FXは土日が休み？暇な時間を効果的に使うことでトレードの勝率をあげる6つのテクニックを紹介！

1 FXの土日の取引時間について
2 FXの土日の時間活用テクニック6選
3 まとめ

FX会社登録したんだけど、今日取引できなくない？もしかして土日って休みなの？

こんな気持ちを持っていませんか？

FX会社に登録して、さあ取引を始めてみようと思っても、なぜか取引ができない。そんな時は決まって土日だったりします。日本のFX取引は土日が休みです。また、世界のFX市場もほとんどが土日休みのため、取引することができません。

いっけんすると、トレーダーにとっては土日は暇な時間に感じるかもしれませんが、実はこの時間をどう使うかでほかのトレーダーと大きな差が出てきます。そこで今回は、土日にできる効果的な時間活用のテクニックを5つ紹介したいと思います。実践することで、自身のスキルアップにつながり、FX取引で利益も出しやすくすることができます。誰でもかんたんに実践できる内容に絞っているので、初心者の方でもすぐに取り組めますよ。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

FXの土日の取引時間について

FXの土日のトレード時間について、基本的な情報をまずは確認しておきましょう。

FXは土日が休み

まず、FXは土日が休みです。学生の方でもなければ、平日は仕事に追われているという人がほとんどでしょう。土日といえば、もっとも気を抜いてトレードすることができるタイミングですが、日本や世界の市場は土日が休みとなっているのです。

FX取引は、証券取引所や銀行が中心となって行っています。日本でも欧州やアメリカでも、土日はこうした会社がすべて休みになるため、基本的には取引することができないんですね。

実は土日でも動いている海外市場はある

基本的にはってことは、なかには土日に取引している国もあるの？

その通りです。実は海外の市場でも、中東の国では土日に取引が行われています。

中東の国ではほかの地域と違い、土日ではなく金曜日が休みの国というのがあります。そもそもこうした休日というのは、その国の宗教によって決められることが多いのが一般的です。中東の国では、ほかの国と違う宗教が数多く存在します。そのため、土日に休みがない国があるんですね。

具体的な市場でいえば、バーレーンなどの中東国が該当します。こうした国では、金曜日が休みの代わりに土日にトレードを行うことができます。このレートのことを、ほかの市場を先取りしているという意味で「未来レート」、「中東レード」なんて呼び方もします。このレートがわかれば、週明けのトレードに使えると考えるかもしれませんが、中東の市場は規模がとても小さくなっています。

そのため、欧州市場やニューヨークの市場など、世界の市場にあたえる影響はほとんどないのです。また、個人レベルでこうした国のレートを把握することは、現状ほぼ困難であると言われています。そのため、中東の国のレートは気にする必要はありません。土日でも市場が動いているという点だけ、ポイントとして覚えておきましょう。

土日の時間を効果的に使うことがなぜ大事なのか

こうしたことより、土日はFXトレーダーにとってとても暇な時間になります。ネットで検索をすれば、「FX　土日　暇」と予測変換で出るくらいに、ほかのトレーダーにとっても暇な時間なのです。

しかし、ここで大事なことが1つあります。もしこの土日の時間をただ無意味に過ごしたら、どうなるでしょうか。土日はほかのトレーダーにとっても暇な時間で、ほとんどのトレーダーがFX取引とは関係のないことをしています。あなたも同じように過ごせば、ほかのトレーダーと同じレベルにしかいることができません。

FXをはじめとして、投資においてはほとんどの人が勝てないというのが現状です。パチンコのように、明らかに店側が活用なギャンブルと違い、投資は手数料以外の部分で、胴元であるFX会社が搾取するところはほとんどありません。つまり、それでも負けている人が多いというのは、一部の限られた人だけがFX取引で勝っているということになります。誰もが同じ条件で、平等であるにも関わらずです。

勝つ人と負ける人の決定的な違いはどこにある？

こうした一部の勝ち組と、ほかの負け組のトレーダーの差は「勉強量」です。トレードは100%勝てる保証はありません。投資の神様と言われている、ウォーレン・バフェット氏でさえ、2018年〜2019年には株取引で大きな損失を出しています。こうした勝ち組の人でさえ負けることがある状態で、何も勉強をせずにFX取引で勝つことができるでしょうか。答えは「NO」です。

ここでポイントとなるのが、土日の時間の使い方です。みなさんの敵になるのは、すでに専業でトレードをしている人たちです。こうした人たちは、常にチャートに張り付きながら、日々勉強してトレードを行っています。さらに、市場が動いていない休みの土日でさえ勉強しています。これに対して、ほとんどのトレーダーが副業としてFXを行っています。平日は仕事に追われて、土日でしかこうした勉強には取り組みづらいのです。

