法人カードでJALマイルを貯める方法とおすすめカードを解説

「出張で移動する際にJALをよく利用するから、JALマイルが貯まる法人カードが欲しい」
「JALマイルを効率良く貯められる法人カードはあるのだろうか」

航空会社の中でもJALを利用する機会が多いのであれば、JALマイルの貯まる法人カードを作ることがおすすめですし、経費の支払いもすればどんどん貯まりやすくなるでしょう。

特にビジネスで発生する経費は金額も大きいですから、マイルを手に入れるために利用しない手はないです。

今回は法人カードでJALマイルを貯める方法を解説し、その他にもJALマイルを効率的に貯められるおすすめの法人カードをご紹介します。

紹介する法人カードは、それぞれに特徴がありますから自社に合った1枚を探す際の参考にしてみてください。

JALマイルを法人カードで貯める方法は2つ

法人カードを作ってJALマイルを貯める方法は大きく2つあります。

・JALなどの飛行機を利用する
・ショッピング利用

それぞれの方法について、以下で詳しく説明するのでチェックしておいてください。

JALなどの飛行機を利用する

マイルを貯める際の代表的な方法は飛行機を利用することです。JALマイルを貯めたいのであれば、JALの飛行機を積極的に利用することでマイルも貯まっていくでしょう。

また、ワンワールドに加盟するJALマイレージバンク提携航空会社を利用することで、JALで使えるマイルが貯まります。

主な航空会社は以下のとおりです。

・ジェットスター(日本)
・ブリティッシュ・エアウェイズ(イギリス)
・エールフランス航空(フランス)
・中国東方航空(中国)
・大韓航空(韓国)
・アメリカン航空(アメリカ)
2019年4月現在、この他に20社あります。

もしも出張で飛行機を利用する際にJALが就航していない場所でも、JALマイレージバンク提携航空会社の飛行機を利用すればマイルは貯まることを覚えておいてください。

なお、JALが発行する個人向けカードのJALカード、法人カードのJAL法人カードを持っていると、飛行機搭乗時に得られるフライトマイル以外にボーナスマイルも獲得できます。

その他にもJALと提携する法人カードでもボーナスマイルを獲得できるケースがあるので、どんな条件でどれくらいのボーナスマイルを得られるのかもチェックしておくことをおすすめします。

追加カードのフライトマイルは本カードに集約できない

法人カードでマイルを貯めるにあたっての注意点もあります。

追加カードで社員が飛行機を利用して獲得としたフライトマイルは本カードに集約して貯められません。なぜなら、フライトマイルはあくまでも飛行機に搭乗した人が獲得できる決まりが適応されるからで、これはJALマイルだけでなくANAマイルでも同じになります。

しかし、ショッピングマイルはクレジットカードのポイントと同様に本カードへの集約が可能です。社内の複数人でマイルを効率良く貯めたい場合、フライトマイルではなくショッピングマイルを選ぶべきであることを知っておくと良いでしょう。

ショッピングでマイルを貯める

もう一つのJALマイルを貯めるための方法が、ショッピングでマイルを貯めていくことです。なお、ショッピングマイルと呼ばれるこのマイルはショッピングで利用した金額に応じたマイルが貯まっていきます。

特に経費の支払いで法人カードの本カードや追加カードを発行する場合、ショッピングマイルを有効活用することでマイルが貯まりやすくなるでしょう。

ただし、JAL発行の法人カード「JAL法人カード」の場合、フライトマイルやボーナスマイルを獲得できるもののショッピングマイルは得られません。その点は利用するにあたっての残念なポイントと言えます。

