アフィリエイトで売れる商材はこれだ!4つの特徴から分かる商材の選び方

アフィリエイトの商材とは、いわゆる「広告」のことです。しかし、広告だから貼っておしまいというわけにはいきません。ブログのテーマを決めるように、商材のジャンルを厳選しない限り、アフィリエイトで収益化することは難しいでしょう。

今回は、4つの特徴から魅力的なアフィリエイト商材の選び方をお伝えしてきます。ブログのコンテンツと同じくらい、商材も重要な要素となるので、戦略的に選んでいくようにしましょう。

アフィリエイト商材を選ぶ手順

アフィリエイトで決め手となるポイントが「商材選び」です。商材とは、簡単にいえば「企業広告」を指します。

アフィリエイトでは、自身のブログやホームページなどに広告を貼って、それをクリックしてもらったり、広告先のサイトで商品やサービスの購入が行われると報酬が支払われるという仕組みです。しかし、ただ広告を貼っていれば、ユーザーが自然にクリックしてくれるわけではありません。商品の購入やサービスの利用になると、ハードルはさらに上昇します。

たとえば、「モバイルルーター」を比較したり、サービス内容や特徴などを紹介するアフィリエイトブログを運営していたとしましょう。では、このブログの記事のなかに化粧品の広告を貼っておけば、果たしてユーザーが自然にクリックしてくれるでしょうか?

おそらく、たいていの場合は無視されますよね。

それでは、モバイルルーターを比較した記事の最後に、「おすすめのルーターはコレ!」という文章とともに、そのルーターを提供する公式サイトの広告リンクを貼りました。これだと、記事に興味を持ってくれたユーザーが、そのまま広告を経由してサービスに申し込んでくれる可能性が高いでしょう。

これは、記事(ブログ)の内容と広告のジャンルがしっかりとマッチしているからです。

このように、広告の選び方次第では、その後の売上が伸び悩んだり、反対に売上アップに至る場合もあります。つまり、アフィリエイトブログのテーマを選ぶことが重要なように、商材(広告)を選ぶ際にも、徹底して厳選する必要があるということです。

では、商材はどのようにして選べば良いのでしょうか。まずはその手順をお伝えしておきます。

  1. アフィリエイトブログにするテーマを選ぶ
  2. ブログのテーマと関連の深い広告ジャンルを選ぶ
  3. カテゴリを絞ってみる
  4. Google検索で需要を調べる
  5. ASPで商材を確認してみる

詳しい内容については後ほど紹介しますが、商材を選ぶだけでも一苦労だということが分かります。しかし、アフィリエイトブログのテーマやコンテンツに適した商材を選ぶことで、広告から上がる収益が拡大する可能性も高いです。

「とりあえず適当に貼っておけば良いかな」と安易に考えず、上記の手順を守って一つ一つの商材にか「価値」を持たせましょう。

アフィリエイト商材のジャンル

アフィリエイトの商材には数えきれないほどのジャンルがありますが、代表的なものを紹介すると以下のようになります。

  • 転職系の商材
  • クレジットカード系の商材
  • カードローンやキャッシングの商材
  • FXや資産運用系の商材
  • 不動産系の商材
  • 債務整理や借金などの商材

それぞれ商材によってターゲット層や広告単価などが異なります。各商材の特徴については以下で詳しく紹介しています。

転職系の商材

転職系の商材とは、転職サイトや人材派遣会社などの広告のことです。

最近では少子高齢化によって人材が不足する業種が多くなり、その影響で転職サービスや求人サービスなどが積極的に事業を拡大しつつあります。また、ひと昔前までのように、一社の企業で一生かけて働くという終身雇用の考え方も変化し、複数の会社でキャリアを積んでステップアップする方も多くなりました。

そのため、自身の働き方を通じてブログで情報を発信したり、転職サービスの比較や紹介などのコンテンツも時代の流れに沿っていて話題性があります。転職系の商材は、こうしたアフィリエイトブログに最適です。

ただし、最近ではマイナビやリクナビなど、求人・転職サービスを扱う企業の情報発信も目立っています。たとえば、「転職の仕方」や「自分に合った仕事の選び方」など、知名度のある求人サイトほど、自身のアフィリエイトブログからすると大きなライバルとなるでしょう。

