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FXの両建てとは?メリット・デメリットと今日からできる3つの両建てテクニックを紹介!

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両建てってよく聞くけど、具体的にどんな取引方法なんだろう・・・メリットとか、デメリットもわからないし。

こんな気持ちを持っていませんか?

両建て取引はFXの差金決済の仕組みを活用した、他の投資にはないトレード手法です。興味を持っている方も多いですが、実際にその内容や、具体的なメリット、デメリットは意外と知られていません。

そこで今回の記事では、FXの両建てとはどのようなものか、概要や特徴を解説していきます。また、今日からできる両建てテクニックを紹介します。両建て取引に関することがすべてわかる内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

FXの両建てとは?

FXにおける両建てとは、買いポジション(ロング)と売りポジション(ショート)を同じ金額分、同じタイミングで保有することを指しています。わかりやすいように、具体的な例で考えてみましょう。

たとえば、自己資金が10万円で、1ドル110円だった時をイメージしてみましょう。この場合、10万円を全額使って両建て取引をするのであれば、10万円の半分にあたる約5万円(5万円÷110円=454ドル)の買いポジションを持ち、それと同時に売りポジション(ショート)も残りの5万円約5万円(5万円÷110円=454ドル)で保有します。

このように、両建て取引では、買いのポジションと売りのポジションを同時に保有するのが大きな特徴です。

売り(ショート)についての補足

FX取引初心者の方に向けて、売り(ショート)についても確認しておきましょう。FX取引の大きな特徴として、買いポジションだけでなく売りポジションから保有することもできます。

具体的には、ある銘柄を売却したと仮定して、後から買い戻しを行うことで利益を出していく投資手法です。本来であれば、投資は価格が上昇しなければ利益は出せませんよね。しかし、売り(ショート)では、売ったと仮定することと、その買い戻しによって価格が下落した時に利益を出すことができます。

このように、ショートはFXならではの取引方法です。通常の現物取引では、使うことができません。これによって、今回紹介する両建て取引も可能となるのです。

両建てのメリットは?

ここまでで、両建てのやり方やどのような仕組みになっているのか、全体的な特徴はつかめましたね。一般的に、取引を始めたばかりの人であれば、両建ての具体的なメリットは見えてきづらいものです。しかし、両建て取引は自分の取引をワンランクアップさせてくれる、さまざまなメリットを持っています。

ここからは、そうした両建て取引の具体的なメリットについて見ていきましょう。

メリット① 相場に合わせた柔軟な取引ができる

両建ての最大のメリットは、相場に合わせた柔軟な取引ができる点にあります。FXの相場は、法定通貨を扱っているという特性上、そこまで大きな価格変動はありません。

いっぽうで、高いレバレッジを使って取引をすることができるため、ちょっとの価格変動でも売買で取引利益を生み出すことができます。そして、この特性を両建て取引ではうまく活用することができるのです。

たとえば、価格が下落するか上昇するか読みづらいタイミングあったとします。この時に両建てでポジションを持つことで、価格が上がったら売りポジションを決済して、そのまま上昇の波に乗って利益を出すといった投資方法も可能です。また、価格が下がったら買いポジションを決済して売りポジションをそのまま伸ばしていくといったこともできます。

このように、相場の動きに合わせてポジションを決済することで、通常の取引では得られないフレキシビリティが、両建て取引では獲得できるのです。

メリット② レンジ相場では特に強い

両建ては通常は利益が出しづらいレンジ相場では、さらにその破壊力が高まります。具体的には、三角保ち合いが起こっているタイミングなどです。こうした時には、相場が一定感覚の価格帯を行ったり来たりしています。

こうしたタイミングで両建てのポジションを持つことで、レンジの動きに合わせた取引が可能です。先ほどの例では、どちらか片方に相場が振れていましたが、レンジ相場では上昇と下降が連続します。そのため、上昇したら買いポジションを決済してそのまま利益を獲得し、価格が下落したら売りポジションを決済して利益を出すといった取引方法が可能です。

もしあなたがレンジ相場を見つけることができたなら、より利益が出しやすい両建てでポジションを持ってみることをおすすめします。

メリット③ スワップポイントが狙いやすい

両建て取引のメリットとして、スワップポイントが狙いやすいという点があります。FX取引独自の魅力として、日本円よりも金利が高い商品であれば、スワップポイント(金利収益)をもらうことができます。これによって、通常の取引で売買の差額を狙うようなものではなく、金利だけの安定した収益を獲得することができます。