休みたい、遊びたいという気持ちもわかりますが、もしあなたがFXトレードで本気で勝ちたいと考えるのであれば、土日にはしっかりと勉強を行いましょう。これによって、専業でトレードをしている人と同じ条件で勝負することができ、ほかの勝てないトレーダーとも大きな差をつけることができます。こうした理由から、土日の時間を有効的に活用することは非常に大事なポイントとなっているのです。

FXの土日の時間活用テクニック6選

ここまでで、土日に関する基本的な情報は掴めたかと思います。FXは土日が休みのため、ほとんどのトレーダーは暇を持て余しています。しかし、ここであなたがその時間を効果的に使えれば、ほかのトレーダーと差をつけることができるのです。

ただ、具体的にどんなことをすれば良いのか、初心者の方だと特に思い浮かばないことでしょう。そこでここからは、土日に使える効果的な時間活用テクニックを紹介していきたいと思います。

まずは気持ちをゆっくり休ませること

土日の時間を有効活用しようといっておいてあれですが、まずは気持ちをしっかり休ませることが大事です。FXでは平日はチャートが常に動いています。一度ポジションを持つと、その動きが気になってついついチェックをしないと落ち着かなくなります。経験者ならわかると思いますが、チャートの確認で1日の自由に使える時間を制限されてしまうのです。特にポジションを持っていて損失がでそうな時には、余計に気になってしまい本業の方にも集中できないなんてこともでてきてしまいます。

しかし、土日はFXの市場は動いていません。正確にいえば、中東の市場は先ほどもお伝えしたように動いていますが、価格にあたえる影響はほとんどなく、個人レベルでは現状把握することが難しいことから、気にする必要もないです。そのため、土日はチャートを気にしないで済む、唯一のタイミングです。普段からチャートに縛れて暮らしている分、このタイミングで思いっきりリフレッシュすることは非常に大切なのです。

土日にしっかりとリフレッシュすることができれば、平日でもチャートに対してある程度余裕を持って取り組むことができます。チャートは感情的にならずに、客観視できるようになることがとても大事です。

そのためにも、土日にはしっかりとリフレッシュすることを大前提として覚えておいてください。

1週間の振り返りをしよう！

土日にやっておきたいことの1つ目は、1週間の振り返りです。その週の自分のトレードを振り返ってみましょう。振り返るポイントは、以下のような点です。

1週間で振り返りを行うところ

・その週の自分のトレードでうまくいったところ

・その週の自分のトレードで悪かったところ

・自分のトレードに足りていないところ

・自分のトレードで伸ばしていきたいところ

継続して振り返りを行うことで、自分自身に足りない部分はどこなのかを分析します。具体的に紙に書き出したりスマホにメモをしておいても良いでしょう。また、1ヶ月の最終週では、週間だけでなく月間で振り返るとなお良いでしょう。

トレードでうまくいかないもっとも大きな原因は、同じミスを繰り返してしまうことです。わかってはいても、繰り返すことは人間の習性として一度身につくと、意識しなければなかなか取れません。そのため、足りていないところと伸ばしていきたいところを明確にしておくことで、こうした習性をなくすことができ、闇雲にトレードをすることがなくなります。

こうした振り返りは今後の自分自身のトレードに必ずプラスになるので、土日で継続的に行うようにしましょう。

テクニカル分析を徹底しよう！

2つ目のポイントは、テクニカル分析を徹底的に行うことです。チャートの分析ツールなどを活用して、現在のチャートと今後のチャートの予測を行いましょう。始めたばかりの週であれば、その週のチャートの振り返りを行い、その翌週からは分析・予測したチャートの動きが自分の考えとどれくらい違かったのかも分析していきましょう。

また、チャートの予想は2パターン考えておくとなお良いでしょう。チャートの動きは、どんな一流の投資家でも100%当たることはありません。外れた時にどう対応するのかで、その人のトレードの勝率が大きく変わってきます。こうなったら「パターンA」、逆にこうなったら「パターンB」といった感じでトレードプランを用意しておけば、自分のトレードの予測が間違っていたとしても柔軟に対応することが可能です。

テクニカル分析は金融市場がスタートしてから長い歴史を持っています。2019年に至るまで、さまざまな指標が作られてきました。具体的には以下のような指標です。

テクニカル分析で使える代表的な指標

・移動平均線

・RSI

・ボリジャーバンド

・MA

こうした定番で使われている指標は必ずマスターしておいて、自分の経験にプラスしてトレードに活かせるよう徹底的に行っておきましょう。

中長期トレンドを把握しておこう！

FX取引をするうえで、短期トレードに取り組んでいる人は多いでしょう。そうした人の場合、ついつい短期的なトレンドに目がいきがちで、中長期のトレンドの把握をおろそかにしています。しかし、短期トレードをする人でも中長期のトレンドを把握しておくことは非常に重要です。

