【ボーナス活用術】ぜひ口座を作っておきたい見逃しがちな銀行3選!魅力的な商品をご紹介します。

日頃から購入したかったものなど、ボーナスの活用方法を考えるのは個人の楽しいイベントでもあります。ボーナスの使い途はそれこそ数えきれない程ありますが、賢明な社会人であれば、やはり預金を考える人は多いでしょう。

預金をするのであれば定期預金が一般的ですが、そもそも銀行にはどのような商品があるのかをこの機会に探してみるのはいかかでしょうか。

実はそれぞれの銀行によって、基本的なサービスに大差はないとしても、独自の魅力的な商品を提供している銀行は結構多いです。しかし、こまめに全国の銀行をすべて調べることは不可能で、ついいつもの銀行に腰をおろす人も多く、見逃されている銀行は結構多いのかもしれません。

今回は、銀行の種類や基本的なサービスなどを解説しながら、この機会にぜひ口座をつくっておきたい見逃しがちな銀行3選と、その銀行の魅力的な商品をご紹介していきます。

銀行の種類

銀行といえば、普段の生活の中で至るところに見かけるもので、その種類も多岐にわたります。いざ、銀行口座を開設しようと思えば、近年ではインターネットで取引可能となったこともあり、それこそ日本全国の銀行から選ぶことが可能です。

では、国内の銀行にはどのような種類があるのでしょうか。

中央銀行

銀行界のボスは、もちろん財務省所管の許可法人である日本銀行です。日本政府が55%を出資、残り45%は個人や金融機関などによって出資されています。

金融政策や公的な役割を果たす銀行で、一般の私達が利用する機会はまずありません。

普通銀行

普通銀行は、文字通りに普段私達が日常的に利用する銀行のことです。事業の規模からメガバンク(都市銀行)と地方銀行、ネット銀行に大きく分かれます。

しかし最近では、インターネットで利用できる銀行が増えてきたことから、ネット銀行と一般の銀行を区別することも少なくなってきました。

メガバンク
みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行

地方銀行
地方銀行は細かく分けると、その地方の主要銀行となる地方銀行と第2地方銀行に分かれますが、一般的にはひとまとめで地方銀行で区別します。

北海道銀行、福島銀行、東北銀行、群馬銀行、千葉銀行、横浜銀行、関西アーバン銀行、京都銀行、十六銀行、静岡銀行、福岡銀行、琉球銀行など

それこそ数えきれないほどの地方銀行が存在します。

ネット銀行
ソニー銀行、セブン銀行、楽天銀行、じぶん銀行、住信SBIネット銀行など

元信用銀行系
SBISBI新生銀行、あおぞら銀行、商工組合銀行

郵便局系
ゆうちょ銀行

外資系
三菱UFJ信託銀行、三井住友信託銀行、オリックス銀行、GMOあおぞら銀行、SMBC信託銀行など

政府系
日本政策金融公庫、国際協力銀行、沖縄振興開発金融公庫

外国銀行
バンクオブアメリカ、JPモルガン・チェース、バークレイズ、香港上海銀行、バンコック銀行など

銀行の基本的な商品

数えきれないほどの銀行がありますが、銀行の基本的な商品とはどのようなものになるのでしょうか。

銀行で販売している商品は、

  • 預金商品
  • 外貨商品
  • 融資商品
  • 金融商品

以上の4つの種類から構成されています。

それぞれ、どんな内容になるのかを確認しておきましょう。

預金商品

普通預金
どのような種類の銀行であっても、最も基本となる商品は、普通預金です。普通預金口座がなければ、基本的にその他のいかなるサービスも利用することができません。

