借金の悩み相談はここ!公的機関と具体的な減額方法等をご紹介

借金のことで悩みを抱えているのに、どこに相談したら良いかわからないという方も少なくないでしょう。借金のことを相談するのは勇気のいることですし、相談して外部に情報が洩れるというのはとても嫌なことです。そこで、この記事では安心して相談できる公的機関と、もし相談したらどのような流れになるのか、そして最後には借金を返済する方法10選をお伝えします。

借金の悩み相談はどこにしたら良いのか?

始めに、借金の悩み相談ができる公的機関についてご紹介します。借金の相談を無料でできる機関もありますので、ぜひ覚えていってください。

地方自治体の借金相談

実は、各市町村が実施している借金相談というものがあるのをご存知でしたでしょうか。しかも、相談料を無料で受け付けてくれますので、まずは市役所等にお電話して予約を取りましょう。

ただし、相談の時に気を付けて欲しいことが1点あります。それは、時間制限があるということです。大体相談時間は30分です。よって、相談したい内容を紙等にメモをしていくと、時間が無駄にならずに済むのでおすすめです。

法テラス

相談できる公的機関として法テラスというところがあります。法テラスへ借金の悩み相談をするのは、基本的には無料でできます。しかし、所得が多ければ有料となりますので自分の収入を下記の表から確認してみてください。

人数 手取月収額の基準 1 家賃又は住宅ローンを負担している場合に
加算できる限度額 2
1人 18万2,000円以下
(20万200円以下)
4万1,000円以下
(5万3,000円以下)
2人 25万1,000円以下
(27万6,100円以下)
5万3,000円以下
(6万8,000円以下)
3人 27万2,000円以下
(29万9,200円以下)
6万6,000円以下
(8万5,000円以下)
4人 29万9,000円以下
(32万8,900円以下)
7万1,000円以下
(9万2,000円以下)

注1:東京、大阪など生活保護一級地の場合、()内の基準を適用します。以下、同居家族が1名増加する毎に基準額に30,000円(33,000円)を加算します。

注2:申込者等が、家賃又は住宅ローンを負担している場合、基準表の額を限度に、負担額を基準に加算できます。居住地が東京都特別区の場合、()内の基準を適用します。

出典元:法テラス

また、資産(貯金や持ち家、株式等)も調査され、一定の金額以下であれば無料相談ができますのでこちらも併せて確認しておきましょう。

人数 資産合計額の基準 1
1人 180万円以下
2人 250万円以下
3人 270万円以下
4人以上 300万円以下

注1:将来負担すべき医療費、教育費などの出費がある場合は相当額が控除されます。(無料法律相談の場合は、3ヵ月以内に出費予定があることが条件です。)

出典元:法テラス

自分が無料相談に該当するかどうかよくわからないという方は、法テラスにお電話すると良いでしょう。各都道府県に法テラスは設置されていますので、それほど遠くはありません。法テラスの電話番号等を下記に記載しますので、借金の相談をしたい方は早めにお電話してみてください。

  • 電話番号:0570-078384
  • 固定電話からは全国一律3分9.3円(税込)
  • 受付時間:平日9時~21時 土曜9時~17時

法テラスに相談することで、今の自分にとって重要な制度や他の相談機関を紹介してもらえる可能性があります。よって、できれば借金が高額な方は早急に相談しに行ってみてください。また、法テラスでは弁護士が相談対応をしてくれますので、守秘義務が存在します。よって、周囲の人に借金相談をしたことがバレる可能性はありませんので安心してください。

借金相談後に出来る手続きについて

借金相談をしたところで、一体どのようなことができるのかわからない方も多いと思います。そこで、借金相談をした後、もしも対処が必要と判断された場合、以下のような制度を利用できる可能性がありますので覚えておきましょう。

過払い金請求

過払い金請求とは、借金の返済をずっと続けてきた方が対象となります。内容としては、長期間している間に、本来金融会社に払わなくても良いお金を払っている可能性があります。よって、過払い金があるかどうかを弁護士等が調査し、過払い金があった場合は金融会社へ過払い金の請求を行えます。まだ、借金返済を継続している方は、借金が減額されますし、完済されている方の場合は、過払い金が戻ってきます。

ただし、弁護士を雇うことになりますので、過払い金請求を行った時は、弁護士費用等が差し引かれるということは覚えておきましょう。

任意整理

任意整理とは、借金の取引開始日より遡って金利の計算をし直して借金額を減額し、併せて金利分をカットします。そして、元本を約3年間で完済できるように弁護士が交渉してくれる手続きの事を言います。任意整理を行うことで、月の返済金が減額されますので、任意整理を行う前よりは安定した生活を送れるようになります。

しかし、任意整理は良いことばかりではありません。悪い点としては、信用情報(ブラックリスト)に約5年間掲載されることが挙げられます。この期間は、クレジットカードも作れませんし、住宅ローンや教育ローンも組めないということを覚えておきましょう。

