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ドイツ銀行はオワコン?倒産するとどうなる?世界・日本への影響を考えてガッツリ稼ごう!

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ドイツ銀行ってもうオワコンなの?日本にも何か影響があるのかな・・・

ドイツ銀行は投資事業へ方針転換をしたあたりから、長期的な経営難に陥っています。実際に、ドイツ銀行の株価は右肩下がりで下落してきましたが、今月に入りさらに下落し過去最安値を更新しています。潰れるはずがないと考えられていたドイツ銀行ですが、ここにきて破綻する可能性が増しています。破綻した場合、ドイツ銀行が抱えている多額のCDSが世界経済を崩壊させる可能性があるのです。

今回の記事では、ドイツ銀行が破綻する可能性がどれくらいあるのか、またそれで世界経済や日本ににどのような影響が出るのかを解説していきます。また、破綻した時に狙い目になるFXの通貨や株などを紹介していきます。

ドイツ銀行のこれまでと現状の悲惨さ

ドイツ銀行は1870年に創業された、長い歴史を持つ銀行です。1873年から20年近く続いた大不況に伴い、合併や買収によってドイツ国内でも最大の銀行に成長しました。日本でいうところのメガバンクに位置付けられており、三菱UFJやみずほ銀行と同じ存在感を持っています。

経営難の原因は投資銀行へ舵を取ったこと

ドイツ銀行は投資銀行へ方針転換をしたタイミングから、経営難に陥ってしまいます。具体的には、1990年代に冷戦が集結したことで環境変化が目まぐるしくなり、それに対応するために投資事業へ資本を分配することになったことがきっかけです。

ドイツ銀行の投資部門への多額の支出は、リーマンショックによって多額の損失へと変わります。後ほど紹介するモーゲージ債を持っていたことや、リーマンショックによって株価が軒並み下落したことが背景にあると考えらレテいます。

このあたりから、ドイツ銀行の経営難はさらに深刻になっていきます。加えて、暴落に巻き込まれたり不祥事が続くなど、予想だにしない出来事が起きていきます。

スイスショックでは150億円近くの損失も計上

スイスショックはスイスの中央銀行の為替介入が撤廃されたことで、ユーロ建てのスイスフランの価格が1日の間に急騰した事件のことです。日本でも多くの破産者を出しただけでなく、FX会社など企業にも倒産するところが出てきました。相場の変動があまりにも激しかったことから、一部からはスイスの中央銀行へ批判する声も挙がっています。

ドイツ銀行はこのスイスショックでも大きな影響を受けたようで、150億円近くの損失を計上したと言われています。投資部門の失敗によって、損失が拡大するなかこのように追い打ちをかけるような事件が起こってしまっています。

2010年代には2つの不祥事

2010年代もドイツ銀行には事件が起こります。2013年には、ドイツ証券の社員が高額な接待業務をたびたび行ったとして、金融商品取引法に抵触し贈収賄の容疑で逮捕されています。加えて、2015年には上場前の企業の情報を不正に入手し、同社の社員などに伝えたという情報漏洩の事故も起こっています。ドイツ銀行はこれによって業務改善命令と行政処分を受けています。

長引く経営難だけでなく、2010年代にも不祥事が連続して続いてしまうのです。

ドイツ銀行の株価が今月に入り過去最安値

2008年のリーマンショックの影響で、ドイツ銀行の株価は大幅に急落しています。リーマンショック後の2010年以降から一時的に回復しているものの、その後は右肩下りで下降しています。加えて、ここ最近ではリーマンショック時の最安値すら更新してしまいました。

株価は企業の業績や信用などでによって取引価格が決まります。リーマンショックの時には世界的な大恐慌であったため下落はしょうがないと考えられますが、その時よりも株価を下回ってしまった現状は、ドイツ銀行の現在の経営状態や信用不安が深刻化していることを示しているわかりやすい例といえるでしょう。

また、ヘッジファンドがドイツ銀行の株をハイレバレッジで空売りしているという噂も出ています。ドイツ銀行を資金力がある組織が、本格的に潰しにかかっていると考えているという見方もできるでしょう。

ドイツ銀行が破綻しない可能性もある?経営体制の見直しを推進中

ここまで、ドイツ銀行のこれまでや現状を見てきました。もしドイツ銀行が破綻を避けることができるのなら、どのようなシナリオが考えられるでしょうか。ここからは他銀行の幹部の意見などを踏まえながら、回復に考えられる条件や見通しを考えていきたいと思います。

JPモルガン幹部がドイツ銀行の経営を指摘

ここ最近では、JPモルガンの幹部からもドイツ銀行の経営体制を批判する声が挙がっています。JPモルガンはドイツ銀行の株を取得するのではないかという、噂も上がっていました。

