デビットカードとクレジットカードの違いについて、それぞれのメリットを踏まえて分かりやすく解説!

デビットカード」と「クレジットカード」どちらも国際ブランドが付いており、見た目は似ているカードになりますが、どんな違いがあるのでしょうか?

見た目はもちろん、支払い方もどちらもレジでカードを渡すもしくは自身で機械に差し込むかのどちらかになり同じです。

名前が違うだけ?もちろんそれもありますが、実は似ているようで全く違います!

この記事では、「デビットカード」と「クレジットカード」の違いについて、詳しく解説していく記事として、より「デビットカード」にスポットを当てて説明していきたいと思いますので、ぜひ「デビットカード」の利用を考えている方は参考にしてみてください。

デビットカードとは?

では、デビットカードとはいったいどんなカードになるのでしょうか?まずはデビットカードについて、しっかりと理解してもらうため基本的なことから説明していきたいと思います。デビットカードの基本として、発行元によってばらつきはありますが、基本的には15歳から持つことができるカードになっています。ですので、高校生から持つことができるデビットカードですが、クレジットカードとどのように違うのでしょうか?

デビットカードは口座残高から直接引き落とされる支払い方法

デビットカードは、クレジットカードの後払いとは違い、登録している口座から直接引き落としされるようになっています。クレジットカードと同様に手持ちの現金がなく支払いができるということになりますが、リアルタイムで口座から利用金額が引き落としされるので、わざわざ口座からの引き出しをする工程が省けるので、利便性は上がります

さらにデビットカードでも、支払いに応じてポイントも貯まります。一部デビットカードのポイント還元率についてまとめました。

  • 楽天銀行デビットカード→100円につき1楽天スーパーポイント:還元率1%
  • PayPay銀行デビットカード→500円につき1JNBスター:還元率0.2%
  • 住信SBIネット銀行Visaデビット付きキャッシュカード→1,000円につき6ポインド:還元率0.6%
  • GMOあおぞらネット銀行→1,000円につき6ポインド:還元率0.6%

見てもらうと分かる通り、デビットカードはポイントの還元率でいえば、低いものは0.2%から高いものは1%と開きが大きくなっています。どうせ使うのであれば、ポイントの還元率はできるだけ高いものを選んだ方が、バックも大きいので、その辺りも意識して選ぶようにしましょう。デビットカードの場合、ポイントが付かないカードもありますので、その点も注意しておきましょう。

デビットカードの利用方法は、クレジットカードとほぼ同じ

続いては、デビットカードの利用方法についてです。デビットカードもクレジットカードも利用方法については、店頭にて「カードで!」と言えば支払いができます。

ただし、クレジットカードの支払い方法としては、1回払いのほか分割払いやボーナス払いなどから選択し、支払いすることができますがデビットカードの場合は、1回払いのみになります。

デビットカードの場合は、口座から直接引き落としとなるため、分割払いなどに対応できないのが理由となります。ですが、デビットカードであってもネット決済などは使えますので、支払い回数以外はクレジットカードと遜色なく利用が可能になります。

以上が、デビットカードについての基本の話になります。

基本的にはクレジットカードと変わらず利用することができますが、デビットカードの特徴を簡単にまとめると、

  • 後払いではなく、口座から直接引き落とし
  • 支払い回数が1回のみ

という点になりますので、しっかり抑えておいてください。

デビットカードとクレジットカードの違い

では、デビットカードの基本について理解してもらった上で、クレジットカードとの違いを、より細かく比較していきます。

デビットカードとクレジットカードとの比較

では、デビットカードとクレジットカードを比較した表を以下にまとめました。これを元にそれぞれ見ていきましょう。

デビットカード クレジットカード
カード発行元 銀行 信販会社
ブランド JCB/VISA JCB/VISA/Mastercard/American Express/Diners など
年会費 初年度無料のカードが多い カード会社により異なる
対象年齢 15歳から(中学を卒業した) 18歳から(高校を卒業した)
支払い回数 1回払いのみ 1回払い.2回払い

