最近ますます便利になっているデビットカードの魅力をメリット・デメリットと合わせて紹介!

デビッドカードとは

今回は、クレジットカードはよく聞くけど、デビットカードのことはどんなカードなのかわからない・・・という方のために、デビットカードの基礎知識からおすすめのデビットカードまでを幅広く紹介してみようと思います。

この記事を読めばデビットカードの基本がわかるのはもちろん、クレジットカードとデビットカードの違いからどんなデビットカードを使うのがお得なのかまで、デビットカードのことがなんとなくわかるようになるはずです。

さて、デビットカードの説明に移りますが、一言で言ってしまえば、デビットカードとはみなさんがお持ちの銀行キャッシュカードそのもののことです。

こう書くと、何を言っているんだと思われるかもしれませんが、実はメガバンクや地方の銀行、信用金庫などのキャッシュカードは、家電量販店や書店などのお店でそのまま支払いに利用可能なのです。ごく一部の銀行を除き、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行、みずほ銀行、横浜銀行、千葉銀行などのほとんどの銀行が発行しているキャッシュカードを支払いにも使うことができます。

信じられない方は、試しに手持ちのキャッシュカードを持って買い物に挑戦してみてください。ヤマダ電機や大きな書店などであればデビットカードを使うお客さんも多いので、スムーズに支払いが出来るはずです。

デビットカードの支払い方法

また、レジでのデビットカード払いの方法も簡単です。

  1. デビットカード払いをしたいと店員さんに伝える。
  2. 店員さんにキャッシュカードを渡す。
  3. 4桁の暗証番号入力を求められるので入力する。
  4. 支払いが完了する。

上記のように4桁の暗証番号さえ忘れていなければ、特に難しいことはないので、まるでクレジットカード払いをするように支払いをすることが出来ます。ちなみに4桁の暗証番号は、銀行ATMで入力するキャッシュカードの暗証番号とまったく同じです。デビットカード用に別に暗証番号が用意されているわけではないので、銀行ATMでお金を引き出す感覚でデビットカード払いができてしまうのです。

デビットカードが普及しなかった理由

ここまでデビットカードの基礎知識からその使い方までを解説させていただきましたが、たぶんほとんどの方が、キャッシュカードにそんな支払い方法があったなんて・・・と思われたはずです。かくいう私もこれを知ったのは去年のことでした。もう一つのデビットカードのことは知っていましたが。しかし、それもそのはず、デビットカード払いは今から2000年頃に開始された方法なのですが、使用できるお店が限られていたことや、その認知度が低かったせいで、あまり普及してこなかったのです。

デビットカードは2種類存在する!?

そんな認知も低く、利用金額や使用回数も大きくクレジットカードに劣るデビットカードがなぜ今、話題になってきているのか・・・というと、これは新しいスタイルのデビットカードが誕生したためです。

つまり、従来のデビットカードの弱点を補えるような新しいデビットカードが誕生したことによって、今一度、デビットカードの価値が見直されつつあるんです。そこでここからは2種類のデビットカードの違いを紹介します。それぞれどのような特徴があるのかを見極め、自分にとって便利な方を使っていただければと思います。

1種類目:Jデビット

まず1種類目はここまで解説してきた、銀行のキャッシュカードをそのまま支払いに使えるJ-Debit(ジェイデビット)と呼ばれるデビットカードです。こちらはキャッシュカードに付属している機能なので大手メガバンクのキャッシュカードさえもっていれば使えるという、ほとんどの人が持っているのに知られていないデビットカードです。

私たち消費者側の主な利点は、現金を持ち歩かなくてもキャッシュカードさえあれば支払いに使えるという程度です。

2種類目:ブランドデビットカード

次に、ここ数年で急速に発行枚数を伸ばしてきているのがブランドデビットカード、もしくはブランドデビットと呼ばれるデビットカードです。代表的なのがテレビCMやネット広告でよく放送されているVISAデビットカードやJCBデビットカードです。J-Debitが加盟店のみでしか利用できないのに対し、VISAデビットカードはVISAカードが使えるお店であればどこでも利用可能なので、クレジットカード並みに使えるお店が多いというメリットがあります。

さらに、ブランドデビットカードはポイントも貯まる

加えて、VISAデビットカードやJCBデビットカードは、利用額に応じてポイントがしっかり貯まるのもJ-Debitにはないメリットですね。

  • ブランドデビットカード払い:ポイントが貯まる
  • J-Debit払い:ポイントは貯まらない

つまり、J-debit払いを使うよりもブランドデビット払いを利用したほうがお得であると言えます。利用可能な店舗数も圧倒的にブランドデビットのほうが多いので、これからデビットカードを使おうと思っている方は、VISAデビットカードやJCBデビットカードを作るのがおすすめです。

