節約するなら通信費から始めよう!元販売員が教えるあなたにピッタリのWiFi・スマホ・光回線の節約術

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節約したいけど、食費を削るのはストレスだし、友達とも遊びたいから交際費も削りたくない・・・

こんな気持ちを持っていませんか?

節約したいけど、自分の支出を確認すると削れないものばかりが目についてしまいます。そんなあなたにおすすめなのは、「通信費」を削ることです。「通信費」とは、スマートフォンの料金や、インターネット、WiFiなどの料金のことです。ここ最近では、ドコモ・ソフトバンク・KDDIだけでなく、さまざまな企業のサービスがあり、昔から通信環境を変えていない人は、必ず節約することができます。

この記事では、量販店やショップなどで10年以上勤務した元販売員のわたしが、あなたにピッタリな通信環境と、その節約方法を紹介していきたいと思います。ものすごい中立的な立場で書いているので、必ず何かしらの参考にはなるはずです。ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

自分の譲れないポイントを確認しよう!

通信費を節約するうえでもっとも大事なポイントは、「自分はこれだけは譲れない!」という点を明確にすることです。

たとえば、以下のようなものが譲れないポイントの一例です。

・通信費を徹底的に抑えたい

・機種は絶対にiPhoneが良い

・ドコモからは変えたくない

こうした感じで、自分の中にあるこだわりを書き出してみましょう。そして、そこからどうしても譲れないこだわりだけ、3つ選びます。3つもこだわりがなかった人は、それでも大丈夫です。むしろ、こだわりが少なくなったので、選びやすくなったと考えましょう。

現在、スマートフォン、光回線、WiFiなど、さまざまな企業が通信のサービスを提供しています。この中から、あなたに合ったサービスを選択するには、自分にとってどこが大事なのかはっきりしていないと、選ぶ基準ができません

また、ここを最初にはっきりとしておかなければ、申し込んだあとに後悔することになります。ほとんどのサービスは契約期間があるため、どこか後悔することがあってもすぐに解約することができません。

こうしたことからも、自分がどこにこだわりを持っているかは、最初の段階で明確にしておきましょう。

とにかく安くしたい人の節約方法

まずは、とにかく通信費を安くしたいという人の節約方法です。パターン別におすすめの方法を確認していきましょう。

「スマートフォン」だけの場合

使っている通信環境が「スマートフォン」だけで、とにかく費用を抑えたいという人は、以下の手順で費用を安くすることができます。

1、中古店でスマートフォンを購入

2、格安シムを購入

1に関しては、今自分が使っているスマートフォンが、購入予定の格安シムに対応しているものであれば、特に中古店で買う必要もありません。今のスマホをそのまま使ってOKです。ちなみに、現在発行されている格安シムのほとんどは、ドコモのスマートフォンや携帯電話に対応しています。ドコモの人はほとんどの場合、新しい機種を買う必要がないので、しっかりと調べておきましょう。

2に関しては、現在さまざまな企業が格安シムのサービスを提供していますが、基本的にどのサービスも料金は似たような感じです。なので、料金面でシビアに選ぶ必要はなく、おまけでついてくるほかの特典などで選ぶと良いでしょう。

たとえば、BIGLOBE(ビッグローブ)が提供する格安シムでは、エンタメフリーというオプションが使えます。これは、YouTubeやAbemaTVなどの一部動画配信サービスや、AppleMusicなどの音楽配信サービスを、データカウントなしで使えるというサービスです。動画や音楽を頻繁に見たり聴いたりするといった方であれば、こうしたBIGLOBEの格安シムなどがおすすめです。

こうした感じで、格安シムを選ぶ場合は、料金を比較するのではなく、付帯するサービスなどで選ぶことをおすすめします。

「スマートフォン+光(ネット)回線 or WiFiルーター」の場合

次に、現在スマートフォンを使っており、光(ネット)回線、または、WiFiルーターを使っている人の場合を見ていきましょう。

こうした通信環境の人の場合、基本的には「格安シムの会社ですべて統一する」というのがベストな選択です。格安シムとネット回線やWiFiルーターは、同じ会社でセットで使うことで各種割引を受けることができます。これによって、現在支払っている通信費を大幅に節約することが可能です。

たとえば、現在ドコモでスマートフォンパケット3GBのプランで毎月6,000円、家のネットがJcomで月に5,000円といった方の場合、合計で11,000円支払っていることになります。これをワイモバイルの格安シムで3GB使えるプランSに変更します。ワイモバイルの場合、ソフトバンクの子会社のため、ネット回線をソフトバンク光に切り替えた場合、3GBのプランで毎月500円割引になります。