分割払い

リボ払い

ボーナス払いなど

ポイント つかないカードもあり還元率は低め 低くても0.5%還元近年では1%以上の還元カードも多い
支払日 買い物の都度リアルタイムで 翌月(翌々月)の定められた日
保険 ショッピング保険:付帯しているカードも多い

海外旅行傷害保険:ほとんどのカードが付帯なし

不正利用補償保険:全てのカードが付帯

ショッピング保険:付帯しているカードも多い

海外旅行傷害保険:付帯しているカードも多い

盗難・補償保険:全てのカードが付帯

その他特典 ATM手数料・振込手数料無料など 入会特典カード提示特典ラウンジサービスなど
審査の有無 なし あり

カード発行元がそもそも違う

デビットカードとクレジットカードでは、カード発行元が違います

デビットカードの発行元は「銀行」になります。デビットカードは、銀行のキャッシュカードと一体になっているカードがほとんどで、支払い方法としても口座から直接引き落としをかけているように銀行が提供するサービスとしてのカードになります。

対してクレジットカードの発行元の多くは、「信販会社」になります。クレジットカードの場合には銀行や航空会社など業種が発行しているケースも多々ありますが、発行元としては、基本は信販会社になっています。

発行元の違いにより提供しているサービスが違うため、カードの特典についても内容が異なるのかもしれません。

デビットカードのブランドは、JCB/VISAのみ

それぞれのカードに付随するブランドですが、デビットカードの場合は「JCB」と「VISA」の割合がほとんどになっています。

一方でクレジットカードのブランドは主要5大ブランドが使えるので、使えるブランド数はクレジットカードの方が多いですが、「JCB」と「VISA」が使えれば、使える店舗数としてはほとんど変わりません

ですので、違いはあるものの利用について、全く差はありませんので、この違いについてはあまり気にする必要はないでしょう。

デビットカードの年会費は使わなければ、2年目以降に年会費がかかる

年会費については、デビットカード・クレジットカード共にカードによりけりです。どちらも永年無料のものから条件付きで無料になるもの、ゴールドカードであれば、基本的には年会費がかかるなど、偏った傾向はありません。

デビットカードの場合、初年度はほとんどのカードが無料です。しかし、年間で利用がなければなどの条件を満たさない場合には、2年目から1,000円程の年会費がかかるカードが多くなっています。

これはクレジットカードにも同様のことが言え、年会費が無料か有料かの割合は違うものの双方大きな差はありません。

対象年齢は、デビットカードの方が早い!

カードが利用できる対象年齢は、デビットカードは高校生から、クレジットカードは大学生から持つことができるカードになります。

ですので、デビットカードの方が早いうちから利用することができるので、高校生のうちからデビットカードを使うことで、ポイントも貯まり、お得にカッコよく買い物ができるのは一種のステータスになりそうです。

支払い回数は大きく異なる

支払い回数については、前述してきましたが、デビットカードは1回払いのみ、クレジットカードは、1回払いや2回払いのほか、分割払い・リボ払い・ボーナス払いが可能になるので、買い物する金額やその時の状況に応じて買い物ができるのは、クレジットカードのメリットと言えるそうです。

ポイントを貯めたいならクレジットカードの方がお得!

ポイントについては、デビットカードのポイント還元は、0%~1.0%が基本還元率となっている一方で、クレジットカードは、0.5%~1.5%の基本還元率なので、クレジットカードの方がポイント還元ではお得です!

しかも、デビットカードでは、1%還元のものはとても珍しく、その多くは、ゴールドのデビットカードであるケースが多いです。ほとんどが0.5%以下のカードとなっているため、ポイントを重視している方はおすすめできません。そこはしっかりと知っておきましょう。

支払日も大きく異なる

支払日についても前述しましたが、デビットカードの場合は、その日のうちに即座に引き落としされるので、支払日で言うと当日ということになります。口座からの直接の引き落としとなるため、銀行により、時間帯によって引き落としができないことがあり、その場合は支払いができないこともあるようですので、注意が必要です。

