仮想通貨Litecoin(ライトコイン)の特徴・将来性|海外取引所を利用する際に欠かせないアルトコイン

今回紹介するのは、日本人投資家にも人気の高い仮想通貨Litecoin(ライトコイン)です。ライトコインはビットコインと同時期に生まれた古参の銘柄で、現在まで高い人気が集まる仮想通貨となっています。

特にキャッシュレス化が進展する将来的には欠かせない仮想通貨と言えるので、投資を行う上でも今後の成長に期待できます。

当記事ではライトコインの特徴や仕組み、ビットコインとの違い、チャート分析、購入できる取引所、将来性・ロードマップなど総合的な情報をお伝えしていきます。2018年に新しいサービスを開始したばかりなので、2019年も更なる飛躍が期待できるでしょう。

仮想通貨Litecoin(ライトコイン)とは?

Litecoin(ライトコイン)は2011年10月に開発された仮想通貨です。2009年に一般公開したBitcoin(ビットコイン)と同じく、仮想通貨の中では古参の銘柄となります。

なお、2019年1月27日のライトコインの時価総額は2,143億円で第8位にランクインしており、古参の銘柄の中で10位圏内で生き残っているのはビットコインとライトコインのみです。それだけライトコインは将来性に対する期待値が高く、投資家の間で人気のある銘柄と言えるでしょう。

ここではそんなライトコインの基本的な特徴を解説していきます。Ethereum(イーサリアム)やRipple(リップル)に比べると地味なライトコインですが、優良銘柄には変わりないため、しっかりとその性質を掴んでおきましょう。

決済用仮想通貨として開発された

ライトコインが開発されたのは決済用仮想通貨として利用するためです。決済用仮想通貨の代表格はビットコインで、現在は利用範囲が拡大され、ビックカメラやメガネスーパー、H.I.S.などで支払い用として使えます。たとえば、商品やサービスの対価としてビットコインが利用できるので、将来は仮想通貨を使った決済が日常的になるかもしれません。

ライトコインもビットコインと同じように商品やサービスの支払い用として利用できます。しかし、ビットコインほど対象店舗が整備されていないのが現実です。

決済用通貨としてはビットコインに見劣りするライトコインですが、将来的にはライトコインが利用できる店舗が増え、今後は環境整備が行われると思われます。その理由に、ライトコインにはビットコインにはない様々な強みがあるからです。

その強みとは、主に「取引時間の短縮」と、「送金手数料の安さ」が挙げられます。

取引時間が大幅に短縮できる

仮想通貨市場では、「ビットコインは金、ライトコインは銀のようなもの」として認識されています。それは、ライトコインがビットコインの基本的なシステムを受け継いで開発されたからです。ライトコインの基本的な仕組みはビットコインと大差ありません。

しかし、ライトコインは取引の承認速度と送金手数料に力を入れており、両者の点においてはビットコインをはるかに凌ぐ能力を持ちます。

仮想通貨の取引(売買、送金など)は、1回の取引ごとに必ずマイニングと呼ばれる承認作業が行われます。そのため、送金などの処理を行ったからといって、すぐに結果が反映されるわけではありません。たとえば、ビットコインの取引承認は10分もの時間が必要なため、スムーズな取引を阻害する要因ともされています。

一方、ライトコインはビットコインよりも4倍速いスピードで取引を承認することができます。取引承認時間は2分半なので、決済用として利用した場合もスピーディに処理が可能です。

また、ライトコインの送金手数料はビットコインよりも割安に設定されています。一般的なビットコインの送金手数料は約2,000円程度になる一方で、ライトコインの送金手数料は約30円ほどです。たとえば取引所で仮想通貨を日本円に交換するときにも送金手数料が発生するため、できるだけコスト安の銘柄を選ぶ方が利益に直結しやすいと言えるでしょう。

このようにライトコインはビットコインに比べて、より実用的な性能を持っています。仮に、現在のビットコインの性能で決済を行おうとすると、商品やサービスを買うのに10分もの待ち時間が発生したり、2,000円の手数料が必要になったりすれば誰もビットコイン決済を行いたいと思わないでしょう。そのため、将来的には、より便利に利用できるライトコインの利用範囲が広がる可能性が高いと考えられます。

時価総額ランクで常に10位圏内を記録

ライトコインが生まれてから既に約7年が経過していますが、誕生してから現在まで常に時価総額上位をキープしてきました。現在(2019年1月27日)の時価総額ランクは8位ですが、まだリップルやイーサリアムが誕生していなかったときにはビットコインに次ぐ人気を誇っていた時期もあります。

ライトコインに人気が集まる理由は、今後はキャッシュレス時代がますます世の中に浸透し、仮想通貨が重要なポジションを占めるようになるからでしょう。既にビットコインが利用できる店舗は日本だけでも300件を超えます。そのため、ビットコインよりも優れた性能を持つライトコインは、利用できる店舗の数が増える可能性が高いです。今のうちからライトコインに投資しておくことで、将来的にはビットコインバブルの再来が起きたときに大きな利益が期待できます。

また、ライトコインは決済サービス用に様々なシステムを開発しており、しっかりとロードマップに従って開発が進められていることも高評価です。ライトコインのロードマップや将来性については後ほど解説していきます。

Litecoin(ライトコイン)とビットコイン(Bitcoin)の違いは?

