FXとは?仕組みや難しい専門用語を5歳でもわかるように徹底解説!

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FXに興味はあるけど、具体的にどこから始めれば良いのかわからないよ・・・。

こんな気持ちを持っていませんか?

FXは株のように有名で、投資の中でも代表的な存在です。ここ最近では、政府も資産運用を推奨していることもあり、興味を持っている方も多いでしょう。いっぽう、その専門用語の難解さなどから、チャレンジしようとして挫折してしまった方も多いはずです。

そこで今回の記事では、FXとはどのようなものか、メリット・デメリットや専門用語を踏まえて仕組みをわかりやすく解説していきます。

FXとは?仕組みと専門用語を覚えよう!

FXを直訳すると、外国為替証拠金取引のことです。ざっくりいうと、海外の通貨を買ったり売ったりすることで利益を狙っていくのがFXです。利益を出す方法はとてもシンプルで、安い時に買って高い時に売ることで利益を出します。

FXにおいて専門用語であり重要な仕組みなのが、証拠金レバレッジです。下記で、この2つの内容を詳しく確認していきましょう。

レバレッジと証拠金の仕組み

証拠金はFXでは担保になるお金のことを指しています。この証拠金をもとに、FXでは自分が持っているよりも大きな金額を取引で利用することができます。加えて、この証拠金に対して適用する倍率のことを、FXではレバレッジと呼びます。

たとえば、証拠金が10万円でレバレッジが10倍であった場合を考えてみましょう。この場合の計算式は、「10万円(証拠金) × 10倍(レバレッジ)= 100万円」となり、100万円の資金を使ってFX取引をすることができます。

このようにFXでは証拠金とレバレッジの仕組みを使い、大きな金額をトレードで利用することができます。また、これはFXの独自の特徴でもあり、基本的な考え方でもあります。

差金決済の仕組み

FXでは差金決済の仕組みが使われています。差金決済とは、取引の結果として発生した差額のみを決済するという決済方式です。わかりやすいように、例で確認してみましょう。

たとえば、1ドルが110円の時に1ドルを購入したとします。そして、1ドルが111円の時に、1ドルを売却したとしましょう。この場合の計算式は、「111円(1ドルの売却価格)- 110円(1ドルの購入価格)= 1円(利益)」となります。取引の途中では1ドルの売買がされているため、通常であれば1ドルの受け渡しが行われていると考えることでしょう。しかし、FXの差金決済では、途中で発生した1ドルのやり取りはいっさい行われず、差額として発生した1円のみが決済される仕組みとなっています。

このように、FXでは通常の取引のような現物の受け渡しは行われません。結果として発生した差額のみが決済されるのが、大きな特徴となっています。これは、次に説明する「ショート」の取引にも大きな影響を与える仕組みとなっています。

ロングとショートとは?

ロングとショートという用語もFXではよく出てきます。始めて聞くと、何が短くて何が長いのかよくわからないですよね。ロングとショートは長さを表した言葉ではなく、買いと売りのポジションのことを指した用語です。具体的には、「ロングが買い」で「ショートが売り」のことを指しています。

たとえば、FXではロングを持つ、またはショートを持つなどというワードがよく出てきます。これは、買いポジションや売りポジションを持つことを指しています。

いっぽう、初心者の方だと売りポジションを持つの意味がわからないですよね。下記で確認してみましょう。

FXではショートから入ることができる

FXでは、ショートから入ることができます。具体的には、ある通貨を売ったと仮定して後から買い戻すトレード方法です。差金決済の仕組みが使われていることで、差額のみを決済するため、こうした仮定に基づいた取引は可能となっています。さらに、FXではこのショートによって、ロングでは得られない値下がり時にも利益を出すことができます。

たとえば、1ドルが110円の時に1ドルをショート(売る)したとします。そして、1ドルが109円の時に、1ドルを買い戻したとしましょう。この場合の計算式は、「110円(1ドルの売却価格)- 109円(1ドルの購入価格)= 1円(利益)」となります。1ドルの売却時に得た110円を使って同じ1ドルをさらに安い金額で買い戻すことができたので、結果として差額の1円が利益になったということです。

不思議に感じるかもしれませんが、ショートを使うことでこのように値下がり時にも利益を出すことができるのです。逆にショートでは、値上がりすると損失が発生することになるので、注意しておきましょう。

