年会費1万円で持てる法人プラチナカード!セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードとはどんなカード?

法人代表者の方などの憧れとも言えるプラチナカードですが、ステータスが高いものの審査難易度の高さや年会費の金額が気になって申し込みに踏み切れないこともあるのではないでしょうか。

そんな方にぜひチェックしてほしいのが、年会費の負担も比較的おさえられる法人プラチナカード「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」です。

今回の記事では、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードについて詳しく解説していきます。また、付帯サービスの内容やポイント制度、その他にも持つことで得られるメリット、どんな方におすすめなのかをタイプ別に分けてまとめました。

記事を最後まで読むことで、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードがどんなカードなのか理解して申し込み手続きをスムーズに進められるでしょう。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの概要

クレディセゾンがアメリカン・エキスプレスと提携して発行する法人プラチナカードが「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」になります。

こちらでは、最初にセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの概要についてご紹介していきましょう。

・年会費
・追加カード
・国際ブランド

上記の3点について以下で詳しくまとめています。

年会費

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを持つには、年会費を支払わなくてはなりません。

1年間の利用金額が200万円以上になることで翌年度の年会費は優遇されますが、詳しい年会費は下記のようになっています。

・本会員:22,000円(税込)
・追加カード:3,300円(税込)
・ETCカード:無料(クレジットカード1枚につき5枚まで)

なお、年間200万円以上のショッピング利用で、翌年度の本会員年会費が11,000円(税込)に優遇されます。

初年度年会費は割引などがなく高額になりますが、それでも他社発行の法人プラチナカードと比べて負担は少ないです。

たとえば、三井住友カードの発行する「三井住友ビジネスプラチナカード for Owners」の本会員年会費は55,000円(税込)となり、初年度年会費無料などのサービスもありません。

追加カードは4枚まで

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、追加カードを最大4枚まで発行できます。

発行枚数に応じた年会費が別途必要ですが、18歳以上の社員に加えて、本会員と生計を同一にする18歳以上の同性家族なら追加カードを持つことが可能です。

社員だけに限定されず、家族にも追加カードを発行できる点は、家族で会社経営をする法人代表者にとっても大きなメリットでしょう。

付帯する国際ブランドはアメリカン・エキスプレス

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードに付帯する国際ブランドはアメリカン・エキスプレスのみです。他の国際ブランドを選ぶことはできないので注意してください。

アメリカン・エキスプレスと提携していることから、一部の付帯サービスでアメリカン・エキスプレスのサービス利用が可能です。

アメリカン・エキスプレスは付帯サービスの充実も高くてブランド力も高いカード会社なので、ビジネスの中で幅広く役立てていけるでしょう。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの主な付帯サービス

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードには、ビジネスやトラベルに関するものが多くそろっています。

こちらでは、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの付帯サービスにどんなものがあるのかを詳しく解説していきましょう。

・コンシェルジュ・サービス
・ビジネス
・トラベル
・ライフサポート
・アメックスのサービス
・ショッピング補償

詳しく見ていきましょう。

コンシェルジュ・サービス

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードには、コンシェルジュ・サービスが付帯しています。

専任のスタッフが24時間365日体制で会員からのさまざまな問い合わせに対応していて、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード会員様専用のコールセンターが窓口です。

コンシェルジュ・サービスでは、以下のようなことに対応してもらえます。

・プライオリティ・パスのお申し込み
・国内レストランのご案内・ご予約
・ハイヤー送迎サービスのお申し込み
・ビジネス向けバンケット、会議室などの連絡先紹介
・entrée(オントレ)ダイニング特典、スパ特典、ショッピング特典に関するお問い合わせ
・フラワーギフト手配 など

自身はもちろん社員に頼むのは難しい時間帯であっても依頼が可能なので、忙しい方にとってはメリットの多い存在です。

ビジネス関連の付帯サービス

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは法人プラチナカードになるため、ビジネスに役立つ付帯サービスの充実度も高いです。

以下のような付帯サービスがあり、ビジネスの中で幅広く活かせるでしょう。

・セゾン弁護士紹介サービス
・ビジネス書要約サイト「flier(フライヤー)」優待
・全自動クラウド型会計ソフト「freee(フリー)」優待(年額プラン3カ月無料)
・クラウド型経費精算サービス「Staple(ステイプル)」優待
・法人向け顧問弁護士サービス

法人はもちろん、個人事業主にもあると便利なサービスがそろっているので、ビジネスに集中しやすくなります。

トラベル関連の付帯サービス

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを持っていることで、旅行や出張が快適なものになります。トラベル関連の付帯サービスの充実度も高く、活用機会も多いでしょう。