ライトコインとビットコインのシステム的な違いは先ほど紹介しました。取引処理速度はライトコインが2分半に対し、ビットコインは10分。さらに送金手数料はライトコインが約30円、ビットコインが約2,000円ほどと、ライトコインの方がより実用的だということが分かります。

その他の機能的な違いはあまりなく、ライトコインもビットコインも非常に似通った性質をしています。

しかし、投資的側面から見るとビットコインの優位性はしばらく揺るがないと思われます。ビットコインは既に仮想通貨の基軸通貨として認識されており、仮想通貨が生まれた2009年から現在まで時価総額ランク1位の座は変わっていません。

基軸通貨とは法定通貨でいうアメリカドルのような立ち位置で、様々なところでビットコイン決済が利用されています。たとえば、海外取引所でアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)を買う際にもビットコインが利用されています。また、ICOでトークンを購入するときも、多くのケースでビットコイン決済が有効です。

一方、海外取引所やICOでのライトコインの利用はほとんど対応していません。また、ライトコインの決済を扱っている実店舗もほとんど存在しないなど、現在のところはビットコインが圧倒的な優位に立っています。

ただ、2018年にはライトコインの大規模なイベントによって新サービスが生まれるなど、今後は環境整備が進むことで、よりライトコインの利用範囲が拡大するはずです。多くの投資家もそうしたライトコインの将来性を期待しているため、投資用としては長期的な保有銘柄として、またはリスクヘッジ用として活用されていくでしょう。

Litecoin(ライトコイン)の時価総額・価格チャート

ライトコインは現在1LTC=3,560円、時価総額2,143億円で第8位の銘柄となっています。現在は2018年に起きた取引所の盗難事故を受け、仮想通貨市場全体が不調ぎみですが、過去のチャート推移を分析することで、今後は回復に向かうことも予測できます。

ライトコインが大きな値動きを見せたのは過去に3度あり、いずれも10倍以上もの成長を記録しました。そのため、現在の低調の底が見えると、その先一気に価格が急騰する可能性もあります。

ライトコインが初めて大きな注目を集めたのは2013年11月で、当時1LTC=400円台だった価格は5,000円程度まで急騰しました。当時はキプロスの財政危機が主要ニュースとして取り上げられ、財政破たんによって自分たちの財産が消失してしまう危険に襲われたキプロス国民によって複数の仮想通貨が購入されました。

次にライトコインが急騰したのは2017年5月で、ライトコインがSegwit(セグウィット)を導入した時期と重なります。Segwitとは1つのブロックに格納される送金データを圧縮することで、より多くの取引を処理し、送金スピードを速める方法です。

このSegwit導入によって、ライトコインの価格は1LTC=400円台から4,000円近くにまで上昇することになりました。

最後にライトコインが急伸したのは2017年12月。ちょうど仮想通貨市場全体がビットコインバブルに沸いた時期です。ライトコインも他の銘柄と同じく、多くの投資家の注目を浴びて価格が急騰しました。

1ヶ月前の11月には1LTC=4,000~4,500円だった価格は、12月になると過去最高額である40,000円を突破するなど急激な勢いで成長しています。

このように始めは数百円程度の価値しかなかったライトコインでしたが、ほんの数年の間に100倍ほどの成長を記録したことは確かです。現在は最高額の10分の1程度まで値段が下がっていますが、今後は価格が回復していく可能性も決して無視できません。

LTC通貨を購入できる取引所は?

ライトコイン(LTC)は日本でも扱っている取引所が多く、日本円で安心して取引を行うことができます。

仮想通貨を購入するには国内取引所を使うか、海外取引所を使うかの2つの選択肢があります。国内取引所は日本語・日本円対応でサポートが充実しています。一方、海外取引所には国内で販売していない銘柄が豊富で、取引手数料も安く済む場合が多いです。どちらも一長一短なので、ご自身の投資スタイルに合わせた方を選んでみましょう。

ここでは、ライトコインを扱っている取引所のうち、国内から2選、海外から1つを選んでいますのでご参考にしてみてください。

bitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyerはユーザー数200万人の国内最大級の取引所です。ライトコインの他にも、ビットコインやイーサリアム、ビットコインキャッシュ、モナコインなどを扱っています。

bitFlyerはセキュリティに特化し、世界で最も安全性が高い取引所です。また、不正ログインによって資産が消失してしまった場合でも、最大500万円までの補償金が受け取れるなど、仮想通貨投資初心者におすすめの取引所と言えるでしょう。

bitbank(ビットバンク)

bitbankもライトコインを扱っている国内取引所の1つです。ライトコインは基本的に販売所のみで扱われていますが、bitbankの場合は取引所にて購入することができます。