個人再生

個人再生とは、弁護士が裁判所へ掛け合い、裁判所が現在の借金額や生活状況等を鑑みた上で返済を行うことが困難と認められた人に限って、借金を減額してもらうことができます。さらに、住宅等の財産を残して借金整理を行ってもらえますので住む場所はなくなりません。しかし、減額された借金額を3年~5年にかけて返済していく手続きも併せて行われますので、全く借金がなくなるというわけではありませんので注意しましょう。

また、任意整理の時と一緒で信用情報に約5年~10年掲載されるということも覚えておきましょう。

自己破産

自己破産とは、裁判所へ借金の免責申立を行い、許可が下りた場合、借金を全額免債してもらえることを指します。多重債務を抱えており、返済不能となった方にのみ適用されますので、自己破産が許可されるハードルはとても高いものになっています。借金額を調べられるのはもちろんですが、資産状況等ありとあらゆる私財を調べられますので、心の準備をしておきましょう。また、自己破産をすると信用情報に掲載され約5年~10年はローン等が組めません。また、特定の職業に就くこともできないことは覚えておきましょう。

Expert
自分が自己破産できるかどうかを知りたいという方は、ぜひ市町村が実施している多重債務者相談や法テラスで相談してみましょう。

借金を返済する方法10選

さて、ここではどうしても自分自身で借金を返したい人に向けて、どうやったらコツコツと返済することができるのかをご紹介します。公的機関に相談してみたけど、対処法がないと言われた方も、下記の方法を試してコツコツ返済をしていってください。

1.支出を把握する

借金を返済するにあたって、始めに支出の把握を行うようにしましょう。借金を抱えている人の多くは、支出を把握していない傾向にあります。よって、自分が生活するのにいくらお金があれば良くて、無駄を削減したらどの位の金額を返済に回せるのかを知る必要があるのです。

家計簿をつけよう!

支出を把握するには、家計簿をつけることが一番です。家計簿は3タイプあり、スマホアプリで家計簿をつけるタイプ、ノートにレシート等を貼るタイプ、エクセルで計算するタイプが挙げられます。自分の性格やライフスタイルに合った家計簿を選び、支出を把握するようにしましょう。

2.借金額を把握する

支出の把握をするのと同時に、あとどれくらいの借金があるのかを把握するようにしましょう。元本はどの位残っていて、利息をどれ位払っているのか即答できますか?

もしできないのであれば、今すぐに把握してみてください。お手元に、返済した時の領収書等があればすぐに知ることができます。もし手元に領収書がなければ、金融会社に電話して聞いておきましょう。

3.無駄な支出がないか家計簿を見直す

家計簿をつけることに慣れてきたら、家計簿を見直す習慣をつけていきましょう。家計簿を見直すことで、無駄な支出がないかを知ることができます。無駄だと思うものには、マーカーを引いたり、印をつけたりしておきましょう。無駄な支出の確認が終わったら、無駄な支出の合計を出してみましょう。意外と無駄が多いなと思った人は、すぐに無駄な出費の削減に取り組みましょう。

4.住居費を見直してみる

無駄な支出の削減が終わったら、次は住居費用を見直してみましょう。住居費は、月々の支払いの中でも大きな割合を占める項目です。よって、住居費用を安くできれば、その分返済金に回せる額が増えます。

住居費の目安は月の手取り収入の3割以下ですので、今支払っている家賃と比較してみてください。もしも3割以上の家賃を支払っているのであれば、引っ越しをしましょう。

引っ越し代の方が費用がかかると思われるかもしれませんが、長期的に見れば家賃の安いところに引っ越した方が節約になるので、早めに行動を起こすようにしましょう。

5.食費を見直してみる

食費は必ず見直して欲しい項目です。特に、外食が多い方は自炊をするように心がけてみましょう。自炊といっても、簡単な料理をするので構いません。野菜炒めや、チャーハン、カレーライス等で良いのです。最初から手の込んだものを作ろうとすると、ストレスも材料費もかかりますので、おすすめしません。

もちろん、自炊することに慣れてきたら、手の込んだ料理をするのは良いことです。自炊し始めの頃は、簡単ですぐに食べられるお手軽料理を実践してみましょう。

お弁当や飲み物を持参してみよう

自炊することに慣れてきたら、ぜひ、お弁当や飲み物を持参して行くようにしましょう。

お弁当の中身は夜ご飯の残り物でかまいません。飲み物はマイボトルに、自分で淹れたコーヒーやお茶を持って行きましょう。

毎食、ランチに行っていた人や、自販機で飲み物を買っている人にはとっても節約効果がありますので、ぜひやってみてください。

1日0円生活をしてみよう

自炊ができて、お弁当持参にも慣れてきたら、1日0円生活というものをやってみましょう。1日0円生活とは、お金を使わずに1日を過ごすというものです。

朝は、ご飯をしっかりと作り食べていき、お弁当を詰め、マイボトルにお茶を淹れて出勤します。お昼は持参したお弁当を食べます。もし、15時のおやつを毎日食べているという人は、おやつも持参していきましょう。仕事が終わったら、できればどこにも寄らずに帰宅することが望ましいですが、ウィンドウショッピングやコンビニに立ち寄る位であればやっても大丈夫です。何も買わずに帰宅した後は、夜ご飯を自分で作り、お風呂にゆっくりと入り就寝です。

