冬は光熱費が高くなる季節!冬ならではの節約術とは?

11月に入り、気温がぐっと低くなってきました。そろそろ暖房が必要になる時期ですが、そうすると光熱費が気になる人も増えてくるのではないでしょうか。

実は、電気代・ガス代ともに一番費用がかさむのは夏よりも冬の時期なのです。電気代が一番高くなるのは1~2月、ガス代も同様に1~3月は通常の倍近い値段になるそうです。夏に使うクーラーも光熱費がかさむイメージがありますが、それよりも暖房を使う方が高くつくということです。

つまり、光熱費を節約するならば冬の対策が重要ということです。

暖房に頼りすぎず、部屋や身体を効率的に温める工夫をすることで、冬でも光熱費を節約することが可能です。冬ならではの節約対策を紹介していきますので、本格的に寒くなる前に準備をすすめてみてくださいね。

まずは暖房設備のメンテナンス

本格的な冬に入って暖房設備を使い始める前に、暖房器具のメンテナンスを行うようにしましょう。というのも、メンテナンスをしっかり行うことで暖房器具の効率がよくなり、光熱費の節約につながるのです。逆に言うと、メンテナンスをしっかりせずに使用することで、エネルギーの無駄遣いになってしまうこともありえます。

寒くなる前に、メンテナンスはすませておくようにしましょう。

エアコンのメンテナンス

室外機の周りには物を置かない

見落としがちですが、エアコンの室外機も電気代節約には重要です。室外機の周りや上部に、観葉植物やゴミを置いたりしていませんか?室外機の周りに物が置いてあると、熱効率が悪くなり電気代がかさんでしまうのです。今のうちに、室外の周りは片づけるようにしましょう。

また、雪の多い地域では室外機の周りをしっかり雪かきすることも大切です。室外機が雪で埋もれたり雪を吸い込んでしまわないように、防雪フードやネットで対策をとるようにしてください。

エアコンのフィルターはこまめに掃除!

エアコンを使うときは、定期的にフィルターの掃除をするようにしましょう。実は、エアコンのフィルターが汚れていると稼働能率が悪くなり、電気代が高くなってしまうのです。できれば、2週間に1回はフィルターの掃除をすることをおすすめします。

ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、掃除機をかけるついでにフィルターのほこりを吸い取るだけでOKです。節約のためにも、こまめな掃除を忘れないようにしましょう。

ファンヒーターのメンテナンス

フィルターはこまめに掃除する

まず、ファンヒーターの裏側を見てみましょう。空気の入口となる部分にフィルターがかけられているはずです。フィルターが取り外せる場合は、取り外してほこりを取り除いてください。取り外せない場合は、入口を掃除機で吸うだけで大丈夫です。エアコンと同様に、フィルターにごみが詰まることで稼働能率が悪くなってしまいます。フィルターの掃除は、こまめに行うようにしましょう。

効率的な部屋の温め方

暖房をつけるにしても、効率的にすばやく部屋を温めたほうが光熱費を節約することができますよね。空気の性質を理解して工夫をすれば、ただ暖房をつけるよりも早く、効率よく部屋が温めることができます。簡単な工夫ばかりなので、少しでも試してみてください。

部屋の湿度を高める

人は、湿度が高い方が体感温度が高くなるといわれています。暖房器具と併用して、加湿器を使うようにするといいでしょう。目安としては、湿度が50%前後になるように調節してください。加湿器がない場合、洗濯物や濡らしたタオルを干してもOKです。これだけでも、普通に暖房をつけるよりも、適切な湿度を保つことができます。

冬はただでさえ乾燥する季節なうえに、暖房を長時間つけていると部屋の湿度はどんどん下がってしまいます。部屋の湿度をあげることで、風邪予防にもつながりますよ。

部屋の空気を循環させる

温かい空気は上に登っていく性質がありますので、暖房を使っても天井付近だけが温まって、足元はなかなか温まりづらいのです。特にエアコンは天井付近に設置されているため、足元付近が温まりづらい傾向にあります。そのため、部屋の空気を循環させると、効率よく部屋全体を温めることができます。

サーキュレーターや扇風機を使って、温かい空気を分散させるようにしましょう。サーキュレーターや扇風機を部屋の上の方に向かって回すことで、部屋全体が温まり、エアコンの電気代の節約につながります。

外の冷気をシャットアウト

部屋を暖めるだけでなく、外からの冷気を防ぐことも重要です。

窓はガラス一枚で外の冷気を通しやすく、せっかく部屋を暖めて窓からどんどん熱が逃げていってしまいます。そこで、窓を断熱することがおすすめです。

簡単な方法としては、窓に断熱シートや断熱フィルムを張る方法があります。ホームセンターなどで売っていますので、手軽に手に入れることが可能です。断熱シートがない場合は梱包材として使われる「プチプチ」で代用することもできます。