日常的なお金の出し入れ、給与受取、振替、振り込みなどの用途に使われる口座です。

普通預金口座をその他の口座とひとまとめにして総合口座と呼ぶ場合もあります。

定期預金
期間を定めて、原則として払い戻しをしない前提で預け入れる預金で、金利が普通預金の10倍近くになるのが特徴です。

スーパー定期
一般の定期預金でも大口の預金を預け入れる場合に使われる預金です。

※その他、積み立て預金、当座預金、貯蓄預金、納税準備預金、定期積立預金などがあります。

外貨商品

外貨普通預金
外国の通貨にて預金ができる口座になります。銀行によって取り扱う通貨は様々で、外貨普通預金は自由に出し入れができる預金です。

外貨定期預金
外国の通貨にて定期預金ができる口座です。

※その他、外貨定期積立預金、オープン型、仕組み型などがあります。

融資商品

住宅ローン
住宅ローンは、銀行の融資商品を代表するものでもあり、住宅を購入する際に使われるローンです。

マイカーローン
自動車を購入する際に使われるローンです。

カードローン
多様な使途に使える現金を借入するためのローンです。

おまとめローン
様々なローンやクレジットカードの負債を1つにまとめるローンです。

※その他、不動産担保ローン、教育ローン、中小企業ローン、太陽光発電ローンなどがあります。

金融商品

投資信託
投資運用をプロに任せることができるファンドのことです。銀行によって取り扱う商品が異なります。

NISA
投資信託、株式などの投資を行う際に利益を非課税にできる口座です。

国債
国が販売する債券で、ほとんどの銀行で3年、5年、10年と取り扱っています。

保険
医療保険、終身保険、年金保険、iDeCoなどの保険商品のことです。

クレジット機能
VISA、JCB、MasterCardなどのクレジット機能をATMカードに付加することができます。

もともとATMカード自体がデビットカードになっているものや、クレジットカード機能のATMカードを選択できるなど、各銀行によって異なります。

ATMカードとは別で、クレジットカードを発行している銀行やポイント機能のあるATMカードを発行している銀行もあります。

以上の内容が、銀行で提供されている基本的な商品になります。

口座をつくっておきたい銀行3選

基本的な商品の概要は、正直いって一部の銀行を除き、多くの銀行で似たり寄ったりと大差がないのが現状です。

それでも、メガバンクはネームバリューと高い信頼性で強みがあります。同様に大手地方銀行も地域とのつながりに強みがあります。

このような強みを持たない、ネット銀行や一部の地方銀行の中には、非常に魅力的な商品を提供しているところを探すことができます。なぜなら、商品で他行と差別化を図らなければ、上述した大手銀行のような強みがないからです。

銀行業の現状

国内では先述のように数えきれないほどの銀行があり、近年では、

  • 人口の減少化
  • ネット銀行の普及拡大
  • 他業種の銀行業参入
  • 電子マネーやキャッシュレスアプリの普及

などによって存続の危機を感じている銀行も少なくありません。

多数の銀行間で合併や提携が繰り返されており、もはや今後は他行との差別化を図り独自の商品やサービスを提供しない限り、顧客を維持・新規獲得していくのは厳しい状態にあるといえるでしょう。

口座をつくっておきたい銀行とは

そのような生き残り競争が背景にある銀行ですが、メガバンクや大手地方銀行の影に隠れながらも、非常に魅力のある商品を提供しているネット銀行や地方銀行をいくつか探すことができます。

口座をつくっておきたい銀行とは、定期的に行われるキャンペーンの内容が充実していたり、他行では見られない独自のサービスに力をいれている銀行のことです。

見逃してしまいがちな銀行

そのような銀行は魅力的な商品を提供しつつも、メガバンクではない、地域の主要銀行でもないといった理由からつい見逃してしまいがちです。

しかし、改めて商品を調べてみると思った以上に魅力のある商品を出していたりするものです。

口座さえ作っておけば、いつでも必要な時に利用できます。ボーナスの預金先として、また、投資関連の商品を探したい時、あるいはローンを組みたい時などに検討できるから便利です。

それでは、ぜひ口座をつくっておきたい見逃しがちな銀行3選をご紹介します!