具体的な指摘の内容としては、客観的な視点を持つことで部門の削減を行い、経営コストを合理的に減らす必要があるというものです。他銀行の幹部も指摘するほど、ドイツ銀行の経営状態が悪いことがわかります。

いっぽう、この指摘の通りに取り組んだ場合、ドイツ銀行の経営状態は改善する可能性もあることがわかります。

2019年6月ドイツ銀行が投資部門の縮小計画を発表

こうした指摘もあってか、ドイツ銀行は今月に入り投資部門の縮小計画を明らかにしました。これによって、経営難の原因ともなっていた投資部門が縮小され厳格なコストカットが行われる見込みも出てきています。

また、投資部門の中でも金融デリバティブを重点的に縮小・切り離しを行う予定のようです。ゼービング最高経営責任者(CEO)も大規模な縮小の準備ができているとコメントを出しています。投資家を納得させるための、大規模なリストラ計画も噂されています。

もしこの再建計画がうまく進展すれば、場合によってはドイツ銀行の回復も見込めるかもしれません。

低い収益率の改善

ドイツ銀行の経営体制の悪化には、他銀行と比較して収益率が低いことも挙げられます。実際に2018年には4年ぶりに最終黒字に転じたものの、株価はそれに反応していません。これは収益率の低さから、経営を立て直すことが難しいと考えられていることが要因の1つとなっています。

逆をいうと、収益率を改善することができればドイツ銀行の経営状態も改善するかもしれません。回復のシナリオを考えるのであれば、投資部門の縮小と合わせて収益率を高める取り組みに注目した方が良いでしょう。

ドイツ銀行が破綻すれば世界経済崩壊の可能性も

ここまでで、ドイツ銀行がどれくらい大変な状況かはわかったと思います。また、回復する場合にもどのようなプロセスが考えられるのかも見てきました。しかし、現時点では間違いなく破綻する可能性の方が大きいと考えられています。

加えて、ドイツ銀行では多額のCDSを運用しています。CDSはリーマンショックにもつながった危険な金融商品です。つまり、ドイツ銀行の破綻によって世界経済に悪い影響が出る可能性があることを示しています。

ここからは、ドイツ銀行の破綻によってもたらされる影響を、CDSの概要やリーマンショックの例などから読み解いていきたいと思います。

CDSとは?投資版の生命保険のような商品

CDSとは、クレジット・デフォルト・スワップのことです。わかりやすくひとことで言うと、倒産した時の保険のような存在です。私たちの生命保険をイメージするとわかりやすいでしょう。毎月保険料を支払う代わりに、病気や怪我をすると保険金をもらうことができます。CDSも同じで、購入者は毎月発行元に料金を支払いますが、倒産した場合には保険金のようなものを受け取ることができます。

たとえば、ある企業AのCDSを発行したとします。このCDSを購入した投資家は、クレジットイベント(倒産や債務不履行)などが発生するまで保険金のようなものを発行し続けます。いっぽう、クレジットイベントが発生した場合には、当初の契約に基づきプレミアム(保険料)が一括で支払われ、CDSもその時点で契約終了となります。

もともとCDSは投資によるリスクヘッジを目的として発行されました。ざっくりいうと、どんな投資対象でも破綻や暴落のリスクがありますよね。これを回避するのが本来の目的です。実際に、投資ファンド「サイオン・キャピタル」のマイケル・バリー氏は、モーゲージ債の多額のCDS(数百億円から数兆円とも言われている)を購入しています。リーマンショックによって、ファンドの運用益は言うまでもなくとてつもないプラスを記録したそうです。

CDSを適用できるのは企業だけじゃない

CDSを適用することができるのは、企業だけではありません。リーマンショックの時には、住宅市場の商品に対してCDSを発行したことで、その崩壊によって大儲けした人たちもいます。

当時大流行していた低所得者向けの住宅ローン(サブプライムローン)があります。また、これらを1つの商品にパッケージ化した商品を、モーゲージ債と言います。住宅市場の崩壊によって起こったリーマンショックで儲けた人たちは、このモーゲージ債のCDSを購入したのです。

もともと、住宅市場は軒並み右肩上がりであったことから、モーゲージ債にショート(空売り)のオプションはありませんでした。そのため、CDSで作ってしまえば良いという発想ですね。

持ちつ持たれつで複雑化するCDS

CDSはリスクヘッジの役割から投機的なものに変わりつつあり、複雑化してきています。現在ではあまりにも発行されすぎたことで、どこに責任の所在があるのかわからないような状態になってしまっています。

ざっくりいうと、倒産リスクを保証している会社同士がお互いのCDSを持ち合ったりしている状態です。CDSは破綻や債務不履行があった場合に、発行元がその支払い義務を負います。いっぽう、その発行元が支払えなくなった場合には、その会社のCDSを発行する企業がその支払い義務を負うことになります。ちょっと意味がわからないですよね。