また、夕方早めにカーテンを閉めたり、カーテンを厚手のものに変えるだけでも効果があります。窓を断熱することで、熱を逃がさないだけでなく、結露防止にもなりますよ。

下からの冷気を防ぐ

窓からの外気だけではなく、室内の熱効率にも要注意です。特に、床下や階下の部屋からの冷気をブロックしましょう。冷たい空気は下にたまりやすいため、床下や下の階の冷気で、せっかく温まった部屋が徐々に冷えてしまうのです。

下からの冷気対策には、カーペットや絨毯の下に断熱シートをいれることが効果的です。断熱シートがない場合は、段ボールを敷いてもいいでしょう。

また、ドアの下部から入ってくる隙間風には、「隙間風防止テープ」を貼るのがおすすめ。ある程度の隙間風を防ぐことができます。

電気やガスを使わず温まる方法

暖房器具を効率的使うことも大切ですが、暖房器具に頼らなくても身体を温める方法がたくさんあります。暖房器具を使わなければ、もちろんその分光熱費を節約することができます。

暖房器具だけに頼るのではなく、身体を温める工夫も試してみてください。

湯たんぽを使う

暖房費節約の代表格と言えば、湯たんぽですよね。昔ながらのアイテムのイメージが強いですが、最近では様々なタイプの湯たんぽが発売されています。金属タイプのものだけでなく、子供でも安心なシリコン素材のものやレンジで温めるものなど、使いやすいものが増えています。

湯たんぽは、寝るときに布団の足元に入れて使うことがおすすめです。足元を温めることで、身体全体が温まり、暖房をつけっぱなしにしなくても、朝までぐっすり眠ることができます。

注意点として、湯たんぽに直接触れ続けていると、低温やけどの可能性があります。使用するときはタオルでくるんで、長時間肌に触れさせないようにしてください。また、熱いお湯を使用するものですので、お子様のいるご家庭で使う場合は、取扱いに十分に注意してください。

足元は厚着する

前述した通り、温かい空気は上部にたまりやすい性質があります。暖房で部屋をあたためても、足元が冷たいと寒気を感じてしまい、身体が温まりません。暖房をつけた部屋にいると、身体は寒いのに、頭だけはぼーっとすることがありませんか?それは、頭だけが暖かい空気にさらされて、足元が温まっていないことが原因です。

暖房をつけていても、足元だけは温める工夫をするといいでしょう。重ね着したり、厚手の靴下を穿くだけでも効果的です。ブラケットや毛布をひざにかけるのもいいですね。

部屋が寒いと感じたら、上着をはおるよりも足元を先に温めるように意識してください。

食事で身体を温める

寒い冬に身体を温めるには、食事の内容も大切です。

身体をあたためるには、血行促進効果のある食材を摂るといいといわれています。代表的な食べ物がショウガです。他には、トウガラシやネギ、ニンニクなども有名ですね。また、大根や白菜、かぶなどの冬野菜も身体を温めてくれるといわれています。こう考えると、お鍋は冬に最適の食事であることがわかりますね。

逆に、夏野菜は身体を冷やしやすいと言われています。トマトやきゅうり、レタスなどがその代表です。

積極的に身体が温まる食べ物をとって、身体そのものを温めるようにしましょう。

ガス代節約!効率的なお湯の使い方

家庭のエネルギー消費の3割は給湯といわれています。冬は、夏よりもお湯を使う機会が増えるだけでなく、給湯器でお湯をわかすのにもガス代が高くつきやすい季節です。冷たい外気の影響で沸騰に時間がかかるだけでなく、すぐに冷めてしまうので、時間をあけて給湯すると再度沸かしなおす必要があるためです。

お湯を効率的に使う工夫をすることで、冬のガス代を節約することができます。

お湯は時間をあけずに使う

給湯器で一度お湯をわかしてから間をあけてしまうと、外気でお湯の温度が下がってしまい、何度も沸かしなおすことになってしまいます。お湯を使うときは、間隔をあけずにまとめて使うことで、ガス代を節約することが出来るのです。

特に、大量のお湯を使うお風呂のタイミングが重要です。家族がいる家庭では、時間をあけずにまとめてお風呂に入るようにしましょう。洗い物をするときも、このタイミングで一緒にすませてしまうことをおすすめします。

お風呂にはフタをする

お風呂に貯めたお湯が冷めないようにする工夫も大切です。追い炊きには多くの熱量を必要とするため、できるだけ回数を少なくすることで光熱費の節約になります。

そこで大切なのが、お風呂のフタを活用することです。フタをすることで保温され、お風呂の温度が下がりにくくなります。身体を洗っているときや、次の人が入るまでの間は、お風呂のフタをしめる習慣をつけましょう。最近では、より断熱効果の高いお風呂用断熱シートなども売られています。より節約効果を高めたい場合は、利用してみてください。

給湯器の設定温度を見直す

給湯器の温度は何度に設定されているでしょうか?冬はできるだけ温かいお湯を使いたくて、高温に設定していませんか?給湯器の温度は高く設定すればするほど、光熱費も高くなってしまいます。10℃の水を38℃にするより、42℃にするほうがよりエネルギーを使うので、当然と言えば当然ですよね。

