クレジットカードは無職でも作れる?!クレジットカードの作れるケース作れないケースについて解説!

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「クレジットカードを作ろうかな」と、ふと思った時に気づけば無職なんてことは、少ないと思いますが、クレジットカードを作りたい時に無職だけど作れるのだろうかという場面に遭遇する方はいるかもしれません。

そこで今回は、クレジットカードは無職でも作れる?という疑問を解決する記事として、クレジットカードの作れるケースや作れないケース、そして比較的作りやすいクレジットカードを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

クレジットカードは無職でも作れるの?

クレジットカードは、とても便利なカードで手持ちの現金がなくてもカード1枚で支払いが可能になり、年々使えるシチュエーションは増えてきています。そんな便利なクレジットカードを作ろうと思っても、無職だったらクレジットカードは作れるのでしょうか?

無職の場合クレジットカードは基本的にNG!

いきなり結論のようになってしまいますが、クレジットカードの申し込みに関しては、無職は基本的にNGになります。

ただ、クレジットカードの申込対象者というのは一概に決まりはなく、同じ無職の方であってもカード会社によって100%審査に通らないとは言い切れません!あくまで申込基準としては、無職の場合基本的にNGということになります。曖昧な表現にはなってしまいますが、基本的にNGで100%審査に通らないという矛盾の表現を、順を追って説明していきましょう。

カード会社ごとの申込対象者は?

クレジットカードの申込対象者は、カード会社によって規定が異なりますが、基本的にはどこも似たり寄ったりの内容になります。では、いくつかのカード会社の申込対象者についての内容についてまとめてみました。

【JCBカード】

お申し込み対象者 18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方。

【三井住友カード】

お申込み対象 満20歳以上の安定した収入のある方

【イオンカード】

ご入会にあたって 18歳以上で電話連絡可能な方なら、お申込みいただけます(高校生は除きますが、卒業年度の1月1日以降であればお申込みいただけます)。

【楽天カード】

お申込み対象者 満18歳以上の方(主婦、アルバイト、パート、学生も可)※高校生は除く

上記のように、JCBカードや三井住友カードのように安定した収入と記載のあるカード会社もあれば、イオンカードや楽天カードのように満18歳以上の高校生以外であればという表記をしているカード会社もあります。

これらの表記から読み取れるのは、前者の場合は、無職はNGで後者はOKとも読み取れます。果たして本当にそうなのでしょうか?続いては、無職でも作れる条件について見ていきましょう。

以上が、クレジットカードは無職でも作れる?の内容になります。

クレジットカードは、基本的には無職の場合NGになりますが、申込対象者としてカード会社によっては表記としていない会社もあります。実際に無職でも作れる条件があるのかについて説明していきましょう。

無職でも作れる方の条件とは?

クレジットカードは無職でも本当に作れるのでしょうか?

そもそもなぜクレジットカードには、勤め先などが必要なのか?という話にもなりそうですが、クレジットカードは買い物やキャッシングができる便利なカードである一方で、カード会社としては利用した金額を翌月まで代わりに店などに支払っている状況になります。

そのため、要はカード会社が会員に対して一定の期間お金を貸し出している状況になるわけなので、ある程度お金を貸し出せる人の線引きが必要になるのです。これがいわゆる「信用」ということになりますね。

この「信用」において、カード会社により線引きの基準は違えど、ある程度収入がある方でないとクレジットカードを発行していない傾向になってしまうわけです。

では、無職の方でも発行しているケースはあるのでしょうか?

「無職」とは言え色んな無職が存在する?!

そもそも「無職」とは言っても、いろんなケースが想定できます。「無職」とは、文字そのままで言えば、職がない方のことを言いますが、学生や専業主婦、年金受給者など該当する方は意外と多く存在します。

年金受給者に関しては、職がないにせよ年金を受給しているわけですので、「安定した収入」という観点では、条件をクリアしていますので、申込は問題なく可能になります。また、これに合わせて無職であっても、その方に不動産などの定期的な収入がある方も同様のことが言えます。それであれば、無職でも親などの誰かしらからの仕送りを毎月もらっているという方が「安定した収入」とみなしてもらえるかというと話は別になります。いざこういったケースがあれば、クレジットカードの審査として、本人の預貯金を見て枠を付与することも可能にはなるため、完全にそのカード会社の判断にはなりますが、通るケースもあるかもしれません。

こういった例外的なケースは除き、無職でもOKな方を具体的に見ていきましょう。

無職でもOKの方は?

