ネットで簡単に申し込みできる、ドライバー保険5社を徹底比較!

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自動車を所有していなくても、通勤時や休日の買い物、引っ越し時、レジャーなどで他人の車を借りて運転する時に安心なのがドライバー保険です。

車の利用頻度が少なくても、運転する以上は常に人命に関わる事故を起こすリスクはついてきます。たまたまの運転時の事故によって多額の賠償金を抱えてしまうこともあります。

万が一に備えて、一日単位から加入できるドライバー保険に加入してから運転するようするのが、運転者の義務でもあります。

ドライバー保険にはどのような種類があって、どこのドライバー保険がおすすめなのでしょうか。基本となる補償や、特約、その他利用できるサービスも保険プランによって異なります。

今回は、忙しい人にとっては必須条件の1つでもある、ネットで簡単に申込ができるドライバー保険5社を徹底比較していきます。それぞれの要望に合ったドライバー保険を選ぶ参考にしてみて下さい。

ドライバー保険を選ぶポイントは

ドライバー保険は、

「一日自動車保険」「自動車の1DAY保険」「自動車運転者保険」

とも呼ばれているもので、車を自分で保有していないが運転する機会がある人のための保険です。

保有するしないに関わらず、車を運転する人であれば事故や他人の車への損害に備えることの重要さを認識している人も多く、ドライバー保険への加入を考えるでしょう。

ドライバー保険とは何なのか詳しく知りたい方は、以下のサイトをご覧下さい。

そこで、いざドライバー保険に加入したいと思っても、ドライバー保険はそれこそ自動車保険と同様に様々な種類があり迷ってしまいます。

何を基準に選んでいけばいいのでしょうか。

まずはドライバー保険の選び方のポイントを解説しましょう。

利用状況

ドライバー保険には、一日単位で契約できるものと限られた期間、あるいは1年単位で加入できるものなど、契約期間が異なるものがあります。

現在の車の利用状況に合わせて、契約期間が適切なドライバー保険を選ぶ必要があります。

  • 帰省中のみ家族の車を運転する

→不定期に数日以上契約できるドライバー保険

  • 連休時などにレジャーで車を運転する可能性がある

→単発でその都度1日単位で加入できるドライバー保険

  • 頻繁に親や友人の車を運転する

→年間契約ができるドライバー保険

など・・・

家族の車を借りる

家族の車を借りる場合には、車の所有者の自動車保険の内容によっては、ドライバー保険に加入する必要がない場合もあります。

自動車保険の特約として、運転者の範囲(配偶者、子供、兄弟など)、年齢条件、別居・同居などの条件が異なります。まずは、自動車保険に加入している家族に確認してみてから、補えるドライバー保険を選ぶことができます。

友人の車を借りる

友人に車を借りて事故を起こした場合、友人が加入している自動車保険でカバーすることも可能ですが、友人の等級が下がり保険金などで迷惑をかけることになります。

万が一のことを考えて、短時間の運転でもドライバ―保険に入っておけば安心です。

基本補償の内容

 

自動車保険の基本補償の内容は、

他人の身体や生命に対する損害賠償→対人賠償補償

他人の車や所有物に対する損害賠償→対物賠償補償

まずこの2つが重視されており、ほとんどの自動車保険・ドライバー保険では基本補償としてセットで保険に組み込まれてあります。

さらに、基本補償として必要になるのが、

自分の身体や生命に対する損害補償→人身傷害補償

事故車のレッカーや故障時の対応→ロードサービス補償

以上の4つの補償は最低限欠かせない基本補償となりますが、人身傷害補償を他の保険の特約でつけている場合などは、2重で払うことになるので補償金額によっては不要な場合もあり得ます。

ドライバー保険を選ぶ際には、この4つの補償が基本補償としてついてくるのかどうか、それぞれの補償金額はいくらなのかを確認するようにしましょう。

特約

3つの基本補償に加えて、さらに必要と思われる特約を追加でつけることができます。ドライバー保険の種類によって特約の仕組みが異なりますので、それぞれ自分が重視したい特約があるのかどうかも、保険選びのポイントとなります。

搭乗者傷害保険
車に乗っているすべての人の傷害・死亡に対してつける補償

車両保険
他人の車の故障・破損に対する補償

自損事故傷害保険
単独事故の場合の損害に対する補償

借用自動車の復旧費用特約
借りた車の破損を修理せずに代替車を購入した場合の補償

弁護士特約
事故の際の弁護士費用に対する補償

などを選ぶことができます。それぞれの特約の内容が微妙に保険会社によって異なる場合もあるので、正確に補償できる内容や金額を確認することが大切です。

申し込み期日

それぞれのドライバー保険は、申し込んでから適用開始となるまでの期日に差があります。

当日すぐに適用されるものもあれば、申し込み後数日~数週間かかる場合があるので、車の利用目的に応じて都合に合ったものを選ぶ必要があります。

以上ご説明したドライバー保険を選ぶポイントに注視しながら、自分に必要なドライバーを保険を探していきましょう。

ネットで簡単申し込み/ドライバー保険5選!

