おすすめの介護保険はコレ!押さえたい5つの介護保険と選び方

介護保険で重要視するべき点

「民間の介護保険はどんな保険に加入するのがベスト?おすすめの保険は?」

介護保険と聞くと、真っ先に思う浮かぶのは公的な介護保険制度だと思います。公的な介護保険制度は、公的な医療保険(健康保険等)に加入していて40歳以上であれば、加入が義務付けられており最も一般的な介護保険だと言えるでしょう。

ただ、公的な介護保険にはいくつか弱点が存在しており、そんな中で「民間の介護保険」への加入に必要性を感じている方も少なくないはずです。

しかし、「民間の介護保険が多すぎてどれに加入すれば良いのか分からない」「どこに注目して選択すれば良いのか分からない」というように、選択肢が多いが故に加入に関して様々な疑問が出てきます。

なので、この記事では主に「民間の介護保険の選び方・おすすめの介護保険」についてご紹介していきたいと思います。まず、はじめに民間の介護保険について基本的な部分をおさらいしていきましょう。

民間と介護保険制度

民間の介護保険ってどんなものなのか?という点をしっかりとおさらいするには、公的な介護保険と比較していくのが適切だと思います。

様々な事情によって一部の例外は存在しますが、基本的には公的な介護保険の加入は義務付けられており、殆どの方が介護保険制度の介護保険に加入していると思います。

そのため、加入に関しては自動的に行われていると言えるでしょう。保険料も健康保険と一緒に徴収されており、知らない内に加入しているというケースが多いです。

一方の民間の保険会社が販売している介護保険は加入に関して任意であり、加入するもしないも一人ひとりの判断に任されています。

民間の介護保険は加入も保険料の支払いも任意であり、それに伴って「保障の形」というのも任意になっています。そのため、一人ひとりに合った保障を設定出来る可能性が高いというのが大きな違いであり、民間の介護保険のメリットでしょう。

年々高まる必要性

ただ、公的な介護保険で保障を受けるには一定のハードルが存在しています。公的な介護保険の保障を受けるには、審査のような過程が存在しており、支援やサービスを受けるには申請後にこの過程をクリアする必要があります。

審査によって、どのくらい支援を必要としているか?という点が「要支援1~2」「要介護1~5」という段階によって分けられます。

この段階によって受けられる支援は異なっており、要支援よりも要介護の方が、要介護1よりも要介護5の方が多くの支援・保障を受けられます。

しかし、近年支援を受けられる段階が引き上げられている傾向にあります。何度か制度改正が行われており、一例を上げるとすると負担額が最大2割から3割に引き上げられたり、施設への入居条件が要介護1から3に変更されたりしています。

超高齢社会の日本では高齢者が増え続けており、それと同時に支援を必要とする方が増えているという事情があります。ただ、介護保険は半分が保険料・半分が税金によって支出されており予算には限りがあります。

この傾向はこれからも続くと見られており、そのような現代社会で公的な介護保険のみに頼らず、自らも民間の介護保険で補填を行うという選択肢の必要性が高まっていると言えるでしょう。

介護保険の選び方

先程、民間の介護保険の概要や必要性について軽くご紹介させて頂きいました。これから、本題の介護保険の選び方についてご紹介していきたいと思います。

介護保険の選び方と言っても、様々な視点から解説する事が可能であり、実際の所人それぞれによって介護保険に求める部分も異なってきます。

なので、介護保険に加入するに際して最も重要視されやすい

  • 介護保険のタイプ
  • 終身型・定期型
  • 保険金の形
  • 連動型・独自

という4つのポイントに絞って、介護保険の選び方をご紹介していきたいと思います。一つ一つのポイントで「自分に合っているのはどちらか?」をチェックしていきながら、最もその形に近い介護保険を選択すると良いでしょう。