JALマイルが貯まる法人カード選ぶ際のチェックポイント

JALマイルが貯まる法人カードを選ぶ際にチェックしておきたいポイントをまとめています。

・フライトでマイルがどのくらい貯まるのか
・ショッピング利用時もマイルを獲得できるのか
・現在の事業状況で審査通過が可能か
・利用限度額を十分に確保できるのか

いずれのポイントも、JALマイルが貯まりやすいかの判断基準となる他、法人カードとして利用できるかどうかのポイントも含まれています。

上記のポイントについて、以下で詳しい内容を解説します。

フライトでマイルがどのくらい貯まるのか

JALの飛行機やJALマイレージバンク提携航空会社の飛行機を利用するごとに、どのくらいのマイルを獲得できるのかをチェックするようにしましょう。フライトマイルだけでなく、ボーナスマイルも獲得できる場合があります。

ショッピング利用時もマイルを獲得できるのか

経費の支払いに利用した分をマイルとして獲得できるかは、効率良くマイルを貯めるために大きなポイントとなるでしょう。

フライトマイルの場合、搭乗した本人にのみ貯まりますが、ショッピングマイルは本カードに集約されるためマイルがスピーディーに貯まります。

もしもフライトマイルを獲得できなかったとしても、ショッピングマイルが高還元率であれば航空券を購入した際のショッピングマイルでカバーすることは十分に可能です。

現在の事業状況で審査通過が可能か

法人カードを申し込む場合、起業したばかりだったり会社設立から1年以内だったりすると申込み対象にならないことがあります。また、個人事業主であれば2年分の確定申告書、起業であれば2年分の決算書の提出が必要になることもあるでしょう。

自身で事業を行う場合、毎月一定の収入がある給与所得者と比較して安定しないと判断されがちです。特に起業して日が浅い状態では業績が上がるかどうかの保証もありませんから、カード会社も厳しく審査を行う必要が出てきます。

法人カードを申し込むにあたり、現在の事業状況で審査通過は可能なのかをよく考えてみてください。そして、そのうえで申し込む法人カードを選ぶようにしましょう。

審査通過の可能性が高いのは公式サイトに「個人事業主向けの法人カード」と書かれている、申込時の必要書類が本人確認書類のみで事業に関する資料を求められないケースです。

JALマイルを貯めるには、まずカード会社所定の審査に通過しないとなりません。そのためにも、審査難易度が高いかどうかはあらかじめ確認することが大切です。

利用限度額を十分に確保できるのか

マイルを獲得できることがわかって、審査通過の可能性が高い法人カードをいくつか見つけたら、利用限度額がどのくらいなのかも合わせてチェックしてください。

商品の仕入れをはじめ、広告宣伝費の支払いなど、法人カードで高額の経費を支払う機会は多く発生するものです。利用限度額をよくチェックしないで法人カードを発行してしまい、経費の支払いをできずにビジネスチャンスを逃してしまうのは避けたいところでしょう。

また、利用限度額は前月の利用分が口座から引き落とされるまでは枠が空かないことも意識する必要があります。前月利用分+今月利用分の金額以上に利用限度額を確保できていないと、支払いに支障が出てしまうかもしれません。

JALマイルが貯められるおすすめの法人カード

JALマイルを貯めるのに適しているおすすめの法人カードをご紹介します。

・セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
・EX Gold for Biz
・MUFGカード ビジネス
・JAL法人カード

上記4種類の法人カードは、いずれもJALマイルが貯めやすくなっています。マイル還元率をはじめ、その他の付帯サービスなどを比較しながら自社に適した法人カードを選んでみてください。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、ショッピングでJALマイルを貯めるのに適した法人カードです。

主に以下のような特徴があります。

・ショッピング利用におけるJALマイル還元率が高い
・プラチナランクの手厚い付帯サービス
・利用限度額は個別設定

3点の特徴について、これから解説します。

ショッピング利用におけるJALマイル還元率が高い

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード最大の魅力がショッピングで獲得できるJALマイルの還元率の高さです。

まず、1,000円の利用あたり10マイルがショッピングマイルとして付与される以外に永久不滅ポイントを2,000円ごとに1ポイント獲得できます。永久不滅ポイントは200ポイントの獲得で500マイルとなり、ショッピングマイルと合わせたらマイル還元率は1.05%という高さです。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、ショッピングマイルを貯めたい場合は必ず候補にすべき法人カードと言えるでしょう。