クレジットカードは、カード会社より異なり、様々なバリエーションがありますが、1月単位のクレジットカード利用金額を翌月に支払うのが通常になります。

保険はデビットカード・クレジットカードともにカードによって異なる

デビットカードとクレジットカードには、保険が付帯しているカードがありますが、発行元がサービスを付帯するかしないかによって異なってきます。

デビットカードの場合は、

  • ショッピング保険
  • 海外旅行傷害保険
  • 不正利用補償保険

クレジットカードの場合は、

  • ショッピング保険
  • 海外旅行傷害保険
  • 国内旅行傷害保険
  • 盗難・補償保険
  • 海外・国内航空機遅延損害保険

などの保険がそれぞれ付帯しているカードもあります。保険の多さで言えばクレジットカードの方が豊富な保険内容となっています

特典内容はクレジットカードの方がやや多い

カードとしての特典内容は、クレジットカードの方が魅力的になっています。

要因としては、デビットカードの場合カードの発行元が銀行になりますので、ユーザーとしては、口座を持っている方が対象になります。

一方でクレジットカードの場合は、リアル店舗やネットショップなどで買い物するユーザー向けにクレジットカードを発行しているので、クレジットカードの方が特典を設けやすいようになっていることが1番の要因だと思います。

ですので、クレジットカードの特典内容としては、幅広く割引やポイント倍、ラウンジサービスなど多数あります。もちろん、デビットカードも特典がないわけではなく、銀行ユーザー向けの特典として、ATM手数料が無料であったり、振込手数料が無料になるなどの特典はしっかりありますので、内容として見劣りしてしまうかもしれませんが、特典はあります。

デビットカードは審査不要!

最後はそれぞれのカードの審査についてですが、デビットカードでは審査がありません!
これは大きな違いの1つになっています。

クレジットカードでは、審査をした上で、支払い状況や属性が悪ければクレジットカードの発行はできません。デビットカードでは、審査がありませんので、申し込みをすれば基本的に保有が可能になります。

クレジットカードが作れない人でも、デビットカードは持つことができるので、その点はデビットカードのメリットの1つになりますね。

以上が、デビットカードとクレジットカードの違いについての説明になります。

項目ごとに見ていくと、大きく違い点は前述してきた項目も含めて、

  • 支払日
  • 支払い回数
  • 審査の有無

というところになります。それ以外の項目については、それぞれのカードの特徴があるもののそこまで大きな差はありません。では、実際にデビットカードとクレジットカードそれぞれのメリットはどういったところになるのでしょうか?

デビットカードとクレジットカードのメリットは?

デビットカードとクレジットカードの違いについて説明してきましたので、それぞれの特徴については理解できたのではないでしょうか。

最後はそれぞれのカードのメリットについてまとめていきたいと思います。

デビットカードのメリット

デビットカードのメリットをまとめると以下のようになります。

  • 後払いではないので、使いすぎる心配がない
  • 支払いがスムーズ
  • 審査がないので、口座があれば誰でも持つことができる
  • 早いうちから持つことができる
  • ポイントが貯まる

デビットカードのメリット性が強い理由を上から順にまとめました!

デビットカードのメリットとしては、クレジットカードと比較した時に使いすぎる心配がないということだと思います!

クレジットカードは保有者も多い中で、全てのカードホルダーが利用しているわけではありません。カードを利用していない人の多くが、「クレジットカードは使いすぎてしまう」という観点から利用しないユーザーも多くいます。

それが補えるのがデビットカードになりますので、この点は1番のメリットと言えるのではないでしょうか。それに付随して、2番目の支払いがスムーズにということや、5番目のポイントが貯まるということもメリットとして得られると思います。

また、クレジットカードとは違い、審査がなく高校生から持つことができるのも、デビットカードならではのメリットになっています。クレジットカードでは持てない層をデビットカードが補ってくれるので、支払いの利便性を向上したい時の選択肢として、電子マネーかデビットカードの2択になるかと思いますが、意外とチャージなどの手間を考えると電子マネーよりも、利便性は高いと言えそうです。

クレジットカードのメリット

対してクレジットカードのメリットは、以下のようになります。

  • ポイント還元率が高い
  • 特典が多い
  • 保険も充実しているカードもある
  • 支払いがスムーズ
  • 金額に応じて支払い方法が選べる

クレジットカードのメリットは、総称すると特典が多いということです!