クレジットカード系の商材

クレジットカード系の商材とは、クレジットカード会社の新規入会による報酬が期待できる広告のことです。新規入会には面倒な手続きや審査など時間がかかることもあるので、アフィリエイト報酬の単価も高い傾向にあります。

また、年会費が無料のクレジットカードだと、アフィリエイトブログの読者にとっても負担は少ないです。そのため、情報発信の方法によっては高いクリック率も期待できるでしょう。

クレジットカード系の商材に向いているのは、ポイント系に特化したブログなどです。ブログ内でクレジットカードの特徴を紹介し、そのまま「おすすめのカードはこちら」などと広告に誘導すると、読者は少し抵抗を感じてしまいます。アフィリエイターの「売りたい……売らせてくれ……」という欲望がムンムンなので、読者は引いてしまうのです。

そこで、ローソンでポイントがお得になる支払方法など、その方法の一つに特定のクレジットカードを紹介します。これだと、あまり商売の気配が感じられないため、適度に広告を挟むことで成果も上がりやすくなります。

カードローンやキャッシングの商材

どんな時代においても、「お金がない、どうしよう……」、「今月の生活が苦しい……」という悩みを抱く人は多いものです。そのため、「お金」や「借金」などを題材にしたアフィリエイトブログも増えています。

カードローンやキャッシングの商材は、そうした「お金」や「借金」のテーマに最適です。クレジットカード系の商材と同じく、報酬の単価も高めに設定されています。

ただし、この分野を選ぶ場合は経済の仕組みを理解して、長期的な観点から取り組みましょう。あまりにも短期間のアフィリエイト成果にこだわってしまい、「カードローンでお金を借りなさい」、「キャッシングしなさい」というようなブログになってしまえば本末転倒です。

カードローンやキャッシングは手早くお金を借りれますが、高金利によって後々苦しくなっていきます。苦しむのは読者ですが、そうした人が多くなることで日本の経済が落ち込み、お金の周りが悪くなることで、アフィリエイター自身にもお金の苦しみが跳ね返ってきます。

この商材を扱うときは、ブログのテーマも「借金は計画的に、ほどほどに」、「借金をすることでこうしたデメリットもありますよ」など、読者の立場を十分に考慮して考えることが大切です。

FXや資産運用系の商材

FXには証券会社、資産運用には銀行や金融機関などの広告が山のようにあります。そして、そのほとんどが「口座開設」です。つまり、ユーザーが広告をクリックして、FXを行うために口座開設の申請を行えば、アフィリエイターに報酬が支払われるという仕組みです。

FXや株式、投信信託など、投資経験のある方でしたら、その体験をもとにオリジナリティの高いコンテンツを発信していけるでしょう。また、いっとき流行った仮想通貨も、まだまだこれから需要が伸びていくと思われます(ファンドも開設されたのでアフィリエイトプログラムも盛況になるはずです)。

不動産系の商材

不動産も投資という分野では、FX系の商材と似ています。しかし、不動産は一度の取引で動くお金が大きくなります。そのため、広告費も潤沢で、アフィリエイターへの報酬も高めに設定されていることが多いです。

不動産系の商材の場合は、株式やFXなど投資分野と組み合わせて情報を発信するか、マイホームや住居に関する悩み事・相談などをテーマにブログを開設するか、選べるテーマも豊富にあります。

また、住宅ローンや金利に関する情報を扱えば、自分自身にとって大きな学びにもなります。アフィリエイトを通じて学んだ不動産知識を、今度は情報のネタにすることも可能です。たとえば、「最近話題のiDeCoを始めてみた」など、オリジナリティの高い体験記事なども作成できるでしょう。

債務整理や借金などの商材

債務整理とは、法的な手続きを踏んで現在の借金を減殺することです。また、完全に借金を帳消しにする方法を自己破産手続きといいます。アフィリエイト商材では、こうした借金関連のプログラムも多いうえに、報酬単価も高めです。

ただし、この分野で情報を発信するには高度な専門知識が必要となります。債務整理や自己破産などの情報はネットで調べても十分に記事にできますが、オリジナル性を出そうと思えば、やはり法律や行政手続きに詳しい必要があります。

逆にいえば、そうした専門知識をお持ちの方であれば、ライバルを寄せ付けない強力なアフィリエイトブログを作り出せるでしょう。

売れる商材の特徴とは?