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デビットカードのメリット・デメリット紹介

メリット1:即時決済なので管理が楽

クレジットカードとの大きな違いは、代金が銀行の預金口座から直接引き落としされるという点です。デビットカード払いで買い物をする場合、クレジットカードと同じ機械に通し、暗証番号を入力またはサインします。あとは口座からお金が引き落とされるので、レシートを受け取って支払い完了という流れです。

デビットカードは後日まとめて請求されるわけではないので、うっかり予算を超えてしまうということがなく家計管理がしやすいのが最大のメリットです。また、限度額=口座の残高になるので、支払い能力を超えた無理な買い物は確実に無くなります。

メリット2:家計簿アプリと連動でますます便利に

使いすぎの心配が少ないデビットカードですが、使用に当たって、残高を把握しておく必要があります。それも家計簿アプリと連動させることで簡単に管理ができます。

ZaimやMoney Forwardなどの家計簿アプリは、銀行をはじめとする各種金融機関と提携を結んでおり、口座を登録することができます。デビットカードの引き落とし口座を登録しておけばスマートフォンで簡単に残高の確認ができるので、高額な買い物をするときに、残高不足でショッピングができないという事態を防ぐことが出来ます。

また、デビットカード自体をアプリに登録しておくと、使用額が自動入力される機能も。手動で行う記録の手間を省き、残高を常に意識することで家計簿管理がかなり楽になり、主婦には嬉しい機能です。

メリット3:ATMでキャッシュカードとして使うことも

デビットカードの中には、キャッシュカードの機能をあわせもつ一体型のカードもあります。その場合、ショッピングに使えるだけでなく、国内のATMでキャッシュカードとしても使えます。デビットカードとキャッシュカード、両方の機能を一枚に持たせることでキャッシュカード機能のみの場合よりも利用用途が広がっています。

デメリット1:分割支払いができない

口座から即時引き落としが特徴のデビットカードでは、当然分割払いができません。分割払いの2回目以降の支払い時に口座にお金があるかどうかは、支払い時点では確認しようがないからですね。高額な買い物をしたいが残高が足りないというときは、潔く諦めるか、現金かクレジットカードの分割払いで対応することになってしまいます。

デメリット2:ポイント還元率はクレジットカードに劣る

デビットカードを発行している金融機関では、使用した分のキャッシュバックやポイント還元制を導入しているところもあります。例えば、楽天のカードでは1,000円で2ポイント、りそな銀行のJALカードでは200円で1マイル、イオンなら数%OFFなどクレジットカード並みの特典があるものもあります。

しかしながら、還元率を計算してみると、クレジットカードの方がお得ということが多いのです。また、一部のカードは年会費がかかるので、その分も考慮するとクレジットカードの方が還元率は良さそうです。

デメリット3:高速道路で使えない

デビットカードは高速道路で使えないとよく言われます。その理由は、支払いのタイミングです。デビットカードは、ショッピングをした時点で金額が口座から引き落とされます。そのためには、引き落としの前に<この料金でこの人にサービスを提供していいですか?>という確認が加盟店から発行金融機関のシステムに入るようになっています。高速道路はそのシステムを導入していないので確認が取れません。そのため、カード発行金融機関側で使えないように設定しているのです。

デメリット3:ガソリンスタンドでも使えない!?

ガソリンスタンドでは、給油の前にカードの有効性をシステムでチェックします。発行金融機関から「有効なカードである」と返事が来た場合、自動給油機が動いて給油が始まります。しかしながら、入れ終わるまで支払額がわからないので、口座残高が足りない可能性もあります。事前の確認はあくまでも「使えるかどうか」であって「残高が幾らあるか」までは確認されていないので、仮に3万円分給油したとして、口座残高が3万円未満だった場合引き落としができないのです。

おすすめデビットカード

前置きが長くなりましたが、今回おすすめするデビットカードをいくつか紹介させていただきます。クレジットカードとの違いはわかったけど、どのデビットカードを作っていいのかわからない・・・という方は是非、参考にしてもらえればと思います。

三菱UFJ-VISAデビットカード:安心感で選ぶ

メガバンク最大手の三菱UFJ銀行が発行しているVISAデビットカードが、三菱UFJ-VISAデビット。

こちらは正直、年会費がかかるデビットカードですので、お得感はさほどありませんが、大手発行のVISAデビットカードというところがポイントです。デビットカードは、ポイント獲得うんぬんよりも安心さで選びたいという方は、こういった超大手が発行しているものを選ぶと安心でしょう。ポイントもわずかではありますが、しっかり貯まりますよ。