なお、トラベル関連の付帯サービスは下記のようになっています。

・国内主要空港ラウンジ無料
・プライオリティ・パスに無料登録(プレステージ会員)
・tabiデスク(大手旅行会社ツアー最大8%OFF)
・旅行傷害保険自動付帯(海外最高1億円補償、国内最高5,000万円補償)
・海外アシスタンスデスク
・海外レストランWEB予約サービス
・ハイヤー送迎サービスご優待
・手荷物宅配サービスご優待キャンペーン など

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードがあれば、出張や旅行の手配はもちろん出かけている最中も快適に過ごせます。

特に140以上の国や地域、500以上の都市で1,200ヵ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」に無料登録できる点はメリットが大きいです。通常であれば年会費429米ドルがかかりますが、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを持っていれば支払うことはありません。

その他にも旅行傷害保険は自動付帯なので、旅行や出張にかかったお金をセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードで支払っていなくても補償対象です。

ライフサポート関連の付帯サービス

プライベートでもメリットのある付帯サービスがそろっているのもセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの特徴です。

具体的な内容としては、スポーツクラブの優待に家事の手助けなどが挙げられます。

・スポーツクラブ(コナミスポーツクラブ、エグザス、スタジオ・ヨギー)優待
・ミニメイド・サービス(家事代行サービス)優待
・宅配ネットクリーニング「リネット」優待
・月末の金土日は全国のロフトでのお買物が5%OFF
・セゾンフラワーサービス
・「アクアクララ」優待プラン
・「LUXA RESERVE(ルクサリザーブ)」優待

これらのセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの付帯サービスを上手に利用すれば、オフタイムの充実度を高めることも可能です。

アメリカン・エキスプレス・コネクトでアメックスの一部サービスが利用できる

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、クレディセゾンがアメリカン・エキスプレスと提携して発行する法人プラチナカードになります。

付帯サービスの中には、一部アメリカン・エキスプレスのサービスが含まれているので、合わせてチェックしておいてください。

・Expedia優待(8%OFF)
・American Express Invites(11,000円以上で使える5,000円割引券)
・アメリカン・エキスプレス・オンラインモール(おすすめのクーポンや情報)など

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはアメリカン・エキスプレスのプロパーカードではありませんが、こうして一部のサービスを利用できる点はメリットの一つです。

ショッピング補償

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードでは、ショッピングの補償もあるので安心です。

・ショッピング安心保険
国内・海外を問わず、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードで購入した物品の破損・盗難の損害を購入日から120日間、年間300万円まで補償・オンライン・プロテクション
見覚えのないインターネット上での不正使用による損害を補償

調査には60日程度の時間がかかる場合がありますが、補償があることは心強いと言えるでしょう。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのポイント制度

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、毎月の利用金額に応じたポイントを獲得できます。なお、貯まるポイントはクレディセゾンのポイントです。

こちらでは、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのポイントについてまとめています。

・永久不滅ポイント
・JALのマイル

積極的に貯めることでお得さも得られるので、ぜひチェックしておくと良いです。

永久不滅ポイントで有効期限なしで貯められる

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、毎月末の利用金額1,000円ごとにクレディセゾンの永久不滅ポイントが1ポイント貯まる仕組みです。さらに、海外で利用した際は貯まるポイントが2倍になります。

そして、貯まったポイントは商品や他社のポイントなどに交換が可能な他、ポイントには有効期限がありません。セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを解約するまではずっと貯め続けられるので、高額商品への交換も実現できます。

SAISON MILE CLUBに登録すればJALのマイルが貯まりやすい

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードで貯まった永久不滅ポイントを、JALやANAのマイルへ交換できます。また、SAISON MILE CLUBへ登録することで通常よりもお得なレートでポイントではなくマイルが貯まり、しかも料金はかかりません。

交換レートを比べてみると以下のとおりです。

・通常の交換
(ANA)
レート:200ポイント→600マイル
1,000円利用時のマイル数:3マイル
(JAL)
レート:200ポイント→500マイル
1,000円利用時のマイル数:2.5マイル・SAISON MILE CLUB
レート:1ポイント→10マイル
1,000円利用時のマイル数:10マイル

このように、SAISON MILE CLUBへ登録すれば通常の倍以上のレートでJALのマイルが貯まるようになります。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのメリットとデメリット

こちらでは、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのメリットとデメリットについて詳しくまとめています。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのメリット

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードには、他の法人カードよりも優れた点が多くあることが魅力です。

まず、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのメリットを解説します。

・年間200万円以上の利用で年会費は1万円
・iDとQUICPay両方対応
・JALのマイルを効率よく貯められる

以下で詳しくまとめています。

年間200万円以上の利用で年会費は1万円

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの年会費は22,000円(税込)になることは前に説明していますが、1年間の支払い額が200万円を超えれば11,000円(税込)に優遇されます。

