょう。国内のFX業者であれば、1倍〜25倍までのレバレッジを適用して取引をすることができます。

仮に10倍のレバレッジで取引をする場合の計算式は、「10万円(証拠金)- 10倍(レバレッジ)=100万円」となります。つまり、本来であれば10万円の資金しか持っていなかったにも関わらず、100万円の資金を使って取引をすることができるのです。

このように、少額の資金しかなくても大きな金額をトレードで利用することができます。証拠金とレバレッジはFX取引の重要な仕組みということができ、加えて独自のメリットともいえるでしょう。

価格が下がれば利益が出る「ショート」

FXでは価格が下がることで利益を出せる、ショート(空売り)と呼ばれる手法があります。内容をざっくりいうと、ある通貨を売却したと仮定し、後から買い戻すことで利益を出す投資手法です。こちらもわかりやすいように、例で確認してみましょう。

たとえば、1ドル110円で1ドルをショートしたとしましょう。この時点では、ショートによって1ドルを売却しているので、手元に1ドルが残っている状態です。その後、1ドル109円になったタイミングで買い戻しを行いました。この場合の計算式は、「110円(1ドルのショート価格)- 109円(1ドルの買い戻し価格)=1円(利益)」となります。つまり、この取引によって1円の利益が出たことがわかります。

このように、FXではショートを使うことで下落相場でも利益を出すことができます。FX取引には前提条件として、1つの取引を必ず完結させるというものがあります。ショートも、売却した後に必ず買い戻さなければいけないという決まりがあるのです。これによって、下落相場でも利益を出せるショート取引がFXでは利用することができます。

一流投資家の3つの投資テクニック

ここまでで、FXの仕組みはだいたいおさらいできましたね。ここからは、一流投資家のテクニックからFXトレードに役立てられそうなコツがないかを見ていきましょう。今回は、FXではなく株式投資などで幅広く活躍する投資家のテクニックを見ていきます。FXにも通ずる部分がたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

コツ① 小さく負けて大きく勝つ

日本国内でも有名な神王リョウ氏は、テレビなどにも出演経験のあるトレーダーです。資産は数億円〜数十億円ともいわれており、投資分野における成功者といえるでしょう。同氏はかつてテレビ出演時に、「スパイダー投資法」という自身のトレード方法を紹介しています。ざっくりいうと、負けをできるだけ小さくして、勝ちを大きく取りに行くことで、トータルでみれば利益を出せるというトレード手法です。

このトレード手法では、価格が2%下落した段階で損切りを行います。そして、10%上昇したタイミングで利食い(利確)を行います。この損切りと利確のルールを必ず守ることが、投資法の前提条件となっています。

仮に10回のトレードのうち、2%の負けが8回あったとしましょう。そうすると、16%分の損失が発生することがわかります。いっぽう、10回のうちの2回は、ルールに則って10%上昇したタイミングで利食いを行いました。そのため、合計でポジションの20%が利益として出たことがわかります。出ている利益が20%であるのに対して、損失はおよそ16%となるので、4%分の利益を出すことができました。

このように、利確と損切りのタイミングを徹底的に意識してトレードをすることで、負けを小さくして勝ちを大きくすることができます。神王氏は株のトレーダーですが、この投資方法はFXにも応用することができるので、ぜひ実践してみてくださいね。

コツ② 事実を基に判断する

投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェット氏ですが、2019年はアップル株で大損をしてしまったようです。いっぽう、バフェット氏はこれまでにも数々の掘り出し物の銘柄を見抜いたことでも有名です。同士が投資の条件として意識している点は、事業の内容を理解できることや長期的に業績が良いことが予想できるもの、加えて経営者に能力がありなおかつ株の価格も魅力的であることとしています。ざっくりまとめると、企業や事業の中身がしっかりしている銘柄ということですね。

たとえば、過去には暴落していたクレジットカード会社の株を購入し、その後大幅な値上がりを記録した例もあります。この時の投資の決め手も、事業の中身がしっかりとあり将来性を感じたことを投資理由として挙げています。

これはFXに置き換えて考えることも可能です。具体的には、経済収支が良い状態であったり、政府が国民から信用を得ているなどの点が挙げられるでしょう。こうした銘柄を適正な価格で購入できるのであれば、同氏の投資方法と同じように長期的な利益を狙うことができます。

コツ③ 過小評価や過大評価を探す

日本国内でも有名なトレーダーに、BNF氏という方がいます。同氏は140万円で投資をスタートしたにも関わらず、現在では数百億円の資産を築いている人物です。ここ最近では秋葉原の一等地にあるビルを購入したことでも、話題を集めました。

BNF氏はインターネットの掲示板で、自分の投資方法について過去に投稿しています。この時には自身の投資戦略として同系統の銘柄で過少評価されているものを探し、そこを狙ってトレードをしてくと明かしています。考え方としては、同系統の他の銘柄が上がっているのであれば、その銘柄も上がる確率が高いというものです。

加えて、こうした銘柄を買うタイミングに関しても言及しており、基本的には反発を狙っているとしています。良い感じで下落したタイミングで買いを入れ、同系統の銘柄の価格に追いついてきたところで売りさばくという感じですね。

BNF氏の場合も株のトレーダーなのですが、FX取引でも十分に役立てることができます。同じ地域の銘柄や新興国通貨などでジャンルを分けて、過小評価さているものを探すことで利益を狙えるでしょう。逆に、同じジャンルのなかで過大評価を受けているものがあれば、それを狙ってショートすることでも利益を出すことができます。一流の投資家が実践するテクニックとして、自分のトレードにもぜひ役立ててみてくださいね。

FX取引で気をつけておきたいポイントを学ぼう!