介護保険のタイプ

公的な介護保険は予め受けられる支援や保険料、保険の形式等は決められており、加入者が自由に選ぶことは出来ません。

民間の介護保険については様々なニーズを汲み取るように出来ており、それによって同じ民間の介護保険と言っても、商品によって保障の形や保険料等が大きく異なってきます。

その中でも「どんな介護保険なのか?」という点を左右するのは、「介護保険のタイプ」によるものだと言えるでしょう。介護保険には大きく分けて「積立(貯蓄)タイプの介護保険」「掛け捨てタイプの介護保険」が存在しています。

積立(貯蓄)タイプの介護保険

積立タイプの介護保険は、積立タイプとは保険料の一部を積み立てていく事で満期の際に保険金や解約の際に解約返戻金が返ってくる保険の事です。

貯蓄タイプの介護保険と言われる事もあります。上記の説明をもう少し砕いて解説すると、保険料の一部を貯金しているようなものなので、解約する時・満期の時に貯金した分が返ってくるという事です。

注意したい点としては、貯蓄する分の保険料も支払わないといけないので、そうではない保険(掛け捨てタイプ)と比較した時にどうしても保険料が高くなりがちです。

それに加えて中途解約した場合は、返ってくる保険料が満期の保険金とは異なり「解約返戻金」という形になるので、解約返戻金の場合は返ってくる保険金が大きく減少してしまう可能性もあります。

このように解説してしまうとデメリットが多く感じてしまいますが、介護保険の保障を受けるのみではなく、貯蓄していく事も可能になるので「介護保険と合わせて貯蓄していきたい」という方にはメリットが大きくなります。

掛け捨てタイプの介護保険

掛け捨てタイプの介護保険というのは、先程ご紹介した積立(貯蓄)タイプの保険と比較した時に、シンプルなものになると言えるでしょう。

というのも、積立タイプの介護保険は保険料に積み立てる分(貯金する分)も支払うという形の保険になっていました。一方で、掛け捨て型は「保障のみ」に保険料を支払う形になります。

そのため、解約した場合に保険料の一部が返ってくる「解約返戻金」や満期に際して貰える「保険金」がありません。ただ、その分積立タイプの介護保険よりも保険料が押さえられるという点が大きなめりっとになってくるでしょう。

掛け捨てタイプの介護保険は「介護保険の保障だけを重視したい」「出来るだけ安い保険料で加入したい」という方が選択するべき、タイプだと言えます。

終身型・定期型

介護保険には「終身型」「定期型」という2つのタイプの保障期間が存在します。他の保険にも見られる2つのタイプなので、終身型・定期型の2種類の基本的な部分について理解していきましょう。

終身型

終身型の特徴を簡単にまとまると「加入後保険料が上がらず、一生涯保障が続く」という点になると思います。

終身型というのは、名称の通り「生涯に渡って加入する」という事が前提になっている保険です。そのため、長く加入すればするほど得をする仕組みになっています。

というのも、終身型の特徴として「加入時から保険料が上がらない」という特徴があります。加入時から一生涯保険料が変動する事はありません。ただ、加入してすぐの保険料は同じ世代の方定期型と比較した時に、高くなります。

ただ、時間が経てばたつほど、定期型よりもお得な保険料になっていき、最終的には定期型と比較した場合に大きく保険料に開きが出るという保険になっています。

また、一生涯の加入を前提としているので、保障も一生涯続きます。ただ、加入してすぐに解約してしまうと大きな損害が発生するので、加入に関して特に慎重になりたいタイプだと言えるでしょう。

年齢が高ければ高いほど必要性が高まる保険だと言えるでしょう。

定期型

定期型は終身型と対照的な介護保険になっており「一定期間保険料が変わらず、一定期間保障が続く」というものになっています。

定期型の場合は「一定期間のみ」加入する事が前提になっている保険であり、もちろん一生涯加入しておく事も可能になりますが、年齢が上がるにつれて保険料は高くなってきます。