セブン銀行デビット付きキャッシュカード:利便性や還元率で選ぶ

セブン銀行デビット付きキャッシュカードはセブン銀行が発行するJCBブランドのデビットカードです。キャッシュカードとJCBデビットカードの機能、nanacoが1枚のカードにになっていて、年会費永年無料、新規発行手数料無料で口座開設と同時に取得できます。

大きな特徴は、セブンーイレブンで1.5%のポイント還元率、通常のポイント還元率は0.5%、セブン&アイグループ(デニーズ、SOGO、7netなど)でポイント還元率1.0%、海外旅行の際もATMで現地通貨を引き出せるので両替が不要、カード券面のデザインが選べるなど他のカードとは一線を画したサービス内容となっています。

ポイント還元率が0.5%~1.5%と高く、電子マネー「nanaco」も一体化したカードが発行できるため、日常使いの使い勝手は非常に高いデビットカードといえます。貯まるポイントも電子マネー「nanaco」ですので、ポイントよりもお金として利用できるメリットがあります。

元々、セブン銀行の銀行口座はお振込みや口座振替等の取引でもnanacoポイントが貯まるメリットがあり、近くのセブン-イレブンで24時間利用できるので使い勝手の良い銀行口座です。手数料が無料の時間帯もかなり長めです。この銀行口座と紐づいたデビットカードも、ポイントが貯まりやすく、抜群に使い勝手の良いデビットカードとしておすすめです。

  • セブン&アイグループのセブン銀行が発行するJCBブランドのデビットカード
  • 申込年齢は満16歳以上
  • 年会費は永年無料
  • 新規口座開設量も無料
  • nanaco付きキャッシュカードも選べる
  • セブン-イレブンで1.5%のポイント還元率
  • 通常のポイント還元率は0.5%
  • セブン&アイグループでポイント還元率1.0%
  • 海外ATMでも現地通貨を引き出せるので両替が不要で楽
  • カード券面のデザインが選べる
  • セブン銀行はお振込みや口座振替の取引でもnanacoポイントが貯まる
  • 一番利用するコンビニがセブンイレブンという方には特におすすめのカード

JCBの楽天銀行デビットカード

楽天銀行デビットカードは、ネットバンクの楽天銀行が発行するJCBブランドのデビットカードです。年会費永年無料で審査不要、即時発行と利便性の良いデビットカードとなっています。

ポイント還元率は1.0%で100円のご利用で1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。口座開設完了後、楽天銀行デビットカードが即時発行されます。しかし、郵送に数日かかります。JCBブランドなので海外利用時にはVISAと比較すると若干使える加盟店数が減ってしまうデメリットがありますが、日本での利用ではJCBが一番ですが。

ポイント還元率の倍増特典などはないので、どこで使ってもポイント還元率1.0%ですが、それが最大のメリットと言っていいでしょう。セブン銀行デビットはセブンイレブンでは、1.5%ですが、他のお店で買い物をしたら0.5%です。セブンアンドアイグループだけで生活するならいいですが、そういうわけにもいきません。倍増特典はいつでも使えるわけではないので、楽天銀行デビットのいつでもポイント還元率1.0%というのは大きなメリットなのです。

  • 楽天銀行が発行するJCBブランドのデビットカード
  • 申込年齢は16歳以上で20歳未満の場合は保護者の同意が必要
  • 年会費は永年無料、入会金ももちろんなし
  • ポイント還元率は1.0%
  • 口座開設完了後、楽天銀行デビットカードが即時発行

デビットカードの使い方は、クレジットカードの使い方によく似ています。しかし、カード払いの利便性を維持しながらも預金口座からの即時払いに特化している点が大きく違います。デビットカードを利用すれば、海外やネットショッピングなどでも利用できます。また、 デビットカードは、現金のように使えるため、ATM利用時間などを気にする必要もなく、さらにATM利用の手数料の節約にもなるなど、多くのメリットを兼ね備えています。

ここまでデビットカードの基礎知識から2種類のデビットカードの解説、そしておすすめのブランドデビットまでを紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

デビットカードはどうしてもクレジットカードで使いすぎてしまうという方や、わけあってクレジットカードが作れない・・・という方でも作れるカードなので、デビットカードを作りたい方はこの機会にまずは1枚、作成してみてください。

白井 貴也
白井 貴也
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1996年生まれ、神奈川県在住。金融業界歴6年、ファイナンシャルプランニング技能士。独立系FPの立場からの中立な意見で、皆様の役に立つ情報を伝えていきます。

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