プラチナクラスの付帯サービス

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはプラチナランクの法人カードです。

申込みする際に必要なのは法人代表となる方の本人確認書類だけで済むため、クレジットヒストリー(個人信用情報)に問題がなければ審査通過の可能性が高いことが特徴でしょう。

入会のためのハードルが高くないものの、プラチナランクのカードなので付帯サービスの充実度は高いです。空港ラウンジの利用をはじめ、ビジネス関連のサービスは豊富にそろっています。

特に利用価値の高い付帯サービスが「プライオリティ・パス」のプレステージ会員資格が無料になることです。世界140カ国1,200ヵ所以上の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスは、空港で過ごす時間を充実したものにできます。

なお、プライオリティ・パスのプレステージ会員資格は年間429米ドルとなり、日本円を1米ドル112円計算で48,000円ほどの価値です。この部分だけを見ても、年会費10,000円(税別)の元は十分に取ることができます。

利用限度額は個別設定

利用限度額が個別設定になっていて、独自審査で決まる点もセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの特徴と言えるでしょう。

ビジネスを行う中で、広告宣伝費や商品の仕入れなどで設定された利用限度額を超えそうことも出てくるかもしれません。そんなときは事前承認制を利用し、事前に現金を銀行引き落とし口座に入金しておけば利用限度額を一時的に増額できます。

法人カードでは利用限度額が決まっていることが一般的なので、柔軟に対応してもらえる点は心強いです。

EX Gold for Biz

ポイント還元率の高さを求めるのであれば、おすすめの法人カードはEX Gold for Bizです。

主な特徴が以下の2点となります。

・ショッピングで貯めたポイントをJALマイルと交換できる
・起業後間もない個人事業主や法人代表者も審査通過しやすい

詳しく説明していきましょう。

ショッピングで貯めたポイントをJALマイルと交換ではきる

EX Gold for Biz年間の利用金額が50万円以上で1.5倍、200万円以上で2倍となり、高還元率なことが魅力です。

ただし、ショッピングで貯めたポイントをJALマイルに交換する場合、還元率は0.3%となります。年間200万円以上利用した場合でもマイル還元率は0.55%と低くなってしまいます。

とは言っても、ショッピングでJALマイルの貯まる法人カードは多くありません。会社の経費をJALマイルにできるEX Gold for Bizは、JALマイルをショッピングで貯められる法人カードして利用価値があるのではないでしょうか。

起業後間もない個人事業主や法人代表者も審査通過しやすい

EX Gold for Bizがおすすめできるもう一つのポイントが、起業後間もない個人事業主や法人代表者も審査通過しやすいことです。

なお、個人事業主用はEX Gold for Biz S、法人用はEX Gold for Biz Mに申し込むようになり、キャッシング利用がなければ本人確認書類の提出のみで問題ありません。

MUFGカード ビジネス

MUFGカードビジネスもショッピングで獲得したポイントをJALマイルに交換できる法人カードです。

・ショッピングでJALマイルが貯まる
・「原則黒字経営の法人・個人事業主」が申込条件

これら2点の特徴をチェックしていきましょう。

ショッピングでJALマイルが貯まる

MUFGカード ビジネスは、ショッピング1,000円ごとに1ポイント貯まる法人カードです。なお、500ポイントで1,000マイルに交換できますが、これだけでは還元率が0.2%という低さになります。

しかし、JALマイルが貯まるという点で考えたら法人カードとして貴重な1枚なのかもしれません。

ポイントプログラムは、年間利用金50万円以上で1.1倍、100万円以上で1.2倍です。その他にもアニバーサリー月を指定することで、該当月は2倍のポイントを獲得できます。