通常のスワップポイントのデメリットは、その銘柄の価格下落によって発生する損失です。しかし、両建てであれば買いと売りのポジションどちらも保有することになるので、こうした損失が発生することもありません。これによって、通常の取引よりも低リスクでスワップポイントを狙っていくことができます。

メリット④ メンタル面が楽になる

通常の取引ではポジションを一度保有すると、その後のチャートが気になってしまい、メンタル面の負荷が生まれてきます。専業で取り組んでいる人であれば良いですが、副業で取り組んでいる人にとってチャートを常に気にしていなければいけない状態は非常に辛いものがあります。

いっぽうで、両建て取引であればこうしたチャートを常に気にする必要もほとんどありません。両方のポジションを持っているので、たとえ片方で損失が出ていても、もう片方のポジションはそれと同じくらいの利益が出ているからです。

こうした点から、メンタル面での負荷が少なく取り組みやすい点も、両建て取引が持っているメリットの1つでもあるといえます。

両建てのデメリットは?

ここまで、両建て取引のメリットについて見てきました。通常の取引と違い柔軟にトレードができる特徴を活かすことで、両建てならではのメリットがたくさんありましたね。いっぽうで、両建て取引にはデメリットも存在します。ここからは、両建て取引が持っている具体的なデメリットを確認していきましょう。

デメリット① 損失が通常取引より大きくなる可能性も

両建ては、相場の動きに合わせた柔軟な取引ができる点が魅力でしたね。いっぽうで、本来の取引であれば発生しない損失が生まれる危険性もあります。

たとえば、両建てのポジションを保有したあと、価格の動きに合わせて損失が出ているポジションの方を決済しました。しかし、利益が出ているポジションの方がその後下落してしまい、結果としてそのポジションも損失が出てしまいました。この場合、通常の取引で発生するはずだった損失より、さらに大きな損失が発生することになります。

このように、ポジションの決済を間違えると、両建て取引には通常の取引よりも大きな損失が発生する危険性があるのです。

デメリット② 初心者には少し難しい

両建てのデメリットとして、取引の難しさがあります。具体的には、ポジションを決済するタイミングです。相場の流れに合わせて、損失が出ている方を決済するのか、それとも利益が出ている方を決済するのか、そこの見極めを間違えると、トレンド転換に巻き込まれて通常よりも大きな損失を受けてしまう可能性があります。

また、複数のポジションを持つということは、そこに使う意識も通常の取引よりも大きくなります。ポジションは、持てば持つほど自分の管理の労力が増してしまい、結果としてこれも損失につながる可能性を秘めているのです。

そのため、取引にまだ慣れていない初心者の方には、少し難しいということができます。

デメリット③ スワップポイント狙いの場合ある程度の資金が必要

先ほど、メリットとしてスワップポイントが狙いやすい点をあげました。いっぽうで、こうしたスワップポイントを狙う場合には、ある程度のまとまった資金が必要になります。少額では、ほとんど収益が生まれないからです。

両建て取引テクニック

ここまで、FXの両建てにおけるメリットやデメリットを見てきました。両建て取引には、相場に柔軟に対応できるメリットがありますが、取引が少し難しいといったデメリットも同様にありましたね。

それでは、ここからは両建て取引を使った、具体的な取引テクニックを見ていきましょう。

テクニック① 波乗り投資方法

テクニック1つ目は、波乗りのような両建て投資方法です。両建て取引は相場の動きに合わせて、柔軟に取引できるという点が特徴でしたね。このテクニックは、両建てポジションを持った後に、はっきりとしたトレンド転換ができた時に、マイナスポジションを決済して、そのまま買いポジションを持ち続けるという方法です。

たとえば、両建てポジションを保有したあと、上昇トレンドに乗っかったとしましょう。この場合、売りポジションの方は損失が出ている状態です。そこで、この売りポジションを決済して損失を確定させて、そのまま買いポジションで利益を出していこうというのがこのテクニックです。

一般的な、FXの相場は波のように上下を繰り返しています。この流れをうまく掴んで損切りと利確を行うことで、利益を出すのが両建て取引の波乗り投資方法です。一流の投資家のほとんどは、大きなトレンドの波に乗った時に、もっとも多くの利益を出しています。この1つ目のテクニックは、初心者でも取り組みやすいトレンドに乗るための手段の1つとも言えるのです。