加入してすぐは終身型のものよりも保険料が安くなりますが、年齢が高くなるにつれて保険料は大きくなってきます。

そのため、介護保険に一生涯加入したいと考えている方は「終身型に加入するまでの保険」という用途で加入する方が少なくありません。

ただ、一定期間のみという特徴を活かして「65歳まで加入(公的な介護保険の保障を受けられるまで)」と言ったような加入も出来る利便性の高い保険ではあります。

一概には言えませんが、年齢が低ければ低いほど必要性が高い保険だと言えます。

保険金の形

介護保険の保険金には2種類存在しています。というのも要介護となった場合に、年金のような形で毎年一定金額を受け取れる「介護年金タイプ」、大きな金額を一度に受け取れる「一時金タイプ」があります。

このどちらを選ぶとよいのか?という点は、「どんなお金を補填したいのか?」によって異なってくるでしょう。

介護年金タイプの介護保険は「月々・毎年支払わないといけない介護費用を補填」するのに向いています。例えば、介護に伴って必要なランニングコストや施設の利用に伴って必要なお金等です。

一方で、一時金タイプは「大きな出費を補填する」のに向いています。例えば、介護をしやすくするためのリフォーム費用や高額になりやすい介護に関連する物品等です。

こちらも一概には言えませんが、家で介護をする場合は介護に関連するリフォーム・用具を1から購入しないといけないで「一時金タイプ」が向いています。

一方で、介護が必要になった場合に施設等で過ごしたいとお考えの方は、月々掛かるランニングコストを補填出来る「介護年金タイプ」が向いているでしょう。

連動型・独自型

公的な介護保険の保障を受ける条件は、要介護だと認定される必要があります。民間の介護保険でも同じように支払い条件が存在し、大きく分けて「公的介護保険連動型」と「独自基準型」が存在しています。

一概には言えませんが、条件が緩い場合は保険料は上がる傾向にあり、逆に条件が厳しい場合は保険料が下がるという傾向にあります。

連動型・独自型の特性をしっかりと理解して、選択出来るようにしておきたいところです。そのためにも、連動型・独自基準型の概要について簡潔にご紹介したいと思います。

連動型

連動型というのは、その名の通り「公的介護保険と連動している」民間の介護保険の事です。つまり、公的な介護保険で「要介護認定」と認められた場合に限って支払いを受ける事が出来る仕組みです。

連動型にする事によって、独自基準型と比較した時に「保障を受けられるか?受けられないか?」を間接的に第三者に判断してもらえるので、支払い条件がシンプルになるというメリットがあるでしょう。

独自型

一方の独自基準型は「民間の保険会社が支払い条件を設定する」介護保険の事です。連動型の場合は、行政に判断が委ねられると言えますが、独自基準型は判断が保険会社に委ねられるので条件等をしっかりと確認する必要があると言えます。

加入していたのに、必要になった時に条件が厳しすぎて保障を受けられないという事にだけは、ならないようにしましょう。

ただ、独自基準型の場合は「処理が早い」という特徴があります。というのも、連動型の場合は「要介護申請、認定、保険会社に申請」という手順を踏まないと行けないので、手続きに時間が掛かってしまうケースが少なくありません。

一方の独自基準型であれば、支払要件さえ合えばすぐに処理が進むので「必要になった時に、すぐに支払いを受けられる」というメリットがあります。

おすすめの介護保険 5選

先程、介護保険の選び方について解説させて頂きました。ただ「結局、おすすめの介護保険は何?」という部分を簡潔知りたいという方も居ると思います。

なので、これからおすすめの介護保険を5つに絞ってご紹介していきたいと思います。

No.1 長生き支援終身

まず、初めにご紹介したいのは東京海上日動あんしん生命から販売されている「長生き支援終身」です。

この保険は終身という名称の通り「終身保険」であり、公的な介護保険で要介護2以上だと認定された場合に限って、大きな一時金(金額は設定出来ます)が入ってくる仕組みです。

この保険の最も大きな特徴は「健康で長生きをすると得を出来る」という点にあります。通常、このようなタイプの保険は「何かあった時のため」というマイナスな側面から加入するものですが、健康であれば得を出来ると考えると健康意識が高まってくると思います。

