結婚前の借金が判明!その時の対処法10

パートナーの結婚前の借金が判明して、これからどうしようと悩むことは当然のことです。今後どうやっていけば良いのか、借金を隠していたパートナーにどのように接すれば良いのか等、考えることはたくさんあります。そこで、この記事では結婚前の借金が判明した時の対処法についてお伝えします。冷静に落ち着いて考え、お互いの今後について考えていけるようになりましょう。

結婚前の借金が判明した時の心得3つ

結婚前の借金が判明した時、覚えておいて欲しい心得が3つあります。対処法を知る前に、まずは心得を知っておきましょう。

1.感情的にならない

結婚前の借金が判明した時、できるだけ感情的にならないよう心がけてください。パートナーは借金が判明したという事実だけで大パニックに陥っているはずです。なので、できるだけ冷静に話し合えるよう、怒りや悲しみ等の感情を抑えて考えられるようにしましょう。

2.相手を責めないようにする

借金があることを結婚する前になぜ話してくれなかったのか、どうして秘密にしていたのか等、相手に聞きたいことはたくさんあるのは当然です。

しかし、相手を責めるようなことをしてしまっては2人で築き上げてきたものを全て崩しかねません。特に、相手に話しかけてはならない言葉は「なぜ」「どうして」です。「なぜ」「どうして」という言葉は、質問する側は何気なく言っているつもりでも、受け手側は責められているように感じられることが多いのです。よって、「なぜ」「どうして」のつく質問はしないように心がけましょう。

3.冷静であることを心がける

パートナーの借金が判明しても冷静でいるように心がけましょう。相手に対して怒りや悲しみをぶつけたい気持ちがあるのは当然です。しかし、相手に感情の全てをぶつけても現状は変わりません。むしろ、相手が萎縮してしまい話し合いができない可能性があります。

よって、ひとまず冷静になることを心がけ、パートナーとしっかり話し合いができるようにしましょう。

結婚前の借金が隠されていた時の対処法

ここでは、結婚前の借金が判明した時の対処法についてご説明します。借金が判明するとどうしたら良いかわからなくなることは当然です。よって、ここにある対処法をいくつか実践してみてください。そして、パートナーと冷静に話し合い、今後に向けて行動し合えるようになりましょう。

1.どのくらいの借金か把握する

まず始めに、結婚前に抱えていた借金がどのくらいあるのかを聞いてみましょう。ここでも大切なのは、「感情的にならない」「相手を責めない」「冷静を保つ」を忘れないようにすることが大切です。肝心なのは結婚前にパートナーがどれくらいお金を借りていたかです。これから、返済をしていくことを考える上では重要な情報ですので、相手から嘘のない事実を聞くようにしましょう。

2.どのようにして作った借金なのかを聞いてみる

パートナーへは、どのようにして借金を作ってしまったのかその経緯を聞くようにしましょう。友達の保証人、旅行、自分磨き、生活費等、様々な理由で借金を作ってしまったはずです。お金を借りた経緯を知れば、今後お金を借りない対策を練ることも可能です。よって、必ずどのようにして婚前に借金を作ったのかを聞きましょう。

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先ほども述べたように、感情的にならず相手を責めず、冷静に、どのようにして作った借金なのかを聞きましょう。

3.月々の返済額はいくらなのか

パートナーが月々いくら返済しているのかしっかりと把握しましょう。自分たちのお給料の中で、返済額がどの程度負担になっているのか、また誰の収入から支払っているのかを把握することも大切です。

パートナーが自らの収入から返済金を捻出しているのであればまだ良いですが、そうでない場合は早急に話し合いが必要となります。返済金額をしっかりと把握し、どのくらい家計の負担になっているのか必ず知っておきましょう。

4.今の借金の残額はいくらなのか

パートナーへ、今の借金の残額について聞きましょう。どうして借金残額について聞くのかというと、あとどの位の期間でどの程度返済できるのかを計算できるようにしておくためです。

借金が少なければ少ない程、すぐに協力して返済することができます。しかし、借りた金額が大きければ大きい程、今後の返済方法についてじっくり考えていかなければなりません。

よって、今の借金の残額を聞くことはとても大切なことですので、絶対にパートナーへ聞いておくようにしましょう。

5.返済を続けることが可能か検討してみる

借金の残額を聞いた上で、返済を続けていくことが可能かどうか2人で話し合って決めましょう。2人の収入から返済額を出していくのか、それともパートナーと財布を別々にして返済金額を捻出していってもらうのか等、どうやって返済を続けていくのかをお互い意見を伝え合いましょう。

また、借金額が多くどうやって返済を続けていけば良いかわからない場合は、専門機関へ相談してみることも良いでしょう。債務整理、自己破産等の相談は法テラスという場所や、各市町村で債務者相談を設けているところもあります。専門機関に相談することも頭の隅に置きながら、今後の返済が可能かどうか検討してみましょう。

