FXのゼロカットシステムとは？借金をしないって本当？仕組みや採用しているFX業者を紹介！

FXでゼロカットシステムってよく聞くけど、実際のところどんな仕組みなんだろう？

こんな気持ちを持っていませんか？

ゼロカットシステムはユーザーが借金をしない仕組みとして、海外のFXでよく使われています。日本でも採用されていないかなと考えるでしょうが、実は日本では法律の面で使うことができないんですね。なので、海外のFX特有のシステムがゼロカットシステムです。

いっぽう、日本国内でもゼロカットシステムを使い海外のFX業者を利用することができます。海外業者は日本の金融庁の法律が適用されないため、こうした取り組みができるんですね。しかし、ゼロカットシステム自体がよくわからないし、海外のFX業者を使うのが怖いなという人もいるでしょう。

そこで今回の記事では、FXのゼロカットシステムとはどういう仕組みなのか解説していきます。また、実際に海外で利用できるゼロカットシステムを採用している業者なども紹介していきます。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

FXのゼロカットシステムとは？

FXのゼロカットシステムとはどのようなものなのでしょうか。まずはその概要を確認していきましょう。

ゼロカットシステムの概要

ゼロカットシステムとは、証拠金残高が「ゼロ（0）」になった時点で必ずポジションがロスカットされる仕組みのことです。

広い意味では、ゼロカットシステムはロスカットの一種になります。ロスカットなのでユーザーの意図とは関係なく、ポジションは強制的に決済されます。

なぜゼロカットシステムが必要なのか

FXでは証拠金とレバレッジの仕組みを使うことで、通常自分が保有している自己資金よりも大きな金額を使いトレードを行うことができます。具体的には、証拠金が10万円あり、レバレッジ10倍を適用すれば100万円の資金を使ってトレードすることができるんですね。

FXは少額でも大きな利益を狙うことができるため、人気を集めていますが、その反面リスクも大きいのです。まさに、ハイリスクハイリターンがFXの特徴であるといえるでしょう。

そもそもロスカットは借金を出さないための保険のような仕組み

ここで考えたいのが、ロスカットの必要性です。ロスカットはFXのように大きな資金を扱う場合、借金をするリスクを減らすために適用されます。業者によっても異なりますが、証拠金の残高が少なくなってくると強制的にポジションが決済されます。これによって、ユーザーは借金をする前の段階でポジションを放棄することができるのです。いっけんすると、ロスカットはユーザー思いの良い仕組みのように感じられるでしょう。

あなたが上昇を予想してポジションを保有して、価格が急激に下落したとしましょう。その後の上昇を予想しているので、本来であればこのタイミングではポジションを保有し続けていたいですよね。しかし、ロスカットが入ってしまえばそれは実現できなくなってしまうのです。

このように、本来であれば決済したくないタイミングでポジションを決済されてしまうことは、ロスカットの持つ大きなデメリットの1つともなっています。

ゼロカットシステムによってギリギリまでポジションが持てる

こうしたユーザーのニーズに応えるために開発されたのが、ゼロカットシステムです。ゼロカットシステムでは、証拠金の残高がゼロ（0）になった時点でロスカットが発生します。そのため、限界ギリギリまでポジションを保有することができるのです。

このように、ゼロカットシステムはロスカットが持つデメリットを克服した仕組みとして開発が行われました。

ゼロカットシステムの3つのメリット

ここまでで、ゼロカットシステムの全体的なイメージはつかむことができましたね。ここからは、ゼロカットシステムの持つ具体的なメリットを見ていきましょう。具体的には、以下の3点になります。

① 借金のリスクがなくなる

ゼロカットシステムの持つ大きなメリットの1つとして、借金のリスクがなくなるという点があります。これは、FXをするユーザーにとっては非常に大きなメリットです。

しかし、レバレッジに上限が設けられた現在でも、FXには借金を抱えてしまうデメリットがあります。これを解決できるのが、ゼロカットシステムです。証拠金残高がゼロ（0）になった時点で必ず決済されるので、ユーザーの自己資金がマイナスになることは絶対にありません。このように、ゼロカットシステムにはユーザーの借金のリスクをゼロにする大きなメリットがあるのです。

② 狙い通りのトレードができる

先ほどもお伝えしたように、ゼロカットシステムは証拠金の限界ギリギリまでトレードをすることができます。本来であればロスカットが発生してしまうタイミングでもポジションを持ち続けられるのは、大きな強みの1つといえるでしょう。

このように、ゼロカットシステムはユーザーが望むトレードを最後まで可能にしてくれる優れた仕組みです。借金を抱えることがないだけでなく、フルにFX取引を楽しむことができる点も、大きなメリットといえるでしょう。

③ FX業者のシステムが優れていることがわかる

ゼロカットシステムは高度なシステムによって支えられています。本来であれば為替チャートの変動が激しい場合、ロスカットがそれに追いつかないということが多々あります。これは、システム上の処理能力に大きく依存していることが原因です。

このように、ゼロカットシステムを採用している業者は、高度なシステムを構築しているFX業者であるともいえるのです。つまり、ゼロカットシステムはそのFX業者の技術力を表す指標でもあります。基本的に、ゼロカットシステムを採用している業者であれば、高い処理能力を持っている信頼できる業者であると考えて良いでしょう。

