ネットビジネスの失敗談!起業や脱サラする前に知っておくべきリスク

ネットビジネスは完全に実力の世界。仮に成功をつかめば、サラリーマン人生では想像もつかない大金を得られるでしょう。しかし、そうした夢のような話に夢中になって、事業の将来性を深く考えずに気ままに初めてしまう人も少なくありません。

かくいう私もそうでした。そして、多くの失敗をしてしまいました。ネットビジネスは大きなリスクが潜んでいることを理解していれば、もしかしたら止められたかもしれませんね。では、そのリスクとは何か、今回はネットビジネスのリスクを詳しく解説していきます。

また、私自身のリアルな失敗談も同時に紹介していきます。ただし、正確には「失敗」ではなく、成功に繋がる「成功の一部」でもありました。リスクを考慮することも大切ですが、「新しいことをしたい」というチャンスを最大限に活かすため、成功に繋げる方法についても学んでいきましょう。

ネットビジネスの「リアルな」失敗談

「儲かるっていう話を聞いたし、ネットビジネスを始めてみたい」

「今の収入のままでは不安なので、ネットビジネスで自動収益の下地を作っておきたい」

このように考えられる方も増えてきたのではないでしょうか。インターネットが発達した現代では、自分の能力次第で大きな収益を確保する、そんなチャンスがたくさん埋もれています。たとえば、オークションサイトやフリマアプリで商取引をしたり、アフィリエイトやアドセンスなど情報発信を行ってお金を得ることもできます。ほかにもネットビジネスの種類は多いです。

しかし、現実のビジネスと同じように、ネットビジネスにおいても「勝者」と「敗者」が明確に分かれます。

「ネットビジネスは稼げない」

もしかしたら、この記事を読んでいるあなたもこのような噂を耳にしたことがあるかもしれません。

この噂は真実のようで、実は少し本質を捉えてはいません。本当は、「ネットビジネスは稼げない」のではなく、「ネットビジネスは稼ぐのが難しい」のです。そのため、多くの人が過去にネットビジネスに挑戦し、成功することなく挫折の道を味わっています。

しかし、なかには成功を収めている人もいることは事実ですよね。では、ネットビジネスで成功する人と、失敗する人には一体どのような違いがあるのでしょうか。

正解は、「失敗しても途中で辞めない人」が成功を収めています。たとえば、アフィリエイトを行ってみたけど、3ヶ月の間まったく収入にならなかった。そして、辞めてしまった。このようなケースは多いですよね。ただ、正確にはそのことは「失敗」ではありません。

もし、成功者が同じ立場にあるときは、こう考えます。

「3か月間収入になっていない、その原因を探って解決しよう」

そして問題を解決し、彼は成功に近づいていくでしょう。それなら、その「3ヶ月無収入」というのは成功に繋がっているので、正確には「失敗」ではなく、「成功の一部」ではないでしょうか。真の「失敗」とは、「思いもよらぬことが起こって挫折してしまうこと」です。

この記事で紹介するのは決して「失敗」ではありません。「成功の一部」を知って、それを本当の「成功」へと繋げていくことです。

では、その「成功の一部」とは一体どのようなものがあるのか、知りたくなりませんか?

ここでは、筆者自身が行ったネットビジネスについて、具体的な「成功の一部」をお伝えしていきます。

アフィリエイトとドロップシッピングでネットビジネスを開始

もう5年ほど前のことです。

私がまだサラリーマン生活を続けていたころ、アフィリエイトとドロップシッピングというネットビジネスを知りました。

アフィリエイトとは、自分のブログやホームページに広告を載せて、ユーザーがクリック(もしくは商品購入など)をすることで、掲載者に報酬が支払われる仕組みです。

ドロップシッピングとは、ネットショップのような見た目のWebページを作り、その中に商品情報や価格、カートなどを設置しておきます。実際に商品が売れた場合は、DSP(ドロップシッピングプロバイダ)から現物が発送されて、その売上の一部を報酬として受け取れる仕組みです。商品の在庫はDSPが受け持つため、企業やブランドの広告を貼るアフィリエイトと共通する点も多いです。