6.一緒に返済する方法を考える

パートナーの借金を知り、自分も協力しようと思えた場合、次に考えることはどうやって一緒に返済をしていくかです。

パートナーの借金はパートナー自身の給料やお小遣い等から支払うようにするのか、それとも一緒に返していくのかを共に考えていきましょう。大切なのは、互いの負担にならないことです。

例えば、パートナーが自分で返済をすると言っても、もう一方が協力して早く返済したいという欲求があるのだとすれば、それはお互いが納得して返済を行っているとは言えません。

反対に、お互いに協力して支払っていきたいと片方が思っていても、もう一方が「互いに返済なんてしたくない。」と思っていては、返済する過程で支障が出てしまいます。

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返済する方法を考える時は、一緒に納得した方法で借金返済を考えるようにしましょう。

7.返済計画を立てる

次に、借金の返済計画を立てましょう。返済計画を立てるには、前項で紹介した借金の返済残額を参考に、どれくらいの金額なら返済に回せるのかを考えて計画を立てていきましょう。

計画を立てる際に気を付けて欲しいのは、無理をしないということです。借金返済を早くしてしまいたいという気持ちはわかりますが、返済額をギリギリ支払える位の高い金額に設定してしまうと、何かあった時に計画通りにいかない可能性が高いです。

よって、結婚前の借金の返済計画を立てる時には、長期的な視野を持ち、無理なく余裕で返せる金額設定を行いましょう。

8.完済日を決める

互いに協力して借金を返済していくためには、明確な完済日を設定することが大切です。人は明確な目標がないと動けない生き物です。反対に、目標を明確に設定することで行動力や意欲が上がるとも言えます。

また、完済日を具体的に設定することで、自分たちがどの程度節制していけば良いかもわかってきます。

完済日を設定すると、具体的な行動や節約生活、返済額がわかってきますのでぜひ決めてみましょう。

9.節約生活を一緒に頑張る

互いに協力して借金返済をすると決めたら、節約生活を頑張るようにしましょう。具体的な節約できる項目は以下のとおりです。

家賃を見直す

節約生活を始めるために、まずは家賃の見直しを行いましょう。家賃の目安は二人の収入合計金額の3割以下であることが望ましいです。例えば、2人の収入合計金額が30万円だとすると、家賃は9万円以下が望ましいと言えます。

3割以上の家賃を支払っている場合は、引っ越しを検討しましょう。しかし、仕事等の都合で引っ越せない場合もあるかと思いますので、引っ越しが出来る人は検討しましょう。また、引っ越しができない人は、他の項目で節約ができないか検討しましょう。

通信費用の見直し

携帯電話をお持ちの方は、利用しているプランの見直しを行いましょう。キャリア(契約会社)の窓口へ相談しに行くと、職員さんが自分の通信量や通話量等を元に適切なプランを提案してくれます。

また、継続して使っていたプランでも、新プランが出ていることもありますので、ぜひ窓口へ相談しに行ってみてください。

さらに、キャリアにこだわりがなければ、格安スマホを販売しているキャリアへの移行を検討しましょう。格安スマホのキャリアへ変更すると、月々のスマホ代がとても安くなるためおすすめです。こだわりのない方はぜひ、一度お店へ足を運び、説明を受けてみると良いでしょう。

食費の見直し

借金返済を早く行うためにも、食費の見直しは必須です。特に、外食(コンビニ等での買い食いを含む)が大半を占めていないかチェックしましょう。外食が多い人たちは、ぜひ自炊することを心がけてみてください。

外食では1人1食1,000円かかるところを、自炊だと2人分の食費になる可能性が高いのです。さらに外食では偏った栄養になりがちですが、自炊をすると出来立てでバランスの良い食事を摂取することができます。

また、自炊といっても手の込んだ料理をするというわけではありません。簡単な「煮る・炒める・蒸す」で調理できるレシピはたくさんあります。最初はとても簡単な野菜炒めを作るだけでも大丈夫です。まずは、自炊することに慣れるよう心がけてみましょう。

保険の見直し

無駄な保険に入っていないのかも検討を行うようにしましょう。つい不安になって保険に加入してしまいがちですが、本当に必要なものは実は少ないことが多いのです。

例えば、医療保険に関しては、現在の日本であれば「高額療養費制度」と呼ばれるものがあります。この制度は、収入の金額に応じて、医療費の支払いの限度額を設定しており、限度額以上の支払いを行った時は、還付金として帰ってきます。よって、医療保険に入るのであれば、高額療養費制度の対象外の病気のものに入ることが大切です。