SBISBI新生銀行

SBISBI新生銀行は、もともと「日本長期信用銀行」として1952年に設立された歴史のある銀行の1つです。都市部に本拠を構えながらも、都市銀行とも地方銀行ともいえない微妙な立場にある銀行ですが、提供するサービスがオリジナリティに満ちていて高く評価できる銀行でもあります。

SBISBI新生銀行の魅力

SBISBI新生銀行の魅力は、SBISBI新生銀行のサービスを利用する度にTポイントが貯まる点にあります。エントリーするごとに1ポイント、入出金、口座振替、振り込み、外貨預金、投資信託など、商品ごとにお得なポイントがどんどん貯まる仕組みになっています。

新規口座開設時にはTポイントが最大3,700ポイント付与されます。

SBISBI新生銀行の魅力的な商品

預金商品
円預金の種類が豊富で、金利もネット銀行なみに高いのが特徴。

  • 2週間短期/金利0.03%の定期預金
  • 年数ごとに0.30%から金利アップしていく定期預金
  • 誕生日に始める定期預金/特別金利

など、円定期預金でも高い金利を得ることができます。

外貨商品
外貨商品が充実しているのが、SBISBI新生銀行の魅力の1つ。
米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル、英ポンド、カナダドル、香港ドル、シンガポールドル、南アフリカランド、トルコリラなどの13種類の通貨から選べます。

  • SBISBI新生銀行へ外貨送金の場合は最大で11,000円プレゼント
  • 始めての外貨預金では、特別金利が適用(通常の2.0%アップ)
  • 外貨のプリペイドカードが利用できる

融資商品
ローンの種類は、住宅ローンとカードローンの2種類だけですが、手数料・保証料がゼロ円で利用できるのがメリットです。

  • 投資信託と定期預金のセットで特別金利適用
  • 夏、冬のボーナス時にはギフト券が最大で10万円分など特典も豊富で
  • Tポイントも貯まる

金融商品
一般的な投資信託やNISAなどに加えて、SBISBI新生銀行が運用を任せる「金銭信託」という商品があります。運用期間は6カ月もの、1年もの、3年ものから選べます。

その他アプラス主催のクレジットカードMasterCard ブラックカード、チタンカードを新規発行した場合は、初年度年会費が半額になります。また、海外ATMにも使えるプリペイドカードGAICAが入会審査なし、発行手数料・年会費無料で申し込み可能です。

静岡銀行

静岡銀行は静岡県静岡市が本拠地の地方銀行です。自己資本率は、2012年にはメガバンク3社を上回ったという経歴を持つ大手地方銀行です。

メガバンクに劣らないほどの資本を保ちつつも、やはり静岡県以外ではまだ知名度は低いのが現状です。インターネット支店を設立し、全国的な展開を計画中で魅力的な商品が頻繁に登場する銀行です。

静岡銀行の魅力

定期的に発表されるキャンペーンの内容が充実しているのが一番の魅力です。最近では冬のボーナスを対象に高金利を実現している数少ない銀行の1つでもあります。

静岡銀行のキャッシュカードはwallet機能がついて、セブン銀行では手数料が無料です。さらに、自分で好きな写真やイラストをキャッシュカードのデザインに使うことができるのは静岡銀行だけ!?

静岡銀行の魅力的な商品

預金商品
最新のキャンペーン情報によると、円定期預金の冬のボーナスキャンペーンの内容が、実は秘かに注目されています。

  • ウルトラ金利/定期預金6か月/ 金利0.22%
  • ウルトラ金利/定期預金1年/金利0.26%
  • ウルトラ金利/定期預金1年/金利0.31%(投資信託とセット)

2019年2月末までの募集となっているで、事前に問い合わせてみて下さい

外貨商品
静岡銀行で取り扱いの外貨は、米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドルの4種類。

為替手数料が50銭~1円25銭と高いのが難点です。金利もやや低めとなり、外貨預金に関してはあまりメリットがなさそうです。

融資商品
静岡銀行では、ローンの種類が充実しているのが魅力の1つです。とくに、ローン関連のキャンペーンが頻繁に発表されており、融資に力を入れていることがわかります。

  • キャッシュカードとカードローンを組み合わせた「しずぎんミープラス」
  • 持ち家を担保にできる「リバースモーゲージローン」
  • 補償が充実した「太陽光発電ローン」
  • 「住宅ローン」ネット審査に申し込んだら、3,000円~5万円分の特典
  • 教育ローンの金利が4月まで0.9%割引