テクニック② 逆に利益を確定させるパターン

テクニック1と逆の方法で取引するのも、1つの手段といえます。具体的には、利益が出ている方を利確してしまい、損失が出ているポジションを保有するという方法です。

たとえば、両建てポジションを保有したあと、上昇トレンドに乗っかったとしましょう。この場合、売りポジションの方は損失が出ている状態で、買いポジションは利益が出ている状態ですね。そこで、この買いポジションを決済して利益を確定します。売りポジションはそのまま保有を続けて、損失がある程度小さくなったタイミングで決済します。

このように、先ほとは逆の考え方でトレードをするのも、両建て取引のテクニックの1つです。こうしたトレード方法は、レンジ相場で特に力を発揮してくれます。相場の状況に合わせながら、テクニック①と合わせてうまく活用していきましょう。

テクニック③ スワップポイントを狙うならFX業者の選び方は大切

両建てでは、低リスクでスワップポイントを狙うことができます。いっぽうで、スワップポイントは業者によって値が異なるため、自分が狙っている銘柄のポイントがより高いところにスポットを当てると良いでしょう。

さらにいうと、スワップポイントが変動した時に備えて、複数のFX業者に事前に登録しておけばなお良いといえます。これによって、変更になったスワップポイントに合わせて柔軟にFX業者を使い分けることができ、結果としてあなたのトレード利益が増えていきます。

両建て取引で注意したいこと

ここまでで、両建てに関するさまざまなことを見てきました。ここからは、両建て取引で気をつけておきたいことを確認していきましょう。

低レバレッジからまずはスタートしよう

両建て取引において大事なポイントとして、まずは低めのレバレッジでスタートすることが挙げられます。両建て取引は、複数のポジションを同時に持つ取引手法です。利益を出すためには、必ずどちらかのポジションを先に決済しなければいけません。しかし、読み違えて決済をした場合には、大きな損失が出てしまう可能性があります。

もし、この読み違えのタイミングで高めのレバレッジで取引をていた場合には、損失が出た時にも大きな損失を受けてしまう可能性があります。こうした点からも、できる限り小さめのレバレッジから最初はスタートするようにしましょう。高めのレバレッジで取引をするのであれば、取引にある程度慣れきた段階からやることをおすすめします。

資金に余裕を持って取引をするようにしよう

FX取引全般に言えることでもありますが、資金に余裕を持って取引することはとても大切です。FX取引では、自己資金以上のお金を使って取引を行います。ましてや、両建ての場合であれば、ポジションを同じ金額で複数保有するので、なかなかにハイリスクです。

資金に対しての証拠金の額が大きければ大きいほど、損失が出た時にロスカットや追証の対象になる可能性も高まります。これは、本来自分が意図していないかった取引の形になってしまうことにもつながるため、できる限り防いでおきたいポイントにもなります。

こうした点を踏まえると、資金に余裕を持った取引をすることは非常に大事です。そもそも資金が少ない人は、余裕を持った運用ができる暗いまで資金を貯めてからFX取引を始めるのも手段の1つといえます。

また、低めのレバレッジで取引をするのと同様に、資金に余裕を持った取引はメンタル面でもプラスに働きます。当たり前ですが、運用の金額が大きければ大きいほど、取引でかかってくるプレッシャーも大きくなります。特に副業の方であれば、本業の時間にも影響が出てくる場合があります。こうした点からも、余裕を持った取引をすることを強くおすすめします。

損切りは的確に素早く行おう

これもFX取引全般に言えることですが、損切りをする時は的確に素早く行うようにしましょう。もしあなたが損切りをためらってしまうと、そのほとんどが結果として負けにつながることになります。こうした事態を避けるためにも、損切りは徹底的に行うことはもちろんですが、思い立ったらためらわずに、すぐに素早く行うことも大事です。

こうした的確な損切りは、FX取引で利益を出すためにも必ず必要になるポイントなので、意識してできるようにしておきましょう。

まとめ

以上、FXの両建てについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。両建てはうまく使えばトレードの利益を最大限に高めることができる、魔法のようなトレード手法です。その代わりに、使い方が難しく、ポジションの決済タイミングを間違えると損失も通常の取引より大きくなってしまう可能性があります。

できる限り機械的に取引するように、あらかじめどれくらいまで利益や損失が出たら決済するのかは、決めておくようにしましょう。また、両建てに限らず初心者の方は、低レバレッジから取引することはもちろんのこと、資金に余裕を持って取引するように心がけましょう。

前原
前原
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仮想通貨やフィンテックを中心にフリーライターとして活動しています。

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