当時は、サラリーマン生活には特に不満などはなかったものの、「何か新しいことを始めてみたい」ということでネットビジネスを始めました。

しかし、素人がいきなり成功するはずもなく、約半年の間ほとんど収益は生まれませんでした。

収益化する仕組みがないと収益は生まない

アフィリエイトやドロップシッピングなど、副業でもできるということでネット記事などで紹介されることが多いです。しかし、副業でもできるから、誰でも簡単に儲けられるということではありません。ネットビジネスも立派な事業です。事業ということは、入念に収益化する仕組みを考える必要があります。

たとえば、一般的なビジネスを覗いてみると、営業(受注を取る)→企画・生産(受注を形のある商品にする)→物流(商品を客に届ける)という流れで売上に繋がりますよね。これは会社の価値を人に知ってもらい、それをお金に(収益化)するまでの「仕組み」です。

アフィリエイトの場合は、その商品は「広告」のことです。広告がクリックされることでお金になるのですから、これがアフィリエイターが「売るべきもの」に当たります。すると、先ほどのビジネスの仕組みに当てはめてみると、営業(広告を見てもらう)→企画・生産(広告に付加価値をつける)→物流(広告をクリックしてもらう)という、アフィリエイト用の収益化の仕組みが必要になるわけです。

ということは、アフィリエイトを行う前に考えておくべきなのは、

  1. 誰にどのようにして広告を見てもらうか(情報発信の仕方)
  2. ユーザーにとってその広告の価値とは何か
  3. その広告のクリックまで、どのような流れ(導線)が必要か

最低限、これら3つのことは考えておかなければなりません。

しかし、私の場合は、この収益化の仕組みどころか、「事業・ビジネス」ということ自体を理解していませんでした。これでは、誰も私が提供する商品(広告)に興味を持ってくれるはずがありません。

手を広げ過ぎることによるリスク

何か特定のアイデアがあって、ネットビジネスを始めてみたいという方も多いはずです。その方は、「これもしたい、あれもしたい」と、いきなり色々な事業に手を出そうとしていませんか?

実は、私も同じ思いを抱きました。当時、ホームページは、無料で作成できる「Wix(ウィックス)」を利用していました。グラフィックソフトのような手軽な方法でホームページが作成できるので、慣れてくると、今度は色々なアイデアを形にしたくなってきます。すると、半年の間に運営するサイトが、ドロップシッピングも含めて合計5種類にも及びました。

当然、ホームページなので集客するにはSEOが必要です(広告を出すお金は渋っていました)。毎日ホームページに情報(記事)を追加していきますが、この記事制作に時間がかかります。おおよそ1本2時間くらいかかっていたため、5種類のサイトでは10時間ほど必要です。当時は副業でネットビジネスを行っていたため、ほとんど時間が確保できませんでした。

すると、記事の情報の密度を薄くして、できるだけ作業時間を短縮しようとしますよね。その結果、提供する情報が陳腐なものと化し、自分で読んでいても「つまらない」内容でした。そのときはSEO知識が乏しいということもありましたが、数サイトを運営し、時間が分散されることで、それぞれの情報の質を落としていたのです。

これでは、思ったようにアクセス数が伸びないのも納得してしまいます。

また、ネットビジネスについて勉強する時間も確保できなくなり、悪循環にはまるパターンです。

SEOに無知=集客できない

ネットビジネスでは、アフィリエイトやドロップシッピングに限らず、SEOの知識・ノウハウは必須です。SEOとは、「検索エンジン最適化」といって、意図的に自分が発信する情報(記事)の検索順位を高める方法を指します。SEOに詳しくなれば、記事を書いてGoogle検索の1位に表示させることも可能です。

検索順位が高まるということは、それだけ「多くの集客を見込める=売上に繋がる可能性を高める」ということになります。たとえば、何か分からないことがあればGoogleで検索をすることが多いですよね。友人の結婚式に来ていく服装が分からないという場合は、「結婚式、服装、ルール(マナー)」などで検索すると、それを解決する情報(記事)が表示されます。