このような特典を上手く使うことで、マイル還元率を上げることができるでしょう。

「原則黒字経営の法人・個人事業主」が申込条件

MUFGカード ビジネスを申し込むにあたって注意点があり、他の個人事業主を対象とした法人カードの中でも審査難易度が高めなことです。

「原則黒字経営の法人・個人事業主」という条件について確認や証明のできる書類提出は求められませんが、他の法人カードより審査が厳しめという声があります。

ポイント還元率だけ見るとゴールドカードがおすすめですが、ワンランク上のカードである分申込条件や審査難易度はさらに上がってしまうでしょう。

起業して間もない個人事業主、設立したばかりの法人代表者は、最初は一般カードを申し込むのがおすすめです。そして、実績をしっかりと積んだ後にゴールドカードへの切り替えを検討してください。

JAL法人カード

JALが発行するJAL法人カードも、マイルを貯めるのにおすすめです。

・フライトマイルにボーナスマイルを貯められる
・ショッピングはマイルにならないものの提携カード会社のポイントとして貯められる
・申込条件・審査が厳しい

これらの特徴について、順番に見ていきましょう。

フライトマイルにボーナスマイルを貯められる

フライトマイルやボーナスマイルが貯まることが、JAL法人カードの大きな魅力です。100円で1マイルがフライトマイルとして付与され、その他にボーナスマイルも付与されます。

ただし注意してほしいのが、フライトマイルやボーナスマイルは搭乗者単位で貯まります。法人代表者などに貯まったフライトマイルやボーナスマイルは合算対象になりません。

ショッピングはマイルにならないものの提携カード会社のポイントとして貯められる

ショッピングでマイルを貯められませんが、提携カード会社のポイントとして貯められる点はJAL法人カードの特徴です。

JALマイルとして直接貯められない点はやや残念なポイントですが、その他で貯めたポイントは経費削減の面でも役立ちます。

JAL Global WALLET利用でショッピングマイルが貯められる

ショッピングはマイルにならないものの、JALマイレージバンク会員が作成できる「JAL Global WALLET」というプリペイドカードがあります。現金をチャージしてショッピングに利用することでマイルが200円ごとに1マイル貯まり、マイル還元率は0.5%となります。

その他にも現金を外貨に両替する際に200円に1マイルが貯まります。海外でショッピングする際に使えばマイル還元率は結果的に1%となり、かなり高い還元率にすることが可能です。

ただし、この方法は「本カードを保有する法人代表者」のみしかショッピングマイルを貯められません。また、その他にチャージや両替手数料も発生します。

なお、JAL法人カードからチャージをした場合の手数料は0.324%です。もしもチャージ手数料をおさえたいのであれば、住信SBIネット銀行の口座振替によるチャージが無料なのでチェックしてみると良いでしょう。

両替手数料は手数料無料のキャンペーンが行われることがあるので、そのタイミングを狙ってJAL Global WALLETにお金をチャージするなどしてください。手間はかかりますが、手数料をおさえてマイル還元率をより高めることができます。

申込条件・審査が厳しい

JAL法人カードは、申込条件や審査が厳しいとされています。黒字決算の個人事業主、法人でないと審査落ちすることも多いため、事業歴の浅い場合は発行が困難と考えて良いでしょう。

JAL法人カードを持ちたい場合、黒字決算を連続していて安定した事業を行っている方がおすすめの1枚なのかもしれません。

まとめ

法人カードでJALマイルを貯めたい場合、フライトマイルだけでなくショッピングをマイルに貯められる法人カードを探すことをおすすめします。

今回ご紹介した4種類の法人カードは、いずれもJALマイルを貯めることが可能です。

自社の事業状況や業績を考慮して、起業して間もない方でも審査通過しやすい法人カードを選ぶなどしてください。また、ある程度の利用実績を積める法人カードを選ぶことも大切です。

効率的にJALマイルを貯めていって、ビジネスはもちろんプライベートで飛行機を利用する際にも役立ててください。

とさかおみ
とさかおみ
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メガバンクに勤務経験あり。

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