アフィリエイト商材について、その代表的な種類を紹介してきました。商材の種類は数多く存在しますが、やはり「売れる商材」、「売れない商材」ははっきりと分かれます。

まず最初にブログのテーマを選ぶことは大切ですが、「売れる商材」のジャンルから逆引きでブログテーマを選択するというのも一つの手です。

では、売れる商材には一体どのような特徴があるのでしょうか。ここでは4つのポイントに分けて解説していきます。

ユーザーの負担が少ない

広告をクリックしたり、広告主のサイトでユーザーが行動する、その負担が少ないほどアフィリエイトの成果は高まります。これは、ユーザーの目線に立ってみればすぐに理解できます。

たとえば、ブログの紹介記事が魅力的で、すぐにもそのサービスに申し込みたいと思ったとしましょう。しかし、その広告リンクをクリックした先では、100以上もの手続きを踏まないとサービスを利用できません。すると誰もこのサービスを利用したいとは思いませんよね。もちろん、ユーザーがサイトから離脱してしまえば、報酬も支払われません。

また、登録するためにお金がかかるなどについても注意しましょう。クレジットカードなど、今では年会費無料のサービスも多いですが、なかには年会費がかかってしまうこともあります。「クレジットカードは無料で使えるものだ」と思っている人に対して、年会費の発生するカードを紹介してもクリックされません。

だからといって「年会費無料」というウソの紹介文を書いて、無理に広告リンクに誘導するのもNGです。商材を売りたいからという理由で誤表記があると、あとでそのユーザーからクレームがくることもあります。

デザインが美しい・綺麗

ユーザーが商品を判断する時間はわずか2~3秒とされています。コンビニで飲み物を買ったり、ドラッグストアで日用品を購入する場合でも、商品のパッケージをちらっと見るだけで、その良し悪しを判断しているのです。

アフィリエイターの商材も同じで、そのビジュアル(見た目)は非常に重要な要素です。広告の画像リンクを見ただけで、「ちょっと気になるな」、「クリックしてみようかな」と思わせるデザイン性も必要となります。

商材を選ぶ場合には、用意されている広告の見た目にも注意を払いましょう。

スマホ対応

最近はスマホの情報伝達スピードも高速化し、インターネットで検索する手段がパソコンからスマホへと変わりつつあります。アフィリエイトに利用するブログ自体もそうですが、商材についてもスマホの対応・非対応についてはしっかりと確認しておきましょう。

競合他社と差別化した強みがある

アフィリエイターの商材とは広告のことですが、この広告は企業でいう「商品」にあたります。企業では商品の売上が何よりも重要となるため、ユーザーに買ってもらうために特徴や性能を必死で紹介しますよね。

アフィリエイターも、この商品(広告)をクリックしてもらったり、広告主のサイトに訪問してもらうために必死で紹介するはずです。しかし、企業の商品とは違って、アフィリエイターの商品は自社で企画したり、自社工場で生産したわけではありません。

そのため、商品に対する思いは企業ほど強くないはずです。それは仕方ないことだと思います。

しかし、この商品に特別な魅力や、他者と差別化した強みがなければどうなるでしょう?

「特徴がなさ過ぎて、文章がなかなか思い浮かばない」

おそらく、少しでもブログで紹介記事を書いたことがある方は、上記のように思うでしょう。強みや魅力のない商品をユーザーに伝えようとしても、それは難しいことです。特に、自分で作った商品でもないのですから、その思いは余計に強くなります。

たとえ、無理やり紹介文を書けたとして、ユーザーに広告がクリックされたとしても、商品やサービスの購入には繋がらないことが多いです。魅力や強みがないのですから、当然ですよね。

つまり、商材を選ぶ場合は、アフィリエイター自身が「これ面白いな」と思うようなものを選ぶことをおすすめします。アフィリエイターが面白いと感じたものは、その紹介記事にも文章として表れますし、読者にも思いが伝わりやすいです。

アフィリエイト商材の探し方

最後にアフィリエイト商材の選び方について、ここから具体的に紹介していきます。

先ほど、「アフィリエイト商材を選ぶ手順」について以下5つのポイントをお伝えしました。

  1. アフィリエイトブログにするテーマを選ぶ
  2. ブログのテーマと関連の深い広告ジャンルを選ぶ
  3. カテゴリを絞ってみる
  4. Google検索で需要を調べる
  5. ASPで商材を確認してみる