それぞれの状況に合わせて、最適なドライバー保険を選ぶために参考になる「おすすめのドライバー保険5選」をご紹介いたします。

最近では、保険だけに限らず忙しい合間に手続きができるオンラインサービスを重視する人が増えています。今回はネットで申し込めることを前提にドライバー保険を選定しました。

  • 東京海上日動火災
  • 住友海上日動火災
  • 三井ダイレクト損保
  • あいおいニッセイ損保
  • チューリッヒ自動車保険

以上5つのドライバー保険を、それぞれ詳しくご説明していきます。是非、参考にしてみて下さい。

東京海上日動火災

 

東京海上日動火災のドライバー保険は「ちょいのり保険(一日自動車保険)」と呼ばれるもので、スマートフォンまたはローソン、ミニストップの店頭端末からお申込みい頂けます。

ちょいのり保険

一日単位型のドライバー保険となり、一般的な自動車保険の特約として販売されているものになります。親や友人の車を運転した時の事故補償が24時間単位で加入できます。

申し込み可能期日

事前登録さえしておけば、いつでも当日の申し込みが可能です。最初に事前登録をしてから7日間は車両補償ありのプランを申し込むことができないので気をつけて下さい。

予定が決まっていなくても、早めに事前登録だけしておけばいつでも、最長で連続7日間まで加入することができるので安心です。

ちょいのり保険の基本補償

 

ちょいのり保険は3種類のプランに分かれますが、すべてのプランに含まれる基本補償はかなり充実しているのが特徴です。

  • 対人賠償補償
  • 対物賠償補償
  • 対物超過修理特約
  • 搭乗者傷害特約
  • 自損事故特約
  • ロードアシスト
  • 事故現場アシスト

以上の補償はどのプランを選んだ場合でも自動的に付いてくる補償内容となります。これらの基本補償に対して、車輛保険のあり・なし、弁護士特約のあり・なし、によってプランが分かれています。

車両補償なしプラン

上記の基本補償のみのプランのことで、1日(24時間)500円で加入頂けます。追加オプション250円で、運転者の数を臨時で追加することができます。

スタンダードプラン

基本補償にプラス、車両補償がついているプランで1日(24時間)1,500円で加入頂けるプランです。

運転者の追加料は、1人750円となります。

プレミアムプラン

基本補償にプラス、車両保険と弁護士特約、さらに借用自動車の復旧費用特約がついているプランで、一日(24時間)1,800円で加入頂けます。

運転者の追加料は、1人900円になります。

比較ポイント

車両保険が特約で選べること、人数の追加が1日保険の中では一番安いことがポイントになります。

住友海上日動火災

住友海上日動にはGKクルマ保険(1年間契約)と1DAY保険(24時間)の2種類がありますが、ネットで簡単に申し込めるのは1DAY保険のみとなります。

1DAY保険

住友海上の1DAY保険の大きなメリットは2回目、2人目以降は割り引きが適用されることです。スマートフォン、QRコード、セブン-イレブンの店頭窓口から申し込みして頂けます。

申し込み可能期日

24時間単位で契約できるドライバー保険で、基本補償のみのプラン以外は事前登録をしてから8日以降に適用開始となります。

1DAY保険の基本補償

  • 対人賠償保険
  • 対物賠償保険
  • 対物超過修理費用特約
  • 自損傷害保険
  • 搭乗者保険
  • 搭乗者傷害保険
  • ロードサービス特約

以上の補償がすべてのプランについています。

安心Aプラン

上記の基本補償のみのプランが 1日(24時間)500円で利用頂けます。

2回目以降は480円、2人目からは480円に割引になります。1人増えるごとに×20円の割引が適用となります。

安心Bプラン

安心Bプランは基本補償に面責金額が15万円の車両復旧費用特約が適用となり、1日(24時間)で1,500円で加入できます。

安心Cプラン

安心Cプランは基本補償に面責金額が10蔓延の車両復旧費用保険、プラス車内手荷物等特約がついて1,800円で加入できます。

選ぶポイント

車両復旧費用保険が特約で選べることと、車内手荷物等特約がつくことが安心できるポイントになります。

三井ダイレクト損保

三井ダイレクト損保のドライバー保険は eドライバー保険限られた期間だけでなく、定期的に家族や友人の車を運転する人におすすめのドライバー保険です。

eドライバー保険

基本的に1年契約となり、保険料は年払い・月払いで支払うタイプになります。スマホ・タブレット・PCから申し込み可能で保険証券を発行しない場合は500円割引が適用されます。

申し込み可能期日

最初に見積もりを出してから、申し込みとなりますので2週間くらいは余裕を見て申し込むようにしてください。

保険料

尚、年齢や免許の種類、利用頻度や運転歴、さらに追加する特約などによって保険料は変動するので、一概には言えませんが自動車の保険の場合だと年間で2万円~5万円くらいとなります。

eドライバー保険の基本補償

  • 対人補償
  • 対物補償
  • 人身傷害補償
  • 搭乗者傷害保険
  • 自損事故保険
  • ロードサービス特約

他社でもよく見られる基本補償にプラスして以下の特約がついています。

  • 車両保険
  • 自転車事故
  • レンタカー補償

といった内容になりますが、それぞれの要望に合わせてプランをご相談頂けます。事故アシストのサービスが充実しているのが特徴で、基本補償として事故専任の担当がつき、示談交渉なども任せられるので安心です。