無職でもOKな方は、

  • 専業主婦
  • 高校生を除く満18歳以上の学生

になります。

学生や専業主婦の場合には、アルバイトやパートを一切していなくても、問題なく受付可能なカード会社が多く、クレジットカードヒストリーや属性などが悪くなければ発行は可能になります。

よく勘違いされやすいケースで、自営業の方が申し込みができるのか?ということがありますが、自営業で法人格を持っていない方でも、屋号の有無に関係なく、年間どれくらいの年収かを記載すれば申込は可能になりますので、合わせて覚えておきましょう。

少し話が逸れましたが、では、なぜ専業主婦や学生は同じ無職でも申込みが可能かについて説明していきます。

なぜ専業主婦や学生は収入がなくても問題ないの?

専業主婦や学生の場合、無職になれば収入がゼロということになるので、信用の面ではないに等しくクレジットカードの発行は難しいように思われるかもしれませんが、そうではありません。

むしろカード会社からすると、専業主婦や学生の場合にはクレジットカードは発行しやすいケースもあったりします。どういうことなのか、専業主婦と学生のケースをそれぞれ説明していきましょう。

専業主婦はなぜOK?

専業主婦の場合は、配偶者(夫)が勤めていれば申込みは問題なくできます。本人の収入がなくても、配偶者が勤めているため、安定した収入はその世帯にはあるわけですので、専業主婦の場合では、申し込む際に必ず配偶者の勤め先や年収が必要にはなります。

その情報とあとは、本人のクレジットカードヒストリーを加味して問題なければクレジットカードが発行されます。

カード会社からすると、「専業主婦」というのは、家庭の買い物を行うわけですので、消費者としてクレジットカードを使う機会も少なくありません。専業主婦だからこそ、クレジットカードを使ってくれれば、そのカード会社の優良会員にもなりうるわけですので、発行しやすいケースもあるのです。

学生はなぜOK?

学生の場合はどうでしょう?専業主婦とは違い、クレジットカードへの認識も弱く、信用が低いためカード会社によっては、積極的に発行していないところもあるようですが、傾向としては、学生も発行されやすい傾向にあります。

学生の場合は、クレジットカードを初めて作る方も多く、初めに持ったクレジットカードがファーストカードとなりますが、そのファーストカードを長年利用する方も多いという傾向があります。また、学生の場合は、社会人になる一歩手前の状況になるので、その時点では、信用は低いものの、将来的には安定した収入になる方の方が多いわけですので、カード会社としてはファーストカードを狙った会員獲得をしているカード会社もとても多くあります。

そのため、学生もまた、無職でも審査基準さえ満たしておけば発行しやすい傾向が強いということになります。

ですので、無職であっても専業主婦や学生の場合には、クレジットカードは申込み可能ですし、一概には言えませんが発行しやすい傾向にはあります。自分は無職だからと言って最初から断念せずにしっかりと覚えておきましょう。

最後は、比較的作りやすいクレジットカードを紹介していきます。

比較的作りやすいクレジットカード

クレジットカードの審査が不安な方がいれば、ここでは比較的作りやすいクレジットカードを2つ紹介していきますので、参考にしてみてください。

楽天カード

楽天カード

2つ目は、知名度も高い「楽天カード」になります。ACマスターカードほど通りやすいとは言いにくいですが、真相は定かではないですが無職でも通ったというケースもあるようで、他クレジットカードよりは通りやすい傾向にあることは間違いなさそうです!基本内容は以下のようになります。

年会費 永年無料
ブランド JCB/VISA/Mastercard/American Express
支払い回数 1回払い

2回払い

分割払い(3.5.6.10.12.15.18.20.24.30.36回):実質年率12.25%〜15%

リボ払い:実質年率15%

ボーナス1回払い

ボーナス2回払い:実質年率13.89%

ボーナス取扱期間 夏:2/1〜6/末→6・7・8月支払い

冬:8/1〜11/末→12月・1月支払い

ご利用可能枠 最高100万円まで
カード締め日 当月末日
カード支払日 翌月27日
ポイント 楽天スーパーポイント100円につき1ポイント
ポイント還元率 基本還元率1%