値動きを表す「pips(ピップス)」

FXの頻出単語でもある、「pips(ピップス)」についても確認しましょう。pipsはFXの値動きを表した指標のことで、「1pips=1銭」となります。

取引時なども含めてFXでは頻出用語になっているので、必ず覚えておくようにしましょう。

FXの5つのメリット

ここまでで、FXの専門用語や取引の仕組みなどもよくわかりましたね。ここからは、FXが持っている具体的なメリットについて確認していきましょう。

①少ない資金で大きな利益が狙える

FXの持っているメリットとして、少ない資金で大きな利益が狙える点があります。具体的には、証拠金とレバレッジの仕組みを使うことで、大きな金額が取引できるというメリットです。

国内では最大で25倍のレバレッジを使うことができます。日本の法律が適用されない海外事業者であれば、レバレッジ100倍なんて業者も存在します。仮に自己資金が10万円しかなくても、国内であれば250万円までレバレッジをかけて資金を増やせますし、海外であれば1,000万円までレバレッジをかけて増やすことができます。

これによって、少額でも大きな利益を狙うことが可能です。初心者の場合、急に大きな金額を投資に回せるわけではないので、こうした仕組みはとてもありがたいと言えるでしょう。

②少額からでスタートできる

FXの持っているメリットとして、少額でもスタートできる点が挙げられます。FXにおける取引できる最低金額は、FX業者によって異なります。国内で最小の取引金額を提供しているのは、SBI FXトレードです。なんと同社では最低4円(ドル円)から取引をすることができます。

4円であれば、資金がどれほど少ない人でもチャレンジすることができますね。こうした最小金額の小ささも、FX取引における大事なメリットといえるでしょう。

③スワップポイントで金利収入も得られる

スワップポイントで金利収入が得られる点も、FXの大きなメリットです。スワップポイントとは、日本円と海外の法定通貨の金利差のことを指しています。一般的に、スワップポイントがプラスで高ければ金利収入を受けるとることができ、逆にマイナスで低ければ金利を支払う必要が出てきます。

いっぽう、日本は超低金利の国としても有名です。具体的には、0.1%という低金利が日本では提供されています。これによって、海外の通貨であればほとんどの通貨でスワップポイントがプラスになるのです。

スワップポイントが高い通貨には、金利が高くないと欲しがる人がいないというそれ相応のリスクがあります。新興国の通貨などはこの傾向が特に顕著です。しかし、アメリカのドルなどはとても安定しているにも関わらず、政策金利が2%と日本より高くなっています。これによって、ドルをロングで保有すれば金利収入を獲得することが可能です。

このように、FXでは通貨の売買益だけでなく、スワップポイントのように金利による収益を受けれるという独自のメリットがあるのです。。

④ショートで下落相場でも稼げる

先ほど、ショートについて解説しました。一般的に、現物取引では価格が上昇しないと利益をあげることができません。しかし、FXであれば価格が下落した時にでも、ショートで利益を出すことができます。

実際に億万長者が誕生するのは、暴落と合わせてということが多くなっています。これはレバレッジを大量にかけて、ショートを行うことで暴落時に大儲けしているということです。

この下落相場でショートでも稼げる点は、差金決済の仕組みを生かしたFXならではのメリットといえるでしょう。

⑤平日は24時間取引が可能

FXの特徴でありメリットでもある点として、平日であれば24時間取引が可能であるという点があります。

たとえば、株取引では日本の証券取引所が開いている時間にしか取引ができません。午前中と午後の数時間しか取引ができないので、副業などで株取引を始めるのは、なかなか難しいといえるでしょう。いっぽう、FXでは日本の市場が閉まっても、海外の市場に移動して取引をすることができます。具体的には、日本が閉まればヨーロッパへ、ヨーロッパが閉まればアメリカへといった感じです。

このように、FXでは世界中の市場を1日をかけてぐるぐると回ることができます。これによって、本来であれば取引できない時間帯でも取引が可能となり、平日24時間という長い時間の取引ができるのです。

FXの4つのデメリット

ここまで、FXの概要やメリットなどを確認してきました。FXには独自の特徴やメリットが数多くありましたね。ここからは、FXが持っているデメリットも確認していきたいと思います。

①借金をする可能性がある

FXでは借金をする可能性もあります。証拠金を使ってレバレッジをかけることで、自己資金以上のお金を使って取引できることは、先ほど確認しましたね。いっぽうで、自己資金以上のお金を使うということは、本来持っているお金より大きな金額の損失を出してしまう可能性があることを示しています。

たとえば、証拠金10万円でレバレッジ25倍をかけて取引した場合はどうでしょうか。この場合、合計で250万円の資金を使って取引をすることができます。いっぽう、本来持っている資金はたったの10万円です。10万円は250万円の4%にあたります。そのため、価格が4%下落してしまっただけで証拠金はなくなり、それを超えてさらに価格が下落すれば借金になってしまうのです。