ゼロカットシステムのデメリット

ここまでで、ゼロカットシステムの概要や具体的なメリットはわかったかと思います。いっぽう、ゼロカットシステムにはメリットだけでなくデメリットも存在します。採用している業者を利用するのであれば、デメリットは必ず抑えておきたいところです。

そこで、ここからはゼロカットシステムが持つデメリットを見ていきましょう。具体的には、下記の3点になります。

① 通常のロスカットの方が損失を抑えられる場合もある

ゼロカットシステムのデメリットとして、通常のロスカットの方が損失を抑えることができる場合が挙げられます、メリットでもお伝えしたように、ゼロカットシステムはユーザーが思い通りの取引を実現するために、証拠金ギリギリまでポジションを保有できる仕組みです。しかし、ロスカットのように一定水準で強制決済が発生しないことで、損失をさらに拡大させてしまう可能性があります。

たとえば、価格の上昇を予想したタイミングで、ポジションをロングで保有したとしましょう。しかし、予想に反して価格が下落してしまいました。これによって、本来であれば一定水準以上の損失が出た段階でロスカットが発動します。ポジションは保有し続けられませんが、損失がそれ以上拡大することはありません。

このように、ロスカットの方が損失を小さく抑えることができたという点は、ゼロカットシステムの持つデメリットの1つといえるでしょう。

② 発動した場合には証拠金が必ずゼロになる

ゼロカットシステムは証拠金がゼロになるまで発動しません。逆をいうと、ゼロカットシステムが発動したタイミングでは証拠金がゼロになったということになります。

このように、ゼロカットシステムには元手の損失という大きな危険性があります。リスクケアをすることは、大きな資金を扱うFX取引においては非常に重要です。そのため、実際にゼロカットシステムが採用されているFX業者を使うのであれば、システムが発動する前の段階で余裕を持ってストップ注文を入れておくことを強くおすすめします。

③ FX業者側のリスクもある

ゼロカットシステムは緻密で繊細な処理を高速で行う、高度なシステムによって支えられています。しかし、実際には必ずしもゼロになった段階で決済できるわけではありません。若干のブレがシステム内でも起こっているのです。

この場合、FX業者の資本金などが少ないと倒産してしまう可能性も出てきます。破綻してしまえば、そのFX会社が信託保全で分別管理などを行っていなければ、自分自身の資産を失ってしまうことにもなるのです。こうした点からも、FX業者側にもリスクがあるシステムであるということを認識したうえで、自分の資産すべてを預けることなどは控えるようにしましょう。

iForexならゼロカットシステムを国内でも利用できる！

ここまでゼロカットシステムの概要、メリットやデメリットを見てきましたね。全体的なイメージはほぼ掴めたことでしょう。冒頭でも述べたように、ゼロカットシステムは国内では法律の問題で禁止されています。そのため、日本でも利用できる海外業者を利用することで、ゼロカットシステムを使いFX取引をすることになります。

もしあなたがどのFX業者を選べば良いかわからないのであれば、iFOREXがおすすめです。iFOREXはゼロカットシステムを採用したFX業者として、日本でも利用することができます。どのようなFX業者なのか、下記でそのほかの特徴を確認していきましょう。

創業20年以上で信頼性が高い！

iFOREXはギリシャに拠点を構えるFX事業者です。創業から20年以上も経過しており、FX業界では老舗的な存在として認知されています。海外事業者の場合、信頼性に不安を感じる人も多いでしょうが、iFOREXなら安心してFX取引を行うことができるでしょう。また、日本語の電話・メールのサポートも行っているため、英語に不安がある人も安心して利用できます。

最大100倍のハイレバレッジ取引が可能！

iFOREXではゼロカットシステムだけでなく、最大100倍というとてつもないハイレバレッジでFXをすることができます。仮に証拠金が10万円であった場合、フルレバレッジをかけることでなんと1,000万円近くの金額をトレードで利用することができるのです。

ゼロカットシステムが採用されているので、100倍のレバレッジでも借金の心配はありません。そのため、少額の資金でも大きな利益を狙いたい方にもピッタリです。

まとめ

以上、FXのゼロカットシステムについて解説してきました。今回紹介したように、ゼロカットシステムはロスカットの持つデメリットを克服する仕組みとして開発されました。これによって、ユーザーの取引ニーズに最大限応えることができるだけでなく、FXの持つ借金を抱えてしまうデメリットすら克服しているのです。

いっぽう、日本ではゼロカットシステムを法律上採用することができません。過去には違法にゼロカットシステムを提供したとして、摘発された国内事業者も存在するほどです。その反面、海外ではほとんどの業者で採用されています。それくらい、多くのトレーダーがゼロカットシステムを必要としており、確かなニーズがあるということです。

日本国内でも利用できるFX業者は数多く存在し、これらの業者は日本の法律が適用されないため、利用することでゼロカットシステムをフルに楽しむこともできます。興味がある方は、これを機会に口座を開設してみも良いでしょう。ぜひ、この記事を参考にFX取引を楽しんでくださいね。