1日0円生活なんて想像がつかないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、お弁当等を持参すればやれるものです。少し、やれるかドキドキする感じがとても楽しいですし、やれなかった時に悔しいと思えることも一興です。また、1日0円生活を実践すると、自分がいかに毎日お金を使っているかを実感できるのでおすすめです。

まだ1度も1日0円生活をしたことがない方は、ぜひやってみてください。

6.予算を立てて生活をしてみる

家計簿をつけることや、自炊することに慣れてきて、お金の流れが安定してきたら、1ヶ月の予算を立てて生活をしてみるようにしましょう。

自分の給料から、固定費、返済金を差し引いた金額で1ヶ月生活してみるのです。自分のやりくりする力を試すことができますし、予算を立てて生活することで、メリハリのあるお金の使い方をすることができます。

最初は上手くいかないかもしれませんが、それで良いのです。どうして予算通りにいかなかったのかを知るチャンスですので、失敗した時は原因を探し、次の予算立てに活かすようにしましょう。

7.収入を増やせないか検討してみる

支出をコントロールできるようになってきたら、次は収入を増やせないか検討してみましょう。収入をアップさせることによって、返済金額を増やすことができますし、生活にも余裕を持てるようになります。収入を増やす方法は2つありますので、以下で詳しくご説明します。

会社の給料を上げる

始めに、勤めている会社の給料を上げられないか検討してみましょう。給料を上げるための具体的な行動としては、残業する、昇格する、資格をとること等が挙げられます。

一番手っ取り早く給料を上げることは残業をすることです。上司の仕事等を積極的に手伝い、残業手当をもらえるようにしましょう。サービス残業をさせられる会社であれば、他に収入をアップさせる手がありますので、残業しないようにしましょう。

次に、昇格することで給料を上げる方法があります。年功序列で昇給する公務員等でない限りは、会社の規則や成績により昇給が見込めますので、積極的に仕事をこなし昇給したいアピールをしておきましょう。

最後は資格等をとって給料が上がる会社もあります。自分の会社に資格取得者の給与アップする規則がないかは確認しておきましょう。

副業して収入を上げる

会社の給料が上がる見込みがなければ、副業をして収入を上げることを目指しましょう。就業規則で副業が禁止されている場合は、やってはいけませんのでしっかりと確認しておきましょう。

早く収入につながるのは、コンビニやファミレス等のアルバイトですが、接客業が苦手な方はコールセンター業務や棚卸作業等人とあまり関わらずにできる仕事もありますので探してみましょう。体力がないという方は、クラウドソーシングを使ってライターやホームページ作成等でお金をもらうことができます。

また、クリエイティブな仕事をしたいというのであれば、ブログでアフィリエイト報酬を得たり、youtuberになって広告収入を得たりする等の方法があります。

副業はたくさんありますので、できれば自分の好きなことを副業にして長く続けられるものを選ぶようにしましょう。

8.借金返済仲間を作って、モチベーションを維持させる

借金返済を続けるには、モチベーションの維持が大切です。1人で淡々と返済していくのは辛いものがありますので、ぜひ返済仲間を作るようにしてみてください。

SNSを見てみると、自分と似たような境遇の人がいますので、勇気を出して話しかけてみると良いでしょう。借金返済仲間ができると、節約情報を教えてくれたり、返済のアドバイスをしてくれたりするのでおすすめです。

9.長期的な視野を持って、返済計画を立ててみよう

支出と収入を安定させることができたら、長期的な視野を持って返済計画を立てるようにしましょう。返済計画を立てると、あとどれ位で返済が終わるのかを把握することができますし、ゴールが見えることで節約や返済も頑張れますよね。

長期的な視野と言いましたが、具体的な期間としては3年~5年です。もっと長くてもかまいませんので、自分オリジナルの返済計画を立てて、モチベーションを上げていきましょう。

10.失敗しても諦めずに、再チャレンジし続けよう

最後に、借金を返済するためにたくさんのことにチャレンジしていくと思います。その過程で、失敗することは必ずありますので、諦めないようにしてください。

失敗に慣れていない人は、失敗=全ての終わりと捉えてしまう人がいます。しかし、失敗は「今回、上手くいかなかっただけ」です。よって、失敗の原因を知り、対策を打つことで失敗をなくすことができます。失敗しても、ぜひ再チャレンジして、自分の借金返済生活を立て直していくようにしてください。

まとめ

借金の悩み相談できる場所等についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。悩みを相談できる場所があるということを知っておくだけで、安心できますよね。

また、相談しに行ったことで、自分がこれからどのように行動して行けば良いのかを知ることができますので、迷っている方は一度相談しに行ってみてください。そして、完済するために借金を返済する方法の中から1つでも実践して生活するようにしてみてください。

佐藤 はるか
佐藤 はるか
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金融業界経験4年目。得意分野は税金、年金等。金融ライターとして活動して1年目となります。初心者の方でもわかりやすく、丁寧な文章を書くよう心がけています。

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