キャンペーン

ネットで申しむ際にはキャンペーンが利用できるのも三井ダイレクト損保の大きな特徴で、友人や家族を紹介した場合に両者にモスバーガーポテトSセットのプレゼントがあります。

さらに、車生活応援お試しキャンペーンが実施されており、ファミリーレストランやガソリンスタンド、ドミノピザの料金が割引になるサービスがご利用頂けます。

選ぶポイント

基本補償の内容がかなり充実しているので、おすすめのドライバー保険ですが一日単位で利用できないので、頻繁に車を借りて乗る人におすすめです。

あいおいニッセイ同和損保

あいおいニッセイ損保のドライバ―保険は、窓口で年間契約ができるものとスマホで申し込めるワンデーサポーター保険があります。

ワンデーサポーター保険

ワンデーサポーター保険は1日(24時間)単位の契約となり2種類のプランから選ぶことができます。対象の車は自家用車普通自動車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車のみが対象となります。

申し込み期日

事前登録後、基本補償のプランはすぐ利用頂けますが、特約をつけるプランになると7日後からの適用となります。

ワンデーサポーター保険の基本補償

  • 対人賠償補償
  • 対物賠償補償
  • 対物超過修理費用
  • 自損傷害保険
  • 搭乗者傷害特約
  • ロードサービス特約

上記の基本補償にプラス、事故・故障付随費用特約といって、事故や故障などで必要となった宿泊費などを補償する特約がついてきます。

また、ワンデーサポーター保険のロードサービスでは、クレーン車の利用に際しても補償が適用されるのも特徴です。

ベーシックプラン

上記の基本補償がついて1日(24時間)500円で加入頂けます。車両保険がつかないタイプになります。

ワイドプラン

ワイドプランは基本補償に特約として車両保険と面責15万円の車両復旧費用保険がついてきます。

割引

2回目以降は20円の割引き、2人目から20円の割引が適用となります。

選ぶポイント

基本補償に、事故や故障の際に宿泊費が補償される特約がついているので、遠方へ出かける人は安心です。

共栄火災

共栄火災では、自動車だけでなくバイクや原付きにも対応できるドライバー保険となります。基本的に年間契約となるので、利用頻度の多い方におすすめです。

申し込み可能期日

オンラインで見積もり、問い合わせをして頂き郵送にて契約をする必要がありますので、2週間以上かかる場合もあるので、余裕みて進めて下さい。

ドライバー保険

車の所有者が加入している保険に優先して保険金が補償されるシステムとなっているので、友人や知人に迷惑かけることがないので安心です。

レンタカーについている自動車保険が、もし限度額を超えた場合は保険金が支給されるのが特徴です。

ドライバー保険の基本補償

  • 対人賠償補償
  • 対物賠償補償
  • 自損事故傷害保険

の3つの補償が基本となります。

※共栄火災のドライバー保険は家族に対して補償ができないので注意して下さい。また、車両補償や搭乗者傷害補償などもついていないので、特約で他の補償をつけたい場合は相談してみることができます。

その他、上記の基本補償にプラス、弁護士による事故の示談交渉が基本補償についているのが特徴です。

等級制度

一般の自動車保険のように等級制度が適用され、初回は6等級からの開始となり1年間無事故の場合は1等級アップ、事故があれば3等級ダウンする仕組みになっています。

等級がアップするごとに、保険料の割引きが適用されます。

他の保険会社に切り替えた場合も、等級の引継ぎは可能です。

手続きサポート・診断サービス

保険金請求にともなう書類省略サービスや、安全運転診断サービス、健康相談サービスなど独自のサービスを提供しています。

選ぶポイント

対応できる車種が幅広いのが特徴で、基本補償も少ないので最低限に保険料を抑えて、いつでも車やバイクを借りれる状態にしておきたい人におすすめです。

まとめ

今回は、車は所有していないけれど車を運転する機会がある人のために、安心できるおすすめのドライバー保険をご紹介しました。

1日保険は、実は現在取り扱いのあるところは、東京海上日動、住友海上日動、あいおいニッセイ同和の3社のみでした。

その他、年間契約であれば共栄火災、三井ダイレクト損保の2社。他にも窓口であれば損保ジャパン日本興亜など、その他の保険会社も選択肢に入れて頂けます。

1日保険でも回数が重なったり、特約を重視したりすれば結局月に3千円以上になってしまうこともあります。それぞれ利用頻度や状況に合わせて、いざという時に頼りになるドライバー保険を選びたいですね。

車の事故に合った人のほとんどは、まさか自分が事故に合うとは思わなかった、と口にするのが現状です。(筆者は事故経験者です)

誰がいつ、どのような事故に合うのかは誰にも予測ができません。たまの運転なら保険はいらないだろう、と油断は禁物です。

便利で安心できるドライバー保険をこの機会にしっかり検討しておきましょう。

 

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