具体的には、ある一定の期間「健康」な状態で保険に加入している状態が続くと、祝い金という形で数万円~数十万円の保険金が支払われる事になっています。

No.2 終身介護保障保険

次にご紹介したいのは、ソニー生命から販売されている「終身介護保障保険」です。

この保険は、一般的な介護保険の保障が揃っていると言える介護保険であり、死亡保障・公的な介護保険の要介護認定2以上で一時金等の保障が用意されている介護保険です。

ただ、この保険は保障内容こそ一般的ではありますが、保険料がかなり安く設定されており、保障内容と比較した時にかなり割安に感じられる保険料だと思います。

余計なものは必要なく、最小限の保険料で基本的な介護保険の保障を受けたいという方には、おすすめです。

No.3 あんしん介護

次におすすめしたいのは、朝日生命から販売されている「あんしん介護」という保険です。

あんしん介護の特徴は「選べる支払い方法」「要介護認定1から保障を受けられる」という2点だと思います。

介護保険には「年金タイプ」と「一時金タイプ」という二種類の保険金の支払い方法がありますが、あんしん介護はこのどちらの方式にも対応しており、かなり便利な保険だと言えるでしょう。

また、年金タイプに関しては公的な介護保険の要介護認定1から保障を受ける事が可能であり、通常は要介護認定2から保障という物が多いので、保障を受けやすいというのもメリットの1つです。

No.4 フレキシイS

次におすすめしたいのは、メットライフ生命から販売されている「フレキシイS」という保険です。

フレキシイSの特徴は、要介護認定2以上と認定された場合に一般的な介護保険と同じような保障を受けられるという点に加えて「認知症と診断された場合にも一時金」を受け取れる点です。

通常、民間の介護保険は要介護認定された場合に限って保険金が支払われるのに対して、フレキシイSの場合は認知症と診断されるだけでまとまった一時金を受け取る事が可能になります。

認知症を特に保障したい・認知症を危惧しているという方にとって、大きなメリットになるでしょう。

No.5 スーパー介護年金プランVタイプ

最後におすすめしたいのは、アフラックから販売されている「スーパー介護年金プランVタイプ」です。

この保険の特徴は「自分にあった保険金の支払い方法を選べる」という点にあります。支払いの条件は公的な介護保険ではなく、独自の基準を設けていますが、それほど公的な介護保険と変わりはありません。

この保険の支払い方法は、

  • 「介護保障と死亡保障が合わさったもの」
  • 「公的介護保険と同じように年金を受給出来るもの」
  • 「確定年金で支払われるもの」
  • 「解約返戻金を一時金にするもの」

等が挙げられます。「自分にあった保険金」を選択出来るというのが、この保険の大きな特徴であり、メリットだと言えるでしょう。

まとめ

介護保険で重要視するべき点

  • 民間の介護保険と公的な介護保険の違いを押さえる
  • 民間の介護保険のニーズは高まりつつある

介護保険の選び方

  • 積立タイプと掛け捨てタイプがある
  • 終身型と定期型を選ぶ
  • 自分にあった保険金を設定する
  • 連動型・独自型か?をチェックする

おすすめの介護保険 5選

  • 長き支援終身
  • 終身介護保障保険
  • あんしん介護
  • フレキシイS
  • スーパー介護年金プランVタイプ

この記事では、おすすめの介護保険は?というテーマで介護保険で重要視する点、介護保険の選び方、おすすめの介護保険5選等についてご紹介させて頂きました。

この記事では民間の介護保険について詳しくご紹介しましたが、介護状態になった時にはまず公的な介護保険でしっかりと保障していく必要があります。

公的な介護保険・保障を上手く利用しながら、民間の介護保険を活用していきましょう。

senna
senna
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金融業界経験 4年 個人投資家 3年

個人投資家として「株式」「債権」「FX」「仮想通貨」などへの投資・投機を中心的に行っている。

資産運用はもちろん、ファイナンシャルプランナーの知識を活かしながら、税金やライフプランに関する情報発信を行っている。

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