この検索結果の1ページ目は、SEO効果の高い1~10位までのサイトです。しかし、すでに服装について解決できそうな記事がそこにあるのに、わざわざ2ページ目、3ページ目に行こうとするでしょうか。ほとんどの人がしないですよね。それだけ、Googleのトップ10までに表示させることは重要で、それを効果的に行う方法が「SEO」なのです。

単純にいえば、これからネットビジネスをしたい(特にアフィリエイト)という方で、SEO知識がないということは、すなわち売上に繋がらないということになります。いくら良質な情報を発信していても、見てくれる人がいなければ広告のクリックにも繋がりません。

当時の私は、このSEOに関してほぼ無知でした。上記のように、ネットビジネスは知らない知識が多くなるほど、成功する可能性は低くなります

起業や脱サラする前に知っておきたい3つのリスク

ネットビジネスの失敗について、ここまで「成功の一部」としてお伝えしてきました。しかし、その成功の一部が花開くまで、どれだけ時間がかかるかも分かりませんし、当然開花せずに散ってしまう恐れもあります。そのため、あらかじめネットビジネスのリスクを理解し、あえて踏みとどまることも人生の選択の一つと言えるでしょう。

ここでは、起業や脱サラをする前に、絶対に知っておくべき3つのリスクを紹介していきます。

最悪の場合はネットビジネス期間の時間が無駄になってしまう

ネットビジネスを始めて、思ったように成果が出ず諦めてしまう場合。このときは、その期間中に費やした時間や労力が無駄になってしまうことも多いです。もちろん、その間にノウハウや知識、技術などを掴んでいれば、その後も何かしらの役には立ちます。しかし、諦めるということは「何もノウハウが得られなかった」ということが多いのではないでしょうか。何か得られるものがあった場合は、それを足掛かりに成功へと繋げていけるはずだからです。

つまり、ネットビジネスを始めた時点で、労力や時間などの浪費リスクが発生してしまうことになります。

情報商材で大きな損失を抱えてしまうリスク

ネットビジネスを数ヶ月続けていて、まったく成果が出ない、収益にならないという場合は誰だって心が沈みます。すると、平常時には考えられないような、冷静な判断ができないようにもなりかねません。

たとえば、「放っておくだけで1日に10万円を手に入れる、実際に私が実践したノウハウ全て教えます」というような広告を、よく見かけませんか? この記事を読んでいただいているあなたもよくご承知の通り、こうした広告のほとんどは詐欺です。誤って10万円の情報商材を買おうものなら、「そのノウハウはこちらの教材で詳しく紹介」というように、他の商材に誘導されて多大なお金をだまし取られます。

こうした詐欺広告について、普段心が落ち着いているときは平気で無視もできますが、「やばい……収入がゼロ……」と気持ちが弱っているときこそ注意しましょう。私も、半年間ネットビジネスの収入がなく、上記のような商材にすがってでもノウハウを手に入れたいと考えた時期もありました。「詐欺だと分かっているんだけど、もしかしたら本当にネットビジネスのノウハウを知れるかも……」、何度かそう思ったことを今でも覚えています(何とか思いとどまりました)。

これも収益化が難しいネットビジネス特有のリスクと言えるでしょう。

副業や副収入が会社にバレるリスク

ネットビジネスの成功のノウハウがない場合、まずは副業で始めてみる方も多いでしょう。本業の収入があれば、万が一失敗した場合でも保険が効きますよね。しかし、副業でネットビジネスを始める場合、絶対に副業がバレるリスクは消せません

住民税の確定申告時に「自分で納付する(普通徴収)」という手続きをとれば、確かに会社にバレない可能性を高めことはできます。しかし、絶対バレないという確証はありません。たとえば、役所の人が誤って特別徴収で処理してしまうこともあれば、人づてで勤め先に情報が筒抜けになることもあるでしょう。

失敗から学ぶ成功の法則

ネットビジネスにはリスクがつきものですが、現実のビジネスでもリスクがあることは確かです。仮に、サラリーマンとして働いていればノーリスクかと言われれば、決してそんなことはないですよね。毎日をダラダラと過ごしていてはスキルも能力も上がりませんし、今後ロボットの導入や外国人労働者が増えてくれば、能力のない社員はどんどんリストラされていくリスクも抱えています。