金融商品
年金保険、一時払い終身保険、住宅火災保険に加えて、相続関連の相談ができるのが大きな特徴です。

  • 遺言信託
  • 遺産整理
  • 財産承継プランニング
  • 遺言代用信託

楽天銀行

楽天といえば、大手ネット通販、大手証券会社として超有名な企業です。

ところが、言われてみて気付くと思うのですが、あまりにも楽天スーパーポイントやネット通販、証券会社のイメージが大きすぎて、楽天銀行はついその存在を忘れられがちなのです。

楽天銀行は、楽天ポイント、楽天市場、楽天証券に連結できる非常に便利な銀行でもあります。

楽天銀行の魅力

楽天銀行は、預金、融資、カード、投資信託、各種ローン、保険と商品数がバラエティに富んでいることが大きな魅力です。楽天証券と直結で使えるマネーブリッジという口座に預け入れると、普通預金でも金利が5倍になります。

楽天スーパーポイントを基盤にしたキャッシュカードはクレジットカード型とデビットカード型で9種類。それぞれの状況に応じた便利の機能を付与することができるから便利です。

楽天銀行の魅力的な商品

預金商品
円預金の金利は、ネット銀行の中では低めですが一般の銀行よりははるかに高くなります。ただ、通常の円預金の金利は、キャンペーンを適用するとお得な金利が適用されます。

  • 満期変動型の定期預金では金利が0.251%
  • お引越し定期1か月もの/金利0.21%

外貨商品
楽天銀行では定期的に更新される、お得な外貨預金のキャンペーンが魅力的です。
取り扱っている通貨は8種類。

今だと冬のボーナス限定で、

  • 米ドル定期預金/1週間もの/金利10.0%
  • 豪ドル定期預金/1週間もの/金利20.0%
  • 南アフリカランド/1週間もの/金利60.0%

外貨的預金は1週間、2週間~2年まで超短期~長期と幅広くが選べるのが特徴です。

つねに、新しいキャンペーンを定期的に行っているので、冬でなくともチェックしてみて下さい。ちなみに、他行から楽天銀行に外貨送金した際には、最大で現金3万円プレゼント!

融資商品
パートやアルバイトでも申し込める楽天スーパーカードローンの新規入会は、最大で3万5千円のキャッシュバック。

住宅ローン、不動産投資ローン、教育ローン、目的ローン、自動車ローン、ブライダルローンなど、状況に合わせてローンを選ぶことができます。

住宅ローンではフラット35からの借り換えをスカイプで相談すると、楽天ポイントが5,000ポイント付与されます。

金融商品
楽天銀行の最大の魅力は、やはり投資関連の商品がかなり充実している点にあります。
楽天自身が運用者となり投資信託ファンドもいくつか販売しています。

また最近注目されているポイント投資として、1円も現金を使うことなく楽天ポイントを使って投資を始めることも可能です。新しく、楽天証券の口座を開設したり、その他サービスを利用する度にどんどんポイントが貯まる仕組みになっています。

楽天銀行の口座を持っていれば、いざ株式や外国債券、FXや金プラチナ投資などを始めたい時でも簡単に口座開設ができるというメリットがあります。

まとめ

今回は、銀行の種類や商品の基本をご説明しながら、一見似たような商品が多い中でも、独自のお得な商品を提供している銀行があることをご紹介していきました。

SBISBI新生銀行静岡銀行楽天銀行の3つをトータル的な商品の内容から選んでみました。

それぞれ特徴を大まかにまとめると、

  • SBISBI新生銀行→ Tポイント、外貨商品
  • 静岡銀行→ 金利キャンペーン、各種ローンのキャンペーン
  • 楽天銀行→ 楽天ポイント、多彩な商品と投資関連の商品

この3つの銀行は、多くの銀行で、似たような商品や記憶に残らない商品があふれる中でも、他にはない魅力的な商品の展開をしている銀行です。

ところが、先述のように何かの際に一番に検索するような銀行ではなく、つい見逃してしまいがちな銀行でもあります。ぜひ、この機会にご紹介した銀行の中から1つを、お気に入りの1つに保存しておくことをおすすめします。

 

 

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