このように、FXでは証拠金とレバレッジの仕組みがあることが大きなメリットである反面、借金を背負う可能性を生み出しているデメリットともなっているのです。

②追証とロスカットがある

FXでは追証とロスカットの存在も見逃せないポイントです。まず追証とは、証拠金が足りなくなった場合に求められる証拠金のことです。一般的にFXでは、運用資金と発生した損失において一定水準以上の証拠金を常に保持していることが求められます。もしこの水準を下回りそうになった場合には、追加の証拠金(追証)を入金する必要があるのです。

そして、追証を入金できなかった場合には、ロスカットが発生します。ロスカットとは、強制的にポジションを決済する損切りのことです。FXでは借金を背負う可能性があり、これを防ぐために損失が一定水準以上発生した場合に、ロスカットが入ることになります。

ロスカットは本来であれば、借金をしないようにしてくれる親切な仕組みですが、いっぽうで思ってもいないタイミングで入ってしまう場合もあります。これによって、自分が思い描いていた取引ができないまま、ポジションが決済されてしまう可能性というのがあるのです。

こうした点からも、追証とロスカットの存在はデメリットになる可能性があります。取引をする時には注意しておきましょう。

③土日は取引できない

FXは平日であれば24時間取引ができるメリットがありましたね。いっぽうで、FXは土日はトレードができません。

FXでは日本円やドル、ユーロなどの各国の法定通貨をやりとりします。こうした取引においては、銀行や証券取引所が必ず必要になります。世界的な習慣として、こうした企業は土日には休みます。これに伴い、FXの取引自体ができなくなるということです。

例外的に中東の市場は土日でも取引が行われています。これは宗教上の理由で、金曜日が休みという国があるからです。中東でやってるならそこで土日でも取引できると考えるかもしれませんが、現時点ではこうした中東の国の取引所は使えないため、私たちはやはり土日はトレードをすることができません。

FXをやっている人の多くは、副業で取り組んでいる方がほとんどでしょう。そのため、時間をゆっくり取れる土日にはしっかりとトレードをしたいところです。そんな土日が休みというのは、FXの持つ手痛いデメリットといえます。

④ほとんどの人が勝てない

パチンコなどのギャンブルでは、胴元が必ず勝つ仕組みが採用されています。これに対して、FXでは胴元が勝つ仕組みなどは使われていません。実際に運営業者がユーザーから徴収するのは、手数料だけです。つまり、本来であれば半分弱の人はFXで勝つことができる可能性があるのです。それにも関わらず、FXではほとんどの人が負けています。実際にFX取引で勝っているのは、上位数%の人のみだと言われています。

この理由としてあるのが、大口投資家の存在です。大口投資家とは、保険会社や年金基金、ヘッジファンドなどの企業であったり、大富豪の資産を運用するファミリーオフィスなどのことを指しています。こうした大口の投資家は、個人レベルでは到底用意できないほどの大きな資金を持っています。この資金を使うことで、チャートの価格操作もかんたんにできてしまうのです。

チャート操作の例

大口投資家が行うチャート操作の例として、ストップ食いという手法があります。ストップとは、投資家が入れている損切り注文(ストップ注文)のことを指しています。

たとえば、現在価格の少し下のあたりに、損切り注文が溜まっている価格帯があったとしましょう。大口投資家は、この価格帯を狙って大量の売り注文を入れます。売り注文が入れば、価格は下落していきます。価格が下落することで、損切り注文が溜まっているラインまで到達すると、大量の損切りが発生し、さらに下落は加速します。

大口投資家は、この段階で大量のショートを保有しているか、買い戻しで価格を一気に上昇させ売り抜ける手法をよく使います。もちろん、個人レベルではこのようなチャートのコントロールなどはできません。しかし、多くの資金を保有している企業であれば、こうしたありえない投資方法もできてしまうのです。

FXで負けている人が、すべてこれによって負けているわけではありませんが、大口投資家の動きは普通の小口投資家とは逆の動きを見せてきます。重要なポイントでは必ず出てくるので、FXをする際には意識して見ておくようにしましょう。

まとめ

以上、FXとはどのようなものか、初心者向けに解説してきました。今回紹介したように、FXではさまざまな専門用語や仕組みが使われています。自己資金が少なくても大きな利益を狙えたり、少額からでもスタートできる点など、投資に初めてチャレンジする方にはとても合っています。

いっぽうで、FXでは自己資金以上の損失を抱えてしまうリスクもあります。知識不足のまま取り組んでしまうと、思わぬところで痛い目を見てしまうかもしれません。しっかりと、事前準備をしたうえで始めてみることをおすすめします。

前原
前原
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仮想通貨やフィンテックを中心にフリーライターとして活動しています。

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