たとえば、自分のエントリーポイントが短期的なテクニカル分析だとピッタリだったとしても、場合によってはちょうど中長期のトレンドの転換点になっているかもしれません。つまり、短期の分析では上昇トレンドでも中長期の分析では下降トレンドの転換点だったということがあるのです。この場合、短期トレンドよりも大きなトレンドの転換で、思ってもいなかった損失を出してしまうことがあります。

こうしたことからも、中長期のトレンドは必ず週末に確認しておくことをおすすめします。また、翌週の中長期トレンドの動向も合わせて予想しておくとなお良いでしょう。中長期トレンドの転換点の大方の目安をつけておけば、その前にポジションを決済しておくなど対応することができます。

翌週の予定を確認しよう！

テクニカル分析についで、ファンダメンタル（情報）を分析することは非常に重要です。FXに限らず、ファンダメンタルはさまざまな投資でチャートを動かす重要な指標の1つでもあります。たとえば、株であれば企業の業績発表で赤字となればその企業の株価も下がる可能性があります。また、不祥事などで社会的にマイナスの影響が出れば、それも株価のマイナス要因として捉えられるでしょう。

それでは、FXにおけるファンダメンタルとはどのようなものでしょうか。FXでは各国の経済指標が、主要なファンダメンタルです。また、政策の発表や国同士の会談などでも価格に大きな影響が出ることもあります。これらの発表と合わせて、ドルやユーロ、日本円などに価格の変動が起こるのです。2019年現在、各国からさまざまな指標が毎週のように発表されています。しかし、そのすべての指標を把握することは難しいでしょう。

そのため、価格に大きな影響をあたえそうな重要なものだけ、紙やスマートフォンにメモしておきましょう。そして、そのタイミングは必ずトレードしておける状態にしておきましょう。逆に慎重派のトレードスタイルの人でもし不安があれば、その前のタイミングで保有しているポジションを決済しておくことをおすすめします。また、こうした情報は発表後すぐに価格に反映されます。できるだけ最新の情報は常にチェックしておける体制を、平日でも構築しておきましょう。おすすめはFX関連のニュースを配信してくれるアプリなどをスマートフォンに入れておくことです。

FXで叶えたい夢と目標を確認しよう！

FX取引を始める時、あなたにも何かしらの理由があったと思います。貯金を作りたい、専業トレーダーとして独立して稼ぎたいなど、人によって夢や目標はさまざまです。しかし、時間がたってくると、こうした思いを忘れてしまいがちです。始めたばかりのころはモチベーションに溢れていた人も、結果がでないと落ち込んでしまうことも多々あるのです。

こんな時には、あらためて自分の夢や目標を再確認しましょう。なぜFX取引を始めたのか、これから自分はどうしたいのかしっかりと向き合うことで、失ってモチベーションを取り戻すことができ、前向きな気持ちで翌週のトレードに向かうことができます。いっけんすると、テクニックではなくメンタル面を維持するこうしたコツは、おろそかに考えられがちです。

しかし、FX取引をするうえで、こうしたメンタルケアは非常に重要です。土日にしっかりリフレッシュすることが大事だと1つ目のポイントでもお伝えしましたが、モチベーションをあげることも同じように大切です。感情に左右されたトレードは、そのほとんどが失敗につながります。どれだけの知識や経験があっても、メンタル面はトレードに大きな影響をあたえるのです。そ

こうしたことより、気持ちを維持するためにも、土日にはあらためて自分自身の夢や目標を再確認することをおすすめします。

まとめ

以上、FXの土日に関する基本情報や、効果的な土日の使い方について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。今回紹介したようにFXは土日が休みです。土日の時間を効果的に使うことで、ほかのトレーダーと差をつけることができます。また、平日はなかなか時間が取れないという人も多いでしょう。そのため、土日には1週間の振り返りや自分の技術の見直しは徹底すると良いでしょう。

そうはいっても、市場が休みでチャートも動かない土日はストレスフリーで暮らせる貴重な時間でもあります。休みと勉強のメリハリをつけることはもちろん、モチベーションが上がらない時には、夢や目標の再確認をあらためてすることで気持ちを切らさないようにすることも大切です。ぜひ、この記事を参考にみなさんも土日を効果的に利用して、トレードに活用してくださいね。