しかし、保険のことは素人には全くわかりません。そこで、保険の窓口へ行って保険の見直しを相談することをおすすめします。保険の窓口では、専門の相談員が設けられており、今の自分たちに必要な保険とそうでない保険を教えてもらうことができます。さらに、今入っている保険より安いものがないか等の相談も対応してくれませすので、ぜひ一度お近くの保険の窓口へ行ってみてはどうでしょうか。

嗜好品、自己投資費用等の見直し

たばこやお酒、本等の購入にも見直しは必要です。

ストレスを発散するための必要経費と称し、節約意識も持たずに好きなだけたばこを吸ったり、お酒をがぶ飲みしたりすることをしてはいけません。どれも適切な量を守り、できる限り節制していくことで、お財布にも身体にも優しい生活を送ることができます。

また、自分磨きと称して過剰に服を買ったり、本を買ったりすることも無駄遣いをしていることと同じです。服を買う前に似たようなデザインがないか確かめてみたり、本は図書館等で借りられないか検討したりして、なるべくお金を使わない方法はないか考えてみましょう。そして、どうしても欲しい、と思った時にはお酒やたばこ、服や本等を買うことにしてみましょう。

10.借金を二度としないようにしてもらう

最後に、借金をしたパートナーには二度と借金をしないよう誓ってもらいましょう。せっかく借金を返済しているのに再び借りられては、意味がありません。

借金をしたパートナーへは、自分がどのような時にお金を使う傾向があるのか、お金を使わないための対策はどんなものがあるのかをしっかり考えてもらうことが大切です。

これからは2人で支え合いながら、お金を返していくことになります。そのうえで、二度と同じ過ちを繰り返さないよう互いに約束し合いながら、コツコツと返済をしていきましょう。

借金のあるパートナーへの接し方

借金のあるパートナーへ接する時、ほんの少しだけ配慮をしてあげてください。なぜかというと、借金をした人にはそれなりの原因があります。そこで、二度と借金をしない人になってもらうためにも、以下のような接し方を意識するようにしましょう。

収支を把握してもらうこと

結婚前に借金をしていた人は、自分の収入と支出を把握していなかった可能性が高いです。よって、借金が発覚した後は必ず収支計算をしてもらうようにしましょう。

おすすめなのは、家計簿をつけてもらうことです。簡単な家計簿でかまわないので、パートナーと一緒につけてみるようにしましょう。ノートにレシートを貼っていく簡易家計簿でも良いですし、スマホのアプリを用いても良いです。

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大切なのは続けることですので、長く家計簿をつけられる方法を模索して、パートナーへは絶対に収支把握を徹底してやってもらうようにしましょう。

お金の大切さを分かち合うこと

パートナーと接するにあたって、お金の大切さをわかちあうことはとても重要です。

今まで借金を返済してきたパートナーはお金の大切さを実感していると思いますが、それをさらに2人でわかちあうことで、2人で稼いだお金を大切に使いながら、ストレスなく借金返済をすることができるのです。

お金は大切なものであることを再認識するのと同時に、パートナーと価値観を共有するという行為も大切ですので、ぜひ2人でお金について話し合う時間を設けてみてはいかがでしょうか。

味方であるということを伝えること

借金を作った人に対して、「どうして借金を作ったの!」等といった責めるような言葉使いをしてしまうと、耐えられなくなってしまう方もいるので注意が必要です。

どうして借金を作ってしまったのか正直に話して欲しい場合、責め立てて聞くのではなく、

「あなたのことは信用しているし、借金の話しを聞いても怒らない。だから、お話しを聞かせて欲しい。一緒に返していく方法を考えていきたい。」

等と、パートナーの味方であることを伝えた上で、借金をしてしまった理由等を聞くようにしましょう。相手を責め立ててしまうと、殻に閉じこもり口を閉ざしてしまう可能性もありますので、責め立てたい気持ちはこらえて、できるだけ優しく温かい口調で味方であることを伝えて接するようにしてください。

まとめ

結婚前の借金が判明した時の対処法についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

パートナーに借金があることがわかって、怒ったり、悲しんだりすることは当然です。しかし、感情任せに相手を責め立ててしまうと、相手も自分も疲弊してしまいます。

大切なのは、今後どうやって借金を返していくのか冷静に落ち着いて話し合うことです。今どの位の借金を抱えていて、いつまでに返済したいのかは必ず話し合うようにしましょう。

そして、お互い納得した上で、協力して借金を返済していくのであれば、節約生活に励み完済を目指して互いに支え合うことが大切です。

パートナーとの支え合いは、借金返済以外でも必要となることですので、これをきっかけに上手く支え合いができる夫婦を目指していきましょう。

佐藤 はるか
佐藤 はるか
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金融業界経験4年目。得意分野は税金、年金等。金融ライターとして活動して1年目となります。初心者の方でもわかりやすく、丁寧な文章を書くよう心がけています。

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