たとえば、JCBゴールド法人カードの年会費は11,000円(税込)になるので他社のゴールドカードと同等の金額で済みますし、年会費31,100円(税込)になるアメックス・ビジネス・ゴールド・カードよりは安く済む計算です。

利用金額が多くなることで、支払うべき年会費の負担が少なくなるのは大きなメリットでしょう。

iDとQUICPay両方対応

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、複数の電子マネー機能に対応します。特に、iDとQUICPayの両方に対応しているのは便利です。

iD・QUICPayのどちらかにしか対応しない店舗であっても、スムーズに支払いができます。また、どちらもチャージ不要なので、残高を気にする必要もありません。

JALのマイルを効率よく貯められる

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、SAISON MILE CLUBに登録するとマイルが貯めやすくなります。1,000円の利用で10マイル貯まるため、毎年200万円程度の支払いをするのであれば20,000マイル程度貯まる計算です。

20,000マイルは普通運賃で往復13~14万円となり、国内線で言えば東京~石垣島区間(往復)相当になります。旅行や帰省、出張目的でJALマイルを特典航空券に交換したい方にとっては大きなメリットです。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのデメリット

さまざまなメリットのあるセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードですが、あらかじめ気をつけてほしいデメリットもあります。

メリットだけでなく、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのデメリットも合わせて知っておくようにしてください。

・福利厚生サービスとの提携なし
・利用可能なアメックスのサービスが限定される
・ステータスの高さ

詳しく見ていきましょう。

福利厚生サービスとの提携なし

法人カードの多くで福利厚生サービスが付帯されていて優遇などの特典を受けられますが、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードでは福利厚生サービスの付帯はありません。

スポーツクラブの優待に旅行ツアーが割引されるなどの優待はあるものの、健康診断の優待、ビジネススキルアップのサポートなどがなく、幅広くないことがわかります。

福利厚生を手軽に導入したい方には、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの福利厚生サービス提携がないことはデメリットと言えるかもしれません。

利用可能なアメックスのサービスが限定される

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを持っていると、アメリカン・エキスプレスの一部サービスの利用が可能ですが、あくまでもセゾンカードは提携カードにしかすぎません。本家アメックスのサービスをフル活用できることはなく、アメリカン・エキスプレス・コネクトなどのごく一部だけ利用できます。

そのため、アメリカン・エキスプレスのサービスに比べるとどうしても劣ってしまうことは否めず、サービス内容が物足りないと感じることもあるでしょう。また、空港ラウンジの同伴者1名無料サービス、福利厚生サービス「クラブオフ」のVIP会員年間登録料無料といったサービスはアメリカン・エキスプレスのプロパーの法人カードのみで利用可能です。

ステータスの高さ

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、クレディセゾンの発行する法人カードなので、国際ブランドはアメリカン・エキスプレスなもののプロパーカードに比べたらステータスは低くなるでしょう。

ステータスの低さは年会費の金額、付帯サービスの内容、審査通過難易度で差が出ます。プラチナカードであるとは言え、ステータスの高さを求める方にはややデメリットになる部分です。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはこんな方におすすめ

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは年会費の金額をおさえて持てる法人プラチナカードですが、一体どんな方におすすめなのかを解説します。

アメックスブランドのプラチナカードをリーズナブルな価格で持ちたい方

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、法人プラチナカードの中でも年会費が安いです。年間の支払い金額が200万円以上であれば、他社法人ゴールドカードと同じくらいの年会費で維持できます。

そのため、リーズナブルな年会費でプラチナカードを持ちたい方におすすめです。

プライオリティ・パスの費用をおさえて持ちたい方

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、プライオリティ・パスを無料で持てます。負担するのはもちろん、クレジットカードの年会費のみです。

支払う費用をおさえて法人プラチナカードとプライオリティ・パスを使いたいのであれば、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはおすすめの1枚になります。

セゾン以外のおすすめ法人カードはこちら

まとめ

今回の記事では、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードについて解説しました。

利用金額が200万円以上になれば、他社のゴールドカードと違いのない年会費で維持できるお得さが特徴で、空港ラウンジの利用にJALのマイルが効率的にの貯まるなどのメリットも大きなカードです。しかし、福利厚生サービスの付帯がないことやステータスの高さなどは不満に感じる点かもしれません。

しかし、デメリットよりもメリットが上回るカードなので、初めてのプラチナカードとして持ってみるのもおすすめです。セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを持ってみたいと感じた方は、ぜひ記事を参考にしながら申し込みにつなげてみてください。

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