販売所は取引所から直接銘柄を売買できますが、取引所よりも価格が高いというデメリットがあります。bitbankは取引所に対応しており、しかも取引手数料が無料なので、日本で最も安くライトコインを買えるといっても過言ではありません。

OKEx(オーケーイーエックス)

OKExは海外の取引所で、ライトコインの取引高(24時間辺り)が世界一を記録しています。そもそも海外の取引所は日本の取引所よりも圧倒的に規模が大きく、各銘柄の取引量が多いため、流動性リスクを抑えたり、より有利な価格で購入することができます。

また、OKExで扱っている銘柄数は90種類を超え、日本では扱っていないレアな仮想通貨も見つかります。そのため、1つの口座で複数の銘柄に投資することができるため、分散投資を考えている方にピッタリと言えるでしょう。

OKExでは日本円が使えないため、ライトコインの購入用にビットコインなどが必要ですが、それを差し引いても大きなメリットがあるため、うまく海外取引所を活用すると投資効率が高まります。

Litecoin(ライトコイン)の注意点

ライトコインはビットコインの4分の1の取引承認速度を持つというメリットがありました。しかし、メリットは裏返してみるとデメリットにもなり得ます。取引承認時間が短いということは、仮想通貨の安全性では劣るということです。

仮想通貨の安全性はマイニングという承認作業に依存しています。マイニングを行う際に、送金者の情報や送金データ、整合性などをチェックすることでブロックチェーンのセキュリティ耐性を高めています。

しかし、その承認時間が短縮されるとマイニングの難易度が低く設定されているため、悪意のある第三者によって簡単にハッキングされてしまう恐れもあるのです。今のところ、ライトコインに大きな問題点やトラブルなどは起こっていませんが、セキュリティの面で見ると、ややビットコインに劣っていることを忘れてはいけません。

Litecoin(ライトコイン)のロードマップ・将来性

ライトコインは2018年に3つの重要なイベントを開催し、実際に新しいサービスを開始しました。どのイベントも多くの投資家に指示され、現在もライトコインの人気は衰えていません。そのため、新しいサービスをひっさげて、2019年もしっかりと成長していくことが期待されています。

ここでは2018年に行われたライトコインの新サービス実装を紹介していきます。

LitePay(ライトペイ)

LitePayは2018年2月28日から開始された、ライトコイン専用のデビットカードです。デビットカードとは、キャッシュレスで商品やサービスを購入することができ、後日、指定の銀行口座から購入代金の引き落としが行われます。

仮想通貨以外にもデビットカードサービスは多くの種類が存在していますが、手数料の高さがネックとなっていました。大手デビットカードの平均的な利用手数料は3%で、LitePayを利用すると手数料を1%に抑えることができます。

基本的にデビットカードの手数料は店側の負担となるため、コストダウンを期待する小売店がLitePayを導入することが予想されます。

LitePal(ライトパル)

LitePalはPayPal(ペイパル)の仮想通貨バージョンとして開発され、主にライトコイン用の決済処理システムとなっています。LitePalを導入することで、店舗での支払いが一括で処理できるようになるため、小売業者にとってはコストダウン、消費者側にとっては手間の削減が実現できます。

Aliant Payment Systems

Aliant Payment Systemsはクレジットカード処理を行うプロバイダーです。Aliant Payment Systemsは新しい処理システムの中にライトコインを組み込むことを決定し、これによりライトコインによる決済がより簡単に、便利にできることが予想されています。

仮想通貨Litecoin(ライトコイン)まとめ

今回は仮想通貨ライトコインについて、その特徴や仕組み、価格チャート、将来性などをお伝えしてきました。

ライトコインはビットコインと同じく決済用仮想通貨として開発されましたが、ビットコインよりも4分の1に短縮された処理速度、よりコスト安の手数料など実用的な特徴が光ります。そのため、より使いやすい決済通貨として見た場合は、将来的にライトコインを利用できる環境が整っていく可能性もあります。

しかし、ライトコインとビットコインは決して敵対的な関係ではなく、コミュニティ間での共存を望んでいることもあり、今後は「ビットコインは金、ライトコインは銀」という関係を活かして、より高度で便利なサービス開発も進んでいくでしょう。今後の成長に非常に期待が持てる銘柄です。

ゆきひろ
ゆきひろ
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クラウドワークス・自社メディアサイトを中心にフリーのWEBライターとして活動しています。ネット記事やブログなど、約1年6か月で3,000記事を超える実績があります。執筆ジャンルは仮想通貨をメインに、投資・資産運用、副業、貯金・貯蓄、タイム/マネーなど金融系が得意です。

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