そうすると、格安シムとネット回線の合計で、およそ5,000円で使うことができます。今までの通信環境と比較すると、毎月6,000円お得になります。1年間に換算すると72,000円、10年に直すと720,000円もの節約になります

このように、格安シムと、割引が受けられるネット回線に1つの会社でまとめてしまった方が、毎月の料金は限りなく安くすることが可能です。さらにいうと、現在自宅にWiFi環境がある人で動画や音楽などで主に利用している人であれば、先ほどあげたBIGLOBEのカウントフリーの格安シムを使えば、場合によっては自宅のWiFi環境も必要なくなります。こうなれば、通信費をさらに節約することができますね。


大手にこだわりがある人の節約方法

次に、大手の携帯会社などにこだわりがある人の通信費の節約方法を見ていきましょう。

「スマートフォン」だけの場合

基本的には、大手にこだわりがある人は大幅な節約は無理です。もっとも安いプランに切り替えるぐらいしか、方法がないからです。そこで、考えたいのが、本当にそのこだわりは高いお金を払ってまで必要なものなのか、という点です。

大手だから安心という人もいますが、格安シムも大手企業が提供しているものも数多くありますし、店舗を構えているところもあります。実際に、楽天モバイルなどは、店舗数も充実しています。通信が不安定そうという方もいますが、ほとんどの格安シムがドコモの通信設備を使っています。格安シムは確かに通信速度が遅い時もありますが、普通に使う分にはまったく問題ありません。

先ほども確認しましたが、格安シムであれば毎月費用を半分程度におさえることができます。1年間にすれば数万円、10年にすれば数十万円です。もう一度自分に聞いてみましょう。あなたが大手にこだわる理由に、数十万円の価値はありますか?

それでも大手にこだわる理由があるのであれば、その中でプランを変える以外に、節約はほとんどできないと考えておきましょう。ないのであれば、格安シムに変えましょう。

「スマートフォン+光(ネット)回線 or WiFiルーター」の場合

こちらもあまり節約する方法がありません。スマートフォンと同じ会社のネット回線に切り替えることで、割引を受けれるくらいです。

そのため、スマートフォンの時と同様に、高いお金を払ってまでそのネット回線を使う価値があるかを、しっかりと考えましょう。

そして、そのこだわりに見合う価値がないのであれば、「格安シムとその割引を受けれるネット回線」に切り替えることをおすすめします。


スマホの機種にこだわりがある人の節約方法

ここからは、スマホの機種にこだわりがある人の節約方法を確認していきましょう。たとえば、iPhoneやXperiaがどうしても使いたいといった方の場合ですね。大手キャリアにこだわりがある人と違い、この場合はキャリアを限定しないで選択できるので、節約もやりやすいです。

「スマートフォン」だけの場合

今使っている通信環境がスマートフォンだけの場合、節約方法はとってもかんたんです。格安シムに切り替えるだけでOKです。自分がこだわっている機種に対応している、格安シムを選びましょう。また、先ほども述べましたが、格安シムを選ぶ時には、料金ではなく、付帯するサービスで選ぶことをおすすめします。

「スマートフォン+光(ネット)回線 or WiFiルーター」の場合

この場合も同様ですね。まずは、自分がこだわりのあるスマートフォンの機種に合った格安シムに切り替えましょう。その後、その格安シムで割引を受けられるネット回線などに切り替えるだけです。これだけで、毎月大幅に費用をおさえることができます。

通信環境を選ぶときのポイント・注意点

ここまで見てきたように、通信環境の選び方は人それぞれどこを大事にするかで変わってきます。

また、通信環境を選択するうえで、気をつけておきたいポイントや注意点がいくつかあります。ここからは、その内容を確認していきましょう。

家電量販店で申し込む場合はメーカー販売員は避けよう

家電量販店では、特定の商品のみを取り扱っているショップのようなところとは違い、さまざまな企業・メーカーの商品を取り扱っています。そのため、ネットの情報だけでは決められず、比較しながらどれに申し込むかを決めたい人には、非常におすすめです。

この時に注意しておきたいポイントがあります。家電量販店にいくと、その店舗の社員と、メーカーの販売員がいます。申し込む場合には、メーカー販売員から話を聞くことは避けましょう。

メーカー販売員は、自社の製品の販売促進を目的として量販店に入店しています。自社の製品を売るためには、自分の会社の製品をお客さんにおすすめしないといけません。そのため、自社製品をゴリ押ししてくる人がほとんどです。ほかの製品と比較して決めたいのに、これでは何の意味もないですよね。

話を聞くなら、その量販店の社員から聞くべきです。社員であれば、すべての企業・メーカーの商品を熟知しています。そのため、中立的に比較しながらあなたに合った通信環境を提案してくれるでしょう。

ちなみに、量販店の社員のなかにも、それぞれ担当があります。通信コーナーを担当している社員の人を捕まえて、話を聞くようにしましょう。

「ノジマ(nojima)」はメーカー販売員がいないのでおすすめ!