よりわかりやすくいうと、1つの企業が破綻することで連鎖的に他の企業も倒産する「ドミノ倒し」が起こるようなイメージです。「でもドイツ銀行が倒産しなければ良いんでしょ?」と思うかもしれませんね。

ドイツ銀行のCDSは7,500兆円

ドイツ銀行のCDSの残高は7,500兆円と言われています。これはドイツの国家予算ですら軽く凌ぐ金額です。つまり、CDSの支払いで、ドイツ銀行自体が債務不履行に陥る可能性も十分に考えられるのです。

加えて、フォルクスワーゲンの排気量規制に抵触した疑いで、ドイツ銀行は罰金で1兆円近くの損失も出しています。なぜなら、ドイツ銀行はフォルクスワーゲンのCDSを発行しているからです。倒産してしまえば、ドイツ銀行がその支払い義務を負うことになります。

このように、CDSは徐々に歪みを見せてきています。何かしらのきっかけで、一気に爆発する可能性を秘めている非常に危険な商品なのです。そのため、CDS残高7,500兆円のドイツ銀行が破綻すれば、世界中が大不況になる可能性があります。

暴落は大チャンス!株やFXのショートでガッツリ稼ごう!

ここまで、ドイツ銀行のこれまでや現在の現状、またCDSの概要やそれに伴って起きる世界的な不況について見てきました。なんとなくでも、ドイツ銀行が倒産すると大変なことになる可能性があることが、わかったのではないでしょうか。

世界的な不況が起こると多くの人が失業するなど、あまり良い影響はありません。しかし、いっぽうで大不況は大きく稼ぐチャンスでもあります。このタイミングを見逃してしまうのは、トレーダーとしてもったいないです。そこでここからは、具体的にドイツ銀行が破綻した時に狙い目になりそうな銘柄を見ていきましょう。

日本への影響から考える投資チャンス

大きな影響をもたらしそうなドイツ銀行の破綻ですが、日本への影響は限定的だと言われています。具体的に言うと、リーマンショックのようなひどい影響はないとの見方が主流です。

いっぽう、考えられる影響としては円高と株安が挙げられます。相対的にみれば海外通貨に対して円の価値が上昇するため、それに伴い輸出業をメインとする企業の業績は悪化することでしょう。また、それらの企業の株価も下落する可能性が考えられます。特に日本はトヨタやパナソニックなど製造業が強いため、こうした企業への影響は避けられないでしょう。

そのため、もし投資をするのであれば株やFXでショートメインで取り組むことで、より効率的に利益をあげることができそうです。

ユーロは値下がりが期待できる

ドイツはユーロ圏内に位置する国です。もちろん、ユーロへの影響も出てきます。ユーロであれば国内のFX業者を使えばショートすることが可能なので、破綻と合わせて暴落で儲けられる可能性があるでしょう。実際に、フォルクスワーゲンはドイツ銀行のCDSを多数保有しています。ドイツ銀行が破綻した場合には、共倒れする可能性もあることからユーロ圏内の経済へも大きな悪影響をもたらし、さらにユーロ安が深刻化することになるでしょう。

米ドルや人民元も下がる可能性がある

米ドルや人民元にも影響が出る可能性があります。ドイツ銀行の株は、海溝集団という中国の組織が買い占めていました。ここ最近では、ドイツ銀行の株を手放していくという報道も出ています。このように、ドイツ銀行はつながりがある中国企業が多いため、人民元にも影響が出てくるでしょう。加えて、米中の貿易摩擦が深刻化すれば、人民元にもさらに売り圧力がかかり下落する可能性が考えられます。

また、米ドルもふたたび下がる可能性があります。ドイツ銀行に関連したCDSは米企業も数多く保有しています。加えて、トランプ政権になってから株価は軒並み上昇しているため、近いうちにその反動がやってくる可能性があるのです。破綻と反動の組み合わせは非常に強力な下落の流れを生み出すでしょう。こうしたことからも、米ドルも1つ狙い目になってくるでしょう。

まとめ

以上、ドイツ銀行の破綻可能性とそこから大きく儲けるコツや銘柄などについて解説してきました。今回紹介したように、ドイツ銀行では深刻な経営難が続いています。加えて、多額のCDSを抱えていることから、破綻した場合には世界経済へ大きな影響を及ぼすことが予想されます。リーマンショックの数倍という規模になると指摘する声も挙がっています。

いっぽう、大不況の時にこそ億万長者が数多く生まれると言われています。実際に、リーマンショックの時には不動産バブルを見抜いた投資ファンドのいくつかが、数億円や数十億円規模の利益を出しています。誰もが悲観している時こそ、絶好の買い時といえるのです。今回の記事を参考に、ぜひみなさんもドイツ銀行の破綻で大儲けしてみてくださいね。

前原
前原
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仮想通貨やフィンテックを中心にフリーライターとして活動しています。

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