以下では、上記5つのポイントに沿って、具体的な選び方を解説しています。

アフィリエイトブログにするテーマを選ぶ

アフィリエイト商材を選ぶ際には、その前にまずブログのテーマを決めておくことをおすすめします。ブログのテーマとは、たとえば「海外旅行に関する情報」や、「株式投資で成功した体験」など、基本的には自分の好きなことや経験談などを書くことが多いです。

しかし、そもそもアフィリエイトをビジネスとして捉え、「売れる商材」からブログのテーマを考える場合もあります。

好きなことや体験談などを書くメリットは、長続きしやすく、オリジナル性の高い記事が書けることです。しかし、単なる日記になりやすく、「売れるコンテンツ」へと変化させる高度なテクニックが要ります。

一方、「売れる商材」から「売れるテーマ」を探すという場合は、戦略的にプランを立てることで手早くアフィリエイトブログを収益化することができます。しかし、興味のない分野について書くことも多く、どこにでもある陳腐なコンテンツになりがちです。

テーマを選ぶ方法は上記のどちらから始めても良いですが、両者には一長一短あることを覚えておきましょう。

ブログのテーマと関連の深い広告ジャンルを選ぶ

ブログのテーマを選ぶのが先か、広告ジャンルが先決か、それは自身の目的や相性によって決めることができるでしょう。しかし、どちらを選ぶにせよ、ブログのテーマと広告のジャンルは結びつくようにしなければなりません。

先ほども少し紹介しましたが、ブログの内容とまったく関連のない広告は、どこにもユーザーが広告に興味を持つような仕組みがありません。そのため、ブログを訪れても、「役に立った」「面白かった」という感想だけで終わってしまいます。

必ず、発信する情報という「点」と、広告の内容という「点」が、「線」で結べるように導線を作っておく必要があります。

カテゴリを絞ってみる

始めてアフィリエイトを行う場合は、あえて商材の種類を1つに絞ってみると良いでしょう。たとえば、化粧品というカテゴリーのなかには、「美容液」「洗顔料」「乳液」「美白化粧品」など様々な小カテゴリーが存在します。ほかの商材の場合も同じです。

初めから複数のカテゴリーを選択してしまうと、ブログ全体の方向性が定まらず、読者に「何が伝えたいのか」がはっきりしません。また、一つのジャンルに絞ることで、より深い内容の情報を伝えることができます。

Google検索で需要を調べる

商材のジャンルを選んだあとは、Googleで需要を検索してみましょう。たとえば、「洗顔料」というジャンルを選んだ場合は、その後ろに「ランキング」や、「比較」といった検索ワードを並べます。

すると、洗顔料を紹介するたくさんのブログ記事が出現するはずです。そうしたランキング記事や、比較記事が多いということは、それだけアフィリエイターに人気があり報酬も高いという証拠になります。

逆にあまり情報が出てこないというジャンルの場合、報酬が安かったり、クリック率が低かったりなど、多くのアフィリエイターが敬遠している可能性が高いです。

ASPで商材を確認してみる

最後にASPで商材の具体的な広告内容について確認してみましょう。ASPとは、広告主とアフィリエイターをマッチングするサービスです。アフィリエイターはずらっと並んだ商材のなかから、好きなものを簡単に選ぶことができます。

代表的なASPは「A8.net」や「バリューコマース」などです。こうしたサイトに登録し、実際に商材を検索してみることをおすすめします。各商材ごとに、どんな広告を発行しているか具体例を参考にすることが可能です。

アフィリエイト商材まとめ

アフィリエイト商材は、アフィリエイターにとっての「商品」にあたります。どんなに魅力的で面白いコンテンツを発信したとしても、商品のビジュアルや内容、見せ方などが悪ければユーザーは反応してくれません。そのため、自身のブログに合わせて、どんな商材を選ぶのか、ということも重要です。

今回は、アフィリエイトブログに合わせた商材の選び方を紹介しました。ぜひともこの方法を参考に、自身のコンテンツを引き立てせるような商材をお選びください。

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