出典:https://www.nojima.co.jp/

関東を中心に展開している家電量販店の「ノジマ(nojima)」は、メーカーの販売員がいません。そのため、中立的な立場で、あなたにピッタリの環境を紹介してくれるでしょう。

関東近郊にお住いの方は、ぜひ一度来店してみてくださいね。

本当に自分に合っているか考えよう

通信環境を選ぶ時は、本当に自分に合っているかを、しっかりと考えるようにしましょう。特にお店で申し込む場合、店員に言われるがまま加入してしまうということがよくあります。また、それと合わせて、必要のないオプションなども申し込んでしまうケースも考えられます。

基本的にどこのお店でも、申し込み1件に対して企業・メーカーから一定の報酬が入ってきます。オプションなどが追加されれば、ここにプラスアルファで報酬が追加されるような仕組みです。

こうした報酬の金額は、企業・メーカーごとに違いますし、時期によって金額の大小も変わります。そのため、あなたに合っていない商品でも、その時期に報酬が高いものを、わざとおすすめしてくる可能性もあるのです。

「この人は良い人だし、おすすめしてるならこれにしよう!」と、安易な気持ちで決めずに、ほかのお店にも行って話を聞いてみましょう。3店舗くらい回れば、自分が加入しようとしていたサービスがどのようなものかや、相場観などもつかめてくるはずです。

本当に良い店員かを見極めよう!

家電量販店やショップに行ったら、本当にその店員があなたにとって良い店員なのかを見極めましょう。具体的には、以下のようなポイントで見極めを行います。

・はなしをしっかりと聞いてくれる(またはメモをとっている)

・丁寧に対応してくれている

・身だしなみがしっかりしている

・やる気がなさそうな人は論外

・わからないことをごまかさずに、しっかり問い合わせて調べてくれる

・ガツガツ売りにきていない

・「多分」、「おそらく」といったあいまいな言い方をしない

「そんなの当たり前じゃない?」と思うかもしれませんが、こうした点は店員を見極める大事なポイントです。あたりまえのことをできている人は、実際にほとんどいません。逆にできていれば、その人は信頼できる店員さんだと考えて良いでしょう。上記のポイントを参考に、嘘をつかない、誠実な店員さんをぜひ見つけてみてくださいね。

家族割は今の時代あんまり意味がない

携帯電話とかの話になると、家族割ってよく聞きますよね。携帯電話が普及したばかりのことは、家族間の通話が無料になるというものです。

しかし、実際のところ、今の時代ではほぼ意味のない割引です。家族割は、料金が大幅に安くなるとか、そういった類の割引ではありません。無料通話くらいしか、目立った特典はありません。でも今なら、LINEで無料通話できますしね。

親がスマートフォンを持っていないからLINEができないという人は、LINEができるように「タブレット+格安シム」とかを買ってあげましょう。格安シムを入れられるタブレットは、1万円くらいで売ってますし、LINEだけやるのであれば、900円で1月3GB使えるシムカードも売ってます。自分が節約できる分を考えたら、全然安い買い物です。

さらに、親にタブレットをもたせてあげれば、LINEでビデオ通話もできます。子供がいる方なら、孫の顔を見させてあげることもできるので、一石二鳥です。もし、通信環境を見直すにあたって、家族が使っているからという点がネックになるのであれば、そこを心配する必要はまったくないことを覚えておいてください。

まとめ

以上、通信費の節約方法などについて解説してきました。実際に通信環境を変えるのは、結構めんどうな作業ですが、そこさえクリアすれば毎月の出費を大幅におさえることができ、節約になります。大手のキャリアにこだわりがある人は、基本的に節約は難しいので、そのこだわりが本当に自分にとって価値があるものかを、見直してみましょう。

また、量販店やショップで申し込む時には、今回紹介したポイントや注意点を意識して申し込むようにしましょう。保証サービスは購入時にしか入れないので加入しても良いですが、それ以外の余計なオプションなどはいつでも入れるので、基本的には加入しないことをおすすめします。

みなさんも、この記事を参考にぜひ通信費を節約してみてくださいね。

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