そう、人は生きているだけで何らかのリスクを背負っているのです。

それならば、「ネットビジネスを始めてみたい」という思いを無駄にするのは少しもったいないような気がします。人生で同じようなリスクを抱えているとしたら、「チャレンジ」「夢」「目標」などのために行動を起こす方が成功しやすいのは当然です。

そこで、先ほど紹介した失敗事例を今度は「成功の一部」に変え、さらに「成功」へと繋げていきましょう。私が実際に体験した事例から、成功へと繋がるヒントが見えてきます。

一つのことに集中する

ネットビジネスを始めたとき、「あれもこれもやりたい」という思いを抱く気持ちはよく分かります。しかし、手を広げすぎてしまうと、時間が分散されてしまうことを忘れないでください。初めてネットビジネスに取り組む場合は、ある程度の時間をかけなければ価値を生み出さないことも多いです。たとえば、アフィリエイトブログのコンテンツは、少ない時間だとどうしても情報の質が落ちてしまいます。

もしネットビジネスの複数のアイデアをお持ちの方は、その中から自分がもっとも行いたいものを一つに絞りましょう。そして、まずはその一つを軌道に乗せること。これが大切です。

事業が堅調な売上を維持できるようになれば、そこからいくらでも作業の効率化や時間短縮ができます。時間が少し余ってきたな、と感じれば第二のアイデアを形にしていきましょう。

SEO知識をつける

ネットビジネスに必須の知識はSEOです。これは、アフィリエイトに限らず、オークション売買やYouTuber、クラウドソーシングなどでも変わりません。SEOは、簡単にいえば検索エンジンに強くなることです。つまり、アフィリエイトブログの集客化には絶対に必要となります。他にも、たとえばオークションサイト内での検索最適化や、クリエイターなど自分自身を売り込む場合にも最適です。

このように、ネットビジネスの広範にSEOが効果的なため、始める前に最低限勉強しておくべきでしょう。

収益化する仕組みを作っておく

アフィリエイトや動画投稿など、ネットビジネスを趣味で行う場合には、そこまで深く考える必要はありません。しかし、ネットビジネスを始めるほとんどの人は、収益(収入アップ)を一つの目標にします。そのため、収益化する仕組みがなければ、当然お金は入ってこないのです。

たとえば、アフィリエイトだと広告が収入源となりますが、ただ貼っておくだけで売上に繋がるわけではありません(繋がる場合もありますが月間数十万のPVが必要)。ユーザーにどのように広告をクリックしてもらうか、その仕組みを作る必要があります。サイトを訪問したユーザーに記事を読んでもらう、文章の最後に広告を貼る、広告をクリックしてくれる自然な誘導文を書く、これが一連の仕組みです。

そのためには、ユーザーが読みやすい文章能力や、広告まで誘導する表現力、もちろん人を集めるSEOも必須となります。広告の種類も、アフィリエイトブログのテーマに合わせて厳選することが大切です。

ネットビジネス失敗談まとめ

ネットビジネスの失敗とは、今まで行っていたことを諦めてしまうことです。その場合、失敗経験にはなっても、ノウハウや知識、技術などは一切無駄になってしまいます。

しかし、「思うように売上に繋がらない」ことや、「なかなかサイトに人が訪れてくれない」ということは、正確には失敗ではありません。そこから、「どうすれば売上に繋がるのか」「どうすれば多くの人を集められるか」ということに答えを出すことで、成功に繋がっていきます。つまり、これらは失敗ではなく、「成功の一部」ということです。

せっかく「何か新しいことをしてみたい」という思いを抱いたのですから、それを無駄にしないようにしましょう。成功する方法を考えること、これが大切です。

ゆきひろ
ゆきひろ
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クラウドワークス・自社メディアサイトを中心にフリーのWEBライターとして活動しています。ネット記事やブログなど、約1年6か月で3,000記事を超える実績があります。執筆ジャンルは仮想通貨をメインに、投資・資産運用、副業、貯金・貯蓄、タイム/マネーなど金融系が得意です。

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