ここまで、FX取引におけるコツを一流投資家の投資方法から見てきました。勝ち続けてきたトレーダーのマネをして自分自身のトレードに反映させることで、FX取引で勝つコツを身につけていきましょう。

いっぽう、FXトレードをするうえで注意しておきたいポイントもいくつか存在します。安全に取引をするためにも必ず抑えておきたいところなので、ここからはどのような点に気をつけてトレードをすれば良いのかを確認していきましょう。

低レバレッジでトレードをしよう

FX取引で大事なポイントとして、低レバレッジで取引をすることが挙げられます。FXでは自己資金以上のお金を使ってトレードをするという性質上、借金をしてしまうリスクが常にあります。レバレッジは上げれば上げるほど、比例して損失も大きくなります。こうしたリスクを避けるためにも、低レバレッジでトレードをすることは非常に重要です。

仮に10万円の資金にレバレッジ10倍を適用し、100万円を運用したとしましょう。この場合、たった10%下がっただけでも一気に資金は0円になってしまいます。加えて、国内のFX業者では最大で25倍のレバレッジを適用することができます。この場合は、なんとたったの4%の下落で資金が0になります。

それだけではありません。日本国内でも利用できる海外のFX業者を使った場合には、最大で100倍のレバレッジを適用することができます。上記の例と同じ条件でレバレッジが100倍であれば、たった1%の下落で一気に資金が吹き飛びます。

基本的に、FXでは1日の間に大きく価格が変動することはありません。法定通貨は国が発行しているため流通量も時価総額も大きく、簡単に価格がコントロールされないからです。いっぽう、スイスショックのような事件が起こると、たった1日で20%以上も価格が変動することもあります。もし逆側でポジションを持っていた場合、急激な価格変動に追いつくことができずに借金をしてしまうことはほぼ明白でしょう。

こうした点を踏まえても、取引に慣れるまではレバレッジを抑えてトレードすることをおすすめします。

証拠金には余裕を持ってトレードしよう

証拠金に余裕を持ってトレードをする点も大事なポイントです。国内のFX業者はすべて、証拠金に対しての損失が一定の水準を超えたタイミングでロスカットが発動します。ロスカットは強制的にポジションを決済させる仕組みです。この仕組みによってユーザーは借金を背負わずに済みます。いっぽうで、価格が変動が急激すぎると、ロスカットが発動せず借金をしてしまう可能性が出てきます。

1つ目の注意点でも解説したように、普段は値動きが少ないFX相場でもスイスショックのように急激な価格変動を起こすタイミングが出てきます。こうした時にはロスカットの発動が追いつかず、そのまま借金をしてしまうことがあるのです。実際に、スイスショックの時には債務者が続出しただけでなく、FX業者の中にも破綻してしまうところが出てきました。

こうした点を踏まえても、どれほど急激な下落や損失が起こったとしても余裕を持てる証拠金維持率にしておく必要があります。これによって、急激な価格変動が起きてもロスカットがしっかりと入ってくれるのです。

常に客観的な視点を忘れないようにしよう

FXでは、客観的な視点を持つことも忘れてはいけません。価格が上昇することもあれば、下落することもあります。いっぽう、価格が上昇し続けたり、下落し続けたりということはありません。

人間の心理は、同じ状態が続くことで今後もその状態が継続すると考えるようにできています。そのため、価格が上昇して利益が出続けたら、それが永遠に続くと錯覚してしまうのです。しかし、実際にはそんなことはなく、相場は平日であれば24時間常に上昇と下落を繰り返していきます。

常に客観的な視点を持ち続けることで、こうした錯覚に捉われることなく取引をすることができます。また、何かしらのバブルの時にもこうした視点は役に立ちます。誰もが熱狂しているなかで、自分だけ冷静に取引をすることでこの崩壊から逃げることができるのです。

まとめ

以上、FXのコツについて解説してきました。どのトレードでも必ず勝てるトレーダーは存在しません。どんな一流の投資家も、負ける時には負けてしまいます。今回紹介したように、FXではコツをつかんでトレードをすることで限りなく勝率を引き上げることができます。特に意識しておきたいのは、損切りを小さくして負けを減らし、勝つ時には流れに乗って大きく勝つという点です。

いっぽう、FXでは自己資金以上のお金を使ってトレードを行うため、場合によっては本来被る必要のない大きな金額を損失として出してしまう可能性があります。価格変動が急激すぎる場合には、借金を背負ってしまう可能性すらあるのです。こうした点を踏まえても、レバレッジを抑えながら証拠金に余裕を持つなど、できるだけリスクを抑えてトレードをすることは非常に重要なポイントといえるでしょう。

ぜひみなさんもこの記事を参考に、FXトレードを楽しんでみてくださいね。

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