楽天加盟店での利用で2%

楽天市場利用で3%

ETCカード 発行手数料:無料

年会費:540円(税込)

家族カード 発行手数料:無料

年会費:無料

保険 海外旅行傷害保険:最高2,000万円まで(利用付帯)

盗難・紛失保険

その他 クレジットカードに楽天Edy機能搭載

楽天カードの特徴は以下のようになります。

  • ポイントが高還元なカード
  • 入会特典がお得なのでそれだけでおすすめ
  • ETCカードには年会費がかかるので注意

では、それぞれの特徴について見ていきましょう。

ポイントが高還元なカード

楽天カードは、どこで使ってもポイントが1.0%還元で使えるカードで、しかも、楽天グループで使えば3%〜15%の還元率で使える高還元なクレジットカードになっています。

そのため、若者を中心に幅広い年代が保有しているカードでもあるため、審査に自信のない方でも持ってほしいおすすめのカードとなっています。特に楽天市場での利用は、定期的に行なっているセールなどがあり、ポイント還元率が大幅にアップして買い物が可能になるので、入会した際には、大いに活用したい特典です。

入会特典がお得なのでそれだけでおすすめ

楽天カードの人気の秘密として、入会特典が豪華ということもあります。楽天カードは年会費や入会金が全く無料にもかかわらず、入会して条件を満たすだけで、5,000円分のポイントが最低でももらえます。(2019年4月時点)

また、最近の傾向として、四半期ごとに最大8,000円分のポイントがもらえる入会特典も行われているので、時期によってはよりお得に入会ができてしまうカードになっています。

審査に自信のない方でも、もし通ればカードも発行できて入会特典も受けられるとなると、願ったり叶ったりですので、ぜひチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

ETCカードには年会費がかかるので注意

楽天カードの注意点としては、本カードには年会費がかからないものの、ETCカードのみ年会費が550円(税込)かかりますので、覚えておきましょう。ETCカードに関しては、車に乗らない方には関係ない話かもしれませんが、ETCカード目当てに入られる方も中に入るかもしれませんので、注意してください。

以上が、比較的作りやすいクレジットカードの内容になります。

ここでは、

  • ACマスターカード
  • 楽天カード

の2種を紹介しましたが、当然100%審査に通るカードではなく、通してくれやすいというあくまで傾向になるので、そこを誤認しないように気をつけてくださいね。

まとめ

クレジットカードは無職でも作れる?というテーマをもとに記事をまとめてきましたが、クレジットカードを作る上では、基本的には無職の場合NGとなります。

ただ、「無職」と言っても全ての無職者がNGではなく、専業主婦や学生の場合には作れないどころか反対にカード会社から受け入れされやすいケースもあります。それは、それぞれクレジットカードを将来的に利用してくれる見込みが高い客層になるからです。ですので、無職=NGでは必ずしもないためしっかりと覚えておきましょう。

また、この記事では、比較的作りやすいクレジットカードを2種紹介しました。それらカードの特徴を簡単にまとめると以下のようになりますので、参考にしてみてください。

【ACマスターカード】

  • 支払い方法は基本設定がリボ払い
  • 利用するたび自動キャッシュバック
  • クレジットカードの特典はほとんどなし

【楽天カード】

  • ポイントが高還元なカード
  • 入会特典がお得なのでそれだけでおすすめ
  • ETCカードには年会費がかかるので注意

最後になりますが、クレジットカードを作る上では、信用が必要になります。そのため、無職の方は収入がない状況だとカード会社からの受け入れが厳しくカードが発行されないケースが多いのが現状です。

特に大学を卒業した年齢上の無職の方であれば、クレジットカードの審査に申し込んでも通らないケースが多いとは思いますが、それまでにしっかりした信用情報を持っていれば、受け入れてくれるカード会社も中にはあるかもしれません。それぐらい「信用」は金融商品を申し込む上では重要になってきますので、しっかり理解した上で、申込や利用を行なっていくようにしていきましょう。

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