冬場は42~43℃に設定している家庭が多いかと思いますが、できれば40度くらいまで下げることがおすすめです。

家電にも一工夫!暖房器具の使い方と選び方

使用する暖房器具によっても、当然かかる光熱費は異なってきます。節約を目指すなら、できるだけ光熱費のかからない暖房器具を使用するようにしましょう。

また、暖房器具の使い方も重要です。無駄遣いの少ない使い方をマスターして、これまでの使い方の見直しをはかってください。

エアコンの設定を見直そう

エアコン設定温度は、現在何度になっているでしょうか。付けるときに部屋の寒さから温度を高めに設定して、そのままにしていませんか?設定温度は高くすればするほど電気代がかさみます。エアコンの設定温度を1℃下げると、電気代を5%も削減できるといわれています。一度部屋が温まったら、温度は低めに設定しましょう。18~20℃くらいの温度が理想的です。

エアコンはつけっぱなしのほうがお得!

電気代を節約しようとして、エアコンをこまめに切っていませんか?少しでも電源をオフにした方が経済的と思われているかもしれませんが、実はそれ、逆効果です。何度もオンオフを繰り返すよりも、つけっぱなしにしておくほうが電気代をおさえることができます。

なぜかというと、一度電源をきってしまうとせっかく温まったエアコン内の空気が再度冷えてしまい、それをまた一から温めなおすのに多くの電力を必要とするからです。そのため、オンオフをこまめに繰り返すと、何度も温めなおしを行わなければならず、電気代がかさんでしまうのです。

一度部屋が温まったら、設定温度を低めにして、自動運転にしておくことがおすすめです。こうしたほうが、かえって電気代をおさえて部屋の温度を保つことができます。

ファンヒーターを使う場合は、窓側に設置

ファンヒーターを使っている方は、お部屋のどこに配置しているでしょうか?実は、ファンヒーターは窓のそばに置くことが正解です。

部屋を冷やす大きな要因となっているのは、窓から入ってくる外気です。窓のそばにファンヒーターを置いておくことで、部屋に入ってきた冷たい空気をそのまま温めて部屋に送ることができるので、効率よく部屋を暖めることができます。

これからファンヒーターを押し入れから出す人は、いつもの配置場所を見直してみてください。

冷蔵庫の設定温度を見直す

冷蔵庫の設定温度、一年中同じ温度にしていないでしょうか?寒い季節なら、設定温度を低くしても、十分に食材を冷やすことができます。冬になったら、冷蔵庫の設定を「弱」に切り替えましょう。

また、冷蔵庫は中のに物をつめこみすぎると冷やす力が弱まってしまいます。設定を弱にするときは、中に物を詰め込め過ぎないように気を付けてください。

電気代が安い暖房器具は?

使用する暖房器具によってもで、もちろん光熱費は変わってきます。どうしても、手軽なエアコンを使ってしまいますが、より省エネな家電を使用することで、光熱費をおさえることが可能です。

暖房器具の中で、最も電気代が安いといわれているのは、「こたつ」です。こたつは電気代がかからないだけでなく、足元をあたためてくれるので、身体が温まりやすいというメリットもあります。こたつというと、少し古風なイメージを持たれる人も多いかもしれませんが、最近ではデザイン性に優れたこたつも登場しています。節約したい人は、この冬にこたつの導入を検討してみてください。

また、電気毛布や電気カーペットも比較的光熱費がかからない暖房器具です。普段テーブルで過ごしており、こたつの導入は難しいという人は、電気毛布やカーペットで足もとをあたためることがおすすめです。

逆に、電気代の高い暖房器具としては、ファンヒーターがあげられます。ファンヒーターは熱量が多く、短時間でしっかり部屋を温められる分、使う電気の量も多くなります。とはいえ、寒い地域ではファンヒーターは欠かせない存在です。ファンヒーターで部屋全体を温めたら設定温度を低くし、電気毛布を併用して使うなどすると、効率的です。

どれかひとつの暖房器具に頼るのではなく、それぞれの特性を理解して賢く使うといいでしょう。

まとめ

冬の節約術について紹介してきました。

「節約」というとどうしても我慢のイメージがありますが、賢く工夫すれば寒さを我慢しなくても、部屋を温かく保ちながら節約することができます。空気の性質や暖房器具の特性を知ることで、効率よく部屋を温めることが可能です。

少し面倒くさく感じる人もいるかもしれませんが、今回紹介した節約術はどれも手軽にできるものばかりです。

節約は、頑張りすぎたり我慢することなく、手軽な部分から少しずつ始めることがおすすめです。この冬、どれか一つだけでもぜひ試してみてくださいね。

しょうじ ゆうこ
しょうじ ゆうこ
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1987年生まれ。転職、結婚、出産など、女性の人生の転機とキャリアを専門に扱うライターとして活動している。自身の経験をもとに、「豊かな人生を送るには、正しいお金の知識が不可欠」と考え、知識習得と啓蒙活動に励んでいる。「女性の人生の選択肢を広げる」ことがライフワーク。

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