1番目のポイントの還元率や2番目の特典(ラウンジサービスや入会特典、カード提示特典、ポイント倍特典など)また、3番目の保険など1枚のカードに集約した特典の多さが、保有するメリットになっています!

当然内容はクレジットカードによって、異なるため、全てのクレジットカードがそう言えるカードとも限りませんが、クレジットカードが本来持つ特性から言えば、間違いなく一言で言うと「特典」がメリットになるのではないでしょうか。

そのほか、クレジットカードの利便性という観点から、支払いがスムーズであること、支払い方法が多いこともユーザーとしては、使いやすくなっているため、クレジットカードのメリットになっています。

実際どちらがお得?

では実際、デビットカードとクレジットカードはどちらがお得なのでしょうか?

正解はありませんが、お得さで言えば間違いなくクレジットカードがお得になっていると思います!

やはりお得という観点で言うと、特典が多いクレジットカードでは、ポイントの還元や入会特典、保険など人気のカードであればあるほど、お得に利用できるようになっています。そういうカードを見てくると、デビットカードはまだまだ特典が少ないように感じられます。

ですが、あくまでこれまでの話で、国内でのデビットカードの流通は、近年大きく増加傾向にあり、反対にこれまでが利用者が少なかったということが、現状の結果に繋がっているとも言えます。

海外ではクレジットカードとデビットカードの発行枚数が変わらない国もある中で、日本では断然クレジットカードの方が多い傾向にありました。当然現段階で、それが入れ替わるとまでは言えないですが、利用者も近年増加していて、今後はますます増えることが予想されています。

そうなることで、デビットカードの特典もまた、充実した内容へと変わってくることも可能性としては大きいので、現段階では、クレジットカードの方がお得になってはいますが、今後のデビットカードにも注目していきたいところです!

以上が、デビットカードとクレジットカードのメリットについてになります。

デビットカードとクレジットカードのメリットとしては、

デビットカードのメリット

  • 後払いではないので、使いすぎる心配がない
  • 支払いがスムーズ
  • 審査がないので、口座があれば誰でも持つことができる
  • 早いうちから持つことができる
  • ポイントが貯まる

クレジットカードのメリット

  • ポイント還元率が高い
  • 特典が多い
  • 保険も充実しているカードもある
  • 支払いがスムーズ
  • 金額に応じて支払い方法が選べる

となっており、お得さで言うとクレジットカードの方が特典が充実していて、優位な状況ではあります。ただし、クレジットカードの使いすぎと言う観点を補ってくれるデビットカードは、利用者によっては、利便性の高いカードではありますし、今後さらに特典が増えていくことも予想されるので、特徴を理解した上で、しっかりと利用していきましょう。

まとめ

デビットカードとは、クレジットカードの後払いとは違い、銀行口座から直接引き落としされる支払い方法になります。

そのためクレジットカードと大きく異なるのは、

  • 支払い方法が1回のみ
  • 即座に口座から引き落とし
  • 審査がない

という点が異なります。クレジットカードの使いすぎに心配がある方は、審査も不要で申し込むことができるので、デビットカードの利用はそういった心配も解消できるカードとなっています。

総じて、デビットカードは、クレジットカードと異なる点はいくつかあるものの、クレジットカード同様に支払いはスムーズに行うことができ、ポイントも貯まるカードになります。

現状では、クレジットカードの方がポイントの還元率などの特典内容は充実しているものの、クレジットカードを使いたくない方には、持ってこいのカードになっています。電子マネーのようにチャージなどの手続きも不要なので、利便性も高いカードです。

ぜひデビットカードのことを理解して、活用してみてはいかがでしょうか。

クレカホルダー
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住宅メーカーの営業を経て、信販会社の営業歴は5年になります。
金融業界歴5年での営業経験から、クレジットカードを中心にカードローン、ポイント関連、デビットカードに精通した知識が豊富です。

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